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第101話 アーシャの夜伽
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今夜は、アピルが夜伽の相手だ、と言っても添い寝をするだけだ。しかし、アピルの様子がおかしい、妙に俺を警戒しているようだ。
「どうしましたアピル様。」「このところ、おぬし色にふけっているようじゃな。」
俺は色ボケになった覚えはない
「何言っているんですか。」「嘘を言うな、サイーシャと寝ずにしておるじゃろ。」
「サイーシャが寝させてくれないんです。」「そう言って油断させるつもりじゃな。」
アピルがこうなると近づかせてくれない放っておくしかない。アピルは一晩中、机で作業をして俺に近づこうとしなかった。
アーシャが、夜伽の時、俺に言う
「どうしてドニィーシャにして私にはしてくれないの。」「少女に手を出す趣味は無いよ。」
俺はロリコンではないので少女の姿のアーシャは対象外である。
「私は見かけは少女ままだけど、もう大人だよ。」
アーシャは泣き出す。
この時、俺は初めてアーシャを抱いて夜を過ごす。
残りはアーリィだが、彼女は俺に何も言わない
「君は子供が欲しいとか言わないの。」「陛下はハーレム王から色欲王になるつもりですか。」
「いや、どちらもごめんだよ。」「なら、私とは夜を楽しみましょ。」
俺はアーリィとは安心して夜を過ごせそうだ。彼女は大人で俺の心の癒しである。
そうしているうちにサイーシャが妊娠する。
「陛下、やっと妊娠しました、男の子です」。「良かった、名前を考えないとな。」
「名前は決めてあります。」「名前は?」
「グリゴリー・プラトノーフです、立派な魔術師に育てますわ。」「僕は子育てを手伝わなくていいの。」
「陛下、グリゴリー・プラトノーフは私の子です。私が育てます。」
俺が立ち入る隙はなさそうである。せめて健やかに成長するように祈るだけだ。
イザベラ、ドニィーシャ、サイーシャともに俺の父親としての役割を必要としていないのだ。
「どうしましたアピル様。」「このところ、おぬし色にふけっているようじゃな。」
俺は色ボケになった覚えはない
「何言っているんですか。」「嘘を言うな、サイーシャと寝ずにしておるじゃろ。」
「サイーシャが寝させてくれないんです。」「そう言って油断させるつもりじゃな。」
アピルがこうなると近づかせてくれない放っておくしかない。アピルは一晩中、机で作業をして俺に近づこうとしなかった。
アーシャが、夜伽の時、俺に言う
「どうしてドニィーシャにして私にはしてくれないの。」「少女に手を出す趣味は無いよ。」
俺はロリコンではないので少女の姿のアーシャは対象外である。
「私は見かけは少女ままだけど、もう大人だよ。」
アーシャは泣き出す。
この時、俺は初めてアーシャを抱いて夜を過ごす。
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「君は子供が欲しいとか言わないの。」「陛下はハーレム王から色欲王になるつもりですか。」
「いや、どちらもごめんだよ。」「なら、私とは夜を楽しみましょ。」
俺はアーリィとは安心して夜を過ごせそうだ。彼女は大人で俺の心の癒しである。
そうしているうちにサイーシャが妊娠する。
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「名前は決めてあります。」「名前は?」
「グリゴリー・プラトノーフです、立派な魔術師に育てますわ。」「僕は子育てを手伝わなくていいの。」
「陛下、グリゴリー・プラトノーフは私の子です。私が育てます。」
俺が立ち入る隙はなさそうである。せめて健やかに成長するように祈るだけだ。
イザベラ、ドニィーシャ、サイーシャともに俺の父親としての役割を必要としていないのだ。
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