取れない車
その車に放置駐車違反の確認標章を貼った駐車監視員はその場で死んでしまう。そんな都市伝説があった。
新米駐車監視員の英子は秋葉原の路上で呪いの車と遭遇する。
果たして呪いは本当なのか?
新米駐車監視員の英子は秋葉原の路上で呪いの車と遭遇する。
果たして呪いは本当なのか?
目次
感想
あなたにおすすめの小説
月噴水(ムーン・ファンテン)
津嶋朋靖(つしまともやす)
SF
二十一世紀半ば頃。月には、天然の溶岩洞窟を利用した国際基地が建設されていた。ある日、月基地に使っていた洞窟の壁の一部が崩れ、新しい洞窟が見つかる。さっそく、新洞窟に探査ロボットが送り込まれた。洞窟内部の様子は取り立てて変わった事はなかった。ただ、ほんの一瞬だけロボットのカメラは、何か動く物体をとらえる。新洞窟の中に何かがいる。そんな噂が基地中に蔓延した。
(この物語は『時空穿孔船《リゲタネル》』の半世紀前を舞台にしてします)
宇宙桜
津嶋朋靖(つしまともやす)
ライト文芸
頭山 正は、髭をそっている時に頭頂部に妙な物体があることに気が付く。
それは小さな木だった。
医者に行ってみるが、医者の頭には正よりも大きな木が生えていたのだ。
究極防御兵器 津嶋朋靖短編集(SF編)
津嶋朋靖(つしまともやす)
SF
「究極防御兵器」核兵器を無効化する装置が開発され、日本中に配備された。
核の恐怖から解放されたと思われた日本に核ミサイルが発射される。
早速、装置を稼働させてみたが思わぬ事態が……
「氷河期」氷河期が突然訪れた。なんの準備もできないまま。そんな時に、科学者エス氏が画期的な装置を持って首相官邸を訪れる……星新一風に書いてみました。
「懐いてしまった」地球を巨大隕石から守るという目的でМDS(隕石防御システム)が作られた未来世界。ある日、地球衝突コースに乗った小惑星を発見。レーザー衛星の要員に迎撃命令が下った。レーザー攻撃により小惑星の軌道は衝突コースから逸れて、地球は救われたかに見えた。だが……
霊能者のお仕事
津嶋朋靖(つしまともやす)
キャラ文芸
霊能者の仕事は、何も除霊ばかりではない。
最近では死者の霊を呼び出して、生前にネット上で使っていたパスワードを聞き出すなどの地味な仕事が多い。
そういう仕事は、霊能者協会を通じて登録霊能者のところへ割り振られている。
高校生霊能者の社(やしろ) 優樹(まさき)のところに今回来た仕事は、植物状態になっている爺さんの生霊を呼び出して、証券会社のログインパスワードを聞き出す事だった。
簡単な仕事のように思えたが、爺さんはなかなかパスワードを教えてくれない。どうやら、前日に別の霊能者が来て、爺さんを怒らせるようなことをしてしまったらしい。
優樹は、爺さんをなんとか宥めてようとするのだが……
人身事故
津嶋朋靖(つしまともやす)
ホラー
俺が乗っていた電車が人身事故で止まってしまった。足止めを食らった駅で、電車の先頭を見に行くと、事故犠牲者の肉片が連結器に残っている。
それをスマホで撮影した俺は、足止めを食らった腹いせに『なんちゅうことさらすんじゃ! わしゃ急いでるんじゃぞ! 自殺するなら余所で死ねや! ボケ!』とツイッターに投稿した。
ところがしばらくすると、俺のツイッターに……
『ボケとは失礼な。私は自殺などしていません。踏切の途中で、車椅子が立ち往生してしまったのです』
まるで犠牲者本人みたいな返信があった。
どうせ誰かのイタズラだろうと思っていたのだが……
ナノ魔人
津嶋朋靖(つしまともやす)
ファンタジー
壺の中から煙とともに幼女が出てきた。
幼女はナノ魔人だと名乗り、封印を解いてくれた礼に願いを叶えてやると言うが……
「ナノマシン」と書こうとして「ナノ魔人」と誤変換してしまった。せっかくだから「ナノ魔人」というタイトルで書いてみました。
時空穿孔船《リゲタネル》
津嶋朋靖(つしまともやす)
SF
二十一世紀の終わりごろ、人類は地球を中心としたワームホールネットワークを構築し、宇宙各地に散らばっていた。
西暦二〇九〇年、カペラ系第四惑星と地球の間にあったワームホールを支えていたエキゾチック物質の管・時空管が圧壊する事故が起きる。十歳だった佐竹美陽は圧壊寸前のワームホールを抜けて地球に脱出するが、彼女の父はカペラに取り残されてしまい、美陽は父とずっと生き別れとなってしまうのであった。
十六年後二一〇六年、美陽は宇宙省に努めていた。この仕事についていればいつか父に会えるのではないかという期待からその仕事を選んだのだ。
そんなある日、七つのワームホールが突然圧潰するという事故が発生する。
その事故は十六年前に美陽と父とを引き裂いた事件とつながっていた。
スペースオペラ……のつもりです。
(この作品は小説家になろうでも公開しています)
蟷螂村
津嶋朋靖(つしまともやす)
ホラー
東(あずま)京介(きょうすけ)は結婚後初めて妻の郷里を訪れた。そこで彼を待ち構えていた風習とは……
以前、某雑誌で東(あずま)京介(きょうすけ)という主人公が妻の郷里に行き、その地の風習に驚くという話を八百字で書くと言うコンテストがあり、それに応募したのがこれです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる