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第三章 闇ギルドヘルヘイム

元英雄 戦いの果てに……(* ̄∇ ̄)ノ

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「ルビー悪いが地面には下ろして
やれない」

身体がボロボロになりながらルビーは
八雲を見つめる。

「ルビーの最も厄介なのは再生力だね。
君は大地からエネルギーを摂取し身体を
治してしまう。だから空中で倒し大地に
下ろさなければ倒すことが出来と
思ったんだ~
それが正解でよかったかな!」

「正解!このままだと戦闘復帰は不能
 悔しいけど私の負け(¬_¬)」

 ほんの少しだけ悔しそうな顔をして、
その後ちょっとふて腐れてる気も………

 ルビーを空中て捕縛して取り敢えず
小休止、暫くしてバタバタと
アイクさんとサリーさんが走ってきた。

「八雲あいつはどうした?」
凄まじい戦いの痕を見て興奮している。

「うえ!!( ´∀` )b」
八雲は上空に指を指し答える。

「ウォー!?」※アイク
「捕まえたんですか?……八雲さんは
 とんでもないですねーどうするんです?」

「倒した感じになってますけど、
実のところ倒しきれないのが事実で、
この後どうするかを考えます」

「何でだよ!もう動けないんだろ!」
 ※アイク

「(¬_¬)」※ルビー
 ルビーはずっとよそ見してこっちを
見ない。
何を考えているのやら(  ̄- ̄)

「ルビーは大地からエネルギーを
摂取するから地面に着けないよう
浮かしています。」
 やってみないとわからないですけど、
バラバラにしても復活するかもよ!」

「あまりリスクは背負い
たくないですね!」※サリー
 サリーさんとアイクさんは嫌そうな
顔をして僕の意見を受け入れてくれた。

「それにそろそろ専門家が
来るんで待ちましょう!」
※八雲

「派手にやったわね~まさか
ここまでになってるとは思わな
かったわ!」
 両腕を腰に当て、太陽光を背に
受け神々しく聖女様のご登場だね!

「あなた様は聖女様でしょうか?」
 ※サリー
 驚きながらお辞儀をするサリーさん

「そうだよ~コロンって言うの
宜しくね!」
こちらはこちらで軽い~

「あなたは聖女の称号を持つ者ですか?」
突如ルビーがコロンさんに反応、
何かを感じたようだ。

「あなたはガイア様に選ばれし者、
 なぜこいつらと一緒にいる?」

「コロンさんってガイア様に使える聖女
 だったんですか?」

「そうよ!私を聖女に選んだのは
ガイア様八雲君も知ってると思うけど
聖女はそれぞれ違う神に使えているわ。
それぞれの神はこの世界の平和を
守るために協力関係にある
…………と言われているわ!」

「と……言われている?えっと
違うんですか?」

「私も直接会ったことがないから
良くわからなくって特にガイア様は
自由なのよ!あまり指示もないの
 だから情報が少なくって昔っから……」

「私を無視しないでぷんぷん(# ̄З ̄)」
 ※ルビー

「あら、ごめんなさい!そうね~
強いて言えば八雲君のことが好き
だからかしら」

 八雲はドキっとしたがからかわれると
思い我慢した。

「そうなんですか!分かりました」

「え~それで納得するの?」

「ガイア様は自由な方なので、
 私も納得します」※ルビー

「あ、そうですか(  ̄- ̄)」※八雲

「ルビーちゃんはこの後どうしたい?」
 ※コロン

「地面に着いて落ち着きたいです(T.T)」

「じゃ~暴れない?」

「暴れません(¬_¬)」

「わかったわ。八雲君下ろしてあげて!」

「ちょっと待って下さい!」※サリー

「何かしら?」

「聖女様、危険です。何をするか
分かりません!」

「大丈夫よ!( ´∀` )b
ルビーちゃんは既に負けを認めてる。
騙し討ちは絶対にしないは、ガイア様
そう言うの嫌いだし、それに基本的には
私には逆らえないでしょうし……ね!
ルビーちゃん」

「はい、私は聖女に協力するように
言われています ………ただ嫌なら
断って言いとも言われています」

「……ダメじゃないですか~!Σ( ̄□ ̄;)」
 ※サリー

「大丈夫です。嫌ではありませんから」
 ※ルビー

「それなら問題ないわ!」※コロン

「それで良いんですか?」※八雲

「良いのよ!信じる者は
救われるのよ( ´∀` )b」

「了解です\(_ _)」※八雲
 八雲はルビーを地面に下ろすと
みるみる身体が再生していく。
どんな攻撃をしても
無駄な訳だ………

「治りませた。助けて頂き
感謝します。(T.T)」

「良いのよ気にしないで、この後、
貴方をどうするか考えるけど、
その前にあちらから片付けましか!」
コロンはダインに向けて話す。
ダインは震え上がり
この後のことを想像したのだろう。

「わ、私はしにたく……なぁぁぁぁぃ」
突如苦しみだすダイン

「ヤバいまた呪いで殺される!?」※八雲

「あら、ゆっくりしていられないわね!!」
 コロンは鋭い目をして魔方陣を展開
ダインを包む。

大地よ我が呼びかけに応えよ。
邪を退ける大いなる盾
『ホーリーグランドクロス』

大地から地面が上昇し形を変えていく
あっという間に十字架の形をした8つの
柱が立った。

「まずは相手のコントロールを
妨害できたわね!」

 見るとダインは咳き込んで入るが
生きている!?

「結界を張ったから呪いによる
攻撃は無効よ!後は私が張った
結界で徐々に呪いの浄化を
 行っているから、5時間くらい
 この中にいなさい。」

ダインはブンブン首を振っていた。

「流石コロン様、見事な魔法です」
 ※ユリメリア

「うん、ありがとう」※コロン

「八雲、大丈夫だったか!!心配したワン!!」
突如現れる犬

「なんで急に犬ぽくしたポチ」

「俺は犬だぜ………ワン」

「無理するな、あと隠れてたのかよ!!
 手伝ってくれても良いだろ!」

「八雲君、猫の手じゃないけど
犬の手も借りたいほど大変だった
のね~」※コロン

「コロンさんもなんとなく気付いていると
 思いますけど、普通の犬じゃないです。
 喋ってるでしょ(T.T)」※八雲

「本当です。こんな犬見たことありません」
※サリー

「こんな犬とか言うなよねーちゃん」
 ※ポチ

「ご、ごめんなさい」※サリー

 動揺するサリーさんは
かわいいな~って違うか!

「八雲、さっきから一つ言いたいことが
あるんだが、………ドラゴンが凄い勢いで
接近しているぞ!しかもヤベーヤベーって
言いたくなるくらいの
 やつだなこれは……………」


       「「「「ドラゴン!!!!」」」」

 ほぼ全員が驚き狼狽える。当然と
言えば当然である。ドラゴンなんて
最低でも町消滅の危機、Aランク以上
の仕事だ、狼狽えないわけがない。

「ポチ~早く言えよ。ドラゴンなんて
ヤバいじゃないか、でもポチが
言うからには相当ヤバい
 んだな。ポチあととのくらいだ!」

「うん?もう隣にいるぞ!
八雲(=゜ω゜)ノ」※ポチ

「( ゜д゜)ハッ! 言うのおせえ~!!」※八雲
 八雲は接近に気付くことが出来なかった。
相当ヤベーやつだと振り向くとそこには

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