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魔王の真実編
(252)来訪王子様➀
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~目線なし~
紗彩とラーグが森の中でホラーの塊と鬼ごっこをしている頃、獣人騎士団の本部にはとある来客が来ていた。
一時帰国する竜人騎士団と入れ替わるようにやって来たその来客の姿に、事前にレオンから知らされていたとはいえ、シヴァは心の中で舌打ちをした。
だが事前に知らされていたため、目の前の来客には絶対に会わせたくない紗彩を本部から出させることに成功した。
その部分だけは、シヴァにとっては安心できた。
(とりあえず、紗彩が返ってくる時間までにこいつらを本部から出す)
紗彩たちがホラー人形に追いかけられたことで、報告を兼ねて予定よりも早めに帰ってくることを知らないシヴァはそう考えていた。
「…………」
「…………」
第一執務室の中には、重い空気が流れている。
シヴァと彼の補助のためにいるアルが座るソファと、その反対側に顔を合わせるためのソファに座る二人の客人。
赤い瞳に白銀の髪をポニーテールにした、瓜二つと言えるほどそっくりな顔立ちをした二人の青年だ。
唯一の違いはというと、左側に座る青年は笑顔を浮かべて左目に黒色の眼帯をつけているところで、右側に座る青年は無表情で右目に黒い眼帯をつけているところだろうか。
「うーん…………久しぶりって言うべきかな?」
「何か用件があるのなら手短に。お互い、忙しい身ですから」
笑顔を浮かべた青年がシヴァに対して笑いかければ、シヴァはそんな青年を無視して硬い声で言う。
そんな彼の眉間にはいつもはない皴が寄せられていた。
実際、シヴァは世間話をしようとする青年に対して苛立ちを感じていた。
彼の中では、とにかく早く用件を聞いて二人の青年を本部から出したかった。
何しろ、シヴァの勘が彼に対して嫌な予感がすると訴えているからだ。
もしかしたら、ラーグと紗彩に何かがあったのかもしれない。
そう思うと同時に、嫌な予感がするということは目の前の二人の青年と紗彩が出会ってしまうことを意味しているのではないかとも考えるシヴァ。
無表情な青年はともかく、笑顔を浮かべる青年の方には絶対に紗彩を会わせてはいけない。
彼女が成人しているという驚きの情報はすでに知っているが、それでも笑顔を浮かべた青年の性格をよく知るシヴァにとっては年齢など関係なく会わせたくない人物だった。
そんなシヴァの横で、アルは表には出していないものの非常に居心地が悪そうにしていた。
何しろ、彼は目の前にいる二人の青年たちの事を一方的ながらもよく知っていた。
だからこそ、いくらシヴァとの関係を知っていようと『シヴァが無礼者として処罰されるのでは?』と心配しているのだ。
彼らの思想は知っているが、何しろ彼らが所属する国が国なのだ。
理不尽なことを吹っ掛けられる可能性だって大いにあり得る。
「……………………聞きたければ、聞けばいい」
そんなアルの心境に気づいているのか、無表情な青年が隣の青年を睨んだ後に小さな声でアルに向かって言った。
青年の声はあまりに小さく、獣人として五感が優れているアルやシヴァでなければ聞き逃してしまっていただろう。
だが青年から言われたとはいえ、アルとしては本音を口にしていいのだろうかという疑問もあった。
何しろシヴァはともかく、ある本人は青年たちとは立場上の関係でしかない。
レオンのように長い時間関りがあるというわけでもなく、ただシヴァからの印象でしか知らない存在。
下手なことを言って自分が罰を受けるのならともかく、シヴァの顔に泥を塗ってしまう可能性だって高い。
そう考えると、アルは黙る以外の選択を選ぶことはできなかった。
逆に言えば、アルがその選択を選ぶしかないぐらい青年たちの立場は厄介で性格もまた厄介だった。
俯いてしまったアルをチラリと見た後、口を開くシヴァ。
「…………いったい、どのような用件で?」
「久しぶりに話したいと思うのは、おかしいことかな? シヴァ」
「…………ゴーダン殿もゴードン殿も、王族でしょう? このように簡単に他国に来られて、周囲が反対するのでは?」
シヴァの言葉に首を傾げる、笑顔を浮かべたままの青年。
そんな青年のことを【ゴーダン】、そして無表情な青年のことを【ゴードン】と呼ぶシヴァ。
そう。
アルがここまで厄介だと思うのはこの二人の青年が他国の__魔族の国の王族だからだ。
しかも、この二人__特にゴーダンの厄介さはシヴァからもよく聞いていた。
関わるか関わらないかでは、関わらないを選択する者が多い。
簡単に言えば、ゴーダンはそういう性格なのだ。
真剣な表情で言うシヴァに対して、カラカラと笑うゴーダン。
「くだらないゴミみたいな風習ばかりを気にする汚物たちの事? 悪いけど、僕は魔族だからね。ゴミの言葉は、さすがに理解できないなぁ」
笑いながらも、魔族の国にいるであろう大臣たちのことを『ゴミ』と蔑むゴーダン。
そんなゴーダンのことを、横にいながらも窘めるどころか全く止めようとしないゴードン。
この二人を前に、アルは胃の痛みを感じた。
レオンとは全く違うタイプ__それどころか正反対であろう二人の王子の存在が恐怖でしかない。
(…………座っていてよかったです)
アルは、静かに恐怖で縮こまっているであろう己の尻尾の感触を感じながら思った。
獣人としての本能か、それとも遠い祖先の獣としての本能か。
獣人の先祖返りである精霊のアルは、姿は獣人なせいか、意外にも尻尾や耳をとても素直だった。
幸い、先祖返りということでも元が精霊だったせいか、なんとか集中すれば素直な尻尾や耳を普通通りに見せかけることはできる。
だが、尻尾と耳を同時にというのは難しかった。
シヴァもまたアルのその部分を知っていて、ソファに座ると言う行動を行った。
座れば、案外尻尾の存在は相手に見えづらいからだ。
「…………早急に用件のみをお話しください、ゴーダン・グランデルシュタイン第一王子殿下、ゴードン・グランデルシュタイン第二王子殿下」
「手厳しいね、シヴァ。そんなに厳しくて、ストレスとか大丈夫なのかい?」
「これでも特に問題はないので」
アルの体調を気付かってか、シヴァは真剣な表情で言う。
そんなシヴァに、ゴーダンは愉快だと言いたげな表情で笑いながら言った。
紗彩とラーグが森の中でホラーの塊と鬼ごっこをしている頃、獣人騎士団の本部にはとある来客が来ていた。
一時帰国する竜人騎士団と入れ替わるようにやって来たその来客の姿に、事前にレオンから知らされていたとはいえ、シヴァは心の中で舌打ちをした。
だが事前に知らされていたため、目の前の来客には絶対に会わせたくない紗彩を本部から出させることに成功した。
その部分だけは、シヴァにとっては安心できた。
(とりあえず、紗彩が返ってくる時間までにこいつらを本部から出す)
紗彩たちがホラー人形に追いかけられたことで、報告を兼ねて予定よりも早めに帰ってくることを知らないシヴァはそう考えていた。
「…………」
「…………」
第一執務室の中には、重い空気が流れている。
シヴァと彼の補助のためにいるアルが座るソファと、その反対側に顔を合わせるためのソファに座る二人の客人。
赤い瞳に白銀の髪をポニーテールにした、瓜二つと言えるほどそっくりな顔立ちをした二人の青年だ。
唯一の違いはというと、左側に座る青年は笑顔を浮かべて左目に黒色の眼帯をつけているところで、右側に座る青年は無表情で右目に黒い眼帯をつけているところだろうか。
「うーん…………久しぶりって言うべきかな?」
「何か用件があるのなら手短に。お互い、忙しい身ですから」
笑顔を浮かべた青年がシヴァに対して笑いかければ、シヴァはそんな青年を無視して硬い声で言う。
そんな彼の眉間にはいつもはない皴が寄せられていた。
実際、シヴァは世間話をしようとする青年に対して苛立ちを感じていた。
彼の中では、とにかく早く用件を聞いて二人の青年を本部から出したかった。
何しろ、シヴァの勘が彼に対して嫌な予感がすると訴えているからだ。
もしかしたら、ラーグと紗彩に何かがあったのかもしれない。
そう思うと同時に、嫌な予感がするということは目の前の二人の青年と紗彩が出会ってしまうことを意味しているのではないかとも考えるシヴァ。
無表情な青年はともかく、笑顔を浮かべる青年の方には絶対に紗彩を会わせてはいけない。
彼女が成人しているという驚きの情報はすでに知っているが、それでも笑顔を浮かべた青年の性格をよく知るシヴァにとっては年齢など関係なく会わせたくない人物だった。
そんなシヴァの横で、アルは表には出していないものの非常に居心地が悪そうにしていた。
何しろ、彼は目の前にいる二人の青年たちの事を一方的ながらもよく知っていた。
だからこそ、いくらシヴァとの関係を知っていようと『シヴァが無礼者として処罰されるのでは?』と心配しているのだ。
彼らの思想は知っているが、何しろ彼らが所属する国が国なのだ。
理不尽なことを吹っ掛けられる可能性だって大いにあり得る。
「……………………聞きたければ、聞けばいい」
そんなアルの心境に気づいているのか、無表情な青年が隣の青年を睨んだ後に小さな声でアルに向かって言った。
青年の声はあまりに小さく、獣人として五感が優れているアルやシヴァでなければ聞き逃してしまっていただろう。
だが青年から言われたとはいえ、アルとしては本音を口にしていいのだろうかという疑問もあった。
何しろシヴァはともかく、ある本人は青年たちとは立場上の関係でしかない。
レオンのように長い時間関りがあるというわけでもなく、ただシヴァからの印象でしか知らない存在。
下手なことを言って自分が罰を受けるのならともかく、シヴァの顔に泥を塗ってしまう可能性だって高い。
そう考えると、アルは黙る以外の選択を選ぶことはできなかった。
逆に言えば、アルがその選択を選ぶしかないぐらい青年たちの立場は厄介で性格もまた厄介だった。
俯いてしまったアルをチラリと見た後、口を開くシヴァ。
「…………いったい、どのような用件で?」
「久しぶりに話したいと思うのは、おかしいことかな? シヴァ」
「…………ゴーダン殿もゴードン殿も、王族でしょう? このように簡単に他国に来られて、周囲が反対するのでは?」
シヴァの言葉に首を傾げる、笑顔を浮かべたままの青年。
そんな青年のことを【ゴーダン】、そして無表情な青年のことを【ゴードン】と呼ぶシヴァ。
そう。
アルがここまで厄介だと思うのはこの二人の青年が他国の__魔族の国の王族だからだ。
しかも、この二人__特にゴーダンの厄介さはシヴァからもよく聞いていた。
関わるか関わらないかでは、関わらないを選択する者が多い。
簡単に言えば、ゴーダンはそういう性格なのだ。
真剣な表情で言うシヴァに対して、カラカラと笑うゴーダン。
「くだらないゴミみたいな風習ばかりを気にする汚物たちの事? 悪いけど、僕は魔族だからね。ゴミの言葉は、さすがに理解できないなぁ」
笑いながらも、魔族の国にいるであろう大臣たちのことを『ゴミ』と蔑むゴーダン。
そんなゴーダンのことを、横にいながらも窘めるどころか全く止めようとしないゴードン。
この二人を前に、アルは胃の痛みを感じた。
レオンとは全く違うタイプ__それどころか正反対であろう二人の王子の存在が恐怖でしかない。
(…………座っていてよかったです)
アルは、静かに恐怖で縮こまっているであろう己の尻尾の感触を感じながら思った。
獣人としての本能か、それとも遠い祖先の獣としての本能か。
獣人の先祖返りである精霊のアルは、姿は獣人なせいか、意外にも尻尾や耳をとても素直だった。
幸い、先祖返りということでも元が精霊だったせいか、なんとか集中すれば素直な尻尾や耳を普通通りに見せかけることはできる。
だが、尻尾と耳を同時にというのは難しかった。
シヴァもまたアルのその部分を知っていて、ソファに座ると言う行動を行った。
座れば、案外尻尾の存在は相手に見えづらいからだ。
「…………早急に用件のみをお話しください、ゴーダン・グランデルシュタイン第一王子殿下、ゴードン・グランデルシュタイン第二王子殿下」
「手厳しいね、シヴァ。そんなに厳しくて、ストレスとか大丈夫なのかい?」
「これでも特に問題はないので」
アルの体調を気付かってか、シヴァは真剣な表情で言う。
そんなシヴァに、ゴーダンは愉快だと言いたげな表情で笑いながら言った。
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