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第323話 ムーラーの脅威2
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ルーカス提督の艦隊もムーラーの本拠地の破壊に加わる。艦船の数が増えたため本拠地の破壊のスピードは速まる。
俺もワルカで出撃の準備に入る。俺はムーラーの存在が突然判明したため調整に忙殺されていたのである。
俺には近衛騎士団の15機のワルカがついてくることになる。2隻の輸送船にワルカが積み込まれる。
ドニィーシャが出たがっていたが彼女は浮島でやることがあるため、ティグラトがサポートに付く。輸送船で浮島を出て北上する。
アジア方面は近衛艦隊とルーカス提督の艦隊が展開しているため、シベリア方面へ行く。俺は出撃すると盾から魔力弾を射出して、その魔力をコントロール下に置く。
そして、コントロールしている魔力をワルカに上掛けして纏う。ティグラトがワルカのライフルで地面のもろ上がりを撃つ。
盛り上がりは崩れ周囲の地面は陥没して、ムーラーの本拠地が姿を現す。本拠地からはムーラーが出てくる。
出てきたムーラは近衛騎士団のワルカがビームバルカン砲で殲滅する。俺はライフルのエネルギー弾に魔力を乗せて撃つ。
一撃でムーラーの本拠地の9割ほどを消し飛ばす。もう1発撃って消滅させる。
ティグラトは次の地面の盛り上がりをライフルで撃つ。俺の場合、SPA砲と異なり連射ができるので続けて本拠地をつぶすことが出来るのだ。
俺たちは、ムーラーの本拠地をつぶしていくが数が減った感じがしない。ムーラーは本拠地を作るためにどれだけの有機物を取り込んだのだろうか。
本拠地が出来た土地は、何も育たない死の土地と化しているに違いない。俺は10時間ほどつづけて纏を使い、本拠地をつぶし続けた。
ティグラトが、俺に進言する。
「陛下、もう10時間以上稼働してます。」「そんなになるか。」
「休憩を取ってください。」「分かった、1時間休ませてもらう。時間になったら起こしてくれ。
「分かりました。兵にも順番で休憩を取らせます。」「頼む。」
俺は、長時間、纏を使ったことはない。疲れていたのか、コックピットの中で眠りにつく。
「陛下、起きてください。」
俺は、ティグラトに起こされる。時間は30分しかたっていない。
「ティグラト、何かあったか。」「地面の盛り上がりにひびが入っています。」
俺は、すぐに確認する。彼の言う通り、盛り上がりにひびが入っている。それも見える限り、すべての盛り上がりにである。
「司令部に報告したか。」「はい、ほかの地域でも一斉に起こっているようです。」
ティグラトの言葉に俺は冷や汗が出る。今、本拠地が動き出したら、対処できないだろう。
俺もワルカで出撃の準備に入る。俺はムーラーの存在が突然判明したため調整に忙殺されていたのである。
俺には近衛騎士団の15機のワルカがついてくることになる。2隻の輸送船にワルカが積み込まれる。
ドニィーシャが出たがっていたが彼女は浮島でやることがあるため、ティグラトがサポートに付く。輸送船で浮島を出て北上する。
アジア方面は近衛艦隊とルーカス提督の艦隊が展開しているため、シベリア方面へ行く。俺は出撃すると盾から魔力弾を射出して、その魔力をコントロール下に置く。
そして、コントロールしている魔力をワルカに上掛けして纏う。ティグラトがワルカのライフルで地面のもろ上がりを撃つ。
盛り上がりは崩れ周囲の地面は陥没して、ムーラーの本拠地が姿を現す。本拠地からはムーラーが出てくる。
出てきたムーラは近衛騎士団のワルカがビームバルカン砲で殲滅する。俺はライフルのエネルギー弾に魔力を乗せて撃つ。
一撃でムーラーの本拠地の9割ほどを消し飛ばす。もう1発撃って消滅させる。
ティグラトは次の地面の盛り上がりをライフルで撃つ。俺の場合、SPA砲と異なり連射ができるので続けて本拠地をつぶすことが出来るのだ。
俺たちは、ムーラーの本拠地をつぶしていくが数が減った感じがしない。ムーラーは本拠地を作るためにどれだけの有機物を取り込んだのだろうか。
本拠地が出来た土地は、何も育たない死の土地と化しているに違いない。俺は10時間ほどつづけて纏を使い、本拠地をつぶし続けた。
ティグラトが、俺に進言する。
「陛下、もう10時間以上稼働してます。」「そんなになるか。」
「休憩を取ってください。」「分かった、1時間休ませてもらう。時間になったら起こしてくれ。
「分かりました。兵にも順番で休憩を取らせます。」「頼む。」
俺は、長時間、纏を使ったことはない。疲れていたのか、コックピットの中で眠りにつく。
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「ティグラト、何かあったか。」「地面の盛り上がりにひびが入っています。」
俺は、すぐに確認する。彼の言う通り、盛り上がりにひびが入っている。それも見える限り、すべての盛り上がりにである。
「司令部に報告したか。」「はい、ほかの地域でも一斉に起こっているようです。」
ティグラトの言葉に俺は冷や汗が出る。今、本拠地が動き出したら、対処できないだろう。
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