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これからの道のり
ネモフィラを受け取る
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青い空の下一面に広がる青いネモフィラの花。彼女は黒い髪をなびかせながら、ほほ笑んでその中を歩いていく。
『きれいね』
彼女はそう言って足元の花を一輪摘み、彼に差し出した。彼はそれを受け取れずに立ち尽くしている。彼女はそんな彼に、ただ困ったように笑った。
あなたを許す、そんなネモフィラの花言葉を思い出す。彼女が彼を許しても、彼は自分の存在が許せなかった。
今世の白の魔女、シュネー。彼はとある狂った魔女が作り上げた魔法によって、人工的に造られた存在だ。
生まれ出たのは母の胎ではなく魔法陣の中。元となったのは一体の人間の死体と膨大な魔力。使われた魔力は異世界から召喚された一人の女性のもの。その女性は狂った魔女によって異世界から召喚され、帰る場所を失い自由を奪われ、人生を狂わされた。
彼は召喚されたばかりのころの、泣いて、わめいて、嘆いていた彼女の姿が忘れられなかった。いまでこそ、彼女は笑ってしあわせだと言う。それは彼と同じように造られた人間、彼よりも先に造られたから兄と呼んでいる、兄がそばにいるからだ。
兄は彼とは違って、ずっと彼女のそばにいた。どんなときでも彼女の味方となった。やがて二人は夫婦となり、しあわせそうに笑う彼女を見て彼はうれしく思い、同時に絶望した。同じ魔女から造られた存在でありながら、自分には彼女を笑わせることはできない、と。
彼は彼女の嘆きを思い出すたび自問した。自分は、一人の人生を壊してでも生まれるべき存在だったのかと。いつでも、彼の答えは否だった。
それでも、彼はこの世に生まれた。生まれてしまった。彼女が名付けた雪を意味する名前の通り、雪のように真っ白になれたらいいのに。何度そう思っても、どれほど身を白で包もうとも、生まれたときから自分は汚れていると、彼は自覚していた。
もう二度と彼女のような犠牲者が現れて欲しくない。彼はそんなきれいな言葉で罪悪感から目をそらし、ことごとく召喚の儀式を潰していった。けれど、魔女と呼ばれるほどの魔力と魔法の知識を得てもすべてがうまくいくわけではなかった。
あるとき、防げなかった召喚により、異世界から少女が喚ばれてしまった。泣いて、わめいて、嘆いている少女の姿に、彼女の姿が思い起こされた。
汚れた自分には、兄が彼女を笑わせたように、この少女を笑わせることはできないだろう。わかっていても、少女に笑ってほしかった。そう思った彼は少女を引き取り、世話をすることにした。
引き取った当初、少女はうつむいてばかりだった。涙を流して一日をぼんやりと過ごし、腹がすけば食べ物を口から入れて、またぼんやりとする。数日たつと怒りや憎しみの念が強くなったのか、すべてをにらみつけるようになった。けれどもまた数日するとぼんやりとするようになる。
彼は少女の姿が痛ましくて、外へ連れ出した。街を歩いているうちに現実を理解したのか、少女は涙を流した。
そんな日々が数ヶ月続くと、少女は少し笑うようになる。しあわせそうな笑顔からはほど遠いが、笑ったことに彼はほっとした。
笑うようになってから、少女は少しずつ生気を取りもどしていった。次第に彼にも心を開いていく。心を開いたというよりは、頼れる者が彼しかいないから、縋るしかなかったのだろう。
彼が少女にこの世界で生きるための知識を教えると、少女は働きたいと言い出した。彼は気にしなくていいと言ったが、働かざる者食うべからずだと少女は言った。彼はいつだったか、彼女も同じことを言っていたことを思い出した。彼は少女に治癒魔法を教え、治療師として働いてもらうことにした。
働き出すと、少女は見る見る間に元気になっていく。少女は初めからなにもかもがうまくいくわけではなく、力及ばず助けられずに亡くした人に涙したことも、恐ろしい呪いを受けた騎士におびえて後悔したこともあった。
やがて、少女はこの世界で生きていくことを受け入れ始める。人と関わることで、この世界での自分の存在を認められるようになったのだろう。
笑って、怒って、泣いて、少女はこの世界で生きて、成長していった。彼は自分を師だと言って笑う少女と過ごす時間が心地良かった。やがて少女は一人の女性へと成長し、愛し合える相手を見つけた。
娘はいま、その相手の前で、しあわせそうに笑っている。
「師匠、はい、お土産」
ニーナは笑顔で一輪の青い花を彼に差し出す。見間違えようのない青いネモフィラを前に、スノーは目をしばたかせた。
「休みの日にわざわざ診療所にきて、なにをするのかと思えば」
「フェリクスと出かけた先で見つけたから、摘んできたの。師匠の顔が思い浮かんで。ね」
ニーナは隣に寄り添う、彼女の夫であるフェリクスにほほ笑みかけて同意を求める。フェリクスは同じようにほほ笑んでうなずいた。
フェリクスは数年前、魔物の怨嗟の呪いを受けて診療所に運び込まれた騎士だ。その時点で半死半生、呪いを解いたものの命の灯火は消えようとしていたが、ニーナの献身的な治療により九死に一生を得た。そのニーナにほれ込み、二度と立ち上がることすらできないような後遺症をも超えて、こうして彼女の夫の座を見事得た男だ。
スノーは魔女の魔法をもってその機会を与えたが、回復できるかどうかは本人次第だった。まさに執念とも言えるほどの、ニーナへの想いだ。
「ぜひ受け取ってください。お義父さん」
「……きみ、楽しんでいるねえ」
「はい」
スノーは否定することなくいたずらっぽく笑うフェリクスに苦笑いする。二人そろってしあわせそうだとスノーは笑った。
(お義父さん、ね)
スノーは一度も子を持ったことはなく、子を想う親がいた記憶もない。けれどもこの想いがそれに近いものだと思う。
己の境遇に嘆いていた少女を保護し、そばに置いているうちに大切な存在になった。自分を師匠と呼んで笑うニーナを、スノーは愛しく思っている。多くの知識を与え、魔法を教え、交友関係に口を出す気はなかったがひどい輩は排除したりと、とても気にかけていた。
(泣いてばかりだった少女は、……しあわせそうだ)
ニーナは、フェリクスの隣でほほ笑んでいる。スノーはそれをうれしく思い、同時に安心した。その笑顔がいつまでも続くことを、スノーは祈っている。
(私が、私としてこの世に存在したことに意味はあった)
そう思えたのは、ニーナが笑っているからだろう。彼に救われたというニーナに、スノーは救われた。
「師匠?」
一向に花を受け取ろうとしないスノーを不思議に思ってか、ニーナは首をかしげた。青い花は純粋に彼への贈り物として摘んできたのだろう。
(この花を選ぶのは、魔法使いとしての感覚かな)
ニーナから贈られた手紙をスノーは何度も読んだ。そこに描かれていた花も、この青い花だった
シュネーにとって、特別な花。いまのニーナと同じように、彼にこの花を差し出した人がいた。そのときは、受け取ることができなかった。
「……よく、見つけたね」
「ふふ。フェリクスと一緒にがんばったからね」
差し出されたネモフィラの花を、スノーはじっと見つめる。出かけた先で見つけたと言ったが、彼らはどこへいったのか。
(はてさて、これはついでだったのか、目的だったのか)
それを問うのは無粋だ。スノーはそっと、その花に手を伸ばす。
「……いただくよ」
青い空の下、一面に広がる青いネモフィラの花を彼は思い出す。そこに佇む彼女は、彼にその花を一輪差し出した。あのとき受け取れなかったその花を、ニーナは彼に届けてくれたようだ。
「ありがとう、ニーナ」
シュネーはようやく、花を受け取れた。
『きれいね』
彼女はそう言って足元の花を一輪摘み、彼に差し出した。彼はそれを受け取れずに立ち尽くしている。彼女はそんな彼に、ただ困ったように笑った。
あなたを許す、そんなネモフィラの花言葉を思い出す。彼女が彼を許しても、彼は自分の存在が許せなかった。
今世の白の魔女、シュネー。彼はとある狂った魔女が作り上げた魔法によって、人工的に造られた存在だ。
生まれ出たのは母の胎ではなく魔法陣の中。元となったのは一体の人間の死体と膨大な魔力。使われた魔力は異世界から召喚された一人の女性のもの。その女性は狂った魔女によって異世界から召喚され、帰る場所を失い自由を奪われ、人生を狂わされた。
彼は召喚されたばかりのころの、泣いて、わめいて、嘆いていた彼女の姿が忘れられなかった。いまでこそ、彼女は笑ってしあわせだと言う。それは彼と同じように造られた人間、彼よりも先に造られたから兄と呼んでいる、兄がそばにいるからだ。
兄は彼とは違って、ずっと彼女のそばにいた。どんなときでも彼女の味方となった。やがて二人は夫婦となり、しあわせそうに笑う彼女を見て彼はうれしく思い、同時に絶望した。同じ魔女から造られた存在でありながら、自分には彼女を笑わせることはできない、と。
彼は彼女の嘆きを思い出すたび自問した。自分は、一人の人生を壊してでも生まれるべき存在だったのかと。いつでも、彼の答えは否だった。
それでも、彼はこの世に生まれた。生まれてしまった。彼女が名付けた雪を意味する名前の通り、雪のように真っ白になれたらいいのに。何度そう思っても、どれほど身を白で包もうとも、生まれたときから自分は汚れていると、彼は自覚していた。
もう二度と彼女のような犠牲者が現れて欲しくない。彼はそんなきれいな言葉で罪悪感から目をそらし、ことごとく召喚の儀式を潰していった。けれど、魔女と呼ばれるほどの魔力と魔法の知識を得てもすべてがうまくいくわけではなかった。
あるとき、防げなかった召喚により、異世界から少女が喚ばれてしまった。泣いて、わめいて、嘆いている少女の姿に、彼女の姿が思い起こされた。
汚れた自分には、兄が彼女を笑わせたように、この少女を笑わせることはできないだろう。わかっていても、少女に笑ってほしかった。そう思った彼は少女を引き取り、世話をすることにした。
引き取った当初、少女はうつむいてばかりだった。涙を流して一日をぼんやりと過ごし、腹がすけば食べ物を口から入れて、またぼんやりとする。数日たつと怒りや憎しみの念が強くなったのか、すべてをにらみつけるようになった。けれどもまた数日するとぼんやりとするようになる。
彼は少女の姿が痛ましくて、外へ連れ出した。街を歩いているうちに現実を理解したのか、少女は涙を流した。
そんな日々が数ヶ月続くと、少女は少し笑うようになる。しあわせそうな笑顔からはほど遠いが、笑ったことに彼はほっとした。
笑うようになってから、少女は少しずつ生気を取りもどしていった。次第に彼にも心を開いていく。心を開いたというよりは、頼れる者が彼しかいないから、縋るしかなかったのだろう。
彼が少女にこの世界で生きるための知識を教えると、少女は働きたいと言い出した。彼は気にしなくていいと言ったが、働かざる者食うべからずだと少女は言った。彼はいつだったか、彼女も同じことを言っていたことを思い出した。彼は少女に治癒魔法を教え、治療師として働いてもらうことにした。
働き出すと、少女は見る見る間に元気になっていく。少女は初めからなにもかもがうまくいくわけではなく、力及ばず助けられずに亡くした人に涙したことも、恐ろしい呪いを受けた騎士におびえて後悔したこともあった。
やがて、少女はこの世界で生きていくことを受け入れ始める。人と関わることで、この世界での自分の存在を認められるようになったのだろう。
笑って、怒って、泣いて、少女はこの世界で生きて、成長していった。彼は自分を師だと言って笑う少女と過ごす時間が心地良かった。やがて少女は一人の女性へと成長し、愛し合える相手を見つけた。
娘はいま、その相手の前で、しあわせそうに笑っている。
「師匠、はい、お土産」
ニーナは笑顔で一輪の青い花を彼に差し出す。見間違えようのない青いネモフィラを前に、スノーは目をしばたかせた。
「休みの日にわざわざ診療所にきて、なにをするのかと思えば」
「フェリクスと出かけた先で見つけたから、摘んできたの。師匠の顔が思い浮かんで。ね」
ニーナは隣に寄り添う、彼女の夫であるフェリクスにほほ笑みかけて同意を求める。フェリクスは同じようにほほ笑んでうなずいた。
フェリクスは数年前、魔物の怨嗟の呪いを受けて診療所に運び込まれた騎士だ。その時点で半死半生、呪いを解いたものの命の灯火は消えようとしていたが、ニーナの献身的な治療により九死に一生を得た。そのニーナにほれ込み、二度と立ち上がることすらできないような後遺症をも超えて、こうして彼女の夫の座を見事得た男だ。
スノーは魔女の魔法をもってその機会を与えたが、回復できるかどうかは本人次第だった。まさに執念とも言えるほどの、ニーナへの想いだ。
「ぜひ受け取ってください。お義父さん」
「……きみ、楽しんでいるねえ」
「はい」
スノーは否定することなくいたずらっぽく笑うフェリクスに苦笑いする。二人そろってしあわせそうだとスノーは笑った。
(お義父さん、ね)
スノーは一度も子を持ったことはなく、子を想う親がいた記憶もない。けれどもこの想いがそれに近いものだと思う。
己の境遇に嘆いていた少女を保護し、そばに置いているうちに大切な存在になった。自分を師匠と呼んで笑うニーナを、スノーは愛しく思っている。多くの知識を与え、魔法を教え、交友関係に口を出す気はなかったがひどい輩は排除したりと、とても気にかけていた。
(泣いてばかりだった少女は、……しあわせそうだ)
ニーナは、フェリクスの隣でほほ笑んでいる。スノーはそれをうれしく思い、同時に安心した。その笑顔がいつまでも続くことを、スノーは祈っている。
(私が、私としてこの世に存在したことに意味はあった)
そう思えたのは、ニーナが笑っているからだろう。彼に救われたというニーナに、スノーは救われた。
「師匠?」
一向に花を受け取ろうとしないスノーを不思議に思ってか、ニーナは首をかしげた。青い花は純粋に彼への贈り物として摘んできたのだろう。
(この花を選ぶのは、魔法使いとしての感覚かな)
ニーナから贈られた手紙をスノーは何度も読んだ。そこに描かれていた花も、この青い花だった
シュネーにとって、特別な花。いまのニーナと同じように、彼にこの花を差し出した人がいた。そのときは、受け取ることができなかった。
「……よく、見つけたね」
「ふふ。フェリクスと一緒にがんばったからね」
差し出されたネモフィラの花を、スノーはじっと見つめる。出かけた先で見つけたと言ったが、彼らはどこへいったのか。
(はてさて、これはついでだったのか、目的だったのか)
それを問うのは無粋だ。スノーはそっと、その花に手を伸ばす。
「……いただくよ」
青い空の下、一面に広がる青いネモフィラの花を彼は思い出す。そこに佇む彼女は、彼にその花を一輪差し出した。あのとき受け取れなかったその花を、ニーナは彼に届けてくれたようだ。
「ありがとう、ニーナ」
シュネーはようやく、花を受け取れた。
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ありがとうございます!
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わーいwww新婚さんだ~(///∇///)
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