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第216話 ムーラー4度目の襲来1

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 木製方面ではムーラー索敵のためベネディット、ホワイトアース、レジナ、ヴィットリオの4隻が出ている。小惑星帯の前線基地ではヴェネト、ルチヌ、クーロンヌ、ミッチェルが待機して、ハインド、トライアンフが休憩に入っている。
 そして、小惑星帯と地球の間にルーカス提督の艦隊が警戒しており、月の裏側の基地周辺をジェームス提督の艦隊が警戒している。地球の宙域にはスコーネが展開している。
 そんな中、ホワイトアースのエレク・オクト5が動く物体を発見する。アヒム・テールマン艦長は第一次戦闘態勢に艦を移行させ、応援のエレクを発進させる。
 動く物体を発見したオクト5は、その物体をムーラーと確認する。ムーラー発見の報告が前線基地とベネディット、レジナ、ヴィットリオになされる。
 さらに前線基地から月の基地に報告され、浮島にも報告が来る。ムーラーを発見したオクト5に僚機オクト6が向かうとオクト5はムーラーに囲まれている。
 そして応援に向かった僚機のオクト6も巻き込まれる。2機のエレクはビームバルカンを掃射してムーラーの囲いを破る。
 エレクのレーダーには埋め尽くすほどのムーラーの影が映し出されている。そこへ6機のエレクが合流する。
 アヒム艦長は強化ユニットを装備したクリス4機も発進させる。アヒムはムーラーの数が尋常でないことに気づいている。
 前線基地では待機していたヴェネト、ルチヌ、クーロンヌ、ミッチェルが発進する。そして、ハインド、トライアンフの乗員が招集されている。
 月基地ではジェームス提督の艦隊が小惑星帯に向け移動を開始し、ルーカス提督の艦隊は広く展開して索敵範囲を広範囲にしている。
 クリストフ提督の艦隊も月基地から発進の準備に入る。
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