90 / 303
第3章 ルマールの地にて
第18話 コロール村の戦い
しおりを挟む
俺たちCランク冒険者は、アダムの後を追ってコロール村の近くまで来る。途中、アダムは俺の足が遅いため、ついてこられるようにスピードを調節する。
他の冒険者がアダムに言う。
「あのチビに合わせて走っているのか。」「我々が必要なのはアニエス様の応援だ気に入らなかったら帰っていいぞ。」
「帰れるわけないだろう。今帰ったら臆病者になってしまう。」「ならばアニエス様について走れ。」
他の冒険者は俺に合わせて走ることになる。7歳児の足だ彼らにはゆっくりだっただろう。
ようやく俺たちは到着する。そこには「アニエス様をあがめ隊」が待機していた。アヒムが俺たちに言う。
「俺たちが切り込むから、お前たちは後に続いて魔物を1匹づつパーティーで倒していって欲しい。」「アヒム、私の話を聞いて。」
「アニエス様、何でしょう。」「まず。私とアネットの魔法で魔物を蹴散らすからそれから突入してくれない。」
「魔法で魔物を蹴散らすのですか。」「ええ、パイルサイクロンを使います。」
「アニー、パイルサイクロンなんて使ったら村がめちゃくちゃになるわ。」「そうよ。魔物をミンチにしましょう。」
「俺はアニエス様に従うだけですが、アネット様はよろしいのですか。」「あなたたちの獲物が半減するけど、私は了解したわ。」
こうして、俺とアネットの魔法攻撃で魔物に打撃を与えて、「アニエス様をあがめ隊」が突入して、それからCランク冒険者が後から続くことになる。
俺とアネットは風下から村に近づき、魔物が固まっているところを狙って詠唱を始める「我を遮るものを砕き穿て。パイルサイクロン」
強力な風の渦が起こり巻き込んだものを粉々に砕いていく、それは魔物でも逃れられない。魔物は粉々になり細かな肉片に変わる。
俺が魔物化したホーンボーア3匹、ワーウルフ5匹、アネットがシルバーグリズリー7匹を餌食にする。
ワーウルフが10匹、俺とアネットに気づき向かってくる。俺とアネットは2人で40本のファイアーランスを作りだし、ワーウルフに向けて撃ち出す。
ファイアーランスで6匹のワーウルフを仕留める。さらにワーウルフは近づいて来る。俺には2匹飛び掛かってくる。俺はサンダーボルトを発動させた状態でワーウルフをさばく。
2匹のワーウルフは黒焦げになり倒れたまま動かなくなる。
アネットにも2匹のワーウルフが飛び掛かってくる。彼女は高速詠唱でマグマウォールを作りだす。ワーウルフはマグマウォールに突っ込みそのまま焼け死ぬ。
「アニエス様をあがめ隊」のヒーラーディルクと魔法士エック、エマ、ヨーゼフの4人が3匹のシルバーグリズリーにファイヤーボールを撃ちこんでけん制する。
アヒムが先頭に突っ込みシルバーグリズリーの心臓を刺し貫く。さらにベントとディートがシルバーグリズリーを討ち取り、残りの1匹もベルン、クリストフが討ち取る。
アネットがホーンボーアにファイヤーランスを撃ち込むとCランク冒険者パーティー2組で取り囲んで倒す。
俺はホーンボーアにファイヤーボールを撃ち、炎で包む。もがくホーンボーアをアニタが剣で首をはねる。
アヒムは、魔物の討伐が終わると俺たちに言う。
「生存者がいないか探すぞ。」
みんな生存者を探し始める。俺はスィープ・サーチで埋もれている空間はないか探す。探知魔法で探していたアネットが生存者を見つける。
生存者は崩れた建物の下敷きになっていた。生存者を助け出すとディルクがヒールする。村の男が生存者に声をかける。
「他の人たちはどうしたんだ。」「逃げる暇なんてなかったよ。俺は逃げ遅れて家の下敷きになったんだ。」
男は茫然となる。俺たちは男と生存者にかける言葉はなかった。俺たちは2人を連れて街に帰ることにする。
他の冒険者がアダムに言う。
「あのチビに合わせて走っているのか。」「我々が必要なのはアニエス様の応援だ気に入らなかったら帰っていいぞ。」
「帰れるわけないだろう。今帰ったら臆病者になってしまう。」「ならばアニエス様について走れ。」
他の冒険者は俺に合わせて走ることになる。7歳児の足だ彼らにはゆっくりだっただろう。
ようやく俺たちは到着する。そこには「アニエス様をあがめ隊」が待機していた。アヒムが俺たちに言う。
「俺たちが切り込むから、お前たちは後に続いて魔物を1匹づつパーティーで倒していって欲しい。」「アヒム、私の話を聞いて。」
「アニエス様、何でしょう。」「まず。私とアネットの魔法で魔物を蹴散らすからそれから突入してくれない。」
「魔法で魔物を蹴散らすのですか。」「ええ、パイルサイクロンを使います。」
「アニー、パイルサイクロンなんて使ったら村がめちゃくちゃになるわ。」「そうよ。魔物をミンチにしましょう。」
「俺はアニエス様に従うだけですが、アネット様はよろしいのですか。」「あなたたちの獲物が半減するけど、私は了解したわ。」
こうして、俺とアネットの魔法攻撃で魔物に打撃を与えて、「アニエス様をあがめ隊」が突入して、それからCランク冒険者が後から続くことになる。
俺とアネットは風下から村に近づき、魔物が固まっているところを狙って詠唱を始める「我を遮るものを砕き穿て。パイルサイクロン」
強力な風の渦が起こり巻き込んだものを粉々に砕いていく、それは魔物でも逃れられない。魔物は粉々になり細かな肉片に変わる。
俺が魔物化したホーンボーア3匹、ワーウルフ5匹、アネットがシルバーグリズリー7匹を餌食にする。
ワーウルフが10匹、俺とアネットに気づき向かってくる。俺とアネットは2人で40本のファイアーランスを作りだし、ワーウルフに向けて撃ち出す。
ファイアーランスで6匹のワーウルフを仕留める。さらにワーウルフは近づいて来る。俺には2匹飛び掛かってくる。俺はサンダーボルトを発動させた状態でワーウルフをさばく。
2匹のワーウルフは黒焦げになり倒れたまま動かなくなる。
アネットにも2匹のワーウルフが飛び掛かってくる。彼女は高速詠唱でマグマウォールを作りだす。ワーウルフはマグマウォールに突っ込みそのまま焼け死ぬ。
「アニエス様をあがめ隊」のヒーラーディルクと魔法士エック、エマ、ヨーゼフの4人が3匹のシルバーグリズリーにファイヤーボールを撃ちこんでけん制する。
アヒムが先頭に突っ込みシルバーグリズリーの心臓を刺し貫く。さらにベントとディートがシルバーグリズリーを討ち取り、残りの1匹もベルン、クリストフが討ち取る。
アネットがホーンボーアにファイヤーランスを撃ち込むとCランク冒険者パーティー2組で取り囲んで倒す。
俺はホーンボーアにファイヤーボールを撃ち、炎で包む。もがくホーンボーアをアニタが剣で首をはねる。
アヒムは、魔物の討伐が終わると俺たちに言う。
「生存者がいないか探すぞ。」
みんな生存者を探し始める。俺はスィープ・サーチで埋もれている空間はないか探す。探知魔法で探していたアネットが生存者を見つける。
生存者は崩れた建物の下敷きになっていた。生存者を助け出すとディルクがヒールする。村の男が生存者に声をかける。
「他の人たちはどうしたんだ。」「逃げる暇なんてなかったよ。俺は逃げ遅れて家の下敷きになったんだ。」
男は茫然となる。俺たちは男と生存者にかける言葉はなかった。俺たちは2人を連れて街に帰ることにする。
1
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる