ルナザード

1章

エピソード5戦闘開始

　「これなら戦える！けどなんで服まで変わったんだ？」

　「きっと想いが強すぎて服にまで影響したんだろう。」

　俺は、変身した興奮を抑えながら話し始めた。

　「俺はあの怪人と戦う。あなたは少女をお願い。」

　「好きにしろ」
　
　そうそっけない態度を取りながら少女を安全な所へ連れってくれた。俺は走って怪人の所へ向かった。

　「お前何者だ？」

　服が大きく変わった影響で俺が誰かわからないらしい。なので自分を奮い立たせるために大きく名乗った。

　「あの子を守るヒーローだ！」　

　「だぁはははは！お前がヒーロー？俺は強いんだぞ！負ける訳ないだろー！」

　そう大声で叫ぶと、俺はすかさず他のビルに飛び乗った。

　「なんだあの気迫！近づかれたからわかる。あれは本気で俺のことを殺そうとしている目だ！」

　俺は怖かった…今すぐ逃げ出したい。俺は来る攻撃を避けるだけで精一杯だった。

　「どうしたぁ！避けるだけかぁ？」

　怪人は煽りながら攻撃を続けていた。だが負けるわけにはいかない！ここで負けたら、少女やパーカーの男まで死なせてしまう！俺は覚悟を決めて銃を相手の方に向けて撃ち抜いた。が相手が素早く当てることが出来なかった。

　「おーっと危ないあと少しで攻撃が当たる所だったぜ。」

　そう余裕そうに煽られてしまった。このままでは埒が明かない。何かを考えても、近くにビルがたくさんあることしかわからなかった。怪人はビルを攻撃ながら暴れて狂っていた。

　「どうしたぁ！これで終わりかぁ！？」

　俺は怪人を見ながらあることを思いついた。俺はエネルギー弾を電柱など建物にたくさん撃った。
　
　「おいおい全然狙えてねぇーぞ！！」

　「狙いはこれだ！」

　俺はビルをエネルギー弾で攻撃してビルを折った。怪人はビルの下敷きになり動けなくなっていた。　
　
　「くっそーうごけねぇー！」

　俺は屋上から飛び降り怪人に急接近してエネルギー弾をたくさん打ち込んだ。

　「これで終わりだ！」

　そう叫んで俺は怪人の頭にエネルギー弾を撃ちこんだ。

　「うわぁーーーー！」

　怪人は光の粒子となり死んだ。

　「やった」

　俺は勝った嬉しさと安心感らか大の字に横になった。その頃少女はパーカーの男家で足の治療をしてもらっていた。

　「遊びと大丈夫かなぁ？」

　少女が心配そうに話し始めるとパーカーの男は、

　「あまり期待しない方がいいきっともう_」

　そう言い掛けると扉が開く音がした。

　「ただいま！」

　パーカーの男は驚いた顔していて、少女はとても喜んでいた。

　「よかった無事だったんですね。」

　「うん、平気だったよ。」

　パーカーの男はすぐさま冷静になり話し始めた。

　「そんな訳ないだろ？お前今すごく疲れてるんじゃないのか？」

　「そんなわけありませ_」
　
　俺は安心したせいかその場で倒れこむように寝てしまった…

　「えーー！これ大丈夫なの？」

　「大丈夫だろ、ベッドで寝かせてればそのうち起きる。」

　にしてもあの怪人を倒して帰ってくる事は…他のやつとは違うってことかもしれない。もしかしたらわかるかもしれない。ルナザードについて。