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想定外の魔物
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145日目~
新たに加わった兵士のレベル上げの視察を含めたルーティンをし日々を過ごしてますが、時間を見つけ月山部長の相談所に向かうと、商人の人達が相談に来ています。
うん、ここ日本人の為の相談所で商工会議所じゃないんだけどな・・・・。
「武内君、すまんが彼らの話を聞いてくれ!」
そう言っていきなりキラーパスをしてきた月山部長ですが、商人の人達の話を聞くと、どうやら交易品が良く売れるうえ、プレモーネ内でも需要が高まり品薄で少量しか仕入れが出来ないのでもっと売ってほしいとの事でした。
とりあえず、月山部長に販売所の人員を増やしてもらい、明日までに販売所を増築し商品の補充を増やすことで皆さん納得して帰っていきました。
「武内君、すまないね、ただ私にはどうする事も出来ないし、武内君もなかなか捕まらないしね・・」
「いえ、月山部長に丸投げして商品の補充のみでどの程度需要が出ているか確認しなかった自分が悪いんで、それで利益はかなり出ているのですか?」
「ああ、かなりの利益が出ているよ。そこで相談なんだが、販売所で働く人間を少し過剰にしてもいいかな?」
「過剰ですか?まあ全然いいですけど、仕事にあぶれている人多いのですか?」
「いやそう言う訳ではないんだが、どうもこの世界の職場環境になじめない人がそれなりに居てな・・」
「そうですか、まあ暫くは販売所で働いで貰って製糸工場や織物工場がかどうしたらそちらで働いてもらいましょう。それと、以前頼んでいた機織り機と、糸を紡ぐ糸車の手配はどうですか?」
「糸車の方は簡単に用意出来そうだな、既に50個は確保している。ただ機織り機はすぐには数が集まらないようで現状15台といったところだ、それと人に関してだが、ご年配だが機織りや糸を紡ぐのが得意だから働きたいと言う人が何人かいるのでその人達を雇おうと思うんだがどうかな?」
「いいですね、年配の人に最初は作業をして貰ってその後は教育をお願いすればいいと思います。年の功は役に立つはずですから。むしろ工場の建物の造りとかも意見を聞くといいかもしれませんね」
「そうか、じゃあその人達には話をしお願いをしておこう」
月山部長とは工場建設着工と費用の話をし相談所を後にします。
既に工場予定地の地均しが終わり基礎を作り始めているようです。
費用についても、交易品が飛ぶように売れている為問題ないとの事でかなり順調です。
その後正門前にある交易品販売所事コンテナハウスに行き、空コンテナを8個程積み上げた後錬成術で建屋を作り併設した倉庫に品物を補充していきます。
販売所の店員をしている日本人の人には明日以降人員が増える事を伝え売れ筋商品と在庫を毎日集計をお願いし売れ筋を商品を重点的に補充する方向で行きます。
151日目、
販売所の商品を補充しているとタロイマンさんからの使いの兵士がやってきます。
「マサト殿、恐れ入りますが、タロイマン様から至急お越しいただきたいとの事です」
「何か問題でも起きた?」
「それが、詳しくは聞いておりませんが、魔物の数が日々増えているとの事で・・」
そう言う兵士さんの言葉に疑問を感じつつ、転移魔法でゲートを開き南西の森の前に兵士さんと一緒に転移します。
「タロイマンさん、魔物が増えているってどういう事ですか?」
「マサト殿、早かったですな、それが森から出てくる魔物が150匹ぐらいの時もあれば300匹近く出てくるときがあり、タイミングもバラバラになって来ているので、少し調節をして頂きたくてお呼びしたのですが」
そう言うタロイマンさんが現状の説明を受け周りを見渡すと、一応冒険者と兵士で対処は出来てはいるようですが、魔物が出てくるタイミングや数がバラバラの為、疲労感がにじみ出ている感じがします。
「イルチ、ちょっとアルチの所に走って状況確認して来てくれる?」
そう言ってイルチを森に向かわせ暫く様子を見ていると、タロイマンさんの言う通り森からはポツポツと魔物が飛び出してきています。
う~ん、アルチ達ならうまい事やってくれると思うんだけどどうしたんだろう?
そのままタロイマンさんに剣の使い方や型などを教えてもらいながら時間を潰しているとイルチとアルチがやってきます。
「アルチ、魔物の数が多かったり、散発的に出てきてるみたいなんだけど、なんかうまく追い込めない感じ?」
「はい、それが森の奥から魔物がどんどん来ておりまして、堰き止めて数を調節しようとしているのですがなかなかうまくいかず・・申し訳ございません」
そう言ってアルチは申し訳なさそうにしていますが、森の奥からどんどん魔物が来るっておかしくない?
そう思いアルチには森の奥の調査を依頼します。
アルチは森の奥に走っていきましたが、弱い魔物が森の奥から来るって事は強い魔物から逃げている可能性があるような気がするので、タロイマンさんに出来る限りプレモーネから兵士を招集してもらうよう依頼し自分は二ホン砦に行き、バルタとハンゾウにいつでも戦闘が出来るよう臨戦態勢を敷くように指示を出しておきます。
南西の森の前に居るタロイマンさんもプレモーネに使いを送って出来るだけ兵を呼ぶようにしてくれたようですが到着は明日の昼頃との事です。
「マサト殿は森の奥から強力な魔物が来るとお考えですか?」
「そこまでは分からないんですが、森の奥から魔物がどんどん来る理由を考えると強い魔物から逃げているんじゃないかと思ったんですが、とりあえず、今はアルチに様子を見に行ってもらってるので、その結果待ちですね」
「そうですか、では今の所原因が判明するまでは今まで通り森から出た魔物狩りに専念しましょう。それに冒険者などは、これほど安全に多くの魔物を狩れる機会など滅多に無い稼ぎ時だと言っているぐらいですから明日の昼に兵が到着するまでは何とかなるでしょうが、夜が心配ですな」
「そうですね、夜に多くの魔物が出てきたら完全に消耗戦になりますからね、それに関しては、ミノタウロス達を呼んで警備にあたらせます」
その後もタロイマンさんと雑談をしつつ魔物狩りの様子を見ていますが、タロイマンさんの言う通り散発的に魔物が現れその度に迎撃をしているので兵士や冒険者の休憩時間が少なくなっている感じです。
夕方になり日も沈みかけた頃、アルチが森から報告に戻ってきます。
「マサト様、原因が分かりました、森の奥からスケルトンの大群がこちらに向かって来ております」
「スケルトン?数はどのくらい?」
「数はハッキリとしませんがかなりの数です、このままですと明日の夕方にはここに到達するかと思われます。」
その報告を聞きタロイマンさんが苦虫を嚙み潰したような顔をしています。
「マサト殿、これは少しまずいですな、少数のスケルトンならまだしも大群でそれも夕方ごろに戦闘になるとなると、闇夜の乱戦となる可能性がありこちらがかなり不利になりますぞ」
「じゃあ足止めが必要でしょうが、スケルトンは骨ですから食事も要りませんし足止めしようがないですよね?」
「ええ、スケルトンは主に未練を残した死人が命を求めて彷徨う魔物ですので足止めとなると・・・」
「アルチ、今こっちに追い込んでいる魔物をスケルトンの方に追い込むことは出来る?」
「それは可能ですが、かなりの数を取りこぼし四散しますがよろしいのでしょうか?」
「自分の予測が正しければ魔物も命がある物だからスケルトンの獲物になると思うから、魔物をぶつければ多少は足が止まるでしょ」
「わかりました、では早速スケルトンの方に魔物を追い込みます」
「うん、あと、この辺りに現れる時間帯がある程度わかったら報告をよろしく」
「かしこまりました。」
指示を聞いたアルチは遠吠えをした後、森に入っていきます。
「タロイマンさん、とりあえず今すぐにはスケルトンも来ないので、とりあえず自分はゴブリン軍団を招集してきますんで、しばらくここをお願いします」
そう言って道路工事中のゾルス達の所に転移をし、スケルトンの大群がプレモーネ方面に迫っている旨を伝え、工事に参加しているゴブリン100匹程残し、残りを二ホン砦に、カウア達を南西の森に送り届け戦闘準備をさせます。
ゾルス達二ホン砦に送ったゴブリン達には明日の昼前に迎えに来る事を伝え準備をするように指示をします。
とはいえバルタとハンゾウには事前に準備をさせていたのでそんなに時間はかからなそうです。
その後、南西の森の前に戻りカウア達ミノタウロスに夜の間森から出てくる魔物を残さず狩る様に伝えます。
152日目
昨晩はカウア達ミノタウロスが森から出てくる魔物を狩っていたため、夜間の警備にあたっていた兵士以外はゆっくり休めたようです。
「マサト殿、プレモーネからは守備隊を含め700程と冒険者が50名程こちらに向かっておりますが、この数でしのぎ切れますかな?」
「そうですね、自分もこれからゴブリン軍団を呼びに行きますが恐らく1000匹ぐらいですから今いる人数と合わせて2000ぐらいですから、あとはスケルトンの数次第ですね、1000や2000ならいいんですが」
「確かに、ただのスケルトンなら頭を割れば倒せますから1000や2000なら何とかなりますな、ただ4.5千ともなるとかなりの被害が予測されるうえ夜戦ともなればどうなるか・・・」
「確かに、夜戦は避けたいですね、アルチ達がうまい事足止めしてくれて朝からの戦闘になればいいんですが」
そう言って一旦タロイマンさんにゴブリンを迎えに行く旨を伝え転移魔法で二ホン砦に向かいます。
いや、確かにさ、自分がさ、戦闘準備しろって言ったけどさ、これ・・・やり過ぎじゃない?
新たに加わった兵士のレベル上げの視察を含めたルーティンをし日々を過ごしてますが、時間を見つけ月山部長の相談所に向かうと、商人の人達が相談に来ています。
うん、ここ日本人の為の相談所で商工会議所じゃないんだけどな・・・・。
「武内君、すまんが彼らの話を聞いてくれ!」
そう言っていきなりキラーパスをしてきた月山部長ですが、商人の人達の話を聞くと、どうやら交易品が良く売れるうえ、プレモーネ内でも需要が高まり品薄で少量しか仕入れが出来ないのでもっと売ってほしいとの事でした。
とりあえず、月山部長に販売所の人員を増やしてもらい、明日までに販売所を増築し商品の補充を増やすことで皆さん納得して帰っていきました。
「武内君、すまないね、ただ私にはどうする事も出来ないし、武内君もなかなか捕まらないしね・・」
「いえ、月山部長に丸投げして商品の補充のみでどの程度需要が出ているか確認しなかった自分が悪いんで、それで利益はかなり出ているのですか?」
「ああ、かなりの利益が出ているよ。そこで相談なんだが、販売所で働く人間を少し過剰にしてもいいかな?」
「過剰ですか?まあ全然いいですけど、仕事にあぶれている人多いのですか?」
「いやそう言う訳ではないんだが、どうもこの世界の職場環境になじめない人がそれなりに居てな・・」
「そうですか、まあ暫くは販売所で働いで貰って製糸工場や織物工場がかどうしたらそちらで働いてもらいましょう。それと、以前頼んでいた機織り機と、糸を紡ぐ糸車の手配はどうですか?」
「糸車の方は簡単に用意出来そうだな、既に50個は確保している。ただ機織り機はすぐには数が集まらないようで現状15台といったところだ、それと人に関してだが、ご年配だが機織りや糸を紡ぐのが得意だから働きたいと言う人が何人かいるのでその人達を雇おうと思うんだがどうかな?」
「いいですね、年配の人に最初は作業をして貰ってその後は教育をお願いすればいいと思います。年の功は役に立つはずですから。むしろ工場の建物の造りとかも意見を聞くといいかもしれませんね」
「そうか、じゃあその人達には話をしお願いをしておこう」
月山部長とは工場建設着工と費用の話をし相談所を後にします。
既に工場予定地の地均しが終わり基礎を作り始めているようです。
費用についても、交易品が飛ぶように売れている為問題ないとの事でかなり順調です。
その後正門前にある交易品販売所事コンテナハウスに行き、空コンテナを8個程積み上げた後錬成術で建屋を作り併設した倉庫に品物を補充していきます。
販売所の店員をしている日本人の人には明日以降人員が増える事を伝え売れ筋商品と在庫を毎日集計をお願いし売れ筋を商品を重点的に補充する方向で行きます。
151日目、
販売所の商品を補充しているとタロイマンさんからの使いの兵士がやってきます。
「マサト殿、恐れ入りますが、タロイマン様から至急お越しいただきたいとの事です」
「何か問題でも起きた?」
「それが、詳しくは聞いておりませんが、魔物の数が日々増えているとの事で・・」
そう言う兵士さんの言葉に疑問を感じつつ、転移魔法でゲートを開き南西の森の前に兵士さんと一緒に転移します。
「タロイマンさん、魔物が増えているってどういう事ですか?」
「マサト殿、早かったですな、それが森から出てくる魔物が150匹ぐらいの時もあれば300匹近く出てくるときがあり、タイミングもバラバラになって来ているので、少し調節をして頂きたくてお呼びしたのですが」
そう言うタロイマンさんが現状の説明を受け周りを見渡すと、一応冒険者と兵士で対処は出来てはいるようですが、魔物が出てくるタイミングや数がバラバラの為、疲労感がにじみ出ている感じがします。
「イルチ、ちょっとアルチの所に走って状況確認して来てくれる?」
そう言ってイルチを森に向かわせ暫く様子を見ていると、タロイマンさんの言う通り森からはポツポツと魔物が飛び出してきています。
う~ん、アルチ達ならうまい事やってくれると思うんだけどどうしたんだろう?
そのままタロイマンさんに剣の使い方や型などを教えてもらいながら時間を潰しているとイルチとアルチがやってきます。
「アルチ、魔物の数が多かったり、散発的に出てきてるみたいなんだけど、なんかうまく追い込めない感じ?」
「はい、それが森の奥から魔物がどんどん来ておりまして、堰き止めて数を調節しようとしているのですがなかなかうまくいかず・・申し訳ございません」
そう言ってアルチは申し訳なさそうにしていますが、森の奥からどんどん魔物が来るっておかしくない?
そう思いアルチには森の奥の調査を依頼します。
アルチは森の奥に走っていきましたが、弱い魔物が森の奥から来るって事は強い魔物から逃げている可能性があるような気がするので、タロイマンさんに出来る限りプレモーネから兵士を招集してもらうよう依頼し自分は二ホン砦に行き、バルタとハンゾウにいつでも戦闘が出来るよう臨戦態勢を敷くように指示を出しておきます。
南西の森の前に居るタロイマンさんもプレモーネに使いを送って出来るだけ兵を呼ぶようにしてくれたようですが到着は明日の昼頃との事です。
「マサト殿は森の奥から強力な魔物が来るとお考えですか?」
「そこまでは分からないんですが、森の奥から魔物がどんどん来る理由を考えると強い魔物から逃げているんじゃないかと思ったんですが、とりあえず、今はアルチに様子を見に行ってもらってるので、その結果待ちですね」
「そうですか、では今の所原因が判明するまでは今まで通り森から出た魔物狩りに専念しましょう。それに冒険者などは、これほど安全に多くの魔物を狩れる機会など滅多に無い稼ぎ時だと言っているぐらいですから明日の昼に兵が到着するまでは何とかなるでしょうが、夜が心配ですな」
「そうですね、夜に多くの魔物が出てきたら完全に消耗戦になりますからね、それに関しては、ミノタウロス達を呼んで警備にあたらせます」
その後もタロイマンさんと雑談をしつつ魔物狩りの様子を見ていますが、タロイマンさんの言う通り散発的に魔物が現れその度に迎撃をしているので兵士や冒険者の休憩時間が少なくなっている感じです。
夕方になり日も沈みかけた頃、アルチが森から報告に戻ってきます。
「マサト様、原因が分かりました、森の奥からスケルトンの大群がこちらに向かって来ております」
「スケルトン?数はどのくらい?」
「数はハッキリとしませんがかなりの数です、このままですと明日の夕方にはここに到達するかと思われます。」
その報告を聞きタロイマンさんが苦虫を嚙み潰したような顔をしています。
「マサト殿、これは少しまずいですな、少数のスケルトンならまだしも大群でそれも夕方ごろに戦闘になるとなると、闇夜の乱戦となる可能性がありこちらがかなり不利になりますぞ」
「じゃあ足止めが必要でしょうが、スケルトンは骨ですから食事も要りませんし足止めしようがないですよね?」
「ええ、スケルトンは主に未練を残した死人が命を求めて彷徨う魔物ですので足止めとなると・・・」
「アルチ、今こっちに追い込んでいる魔物をスケルトンの方に追い込むことは出来る?」
「それは可能ですが、かなりの数を取りこぼし四散しますがよろしいのでしょうか?」
「自分の予測が正しければ魔物も命がある物だからスケルトンの獲物になると思うから、魔物をぶつければ多少は足が止まるでしょ」
「わかりました、では早速スケルトンの方に魔物を追い込みます」
「うん、あと、この辺りに現れる時間帯がある程度わかったら報告をよろしく」
「かしこまりました。」
指示を聞いたアルチは遠吠えをした後、森に入っていきます。
「タロイマンさん、とりあえず今すぐにはスケルトンも来ないので、とりあえず自分はゴブリン軍団を招集してきますんで、しばらくここをお願いします」
そう言って道路工事中のゾルス達の所に転移をし、スケルトンの大群がプレモーネ方面に迫っている旨を伝え、工事に参加しているゴブリン100匹程残し、残りを二ホン砦に、カウア達を南西の森に送り届け戦闘準備をさせます。
ゾルス達二ホン砦に送ったゴブリン達には明日の昼前に迎えに来る事を伝え準備をするように指示をします。
とはいえバルタとハンゾウには事前に準備をさせていたのでそんなに時間はかからなそうです。
その後、南西の森の前に戻りカウア達ミノタウロスに夜の間森から出てくる魔物を残さず狩る様に伝えます。
152日目
昨晩はカウア達ミノタウロスが森から出てくる魔物を狩っていたため、夜間の警備にあたっていた兵士以外はゆっくり休めたようです。
「マサト殿、プレモーネからは守備隊を含め700程と冒険者が50名程こちらに向かっておりますが、この数でしのぎ切れますかな?」
「そうですね、自分もこれからゴブリン軍団を呼びに行きますが恐らく1000匹ぐらいですから今いる人数と合わせて2000ぐらいですから、あとはスケルトンの数次第ですね、1000や2000ならいいんですが」
「確かに、ただのスケルトンなら頭を割れば倒せますから1000や2000なら何とかなりますな、ただ4.5千ともなるとかなりの被害が予測されるうえ夜戦ともなればどうなるか・・・」
「確かに、夜戦は避けたいですね、アルチ達がうまい事足止めしてくれて朝からの戦闘になればいいんですが」
そう言って一旦タロイマンさんにゴブリンを迎えに行く旨を伝え転移魔法で二ホン砦に向かいます。
いや、確かにさ、自分がさ、戦闘準備しろって言ったけどさ、これ・・・やり過ぎじゃない?
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