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過去編 結城とあゆみ悲劇までのカウントダウン
過去編 魔人襲来
しおりを挟む「どうしたー凄い音がしたぞ!」
倉庫の中を見ると異常な光景が
広がっていた。一面真っ赤に染もっており、
さっきまであったワイバーンの死体が
減っている。何が起こったんだ!
「グチャクチャ」気味が悪い音が聞こえる。
音の発信源と思われる方を見ると、
ワイバーンの死体のそばに人影がいた。
「何なんだおまえは」
謎の男は振り向き、「おまえは
ウマイのか?」と聞いててやがった。
よく見るとワイバーンを食っていやがる。
身体は返り血で真っ赤になって不気味だ!
こいつまさか俺まで食う気か!
「ウマイわけないだろう。ふざけるな!」
謎の男はさっきまで笑顔だっだが、
急に能面のようになり、ワイバーンを
また食べ始め、俺にまったく興味を
示さなくなった。
普通じゃないまずは応援要請を
しなければ!
ゆっくりと後ろに下がる。
「ヴィルおまえはいつも食い気ばかりで、
世話係をさせられる。私の身にもなんて
もらいたいものですな」
突如また別の男の声がした。
男の姿は紳士服でステッキをコツコツと
音をたてこちらに歩いてきた。
「敵を逃がしたらいけないでしょ!」
近くまで来てわかった。人の姿は
しているが、だだの人間ではない
額から3本の角が生えている。
こいつ…………魔人だ!
「ヴィル、好き嫌いは良くない。
食べ残しをするつもりか?」
「バーバルそれは僕が最も嫌いなことさ!
絶対にそんなことはしないよ~」※ヴィル
「知っているが、喰うのを優先するな、
先に狩ってから後で食べろ」※バーバル
「わかった!逃げると食べられ
ないもんね~」※ヴィル
男が立ち上がったと思ったら消えていた。
男と俺の脚が…………
「アァァァァーーー」
「これで逃げられないね!生きてる方が
美味しく食べられるが待っててね~」
※ヴィル
男は再びワイバーンを食べ始める。
きっと食い終わったら次に食べられる
のは………
「まったく任務なんだがまずは
私が行きますか」 ※バーバル
バーバルは倉庫を出ていった。
…………▽
「ぐあぁぁー」
「痛て~」
「助けてくれ~」
そこらじゅうから悲鳴が聞こえる。
倉庫の異変に気がついた兵士が
応援を呼んで兵士を集めた。
兵士達はバーバルの姿から魔人と判断、
全力挑まねばならない敵と判断、
兵士達は連携をとりバーバルに挑んだ!
しかし、魔法何故かすべて逸れて
当たらず、重歩兵の壁をなんなく退け、
我らを不思議な魔法で捕らえられて
しまった。
「は~い皆さん、お静かにして下さい
あまりうるさいと殺したくなります
から!」
ボーラハットを取りそこに手を入れて
引き出すと大きな棺が現れる。
その棺に捕まえた。兵士をいれていく。
今私の前には既に百を超える数の棺が
並んでいる。
「次はあなたの番ですよ!な~に抵抗
しなければ痛くしませんから、
ま~私はですがね!」
魔人は私の首を鷲掴みにして
無理やり棺の中に入れた。中には
当たり前だが真っ暗だ そして何より
苦し~一体何なんだこれは?」※兵士
「本当に面倒ですね!ヴィルが美味しく
食べれるように準備するのは、私は料理人
じゃないんですが!」※バーバル
ぶつぶつ文句を良いながら作業をする。
ヴィルの美味しい条件
①生きている新鮮なもの
②固いより柔らかい(男より女)
③苦しんでいる。恐怖していること。
理由としてはその瞬間特別オーラが上がり
質もかわるからだそうだ。
④③でも言っているがオーラ量が多いこと
これこそが最も重要な条件
バーバルもこんな面倒なことはしたくは
ないが、ヴィルには少々特別な力を
持っているため、利用する価値がある。
特に今回のような砦を落とすときには
最適だ!
「取り敢えずあと残りは
…………そこに隠れている
二人だけですかね!」※バーバル
バーバルは周辺を見て、建物の壁の裏で
ジッとしている。一樹と健司に声をかける。
「あ~くそ~酒でも飲みに行こうとふかふか
するんじゃなかったぜ」※一樹
頭をポリポリかきながら出てくる。
「食堂に可愛い女の子がいるからって
聞いたから来たのになんでこんな
めんどくさそうなやつを相手にしないと
いけね~だよ!」※健司
めんどくさそうに腕を頭の後ろに
組立ち上がる。
「?………あなた達は兵士ではなさそうですね
冒険者ですか?」※バーバル
「へっ、 俺様達を誰だと思ってるんだよ!
異世界から来た勇者様だ覚悟するんだな!」
※健司
「健司………おまえは勇者じゃないけどな!」
少しあきれた目で見る。
「うるさいぞ一樹! 良いんだよ。
細かいことは、ひとくくりで俺達全員が
異世界からの勇者なんだよ!」※健司
「わあったわあった。とにかくこいつを
倒すぞ。見る限り強いから気を
抜くんじゃないぞ!」 ※一樹
一樹はオーラを高め戦闘態勢に入ると、
健司も仕方なしにと戦闘態勢に入った。
「これはついていました。あなた達を
倒せば、私の評価もぐっと上がりますね!
これはヴィルのご飯の準備などして
いられません。それではあなた達を
殺して差し上げましょう」
※バーバル
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