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第三章「レン姫様の場合」

レン姫様編第三話。巫女のコスプレをしたレン姫様は足コキを懇願される。そして、その言動は "M男を責める姫" へと変貌していく…。

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「おはレン!今日は大阪のアニメイベント〝大阪・アニメ・フェス〟に来ちゃいました♪もう人の数がすごい!ほらほら!外国人観光客の方もたくさんだよ!」


11月中旬--。レン姫様とモブ男は、大阪で開催されているアニメイベントで動画撮影を行っていた。
晴天に恵まれたこの日、府内最大規模の会場は、多くの来場者で賑わっている。


「そして、私がコスプレしてる理由は…なんと!人気マンガ『俺の男友達が女装したら、そこらの女子より可愛い件』のアニメ化記念イベントのゲストに呼ばれたからです!拍手拍手~♪」


レン姫様はイベント会場を背景に、軽快なトークを展開する。
モブ男はカメラを構えながら、彼の姿を集中して撮影していく。


「なので、私は〝友女子ともじょし〟の主人公の巫女コスプレをしているのです!自分で言うのもアレだけど…私、可愛すぎる(キメ顔)……………………」
「…はいオッケー!良い感じのオープニング撮れました!かわちい!」
「…ちょっとモブ男。オッケー出すの遅いよ」
「あ、ごめん」


モブ男は、レン姫様のいつものキメポーズを見て、撮影完了の合図を送った。


「何その気の抜けた返事は…まあいいや。イベント開始までまだ時間あるから楽屋で待機しよ」
「うん。かわちい!」


レン姫様とモブ男は、動画の序盤に必要な撮影を終え、会場の端に併設された楽屋へと移動を開始した。







「〝レン姫様〟の張り紙…ここが私たちの楽屋ね」
「俺たち専用の楽屋だなんて、さすがレン姫様は大物だ…かわちい!」


二人は楽屋に到着し、荷物を置いて椅子に腰を下ろした。


「ねえ、前から気になってたけど…その『かわちい!』って何なの?」
「最近なんか流行ってるワードじゃん。かわちい!」
「…微妙にウザいけど、まあいいや。メイク道具と鏡を用意して」
「了解!すぐ持ってきます!かわちい!」


モブ男は、巨大なバッグからレン姫様のメイク用品やカメラ機材などを取り出し始める。


「まだちょっと時間あるね。会場を回りたいな」
「うーん、それは危険かも。レン姫様の周りに人だかりができて、混乱を招く可能性が高いと思う」
「さっきの撮影中も、結構人だかりができてたもんね.....じゃあ諦める」
「イベント終了間際なら空くから、その時に回ろう!」


会場の散策を諦め、残念そうにうなだれるレン姫様。
そんな彼のコスプレ姿を、モブ男はまじまじと見つめ始めた。


「どうしたの、モブ男。私をジロジロ見て」
「えへへ。そのコスプレ、エロいなって…特にその絶対領域とか」
「っ!何、こんな所で発情してんの!?きもっ!」
「えへへ。ごめんごめん」


レン姫様のコスプレは、攻めたミニスカートが特徴的な巫女服だった。
ゆえに、モブ男の目はどうしてもレン姫様の脚線美に吸い寄せられてしまう。


「ねえ、レン。ほんのちょっとだけ、お願いがあるんだけど…」
「ダメ。絶対」
「まだ何も言ってないじゃん!…レン、その脚で…足コキして…!」
「な、なに言ってるの!?こんな場所で!」


モブ男は本気の顔で、レン姫様に懇願した。
レン姫様はドン引きしながら、拒絶する。


「お願い!本当に!レンの足で、テキトーに踏んづけてくれるだけでいいんだ!」
「いや、ホントに無理!誰か来たらどうすんの!」
「心配ない!ドアのノック音が聞こえたら、すぐズボン上げるから!」
「…っ!なに脱いでんの!?ヘンタイ!」


そう言うと、モブ男は興奮を抑えきれず、するすると長ズボンを脱ぎ始めた。
もはや、彼の暴走は誰にも止められない......。


「ほら! 寝転んだよ! レン、俺のチンポ踏んづけて!」
「そ、そんなに勃たせて…サイテーのヘンタイ…」


モブ男は下半身を露わにしたまま、床の上で仰向けになる。
その巨根はすでに限界まで勃起しており、収まる気配は一向にない。


「モブ男…あんた、今月の給料は返上だから…」


レン姫様はイスから立ち上がり、モブ男を心底軽蔑しながら、その巨根に足を乗せる。


「…!レ、レンの足…ふにふにしてて…柔らかい…!」
「本当にキモい…!早くイけ!」
「レン…スカートとちょっと上げて…!パ…パンツ見せて!」
「はぁ?ダメ!」
「じゃあ、俺…いつまでも…射精できないよ?」
「なにキョトンとして…こ、このヘンタイ野郎…!」


モブ男の〝断固パンツを見る〟という意思。レン姫様は根負けした。


「ほ、ほら…これでいいんでしょ…」


レン姫様は自身のミニスカートをたくし上げ、純白のパンツを披露した。


「うぉお…真っ白なパンツ…レンの小さなおちんちんの形が分かる…!」


レン姫様は、自身のミニスカートをたくし上げたまま、足コキを再開する。


「早くイけっ…このヘンタイっ…」
「ああ…っ!レン、もっと強く踏んづけて…!遠慮ナシで…!」

しゅっ…♡しゅっ…♡ぎゅ…っ♡むぎゅ…♡♡


「くっ…!これでどう…」
「め…めっちゃいい!…あれ…?レンも、もしかして勃起…してる?」
「…っ!し、してない!てか、こんな場所で勃たせてるアンタがおかしい!」


恍惚とした表情を浮かべるモブ男。
レン姫様は足コキに慣れてきたのか、足の動きをさらに加速させていく。


「ほらっ…早くイけっ!このゴミ人間!ヘンタイ男……♡」
「ああっ!や…やばい…イキそう!」


段々とノってきたのか、レン姫様の言動は "M男を責める姫" へと変貌していく。


「イけっ♡イけっ♡早く射精しろ♡♡ヘンタイ♡♡」
「…うっ…で…射精るっ…!!ああっ!!」


しゅっ…しゅっ…どぴゅっ!どぴゅぴゅっ!!!


「…ちょ…モブ男……あんた、…射精しすぎ…♡♡」
「はあはあ…レンの小さなおちんちん見ながらの…足コキ…最高…」



【♡続く♡】
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