48 / 347
第48話 魔剣マノーブル
しおりを挟む
俺はサイーシヤに魔剣マノーブルの魔術式について聞く。
「アピルしゃべっちゃったの。」
サイーシヤは、故意に報告しなかったらしい。
「どうして、報告しなかった。」「陛下、それはマノーブルは使用者の意思に反応してオートに動作するようになっています。」
「だが、機能を知っていた方がうまく使えると思うが。」「そのとおりです、陛下。」
こいつ確信犯だ、どうせ、驚くところを見て楽しむところだったろう。
「魔術式を表にして提出してくれ、サイーシヤ。」「わかりました、これです。」
既に表を作ってあった。
俺は部屋に戻り、表を確認する、索敵や追跡など魔剣らしくない魔術式もある。
すぐに使えそうなものは、
ミラーシールド(受けた攻撃を相手に撃ち返す)
多重シールド
魔力ブレード形成
魔力収束
多重魔力収束
位であろうか、これだけでも魔術戦にかなり有効になる。
魔剣マノーブルは、役立ちそうである。
俺は、拳銃のオルカルと魔剣マノーブルを使った戦闘を想定していく。
それには、魔力収束のタイムラグを短くすることが必須だ。
そして、セカンドフレームのホワイトフラウとクリスのお披露目が行われる。スノウビューティーはお披露目をしていない。
会場はユグドラシルの後部甲板である。ユグドラシルは居住型宇宙船で発掘されたものである。全長は3キロメートルにおよび船内には3階層の町がある。
また、指令室や管制室などの機能が集中している。いつもフレイムランドの浮島に接続されていて、通常航行することはない。
お披露目は、6機のウルクが3機ずつ並んだ間にホワイトフラウとクリスが1機ずつ着艦して終わりである。
後はマスコミがパイロットにインタビューしたり写真を撮ったりしている。
しかし、次の日の新聞の見出しは
「ハーレム王に恋人発覚」
だった。
ホワイトフラウのパイロットがイザベラだった、おそらく模擬戦の賭けの話でもしたのだろう。
「アピルしゃべっちゃったの。」
サイーシヤは、故意に報告しなかったらしい。
「どうして、報告しなかった。」「陛下、それはマノーブルは使用者の意思に反応してオートに動作するようになっています。」
「だが、機能を知っていた方がうまく使えると思うが。」「そのとおりです、陛下。」
こいつ確信犯だ、どうせ、驚くところを見て楽しむところだったろう。
「魔術式を表にして提出してくれ、サイーシヤ。」「わかりました、これです。」
既に表を作ってあった。
俺は部屋に戻り、表を確認する、索敵や追跡など魔剣らしくない魔術式もある。
すぐに使えそうなものは、
ミラーシールド(受けた攻撃を相手に撃ち返す)
多重シールド
魔力ブレード形成
魔力収束
多重魔力収束
位であろうか、これだけでも魔術戦にかなり有効になる。
魔剣マノーブルは、役立ちそうである。
俺は、拳銃のオルカルと魔剣マノーブルを使った戦闘を想定していく。
それには、魔力収束のタイムラグを短くすることが必須だ。
そして、セカンドフレームのホワイトフラウとクリスのお披露目が行われる。スノウビューティーはお披露目をしていない。
会場はユグドラシルの後部甲板である。ユグドラシルは居住型宇宙船で発掘されたものである。全長は3キロメートルにおよび船内には3階層の町がある。
また、指令室や管制室などの機能が集中している。いつもフレイムランドの浮島に接続されていて、通常航行することはない。
お披露目は、6機のウルクが3機ずつ並んだ間にホワイトフラウとクリスが1機ずつ着艦して終わりである。
後はマスコミがパイロットにインタビューしたり写真を撮ったりしている。
しかし、次の日の新聞の見出しは
「ハーレム王に恋人発覚」
だった。
ホワイトフラウのパイロットがイザベラだった、おそらく模擬戦の賭けの話でもしたのだろう。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
悠久の機甲歩兵
竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。
※現在毎日更新中
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる