恍惚な夢

 私が見た夢の話です。
 体育の授業の帰り、図書室に一番近い教室で友人が刺されて腹部から血を流していた。
 ありえない状況にありえない空気、そこにわたしは興奮を覚えるのであった。
 登場人物の奇妙さと私の友人に対する愛の捧げ方。
 すべてがぼんやりした夢の中、でも異様にくっきり、はっきりと覚えている情景。
 覚えている限りの情報を書きました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,581 位 / 193,581件 現代文学 8,608 位 / 8,608件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

低音火傷な世界に鞭を

灯火(とうか)
現代文学
 この世界はあまりに不条理である。  まず、働くためには戸籍と住所が必要だ。そして、戸籍と住所にはお金が必要だ。  この世界は、本当の弱者を見捨てているのだ。  彼女は、そんな世界を変えられるただ1人の偽善者である。  彼女なら、何かができるんじゃないか。  そんな、妄想に駆られている──。

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。

体数変換

羽上帆樽
現代文学
本質は記号にある、と考えることも可能。しかし、そう、考える、時点で、記号とは異なるものがあることも自明。

【完結】王太子妃の初恋

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
カテリーナは王太子妃。しかし、政略のための結婚でアレクサンドル王太子からは嫌われている。 王太子が側妃を娶ったため、カテリーナはお役御免とばかりに王宮の外れにある森の中の宮殿に追いやられてしまう。 しかし、カテリーナはちょうど良かったと思っていた。婚約者時代からの激務で目が悪くなっていて、これ以上は公務も社交も難しいと考えていたからだ。 そんなカテリーナが湖畔で一人の男に出会い、恋をするまでとその後。 ★ざまぁはありません。 全話予約投稿済。 携帯投稿のため誤字脱字多くて申し訳ありません。 報告ありがとうございます。

模範生マコ 呪われしコミュ障の血…

あおみなみ
現代文学
アツミは家族以外の人間との接触を嫌うリモートワーカー。 「大きな街」の短大を出た後、出身地でもある「中くらいの街」に戻り、 中学時代の同級生だった「ケン」と結婚し、ひとり娘「マコ」を授かる。 マコは小柄で目立たな「そう」な少女だが、健康で察しがよく、 「頼まれるとイヤと言えない性格」が幸い(災い)し、周囲からの信頼を集めていた。 しかし本質は母アツミそっくりのコミュ障である。 マコの中学校の入学式に出席したアツミは、 教室で身を縮めて悲壮な表情を浮かべるマコの様子を見て、 不登校宣言をされても受け入れようと決心するのだが…

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

墜落する、衛星

その子四十路
現代文学
きみのそういうところが好きで、そういうところがきらいだったの 恋愛を軸に、自由につづる詩・短編集 ※他サイトでも公開しています。

処理中です...