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13話 これってデート
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九郎は社本家で昼食を食べる。彼はあやめの母かえでを紹介される。
かえでは九郎とあやめに勧める
「2人で買い物にでも行って来たら。」
九郎とあやめは出かけることになる。玉枝は巫女姿のままである。九郎がそろそろ巫女姿をやめてもらいたいと思っている。
しかし、玉枝は
「この巫女姿気に入ったわ。九郎ちゃんがエッチな目で見るからー」
とやめる気はないようである。
九郎とあやめはバスに乗る。
あやめが九郎に言う
「今日も青い炎が出たわよね。」「そうだね。」
「本当に翼君と関係ないの。」「僕にはわからないよ。」
「翼君の守護霊が助けているのかしら。」「どうかな。」
九郎は玉枝のことを言うわけにはいかない。今なら信じてもらえると思うが、怨霊と同棲なんて知られたら嫌われるだろう。
ショッピングモールの前で2人はバスから降りる。2人はウィンドウショッピングを楽しむことにする。
モールを回るうちにあやめは春物の服を見に店に入って行く。春物の処分のため大幅値引きされている。
あやめは、ニットを色違いで数着選ぶと試着室に入って行く。玉枝は展示されている服の通りの姿になる。
玉枝は九郎に言う
「どうかしら。」「似合うよ。」
「他に言い方ないの。」「きれいだよ。」
「よく聞こえないわ。」
その時、試着室のカーテンが開く
「きれいだよ。」
そこには玉枝でなく、あやめがいる。九郎とあやめが赤くなる。
あやめが言う
「ありがとう。」「すごく似合っているよ。」
九郎はごまかしながら、玉枝に謀られたと思う。玉枝はご機嫌である。
あやめは桜色のニットを試着していたが、それをすぐに買う。
彼女はきれいだと言われてそのニットを気に入ったようだ。
「良かったね。好感度アップしたわよ。」
玉枝が九郎に言う。
玉枝は淡い黄色のトップスの上にくすんだ黄色のマウンテンパーカー下は長めの青いスカート姿になっている。
この後、九郎の要望でTシャツを見ることになる。彼はついでに夕食の食材を買おうとする。
するとあやめが言う
「今日の夕食、翼君を誘うように言われているの。」「夕食までごちそうになっていいのかな。」
「お願い。お父さんに頼まれているの。」「ごちそうになるよ。」
九郎はこれってデートかなと思う。それに食事に呼ばれて気に入られたのかなと考える。
2人は喫茶店に入った後、社本家に戻る。九郎とあやめが居間に入ると一久がいる。
一久は九郎に言う
「娘とは電話番号の交換をしていると思うけど、私にも電話番号を教えてくれないか。」
九郎とあやめは「あっ」と思う、2人はまだ電話番号をお互い知らないのだ。
「まだ、電話番号を交換していませんでした。」「お父さん、私たち電話番号知らないわよ。」
一久は驚いて言う
「君たち、何やっているんだ。」
九郎は、あやめと一久と電話番号を交換する。そして、一久は九郎にご祝儀袋を渡す。
九郎は一久に聞く
「これは何ですか。」「今日のお礼だよ。」
「受け取れません。」「受け取ってくれ、これからもお願いすることがあるから。」
「見えるだけですよ。」「それだけで助かるんだよ。」
九郎はご祝儀袋をもらうことにする。しばらくするとあやめとかえでがすき焼きの用意を始める。
「九郎ちゃん、捕まったかな?」
玉枝が言う。九郎はそうかもしれないと思うが、人と食べる食事はありがたく思う。
かえでは九郎とあやめに勧める
「2人で買い物にでも行って来たら。」
九郎とあやめは出かけることになる。玉枝は巫女姿のままである。九郎がそろそろ巫女姿をやめてもらいたいと思っている。
しかし、玉枝は
「この巫女姿気に入ったわ。九郎ちゃんがエッチな目で見るからー」
とやめる気はないようである。
九郎とあやめはバスに乗る。
あやめが九郎に言う
「今日も青い炎が出たわよね。」「そうだね。」
「本当に翼君と関係ないの。」「僕にはわからないよ。」
「翼君の守護霊が助けているのかしら。」「どうかな。」
九郎は玉枝のことを言うわけにはいかない。今なら信じてもらえると思うが、怨霊と同棲なんて知られたら嫌われるだろう。
ショッピングモールの前で2人はバスから降りる。2人はウィンドウショッピングを楽しむことにする。
モールを回るうちにあやめは春物の服を見に店に入って行く。春物の処分のため大幅値引きされている。
あやめは、ニットを色違いで数着選ぶと試着室に入って行く。玉枝は展示されている服の通りの姿になる。
玉枝は九郎に言う
「どうかしら。」「似合うよ。」
「他に言い方ないの。」「きれいだよ。」
「よく聞こえないわ。」
その時、試着室のカーテンが開く
「きれいだよ。」
そこには玉枝でなく、あやめがいる。九郎とあやめが赤くなる。
あやめが言う
「ありがとう。」「すごく似合っているよ。」
九郎はごまかしながら、玉枝に謀られたと思う。玉枝はご機嫌である。
あやめは桜色のニットを試着していたが、それをすぐに買う。
彼女はきれいだと言われてそのニットを気に入ったようだ。
「良かったね。好感度アップしたわよ。」
玉枝が九郎に言う。
玉枝は淡い黄色のトップスの上にくすんだ黄色のマウンテンパーカー下は長めの青いスカート姿になっている。
この後、九郎の要望でTシャツを見ることになる。彼はついでに夕食の食材を買おうとする。
するとあやめが言う
「今日の夕食、翼君を誘うように言われているの。」「夕食までごちそうになっていいのかな。」
「お願い。お父さんに頼まれているの。」「ごちそうになるよ。」
九郎はこれってデートかなと思う。それに食事に呼ばれて気に入られたのかなと考える。
2人は喫茶店に入った後、社本家に戻る。九郎とあやめが居間に入ると一久がいる。
一久は九郎に言う
「娘とは電話番号の交換をしていると思うけど、私にも電話番号を教えてくれないか。」
九郎とあやめは「あっ」と思う、2人はまだ電話番号をお互い知らないのだ。
「まだ、電話番号を交換していませんでした。」「お父さん、私たち電話番号知らないわよ。」
一久は驚いて言う
「君たち、何やっているんだ。」
九郎は、あやめと一久と電話番号を交換する。そして、一久は九郎にご祝儀袋を渡す。
九郎は一久に聞く
「これは何ですか。」「今日のお礼だよ。」
「受け取れません。」「受け取ってくれ、これからもお願いすることがあるから。」
「見えるだけですよ。」「それだけで助かるんだよ。」
九郎はご祝儀袋をもらうことにする。しばらくするとあやめとかえでがすき焼きの用意を始める。
「九郎ちゃん、捕まったかな?」
玉枝が言う。九郎はそうかもしれないと思うが、人と食べる食事はありがたく思う。
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