ほのぼの生活を送りたいと思っておりますが?

ある日めが覚めるとそこは全く知らない世界だった。
空には太陽が3つもあり、得体の知れない飛行体が飛び回っていた。

「ここは何処だ…?」

呟く声がやけにか弱く感じた。
自分が誰なのか、なんのためにここにいるのか…記憶がすっぽりと抜け落ちているようだった。
身体を改めて見ると手足は短く背も低いようだ。


「子供なのか…?」

ふと視線の先に湖が見えた。
急いで駆け寄り水の反射で自分の姿を確認すると、そこには幼くも聡明であることが約束されているような美しさをもつ少年が映っていた。
歳はだいたい8歳ほどだろうか。
髪は銀色で、緩くウェーブのかかった髪が目の下ほどまだ伸びている。瞳はぱっちりとした印象で少し切れ長の目。色は髪と同じ銀であるが少し金色も混じっているように見える。

まじまじと自分の姿を見ていると頭の中に記憶が流れ込んできた
そうか、僕は神の子だ…!



本編では神の子として異世界に落とされた少年の奮闘しながらもほのぼのと異世界生活を送る話…ではないかもしれません

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