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第七話『 愛 』 - 03 /05
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「別にアンチに攻撃されたわけでもなさそうだし、呟いてなくても宮下君とは普通にやりとりしてるし。――う~ん、理由はよくわからないけど、なんか定期的に更新してたブログとかも全然更新してないみたい」
碧海はそう言いながら恵夢からパソコンの操作を引き継ぎ、野崎のアカウントのプロフィールページにあるサイトアドレスをクリックした。
すると、野崎が運営していたらしいブログのトップページが表示された。
現在は8月に入ったばかりだが、毎日更新していたらしいそのブログは7月の上旬頃のものを最後に、新しい投稿はされていないようだった。
「あとほら、こっちも」
そう言って碧海はまた別のサイトアドレスをクリックする。
すると今度は、恵夢もよく知っている有名な動画投稿サイトが表示された。
そこですぐに表示されたのは、野崎のアカウントのプロフィールページだ。
「…………」
「まったく。宮下君は大丈夫そうだったけど、この野崎ってやつバカ? SNSだけじゃなくてこっちにも住所書いてるじゃん。危機感ゼロとかいうレベルじゃないでしょ――って、どうしたの? さっきから黙っちゃって」
「いや――なぁ碧海、ちょっとこいつの投稿動画んトコ開いてくれ」
「え、いいけど……ん~と、――はい! 開いた! でもなんか怖そうだから俺見~ない!――見終わったら言って。あ、あと再生はしないでね」
「わかったよ――ってそうして待つのかよ」
「だって動くのめんどくさいもん」
碧海は恵夢に言われた通りに野崎の投稿動画一覧を表示させると、デスクチェアをぐるっと反転させた。
そして、ぎゅっとしがみつくようにして恵夢の腹に顔を押し付ける。
「はあ、まぁいいけど……無駄に操作しにくいわ……」
「しんない」
碧海は断固としてその状態から姿勢を変える気はないらしい。
交渉の余地はないと判断した恵夢は溜め息を吐き、画面に表示された動画一覧に目を通し始める。
そして言った。
「――やっぱりか……」
「どぉしたのぉ~」
「そこで喋んなって、くすぐったいっしょ」
「んん~しんないしんないしんない~~~あ~~~」
「お前な……俺は扇風機じゃありませんヨ」
恵夢の指摘を受けた碧海は、恵夢の腹に口を顔を押し付けるようにし、わざと腹に響かせるようにそう言った。
恵夢はそれに文句を言いつつ、画面上に表示されたとある動画のトップ画像を改めて見た。
そのトップ画像のメインを飾っているのは古めかしい祠だ。
祠の周囲は自然に覆われている。
そしてそこには、その祠の画に被るような形で――めちゃくちゃヤバイ!呪われた祠!――という赤い太文字が入れられている。
恵夢が二度と見たくないと思っていたそれは、再び恵夢の不快指数を上昇させてゆく。
このまま見ていると野崎の今の居場所を特定し、そのまま殴り込みに行かなければ気が済まなくなってしまう。
恵夢は冷静になる為に一つ深呼吸をして、野崎のプロフィールページに戻った。
すると恵夢は、そこで気になる一文を見つけた。
「あ? "事故物件情報募集"――ってこいつ、オカルトマニアどころか事故物件マニアなのかよ」
「あぁ~ハイハイいるよねいるよねぇ~そういう奴。――あ、もしかして~もう死んでるんじゃない?」
「縁起でもねぇなおい」
「え~だってさぁ、ホラ、見てよこの活動歴」
その野崎の動画を視聴しないと判断したのか、碧海は恵夢の腹から離れ、再び画面に向かう。そして、恵夢が見てプロフィールページの下部を表示する。
するとそこには、これまで野崎が実際に住んだらしい事故物件の住所が全て記載されていた。
どうやら野崎は、各事故物件を転々としながら、本当にそこで心霊現象が起こるのか、という検証も活動の一環として行っていたようだった。
改めて動画一覧やブログを見てみれば、その事故物件でわざと降霊術を行ったり、心霊現象が起きやすい状況を作り出したりなどをして検証を行った様子が、動画や記事として大量に投稿されていた。
「こりゃあ確かに死亡説もあり得るかもな……」
「でしょ~――あ、で、これが最後に住んだ場所でしょ」
「だな――ってここらへんじゃねぇか」
「え!? うわほんとだぁ~……こんなDQNと住んでる地域一緒とかヤだなぁ~――てかさ、やっぱ絶対死んでるでしょ」
「なんでだ?」
「だってこの物件、すっごいヤバイって裏の掲示板で話題だもん。――しかもこないだなんて、最近ここに住んでた人が行方不明になったって話だし」
「ん、てことは、それが野崎――とか?」
「ん~、いや、それは違うと思う」
「どうしてそう思うんだ?」
「え、だって――自殺とか行方不明って情報が出た後も、こいつその家のコト投稿してるもん。だから多分、その行方不明って、こいつの同居人とかだったんじゃない?」
「は?――ならコイツ、同居人が行方不明になってんのに、平然と活動続けてたってのか?」
「じゃない?――ね、だからDQNって言ったでしょ。――どうせ同居人の行方不明ネタをサイトに流したのもコイツだよ。――じゃなきゃ、住んでる人間居るのに事故物件の情報が更新されるわけないし」
「は、とんだクソ野郎だな――まぁいいわ。――とりあえず外側からでも部屋の様子見してみっかな」
恵夢はそう言うと、様々な履歴削除作業を行っているらしい碧海の頭を撫でる。
すると、碧海は不思議そうな顔をして顔を上げるので、恵夢は微笑んで言った。
「悪かったな、時間使わせて」
「ん~それは別にいいよぉ~イケメンに頼られるのとぉ抱かれるのがオレの最高の栄養だからねぇ~」
碧海はそう言うと、満足げに恵夢の手にすり寄るようにする。
恵夢は、碧海が度々こういった行動をとるたびにまるで猫だなと思う。
「じゃ、これからもこのカオとお前の性癖に感謝して生きるわ」
「アハハ、そうしなよ。――今日はもう行くの?」
「あぁ。この後は 綺刀んトコ行って報告だ」
「そっかぁ、――あ、じゃあ、今日のご褒美置いてって」
「シュークリーム俺の分まで食っといてご褒美って」
「ソレとコレとは別腹ぁ~」
「へいへい」
碧海はデスクチェアに座ったまま首を仰け反らせ、立っている恵夢を見上げるようにして目を閉じる。
恵夢はそれに応えるように碧海の首筋に手を添え、彼に口づける。
そしてそのまま碧海の頸動脈あたりを締めるように緩く押す。
すると碧海はそれに善がるような吐息を漏らす。
そんな様子を受け、恵夢はその状態のまま更に深く口づけ、碧海の口内を音を立てて乱してやる。
そんな状況に、碧海は生理的な反射で酸素を求めながらも快楽を得ているらしく、吐息交じりの甘い声を漏らし始める。
「ぅん……んン……は……ぁ」
そして、そんな彼の声が徐々に嬌声らしくなってきた頃、碧海が一度大きく体を跳ねさせた。
「――――ンッ……ん……」
恵夢は、その果ての余韻を味わっているらしい彼の唇を、今一度深く食むようにしてから、絡め取っていた碧海を舌をゆっくりと解放してやる。
すると、その蕩けた表情のまま己の熱を布越しにさすりあげた碧海が言った。
「――はあぁ~脳ミソとろけるぅ~……」
「キスで空イキできるのはほんと才能だと思うわ」
「ふふふ、酸欠と恵夢のベロチューセット最高だからねぇ~。――そうだ、せっかくだしぃ今日綺刀クンにもやってあげなよぉ~クラクラきてる時に気持ちいキスされるのクセになるよ。――あ、それかやってもらえば?」
「――なるほど。突っ込まれるのはお断りだけどキスならどっちも捨てがたいな」
「恵夢、騎乗位好きだもんね」
「それ関係あんのかよ」
「あるよぉ~、多分抱きたい相手に突っ込まれんのはムリでもぉキスされるのは好きって人は、ネコ側が興奮してる姿見るの好きなはずだしぃ。それならきっと騎乗位も好きでしょ~?」
「なるほどなぁ」
「アハハッ――恵夢ってさぁ、ガチめに頭イイのにエロい事好き過ぎてぇ、ただのアホに見えるのめっちゃ面白いよね」
「だろ? このイケメンの愛らしいギャップは萌えずにはいられねぇよな」
自分でそう言いきるところがまた恵夢の残念な部分であるのだが、それでも男女問わず人気があるのは、なんだかんだその世話焼きな性格と頼れる人柄のせいなのかもしれない。
自分に笑いかける恵夢を見ながら、碧海はそう考える。
「あ、そうだ! 今度来る時はなんか夏っぽいデザート買ってきてよ」
「ん、わかった。――そんじゃ、行くわ」
「はぁい、ばいば~い」
「――またな」
椅子ごと画面の方を向いたまま、手だけを振った碧海に今一度返事をし、恵夢はそのまま碧海の家を後にした。そしてその足で、綺刀の自宅へと向かう。
碧海はそう言いながら恵夢からパソコンの操作を引き継ぎ、野崎のアカウントのプロフィールページにあるサイトアドレスをクリックした。
すると、野崎が運営していたらしいブログのトップページが表示された。
現在は8月に入ったばかりだが、毎日更新していたらしいそのブログは7月の上旬頃のものを最後に、新しい投稿はされていないようだった。
「あとほら、こっちも」
そう言って碧海はまた別のサイトアドレスをクリックする。
すると今度は、恵夢もよく知っている有名な動画投稿サイトが表示された。
そこですぐに表示されたのは、野崎のアカウントのプロフィールページだ。
「…………」
「まったく。宮下君は大丈夫そうだったけど、この野崎ってやつバカ? SNSだけじゃなくてこっちにも住所書いてるじゃん。危機感ゼロとかいうレベルじゃないでしょ――って、どうしたの? さっきから黙っちゃって」
「いや――なぁ碧海、ちょっとこいつの投稿動画んトコ開いてくれ」
「え、いいけど……ん~と、――はい! 開いた! でもなんか怖そうだから俺見~ない!――見終わったら言って。あ、あと再生はしないでね」
「わかったよ――ってそうして待つのかよ」
「だって動くのめんどくさいもん」
碧海は恵夢に言われた通りに野崎の投稿動画一覧を表示させると、デスクチェアをぐるっと反転させた。
そして、ぎゅっとしがみつくようにして恵夢の腹に顔を押し付ける。
「はあ、まぁいいけど……無駄に操作しにくいわ……」
「しんない」
碧海は断固としてその状態から姿勢を変える気はないらしい。
交渉の余地はないと判断した恵夢は溜め息を吐き、画面に表示された動画一覧に目を通し始める。
そして言った。
「――やっぱりか……」
「どぉしたのぉ~」
「そこで喋んなって、くすぐったいっしょ」
「んん~しんないしんないしんない~~~あ~~~」
「お前な……俺は扇風機じゃありませんヨ」
恵夢の指摘を受けた碧海は、恵夢の腹に口を顔を押し付けるようにし、わざと腹に響かせるようにそう言った。
恵夢はそれに文句を言いつつ、画面上に表示されたとある動画のトップ画像を改めて見た。
そのトップ画像のメインを飾っているのは古めかしい祠だ。
祠の周囲は自然に覆われている。
そしてそこには、その祠の画に被るような形で――めちゃくちゃヤバイ!呪われた祠!――という赤い太文字が入れられている。
恵夢が二度と見たくないと思っていたそれは、再び恵夢の不快指数を上昇させてゆく。
このまま見ていると野崎の今の居場所を特定し、そのまま殴り込みに行かなければ気が済まなくなってしまう。
恵夢は冷静になる為に一つ深呼吸をして、野崎のプロフィールページに戻った。
すると恵夢は、そこで気になる一文を見つけた。
「あ? "事故物件情報募集"――ってこいつ、オカルトマニアどころか事故物件マニアなのかよ」
「あぁ~ハイハイいるよねいるよねぇ~そういう奴。――あ、もしかして~もう死んでるんじゃない?」
「縁起でもねぇなおい」
「え~だってさぁ、ホラ、見てよこの活動歴」
その野崎の動画を視聴しないと判断したのか、碧海は恵夢の腹から離れ、再び画面に向かう。そして、恵夢が見てプロフィールページの下部を表示する。
するとそこには、これまで野崎が実際に住んだらしい事故物件の住所が全て記載されていた。
どうやら野崎は、各事故物件を転々としながら、本当にそこで心霊現象が起こるのか、という検証も活動の一環として行っていたようだった。
改めて動画一覧やブログを見てみれば、その事故物件でわざと降霊術を行ったり、心霊現象が起きやすい状況を作り出したりなどをして検証を行った様子が、動画や記事として大量に投稿されていた。
「こりゃあ確かに死亡説もあり得るかもな……」
「でしょ~――あ、で、これが最後に住んだ場所でしょ」
「だな――ってここらへんじゃねぇか」
「え!? うわほんとだぁ~……こんなDQNと住んでる地域一緒とかヤだなぁ~――てかさ、やっぱ絶対死んでるでしょ」
「なんでだ?」
「だってこの物件、すっごいヤバイって裏の掲示板で話題だもん。――しかもこないだなんて、最近ここに住んでた人が行方不明になったって話だし」
「ん、てことは、それが野崎――とか?」
「ん~、いや、それは違うと思う」
「どうしてそう思うんだ?」
「え、だって――自殺とか行方不明って情報が出た後も、こいつその家のコト投稿してるもん。だから多分、その行方不明って、こいつの同居人とかだったんじゃない?」
「は?――ならコイツ、同居人が行方不明になってんのに、平然と活動続けてたってのか?」
「じゃない?――ね、だからDQNって言ったでしょ。――どうせ同居人の行方不明ネタをサイトに流したのもコイツだよ。――じゃなきゃ、住んでる人間居るのに事故物件の情報が更新されるわけないし」
「は、とんだクソ野郎だな――まぁいいわ。――とりあえず外側からでも部屋の様子見してみっかな」
恵夢はそう言うと、様々な履歴削除作業を行っているらしい碧海の頭を撫でる。
すると、碧海は不思議そうな顔をして顔を上げるので、恵夢は微笑んで言った。
「悪かったな、時間使わせて」
「ん~それは別にいいよぉ~イケメンに頼られるのとぉ抱かれるのがオレの最高の栄養だからねぇ~」
碧海はそう言うと、満足げに恵夢の手にすり寄るようにする。
恵夢は、碧海が度々こういった行動をとるたびにまるで猫だなと思う。
「じゃ、これからもこのカオとお前の性癖に感謝して生きるわ」
「アハハ、そうしなよ。――今日はもう行くの?」
「あぁ。この後は 綺刀んトコ行って報告だ」
「そっかぁ、――あ、じゃあ、今日のご褒美置いてって」
「シュークリーム俺の分まで食っといてご褒美って」
「ソレとコレとは別腹ぁ~」
「へいへい」
碧海はデスクチェアに座ったまま首を仰け反らせ、立っている恵夢を見上げるようにして目を閉じる。
恵夢はそれに応えるように碧海の首筋に手を添え、彼に口づける。
そしてそのまま碧海の頸動脈あたりを締めるように緩く押す。
すると碧海はそれに善がるような吐息を漏らす。
そんな様子を受け、恵夢はその状態のまま更に深く口づけ、碧海の口内を音を立てて乱してやる。
そんな状況に、碧海は生理的な反射で酸素を求めながらも快楽を得ているらしく、吐息交じりの甘い声を漏らし始める。
「ぅん……んン……は……ぁ」
そして、そんな彼の声が徐々に嬌声らしくなってきた頃、碧海が一度大きく体を跳ねさせた。
「――――ンッ……ん……」
恵夢は、その果ての余韻を味わっているらしい彼の唇を、今一度深く食むようにしてから、絡め取っていた碧海を舌をゆっくりと解放してやる。
すると、その蕩けた表情のまま己の熱を布越しにさすりあげた碧海が言った。
「――はあぁ~脳ミソとろけるぅ~……」
「キスで空イキできるのはほんと才能だと思うわ」
「ふふふ、酸欠と恵夢のベロチューセット最高だからねぇ~。――そうだ、せっかくだしぃ今日綺刀クンにもやってあげなよぉ~クラクラきてる時に気持ちいキスされるのクセになるよ。――あ、それかやってもらえば?」
「――なるほど。突っ込まれるのはお断りだけどキスならどっちも捨てがたいな」
「恵夢、騎乗位好きだもんね」
「それ関係あんのかよ」
「あるよぉ~、多分抱きたい相手に突っ込まれんのはムリでもぉキスされるのは好きって人は、ネコ側が興奮してる姿見るの好きなはずだしぃ。それならきっと騎乗位も好きでしょ~?」
「なるほどなぁ」
「アハハッ――恵夢ってさぁ、ガチめに頭イイのにエロい事好き過ぎてぇ、ただのアホに見えるのめっちゃ面白いよね」
「だろ? このイケメンの愛らしいギャップは萌えずにはいられねぇよな」
自分でそう言いきるところがまた恵夢の残念な部分であるのだが、それでも男女問わず人気があるのは、なんだかんだその世話焼きな性格と頼れる人柄のせいなのかもしれない。
自分に笑いかける恵夢を見ながら、碧海はそう考える。
「あ、そうだ! 今度来る時はなんか夏っぽいデザート買ってきてよ」
「ん、わかった。――そんじゃ、行くわ」
「はぁい、ばいば~い」
「――またな」
椅子ごと画面の方を向いたまま、手だけを振った碧海に今一度返事をし、恵夢はそのまま碧海の家を後にした。そしてその足で、綺刀の自宅へと向かう。
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