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過去編 結城とあゆみ悲劇までのカウントダウン 

過去編 暴風 対 爆風

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「なんじゃあいつは自爆でもしたいのか?」
 ※リーム

「助かりましたリームさん。
 あのままだったらヤバかったですよ!」
※八雲

 ブラストの攻撃をリームの爆発的な
風の力で移動なんとか回避することが
出来た。

「あやつがバカであってほしいのじゃが」
※リーム

「そんな訳無いですよね!」※八雲

 爆撃跡の煙からのそのそと歩く人影が、

「ゴホゴホ、あ~煙たかったわ
 ちょっとやり過ぎた!」※ブラスト

 ブラストは何事も無いように現れた。
見た目は無傷、かなりの防御力を
有している。

  さっきの僕の攻撃………直撃したはずだけど
 ダメージは無いように見える。
 今、僕が出せる技の中では、威力が最も高い
 攻撃だったのにそれが効かないとなると、

「次は我が行こう」※リーム

「リームさん気を付けてください」※八雲

 リームは飛び立ちいくつもの魔方陣を展開

「精霊魔法『ゲイルスライサー』」
 複数の魔方陣から風が流れ、リームの前で
 1つの風の斬撃となりブラストを襲う。

「ほ~これはまともに受けるのは痛て~な
 だか躱せないほどじゃない」※ブラスト

 ブラストは横に飛びなんとか躱す。

「当然じゃ、なんの足止めもせずお前さんに
 当たるとは思ってないのじゃ~」※リーム

「精霊魔法『ゲイルブレード』」※リーム

「なるほど、想像以上の速さだ!
受けて立つ 」 ※ブラスト

  ブラストのオーラが一気に膨れ上がり
 腕を交差させリームの攻撃を受け止めた。

「この攻撃は簡単には受けきれんのじゃ
 その腕もらったのじゃ~」※リーム

「ウォー」ブラストは気合いをいれ
立ち向かう。

「なんじゃと!?  切れん!」※リーム
「仕方ない 『インパクト』※リーム
 リームは魔法で相手を吹き飛ばしながら
離脱した。

「危ないね~妖精さんそんな鋭い攻撃を
 持っているとは驚きだ!」※ブラスト

「驚いたのは我じゃ、どんだけ頑丈な
身体をしておる。今のが効かないのは
正直誤算じゃ」 ※リーム

  今のリームさんの攻撃が効かないと
なると間違いなく今の僕の力では
ブラストには勝てない。なら覚悟する
しかない。

「吹き飛べ『サイクロン』」
  リームはブラストからの爆撃オーラを
 竜巻で受け止めなから移動し
 攻撃の機会を狙っている。

「チッ、頑丈なのを良いことに怠けている
 奴ではないか」※リーム

「なんだ隙を見つけようとしても無駄だぜ
あんたの攻撃の危険度は俺の中で
上がったんでね油断するつもりはない」
※ブラスト

 ブラスト腕の筋肉が隆起する。
「オラーいくぞ~『バーニングボム』」
 右ストレートにのせて赤いオーラが射出
 リームに迫る。
 リームは高速で回避した瞬間、
 放たれたオーラが赤く輝き大爆発

「リームさん~~~」※八雲
 あまりの威力で100m以上吹き飛んだ。
 リームさんもかなり近い位置にいた。
 あんなの喰らったらただではすまない。

「なんじゃ!騒ぐでない!」※リーム

「リームさん………は~良かった」※八雲
リームは無事でその横には半透明な
綺麗なお姉さん?

「こやつは精霊シルフじゃ、さすがに
あんなの受けきれんからの~召喚した
のじゃ」※リーム

「へ~これが精霊、今までの光の玉とは
全然違う」なんかすごく綺麗だ!」※八雲

 シルフは八雲に近づき頭を撫でてくれた。

「何を戯れておる。目の前の敵に
集中せんかい!」※リーム

「お~来たぞ、取り敢えず逃げろ~」
※八雲
『ファストウィンド』※八雲

 再び爆撃の雨が降り注ぐ中を駆け抜ける
リームと八雲、しかしただ躱すだけでは
攻撃範囲の大きなこの攻撃は躱しきれ
ないと判断したリームはシルフに防御の
サポートを命じていた。

「このままじゃ、埒が明かない接近するしか
 ありません!」※八雲

「それは分かっておるが次に近づけば
 八雲、お前今度こそ殺されるのじゃ!」
 ※リーム

「分かっています。だからギフトを
使います!」 ※八雲

「八雲分かっておるんじゃな!
 それがどう言うことか?」※リーム

「ここで死んだら終わりです!
 四の五の言ってるくらいならやって
やりますよ!」※八雲

「わかったのじゃ、では今度は我が
サポートする1発でかいのをぶち
込むのじゃ~」※リーム

「押忍!いってやる!!」※八雲

『ライフ』を使うためには、まずは
覚悟をすること、この力は寿命を
消費する。ただ事じゃない。その力を
使ってでもなさないとならない
覚悟をするんだ!
 
『ライフパワー』
 
 八雲は『ファストウィンド』を使い
 一気に駆け抜ける。 

「さっきと違って随分と強そうじゃないか
 相手になってやる」※ブラスト
 
 八雲の変化に気付き戦闘態勢を取る。
 
『ライフパワー+ファストウィンド』
からの

『インパクトブロー』

 ブラストは目の前にいたはずの
八雲を見失う。急加速した八雲は
ブラストの腹部に強烈な
一撃を喰らわせた。

「ぐはっー」血を吐き片膝を付くブラスト
しかしすぐにこちらを睨み付けるように
見て立ち上がったのだ。

「今のは効いたぜ!身体の芯まで伝わる。
 いいパンチだった。だが俺は倒せん」

 ブラストの豪腕が八雲を襲う。
 八雲はそれを平手で受けると同時に
『インパクト』を放ち衝撃を和らげ
受け止める。 

「ブラストあんたが頑丈なのは
分かってるんだ!なら倒れるまで
殴るまでだ!」※八雲

「ハッ、良いね!だか、
ただ殴られてはやらん!」
 ※ブラスト

『テンペストブロー』※八雲
『ボミングフィスト』※ブラスト

 2つの衝撃が大地を揺るがした。
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