37 / 39
嵐山討ち入り
しおりを挟む
宗泰君にリバーシーで惨敗しふて寝した翌日、生越を出発し嵐山へ兵を進める。
どうやら生越から嵐山までの土地を領する国人領主達の多くは上杉定正に従って川越城へ向かっているようで小競り合いすら起きなかった。
とは言え敵対している国人の領土なので容赦無く領主とその家臣の館を襲い目ぼしい物や兵糧などを奪い家屋に火を放つ。
今後の統治をスムーズに進める為に領民へは乱暴老狼藉を禁止しているが、8000人以上の兵が通過するとあって農民も商人も山に避難したのか町を通り過ぎる際も老人ぐらいしか人を見かけなかった。
う~ん、やっぱり乱暴狼藉や乱取りが普通の世の中だから殆どの人は持ち出せる物だけ持って逃げるもんなんだな…。
確か、生け捕った人を戦利品として売ったりしてたって聞いたことあるし。
その後、人の気配の無い村などを通過し嵐山へと雪崩れ込む。
どうやら嵐山の国人領主も川越へ出払っていたようで、残った一部の家臣などが領主の妻子などを連れて金子主水の居城である杉山城へ籠り籠城の姿勢を見せている為、これまで通り国人領主とその家臣の家屋敷から目ぼしい物を奪い火をかける。
地図を見る限り、現代の武蔵嵐山駅辺りに陣を敷き、兵を分散させて領主館への略奪をさせていると、流石にあらに据えかねたのか杉山城から1000人程の兵が出て来たがすぐさま宗泰君と板橋さんに2000人の兵を率いさせて向かわせたら即座に城へ逃げ込んでしまった。
夜、本陣で杉山城と松山城へ向かう途中にある青鳥城をどうするかの議論になった。
一門衆を始め多くの諸将は杉山城を無視して青鳥城を攻め落としそこを拠点として松山城攻略をするべきと口を揃えて言うものの、杉山城には最低でも1000人程の兵が居る事が今日判明したし無視するのもどうかと思うが青鳥城を攻め落として拠点にすれば杉山城の抑えにもなるので明日には陣を引き払い青鳥城へ向けて進軍をするよう諸将に命じた。
青鳥城には自分が生越を抜けて嵐山へ兵を進め松山城を攻めると情報を流していたにも関わらず川越城からの援軍は来ていないようで城を包囲し降伏勧告の使者を出したら城に籠っている城主の家族や家臣の家族等の安全保障と財産の持ち出し自由と言う条件なら城を明け渡すと言う回答があった。
財産の持ち出し自由って…、なんか自分が略奪者のような感じの目で見られている気が…。
確かにここに至るまで敵対する国人領主の館から目ぼしい物を奪って屋敷に火を放って来たからあながち間違ってはいないんだけど、なんか微妙な感じがする。
ただ無血で城が手に入るに越した事は無いので条件を受け入れ、2日後には城を明け渡すように約束をした。
荷物を運び出す為の荷車を手に入れる為に包囲を解いた場所を青鳥城にいた留守居の人達が慌ただしく行き来し城下から荷車を集め城に運び込んでいる。
領民には手を出さなかったから城下町の商人などが所有する荷車は手つかずだったんだよね…。
先にこっちで買い取っておいて倍の値段で売れば良かった。
失敗した…。
そして2日後、青鳥城に籠っていた兵と城主や家臣の家族が大量の荷車を押しながら城を出て行く。
見た限り農兵が300人に武者が100人、あとは女子供が1000人程かな?
荷車の半分は兵糧みたいだけど、半分は家財のような感じだ。
本来なら兵糧を少しでも多く持ち出すんだろうけど冬だからなのか城主の私物を多く持ち出したのか…。
まあ城に入ればすぐ判明するんだけど。
そう思いつつ城を出る人の列が松山城方面に向かって行くのを眺めつつ、代わりに城に入り城内に異常が無いか調べている宮城さんの報告を待つ。
11月だから肌寒いを通り越して寒いんだよね。
江古田原沼袋に作っている館には大浴場も作って貰ってるけど温泉が欲しいよね…。
ただ確か現代でも大手町で温泉を掘った際は1500メートル程掘ったらしいし、この時代で1500メートルも掘るのは流石に無理だから関東を統一したら何処か温泉が湧く処に本拠地を移そうかな…。
そんな事を考えていると城内を調べていた宮城さんが戻って来て特に異常も無く、潜んでいる兵も居ないとの事だったので兵を率いて城に入る。
って8000人も入れるほど城が広くなかった…。
うん、兵士には城下の家々に分散して止まって貰おう。
城下の人にはお金を払えば特に拒絶はされないだろうし。
それにしても城内の蔵に兵糧がかなり残ってたのには驚きだった。
それだけ持ち出す術が無かったとも言えるんだけど金目の物や城主が普段生活する館にはロクに物が無かったから恐らく城主の奥さん辺りがガメツイ人なんだろうと思っていたら城主である石橋実朝さんからの書状を持った人が城の主殿で待っていた。
書状には近隣の国人領主も上杉定正に従った為、致し方なく敵対する事にはなったけど本当は敵対では無く傘下に加わりたかったと書かれ、せめてもの助けと兵糧を出来るだけ残して城を出るように指示したので城にある兵糧を役立ててほしいとの事だった。
書状を持っていた人に、城主である石橋実朝さんの気持ちはありがたく受け取り、戦後所領を安堵すると伝え川越に向かって貰った。
わざと兵糧を運び出せないように城主の私物を多く運び出させたのか…。
ある意味策士だな。
まあ勝っても負けても家を残す為の苦肉の策ともいえるけど。
さて、では本腰を入れて松山城攻めの軍議をしましょうかね。
そろそろ川越城攻めに加わっている忍城城主の成田正等が松山城を救援する為に川越からやって来るだろうし。
それにしても最近…、と言うか飯能に到着した辺りから思ってたんだけど、女の子成分が足りない!!!!
いや、照姫さん、椿姫さん、桔梗姫さんが恋しい訳じゃないんだよ。
まあ恋しくないと言ったらウソになるけど。
ただ石神井城を出発してから女の子と話すらしていないってどうなの?
泰経さんは「遊女を連れて参りましょうか?」
とか言ってくれてたけど、遊女相手って、この時代ではなんか病気とか怖いじゃん?
梅毒が記録に残る最古の梅毒は1512年だったらしいし、既にチラホラ広まってる恐れあるし。
う~ん、何より帰ったら3人に顔向け出来ないような気がする…。
でも女の子成分が欲しい!!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※補足
梅毒
日本に梅毒が広まったのは一説によると1512年頃に中国から倭寇(外国の沿岸で略奪暴行をする海賊)を通じて伝わったとされています。
江戸時代初期には徳川家康の次男結城秀康や加藤清正なども梅毒に罹患していたと言われています。
現代では余程長期間放置せず病院に行けば重篤化はしませんが、治療薬がない時代では梅毒により命を落とす人も多く居たそうです。
※因みに私は梅毒などを始め性病にかかった事はありません。多分運が良いのだと思います。
どうやら生越から嵐山までの土地を領する国人領主達の多くは上杉定正に従って川越城へ向かっているようで小競り合いすら起きなかった。
とは言え敵対している国人の領土なので容赦無く領主とその家臣の館を襲い目ぼしい物や兵糧などを奪い家屋に火を放つ。
今後の統治をスムーズに進める為に領民へは乱暴老狼藉を禁止しているが、8000人以上の兵が通過するとあって農民も商人も山に避難したのか町を通り過ぎる際も老人ぐらいしか人を見かけなかった。
う~ん、やっぱり乱暴狼藉や乱取りが普通の世の中だから殆どの人は持ち出せる物だけ持って逃げるもんなんだな…。
確か、生け捕った人を戦利品として売ったりしてたって聞いたことあるし。
その後、人の気配の無い村などを通過し嵐山へと雪崩れ込む。
どうやら嵐山の国人領主も川越へ出払っていたようで、残った一部の家臣などが領主の妻子などを連れて金子主水の居城である杉山城へ籠り籠城の姿勢を見せている為、これまで通り国人領主とその家臣の家屋敷から目ぼしい物を奪い火をかける。
地図を見る限り、現代の武蔵嵐山駅辺りに陣を敷き、兵を分散させて領主館への略奪をさせていると、流石にあらに据えかねたのか杉山城から1000人程の兵が出て来たがすぐさま宗泰君と板橋さんに2000人の兵を率いさせて向かわせたら即座に城へ逃げ込んでしまった。
夜、本陣で杉山城と松山城へ向かう途中にある青鳥城をどうするかの議論になった。
一門衆を始め多くの諸将は杉山城を無視して青鳥城を攻め落としそこを拠点として松山城攻略をするべきと口を揃えて言うものの、杉山城には最低でも1000人程の兵が居る事が今日判明したし無視するのもどうかと思うが青鳥城を攻め落として拠点にすれば杉山城の抑えにもなるので明日には陣を引き払い青鳥城へ向けて進軍をするよう諸将に命じた。
青鳥城には自分が生越を抜けて嵐山へ兵を進め松山城を攻めると情報を流していたにも関わらず川越城からの援軍は来ていないようで城を包囲し降伏勧告の使者を出したら城に籠っている城主の家族や家臣の家族等の安全保障と財産の持ち出し自由と言う条件なら城を明け渡すと言う回答があった。
財産の持ち出し自由って…、なんか自分が略奪者のような感じの目で見られている気が…。
確かにここに至るまで敵対する国人領主の館から目ぼしい物を奪って屋敷に火を放って来たからあながち間違ってはいないんだけど、なんか微妙な感じがする。
ただ無血で城が手に入るに越した事は無いので条件を受け入れ、2日後には城を明け渡すように約束をした。
荷物を運び出す為の荷車を手に入れる為に包囲を解いた場所を青鳥城にいた留守居の人達が慌ただしく行き来し城下から荷車を集め城に運び込んでいる。
領民には手を出さなかったから城下町の商人などが所有する荷車は手つかずだったんだよね…。
先にこっちで買い取っておいて倍の値段で売れば良かった。
失敗した…。
そして2日後、青鳥城に籠っていた兵と城主や家臣の家族が大量の荷車を押しながら城を出て行く。
見た限り農兵が300人に武者が100人、あとは女子供が1000人程かな?
荷車の半分は兵糧みたいだけど、半分は家財のような感じだ。
本来なら兵糧を少しでも多く持ち出すんだろうけど冬だからなのか城主の私物を多く持ち出したのか…。
まあ城に入ればすぐ判明するんだけど。
そう思いつつ城を出る人の列が松山城方面に向かって行くのを眺めつつ、代わりに城に入り城内に異常が無いか調べている宮城さんの報告を待つ。
11月だから肌寒いを通り越して寒いんだよね。
江古田原沼袋に作っている館には大浴場も作って貰ってるけど温泉が欲しいよね…。
ただ確か現代でも大手町で温泉を掘った際は1500メートル程掘ったらしいし、この時代で1500メートルも掘るのは流石に無理だから関東を統一したら何処か温泉が湧く処に本拠地を移そうかな…。
そんな事を考えていると城内を調べていた宮城さんが戻って来て特に異常も無く、潜んでいる兵も居ないとの事だったので兵を率いて城に入る。
って8000人も入れるほど城が広くなかった…。
うん、兵士には城下の家々に分散して止まって貰おう。
城下の人にはお金を払えば特に拒絶はされないだろうし。
それにしても城内の蔵に兵糧がかなり残ってたのには驚きだった。
それだけ持ち出す術が無かったとも言えるんだけど金目の物や城主が普段生活する館にはロクに物が無かったから恐らく城主の奥さん辺りがガメツイ人なんだろうと思っていたら城主である石橋実朝さんからの書状を持った人が城の主殿で待っていた。
書状には近隣の国人領主も上杉定正に従った為、致し方なく敵対する事にはなったけど本当は敵対では無く傘下に加わりたかったと書かれ、せめてもの助けと兵糧を出来るだけ残して城を出るように指示したので城にある兵糧を役立ててほしいとの事だった。
書状を持っていた人に、城主である石橋実朝さんの気持ちはありがたく受け取り、戦後所領を安堵すると伝え川越に向かって貰った。
わざと兵糧を運び出せないように城主の私物を多く運び出させたのか…。
ある意味策士だな。
まあ勝っても負けても家を残す為の苦肉の策ともいえるけど。
さて、では本腰を入れて松山城攻めの軍議をしましょうかね。
そろそろ川越城攻めに加わっている忍城城主の成田正等が松山城を救援する為に川越からやって来るだろうし。
それにしても最近…、と言うか飯能に到着した辺りから思ってたんだけど、女の子成分が足りない!!!!
いや、照姫さん、椿姫さん、桔梗姫さんが恋しい訳じゃないんだよ。
まあ恋しくないと言ったらウソになるけど。
ただ石神井城を出発してから女の子と話すらしていないってどうなの?
泰経さんは「遊女を連れて参りましょうか?」
とか言ってくれてたけど、遊女相手って、この時代ではなんか病気とか怖いじゃん?
梅毒が記録に残る最古の梅毒は1512年だったらしいし、既にチラホラ広まってる恐れあるし。
う~ん、何より帰ったら3人に顔向け出来ないような気がする…。
でも女の子成分が欲しい!!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※補足
梅毒
日本に梅毒が広まったのは一説によると1512年頃に中国から倭寇(外国の沿岸で略奪暴行をする海賊)を通じて伝わったとされています。
江戸時代初期には徳川家康の次男結城秀康や加藤清正なども梅毒に罹患していたと言われています。
現代では余程長期間放置せず病院に行けば重篤化はしませんが、治療薬がない時代では梅毒により命を落とす人も多く居たそうです。
※因みに私は梅毒などを始め性病にかかった事はありません。多分運が良いのだと思います。
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう
味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
2度追放された転生元貴族 〜スキル《大喰らい》で美少女たちと幸せなスローライフを目指します〜
フユリカス
ファンタジー
「お前を追放する――」
貴族に転生したアルゼ・グラントは、実家のグラント家からも冒険者パーティーからも追放されてしまった。
それはアルゼの持つ《特殊スキル:大喰らい》というスキルが発動せず、無能という烙印を押されてしまったからだった。
しかし、実は《大喰らい》には『食べた魔物のスキルと経験値を獲得できる』という、とんでもない力を秘めていたのだった。
《大喰らい》からは《派生スキル:追い剥ぎ》も生まれ、スキルを奪う対象は魔物だけでなく人にまで広がり、アルゼは圧倒的な力をつけていく。
アルゼは奴隷商で出会った『メル』という少女と、スキルを駆使しながら最強へと成り上がっていくのだった。
スローライフという夢を目指して――。
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
スキルスティール〜悪い奴から根こそぎ奪って何が悪い!能無しと追放されるも実はチート持ちだった!
KeyBow
ファンタジー
日常のありふれた生活が一変!古本屋で何気に手に取り開けた本のタイトルは【猿でも分かるスキルスティール取得法】
変な本だと感じつい見てしまう。そこにはこう有った。
【アホが見ーる馬のけーつ♪
スキルスティールをやるから魔王を倒してこい!まお頑張れや 】
はっ!?と思うとお城の中に。城の誰かに召喚されたが、無能者として暗殺者をけしかけられたりする。
出会った猫耳ツインズがぺったんこだけど可愛すぎるんですが!エルフの美女が恋人に?何故かヒューマンの恋人ができません!
行き当たりばったりで異世界ライフを満喫していく。自重って何?という物語。
悪人からは遠慮なくスキルをいただきまーーーす!ざまぁっす!
一癖も二癖もある仲間と歩む珍道中!
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる