62 / 347
第62話 最初の会談
しおりを挟む
スクルドはフレイムランドを発進する、保護したマスコミ関係者3名も乗せている。3人はスクルドを見て驚いている。レポーターは護衛役に質問を続けている。
午後6時ちょうどスクルドは東京湾海上に滞空し。後部甲板を照明で照らしヘリコプターが着艦できるようにする。
自衛隊の戦闘機が何機かスクルドに近づき離れていく。そして、自衛隊のヘリコプターが近づき、着艦する。会談の場をミーティングルームに設定し、俺とドニィーシャ、報道担当が待つ。
ヘリから降りてきたのは防衛大臣と米駐日大使と護衛だった。俺と防衛大臣、米駐日大使は席に着き話し合いが始まる。防衛大臣が発言する。
「貴国は、日本領土を侵犯している速やかな移動を願いたい。」「位相空間発生装置が治り次第、我々はいなくなる、私は日本の代表と話すつもりでしたが、もう一方はどのような用件ですか。」
俺は、防衛大臣に答えると米駐日大使に用件を聞く。
「あなた方の問題は世界の問題です、日本一国で決められることではない。」「我々は地上に干渉するつもりはない、位相空間発生装置が治るまで自己防衛の活動を認めてもらいたいだけです。」
米駐日大使は話を続ける。
「地上と言いましたが宇宙はどうなんです。」「今我々がいるのは武装した宇宙船ですよ、答える必要はありますか。」
米駐日大使は黙り込む。俺は防衛大臣に聞く
「自己防衛の活動を認めてもらえますか。」「後ほど回答しよう。」
「では保護した民間人を3人お引渡ししますのでお願いします。」「まだ話は終わっていないぞ。」
「自己防衛について回答いただけなければ、話し合うことはありません。」「あなた方の技術について情報開示すべきだ。」
「軍事技術を情報開示すると思いますか。」「我々があなた方を保護しよう。」
「話し合いになりませんね。ロア博士見ているのでしょう。セカンドフレームを作りましたから見に来ませんか。」
俺が言うと空間が裂け長身の痩せた白衣の男が出てくる。
「さーそっく、見せてください。」「位相空間発生装置を治したら、好きなだけ見てもいいですよ。」「いーでしょ。」
防衛大臣と米駐日大使が俺に聞く。
「何なんだあれは」「彼に位相空間発生装置が治してもらいます。」
「そうじゃない、急に出てきたぞ。」「まあ、そういう人ですから。」
俺にもロア博士ついて答えようがなかった。防衛大臣と米駐日大使と俺の話し合いは不発に終わる。防衛大臣と米駐日大使は帰っていき、保護した3人は別のヘリが迎えに来た。
会談の内容は報道担当によって世界中に生中継されていた。世界中で様々な議論が交わされたが、結局、自衛隊機と米軍機に監視されて過ごすことになる。
また、マスコミ関係者3人は、保護されている。彼らはフレイムランドの中にはいった貴重な情報源である。しばらく自由にはなれないだろう。
午後6時ちょうどスクルドは東京湾海上に滞空し。後部甲板を照明で照らしヘリコプターが着艦できるようにする。
自衛隊の戦闘機が何機かスクルドに近づき離れていく。そして、自衛隊のヘリコプターが近づき、着艦する。会談の場をミーティングルームに設定し、俺とドニィーシャ、報道担当が待つ。
ヘリから降りてきたのは防衛大臣と米駐日大使と護衛だった。俺と防衛大臣、米駐日大使は席に着き話し合いが始まる。防衛大臣が発言する。
「貴国は、日本領土を侵犯している速やかな移動を願いたい。」「位相空間発生装置が治り次第、我々はいなくなる、私は日本の代表と話すつもりでしたが、もう一方はどのような用件ですか。」
俺は、防衛大臣に答えると米駐日大使に用件を聞く。
「あなた方の問題は世界の問題です、日本一国で決められることではない。」「我々は地上に干渉するつもりはない、位相空間発生装置が治るまで自己防衛の活動を認めてもらいたいだけです。」
米駐日大使は話を続ける。
「地上と言いましたが宇宙はどうなんです。」「今我々がいるのは武装した宇宙船ですよ、答える必要はありますか。」
米駐日大使は黙り込む。俺は防衛大臣に聞く
「自己防衛の活動を認めてもらえますか。」「後ほど回答しよう。」
「では保護した民間人を3人お引渡ししますのでお願いします。」「まだ話は終わっていないぞ。」
「自己防衛について回答いただけなければ、話し合うことはありません。」「あなた方の技術について情報開示すべきだ。」
「軍事技術を情報開示すると思いますか。」「我々があなた方を保護しよう。」
「話し合いになりませんね。ロア博士見ているのでしょう。セカンドフレームを作りましたから見に来ませんか。」
俺が言うと空間が裂け長身の痩せた白衣の男が出てくる。
「さーそっく、見せてください。」「位相空間発生装置を治したら、好きなだけ見てもいいですよ。」「いーでしょ。」
防衛大臣と米駐日大使が俺に聞く。
「何なんだあれは」「彼に位相空間発生装置が治してもらいます。」
「そうじゃない、急に出てきたぞ。」「まあ、そういう人ですから。」
俺にもロア博士ついて答えようがなかった。防衛大臣と米駐日大使と俺の話し合いは不発に終わる。防衛大臣と米駐日大使は帰っていき、保護した3人は別のヘリが迎えに来た。
会談の内容は報道担当によって世界中に生中継されていた。世界中で様々な議論が交わされたが、結局、自衛隊機と米軍機に監視されて過ごすことになる。
また、マスコミ関係者3人は、保護されている。彼らはフレイムランドの中にはいった貴重な情報源である。しばらく自由にはなれないだろう。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる