11 / 226
第一章 異世界帰還編
露鬼さんぐるぐる、部長~!Σ( ̄ロ ̄lll)
しおりを挟むあれから、先生達は酒を飲みまくり、
僕と左藤さんはひたすらつまみを作り
夜は更けていった。
「リームちゃん、また来てね~。(。>д<)」
「ライちゃん、もちろんじゃ~(ノ´Д`)ノ」
「ライちゃん」「リームちゃん」
( * ´д)/(´д`、)…………わーん
もーう何も言うまい、命は大事にだ
「左藤さん喋ったら殺す」左藤さんは
八雲の殺気に震えた。
そして学園に帰る。
「忘れてはいけない部長覚悟しとけ~」
僕は管理クラブの部室に行く
「コンコン、失礼します」
部室に入ると露鬼(ろき)がパンツ一丁で
逆さ吊りで吊るされていた。
「はっー図体だけかー調子乗ってるん
じゃねーぞ!オメーみたいな見た目だけの
中身空っぽはな~頭にカニ味噌でも
積めてろー
あ、おーめには勿体ないか、ハッハッハー」
「兄貴ーー 助けて~ 。゜(゜´Д`゜)゜。」
僕はそっとドアを閉めた。
「八雲君じゃないですか~お帰りなさい」
帰ろうとしていたら、後ろから部長に
止められた。
先ほどと違い、可憐な感じでキリッとした
顔で声をかけられた。
「人形は届けることはできたかい!
多分大変だったと思うけど」
「はい、もちろんです。
問題ありませんでした。」
僕は命を大事にするのだ。
「そうかーそうかー、左藤さんから
聞いてるよ良くやってくれたね」
「そうだ、美味しいクッキーがあるんだー
部室で食べないかい」
あの拷問部屋に い く の か~ ダメだー
「すいません、急用を思い出しまして、
残念ですが、今日は帰ります。」
「そうかい、残念だなー新しい鞭を
試したかったんだけど「ニヤ」
「失ー礼ーしましたーーー」
僕はダッシュで帰った。
………▽
「八雲君、おはよう」
僕は登校していると、神薙に声を
かけられた。
「神薙、おはよう」
「こないだは、大変だったね。
雷様の案件、皆やりたがらなくって、
困ってたんだよね~解決してくれて
ほんと良かったよ。」
「なんだ、やっぱり面倒事かよ」
「土地神様からの依頼なんて中々ないし、
被害者も出て、皆怖がってたよ。」
「とにかく解決したし、また実績積むために
依頼をこなすかね~
神薙また部長のとこで、任務を受けるのか?」
「八雲君違うよ。前回は特別で、
通常は受付で、依頼を受けるんだよ。
案内しょうか?」
「良いのか、サンキュー」
神薙に連れられて、受付に着いた。
モン○ンみたいに紙が張り出されている。
「依頼はA~Dランクがあって、Aが難しく
Dが簡単な感じ、高いランクは一定の任務を
こなさないと受けることはできない。
任務に応じて評価されていくから、
徐々に上がって行くはずだよ」
取り敢えず依頼書を見てみるか、
①愛犬のポチがいなくなりました
捜して下さい。 Dランク
「犬の捜索とかやってるんだ」
②うちの犬がたまーにですが、喋るです。
すごくないですか?Dランク
「ただの自慢話かー!!!」
③こないだ、歩いていると目の前に
犬が現れて、喋ったんです。
顔を見たら人の顔で、 何とかして
下さい。Cランク
「人面犬ってやつか、たしか妖魔
かもしれない」
④夫が満月の日になるといつもいなく
なるんです。調査をお願いします。
Cランク
「狼男に変身しているのか?なんか
犬関連が多い気がする。」
⑤彼がいつも満月の日になると、
発情して私をペロペロとなめるの
犬のようね‼️
『激しすぎるわ‼️』Zランク
「人の痴情話なんて知るか~っていうか、
④と⑤繋がっとるがな~~~」
「流石部長が認めるだけのことはあるがな~
素晴らしいツッコミだもん」
「誰だあんたは」
「俺はここの受付の取りまとめを
担当している代門(だもん)て言うもの
だもん。宜しくな」
「どうも、鈴木八雲と言います。」
「あの僕のこと何て言ってたんですか?」
「面白いのが入っただもん」
「それだけですか?」
「あ~それだけだ、部長がそんなことは
滅多にいわないからな~楽しみに
待ってたぜ」
「それはご期待に答えれば良いですが‼️」
「よ~し八雲にとっておきの依頼を
出してやれだもん~」
代門さんは受付の女子に指示をだし、
その人は「鬼人村ですか」と確認する。
「あーちょうど人手がほしかっただもん」
「ほれ、依頼書だ」
八雲は依頼書を見る。
『鬼人村の前鬼と後鬼を止めるのを
手伝って欲しい。 Aランク
「Aランク任務じゃないですか?
僕ではだめじゃないんですか?」
「大丈夫、安心しろ。部長からは
あいつならできる‼️難しい仕事、
厄介な仕事面倒な仕事、やりたくない仕事、
なんでもやってくれる優秀な人材と
聞いているだもん。
「何も言うまい、流石はあの部長だ!!!」
「じゃ行くってことでいいな~」
「了解です。代門さん、」
「助かるよ。これで5人かもう少し増や
したいが安易に増やすと死人がでる
からな~」
「えっ、ま~Aランク任務だから
危険度が高いとは思ったけど」
「今回は戦闘がメインになるから、
討伐クラブからも人手を借りる
予定だもん」
「ちょっとまったーー 兄貴がいくとこ
この露鬼様ありだぜ~」
「露鬼さん、顔に鎖の痕あるよ大丈夫!!」
「兄貴、こっこっこれは、ファッション
だぜ!るろうに剣○みたいでカッコいい
だろ!」
確かに良い感じの迫力のある模様だけど、
ぐるぐる巻きで鞭でバシバシされてるの
見ちゃったしな~」
「代門さん露鬼は参加できるんですか?」
「さっきも言ったが、危険だ、普通は
無理だが露鬼おまえの話しは聞いている。
お前のところの部長の了承がとれれば
良いぞ」
「よっしゃ兄貴ーーーいってくるぜーーー」
「露鬼さんいってらっしゃい」
露鬼はダッシュで部屋を出ていった。
さて用は済んだし帰るか」
「ちょっと待ったー私も行く‼️」
「神薙、おまえ遊びに行くんじゃないぞ」
「分かってるわよ。私をなんだと
思ってるのよ‼️」
神薙が笑顔で参戦……………(*≧∇≦)ノ
可愛いけどアホなんだよな~
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる