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村への食料支援
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ウェース聖教国領内に進攻を開始して最初の村に着くと、村の中は静まり返っています。
「やっぱり警戒されてるよね…。」
そんな事を言いながら村に入り中の様子を確認すると、痩せた老人が恐る恐る自分達の所に向かって来て跪きます。
「この度は、どのような御用でございましょうか? この村には差し出せる食料も物もございません。 ご覧の通り村の周りの田畑も魔物に荒されて荒れ果ております」
そう言って老人はもはや命を諦めたかのように、か弱い声で現状を伝えてきます。
「自分達はドグレニム領兵、バイルエ王国軍の混成軍で、今回はウェース聖教国を滅ぼしに来たんだよね。
まあただ住民には危害を加えるつもりも無いし、復興の支援をする為にこの村に寄ったわけだけど、この村には何人ぐらい人が居るの?」
そう言うと老人は驚いたような顔でこちらを見ます。
「村の復興を支援してくださるというのですか?」
「うん、まあこれから総本山に進攻していくから今回支援をするのは食料ぐらいだけどね」
「食料を支援してくださるのですか?」
そう言って目を見開いて老人は思いがけない言葉にそれ以上言葉が出てきません。
「とりあえず、食料庫は何処になるの? 次の村にもいかないといけないし、砦攻略もあるから細かい事は抜きにして米と小麦を倉庫に詰め込めるだけ詰め込みたいんだけど」
「こ、穀物庫はあちらになりますが、我々は今後どうなってしまうのでしょうか?」
「この辺はドグレニム領が治める事になるから、とは言え税もウェース聖教国よりも軽いし、復興するまでは援助もするし税も免除されるだろうから安心していいと思うよ」
そう言いながら、ゴブリン達に指示を出して穀物庫に米や小麦を運び込ませます。
「ひぃ! ご、ゴブリン!」
「ああ~、安心して大丈夫ですよ。 あのゴブリン達は自分の配下で自分が命令するか、襲われない限り人間に危害を加えませんから」
そう言って安心させようとしますが、魔物は魔物なのでしょう、老人は怯えながら作業をするゴブリンを見ています。
「とりあえず食料あればしばらくの間は飢えに苦しまなくて済むでしょ? この戦争が終わったら徐々に復興支援とかしていく事になるからそれまではこの食料で何とか飢えをしのいで貰えますか?」
そう老人に伝えると、食料庫の中を見た老人が、その量を見て再度驚愕をしています。
「こ、これだけの小麦や米があれば1年は飢えに悩まされませんが、我々には何も差し出す物がございませんが…。」
「まあその辺は特に望んでないし、しいて言うなら領主が変わるのを受け入れろって事かな」
そう老人に伝えると、老人は米つきバッタのように頭を下げて、新しい領主に忠誠を誓うと何度も言っています。
「まあ細かい事はそのうち連絡が来るだろうから」
そう言って、本隊は次の村に向かって進軍を開始します。
「武内、ゴブリンに食料を運び込ませるのはまずくないか? 村人怯えていたぞ?」
「まあ確かに怯えてはいたけど、今後もゴブリン軍団を派遣する事があるだろうから慣れといてもらわないとね。 それに、最終的にはゴブリンを率いる人間への恐怖より大量の食料を目の前にしたら態度変わったし」
そう土田と話ながら進軍を続けると3時間ぐらいで次の村が見えてきます。
「あの村大きそうだから、あそこを拠点に近隣の村への支援をしようか」
「そうだな、地図を見る限りこの辺りでは一番大きな村だからそれが良いだろう」
そう言いながら村へ先駆けを走らせて住民の様子を探らせます。
報告は受けてましたが、村に着くと人々は家に籠り村は閑散としています。
ですよね~。
いきなりゴブリンを含めた3500もの軍隊が向かって来たらこうなりますよね…。
そんな事を思いながら村に入っていくと、中年の村長と名乗る男性がやってきました。
先程の村の老人と同じような事を言っていたので、こちらも先ほどと同じような事を言うと、なぜか同じような反応で米つきバッタのようにペコペコしています。
「それで、この村には内政官を1人と護衛の兵士を50人程駐屯させるけどそれも受け入れてくれるかな?」
「そ、それは仰せのままに致しますが、我々が反抗をすると?」
「いや、そんなんじゃなくて、近隣の村への援助の拠点としたいんだよね。 まあ輸送は村の人に手伝ってもらうけど、日当は出すし悪い話ではないと思うんだけど」
「援助? 食料の輸送でしょうか? それなら喜んでお手伝いさせて頂きますが、日当まで頂けるとは…。」
「まあね、この村を拠点に近隣の村々へ食料を届けていく事でウェース聖教国内の村をすべて飢えから解放したいからね」
「なんと…。 そのようなありがたいお言葉、是非とも村人総出でお手伝いをさせて頂きます」
そう言うと村長は村の顔役を呼びに行き、事情の説明を始めます。
自分はその間に先ほど聞いた穀物庫にゴブリンを使って米や小麦を補充していきますが、近隣にも配るとなると、今ある穀物庫だけでは足りない為、錬成術で穀物庫を5棟程制作をし、穀物を補充を指示します。
錬成術を初めて見る村長や顔役たちが、瞬く間に丸太が穀物庫になっていくのを驚愕の表情で見ていますが、食料がふんだんに補充されていく様子を見て、飢えに怯える心配がなくなったのか安心した表情になっていきます。
「マサト様、昼食が出来ましたのでどうぞお召し上がりください」
そうバルタが声をかけて来たので、兵士達の昼食はどうなっているのかを確認したところ、兵士達は朝のうちに朝食も準備していたようでそれを食べるとの事です。
まあこの村への補充は終わったし、内政官には米と小麦が満タンに入ったアイテムバッグ渡したし、食事をしたら次の村へ出発して大丈夫でしょ。
そう思いながら、本陣になっている所に戻ると、土田を含めた幕僚が昼食をとっていました。
「おう、武内、お前ゴブリンになに料理とか教えてるんだよ! メッチャ旨いんだけど!」
そう言って昼食をガッツきながら土田が声をかけてきます。
「いや、教えてないし、自分達で覚えて練習して料理上達したんだよ。 ていうかプロ並みだろ?」
「プロ並みっていうか、店を出せるレベルだろ、 どんだけゴブリン優秀なんだよ」
そう言いながらも食事を続ける土田の姿に苦笑いをしながら昼食を取り、その後次の村に向かいます。
次の村についても先ほどの村と同様に閑散としており、村長と先ほどと同じやり取りをしていきます。
予定では今日中に砦まで行く予定でしたが、この分だとこの村への食料支援と説明が終わった頃には夕方になりそうなので、砦へ進軍するのは明日の朝からになりそうです。
今夜はこの村の近くで野営だ。
それにしても、予定通りにはいかんよね…。
「やっぱり警戒されてるよね…。」
そんな事を言いながら村に入り中の様子を確認すると、痩せた老人が恐る恐る自分達の所に向かって来て跪きます。
「この度は、どのような御用でございましょうか? この村には差し出せる食料も物もございません。 ご覧の通り村の周りの田畑も魔物に荒されて荒れ果ております」
そう言って老人はもはや命を諦めたかのように、か弱い声で現状を伝えてきます。
「自分達はドグレニム領兵、バイルエ王国軍の混成軍で、今回はウェース聖教国を滅ぼしに来たんだよね。
まあただ住民には危害を加えるつもりも無いし、復興の支援をする為にこの村に寄ったわけだけど、この村には何人ぐらい人が居るの?」
そう言うと老人は驚いたような顔でこちらを見ます。
「村の復興を支援してくださるというのですか?」
「うん、まあこれから総本山に進攻していくから今回支援をするのは食料ぐらいだけどね」
「食料を支援してくださるのですか?」
そう言って目を見開いて老人は思いがけない言葉にそれ以上言葉が出てきません。
「とりあえず、食料庫は何処になるの? 次の村にもいかないといけないし、砦攻略もあるから細かい事は抜きにして米と小麦を倉庫に詰め込めるだけ詰め込みたいんだけど」
「こ、穀物庫はあちらになりますが、我々は今後どうなってしまうのでしょうか?」
「この辺はドグレニム領が治める事になるから、とは言え税もウェース聖教国よりも軽いし、復興するまでは援助もするし税も免除されるだろうから安心していいと思うよ」
そう言いながら、ゴブリン達に指示を出して穀物庫に米や小麦を運び込ませます。
「ひぃ! ご、ゴブリン!」
「ああ~、安心して大丈夫ですよ。 あのゴブリン達は自分の配下で自分が命令するか、襲われない限り人間に危害を加えませんから」
そう言って安心させようとしますが、魔物は魔物なのでしょう、老人は怯えながら作業をするゴブリンを見ています。
「とりあえず食料あればしばらくの間は飢えに苦しまなくて済むでしょ? この戦争が終わったら徐々に復興支援とかしていく事になるからそれまではこの食料で何とか飢えをしのいで貰えますか?」
そう老人に伝えると、食料庫の中を見た老人が、その量を見て再度驚愕をしています。
「こ、これだけの小麦や米があれば1年は飢えに悩まされませんが、我々には何も差し出す物がございませんが…。」
「まあその辺は特に望んでないし、しいて言うなら領主が変わるのを受け入れろって事かな」
そう老人に伝えると、老人は米つきバッタのように頭を下げて、新しい領主に忠誠を誓うと何度も言っています。
「まあ細かい事はそのうち連絡が来るだろうから」
そう言って、本隊は次の村に向かって進軍を開始します。
「武内、ゴブリンに食料を運び込ませるのはまずくないか? 村人怯えていたぞ?」
「まあ確かに怯えてはいたけど、今後もゴブリン軍団を派遣する事があるだろうから慣れといてもらわないとね。 それに、最終的にはゴブリンを率いる人間への恐怖より大量の食料を目の前にしたら態度変わったし」
そう土田と話ながら進軍を続けると3時間ぐらいで次の村が見えてきます。
「あの村大きそうだから、あそこを拠点に近隣の村への支援をしようか」
「そうだな、地図を見る限りこの辺りでは一番大きな村だからそれが良いだろう」
そう言いながら村へ先駆けを走らせて住民の様子を探らせます。
報告は受けてましたが、村に着くと人々は家に籠り村は閑散としています。
ですよね~。
いきなりゴブリンを含めた3500もの軍隊が向かって来たらこうなりますよね…。
そんな事を思いながら村に入っていくと、中年の村長と名乗る男性がやってきました。
先程の村の老人と同じような事を言っていたので、こちらも先ほどと同じような事を言うと、なぜか同じような反応で米つきバッタのようにペコペコしています。
「それで、この村には内政官を1人と護衛の兵士を50人程駐屯させるけどそれも受け入れてくれるかな?」
「そ、それは仰せのままに致しますが、我々が反抗をすると?」
「いや、そんなんじゃなくて、近隣の村への援助の拠点としたいんだよね。 まあ輸送は村の人に手伝ってもらうけど、日当は出すし悪い話ではないと思うんだけど」
「援助? 食料の輸送でしょうか? それなら喜んでお手伝いさせて頂きますが、日当まで頂けるとは…。」
「まあね、この村を拠点に近隣の村々へ食料を届けていく事でウェース聖教国内の村をすべて飢えから解放したいからね」
「なんと…。 そのようなありがたいお言葉、是非とも村人総出でお手伝いをさせて頂きます」
そう言うと村長は村の顔役を呼びに行き、事情の説明を始めます。
自分はその間に先ほど聞いた穀物庫にゴブリンを使って米や小麦を補充していきますが、近隣にも配るとなると、今ある穀物庫だけでは足りない為、錬成術で穀物庫を5棟程制作をし、穀物を補充を指示します。
錬成術を初めて見る村長や顔役たちが、瞬く間に丸太が穀物庫になっていくのを驚愕の表情で見ていますが、食料がふんだんに補充されていく様子を見て、飢えに怯える心配がなくなったのか安心した表情になっていきます。
「マサト様、昼食が出来ましたのでどうぞお召し上がりください」
そうバルタが声をかけて来たので、兵士達の昼食はどうなっているのかを確認したところ、兵士達は朝のうちに朝食も準備していたようでそれを食べるとの事です。
まあこの村への補充は終わったし、内政官には米と小麦が満タンに入ったアイテムバッグ渡したし、食事をしたら次の村へ出発して大丈夫でしょ。
そう思いながら、本陣になっている所に戻ると、土田を含めた幕僚が昼食をとっていました。
「おう、武内、お前ゴブリンになに料理とか教えてるんだよ! メッチャ旨いんだけど!」
そう言って昼食をガッツきながら土田が声をかけてきます。
「いや、教えてないし、自分達で覚えて練習して料理上達したんだよ。 ていうかプロ並みだろ?」
「プロ並みっていうか、店を出せるレベルだろ、 どんだけゴブリン優秀なんだよ」
そう言いながらも食事を続ける土田の姿に苦笑いをしながら昼食を取り、その後次の村に向かいます。
次の村についても先ほどの村と同様に閑散としており、村長と先ほどと同じやり取りをしていきます。
予定では今日中に砦まで行く予定でしたが、この分だとこの村への食料支援と説明が終わった頃には夕方になりそうなので、砦へ進軍するのは明日の朝からになりそうです。
今夜はこの村の近くで野営だ。
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