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5-35 迷宮探索⑦ 戦闘・クレオ
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5-35 迷宮探索⑦ 戦闘・クレオ
さて、モース君から支援要請が出たところで…どうするか?
とりあえず聖水を散布してみよう。
聖水というか魔力水?
俺の収納に入っている水のうち俺の魔力にさらされて魔力を帯びた水のことだ。
練成術上は魔力飽和水というらしいが俺の場合、強い冥属性を帯びてしまう。
死の属性というと忌避感があるかもしれないが、冥は世界の循環と調和をつかさどる属性で、裏返ると命属性でもある。
この属性を帯びた水は穢れをはらい、調和を整える指向があるので基本的に聖水と言っていいだろう。
メイヤ様直接というほどではないが、結構いいものなのだ。
そして俺の魔導器に組み込まれている宝具『流竜珠』は水をつかさどる宝具だ。
魔力飽和水を霧状にして周囲に漂わせることは難しくない。というか簡単だ。
では散布!
《ぬおぉぉぉぉぉっ。みなぎってきたであります!》
モース君の泣き声。『パオォォォッ』というホルンのような音が響きわたる。
属性エネルギーが補給できるようになってモース君は邪気によるダメージに対抗できるようになった。減った以上にかいふ回復するのだ、ほぼ無敵状態といっていい。これで心配はないだろう。
元気に地面を踏みしめ、鼻を振り回して敵を打ちのめしている。
ルトナやフフル達はモース君のことを知っているから全然気にしてないが、ばあちゃんやお姫様グループはモース君のことが気になるようだ。
だが現在は戦闘中。そこを追求する余裕は…
「なんなんだいあのけったいな動物は!」
あっ、でも、突っ込みを入れる余裕はあったか。さすがばあちゃん。
それに敵の動きが少し悪くなっているような気がするな。
調和を乱し停滞させることが本質の邪壊思念にとって調和を整える世界の力は天敵みたいなものだからね。
体の中にまで影響はないけれど、外に滲み出し、攻撃にプラスαをつけるあの霧はちゃんとダメージをうける。
攻撃力低下、強化率低下。地味にいい援護だな。
「ふう…少し楽になりました。
それに傷も治っていきます」
命の水だからね地味に回復の効果もあるんだよ。
「はっ、それは俺も同じだろ? 俺の傷も治っていくぜ」
そんな会話に引かれて視線を動かすとそこではクレオが敵…⑥かな。それと対峙していた。
結構苦戦していたようだ。
「クレオ、大丈夫だよ。敵の傷も治るけど、その分そいつらに力を与えているその力も相殺されるから、焦らずに行きな。そうすりゃそいつらもただの人だよ」
こいつらの力は調和を乱した違法改造のような物だ。
悪霊に取り憑かれてパワーアップしているようなものなのだ。
治るのは何も肉体だけではない。
「え?」
「あ゛?」
二人がそろって変な声をあげた。
そして敵⑥は周囲を見回し、周りで戦っている仲間たちの周囲で何かがぱちぱちと崩れていくのに気が付いたようだ。
そう、それが委員会とかからもらった力が消滅していくそのさまだ。
このまま邪壊思念を浄化できてこいつらを地獄に回収できると簡単なんだけど…そうもいかないんだろうなあ…
だがこれでクレオのほうは流れが変わった。
相手は短剣使いで両手持ち。どうしても攻撃速度で負けていたのだが相手がドンドン弱体化しているのだ。おまけにクレオ自身は回復し、調子が良くなっている。
この霧って地味にいい仕事するな…
にしてもクレオは結構傷だらけだった。というか今も傷ができている。
弱くなったと言ってもいきなり圧倒できるような物ではない。ダメージはあるのだ。
だがクレオはほとんど気にしていない。
霧のおかげですぐに治っていると言うのもあるけど…
軽い傷とかつくとなんか妙に艶めかしい表情をしている。
相手を切ったときとかも…
「ところでお前、なんでそっち側にいるんだ? お前明らかに俺たちの同類だろうに」
敵⑥はいったん下がると短剣で牽制しながらクレオに話しかけた。
「お前は人を切るのが大好きですって顔に書いてあるぜ」
キョトンとした顔で首を傾げ、そして次に嫣然と微笑んだ。
「素敵なお誘いです…一見」
おいおい。
「でもお断りします。私は人を切るのが好きなんじゃなくて、素晴らしい剣がその能力を余すところなく発揮するのを見るのが好きなんです。
それにどうせ切るなら、魔物ですとか、あなたたちですとか、切り甲斐のある獲物を切りたいじゃないですか?
弱いもの相手にしかいい気になれないなんて、つまらない人生です。
それは小物の喜びだと思いますよ?」
「てめえ…」
顔を真っ赤にしてブルブル震えている敵⑥。
自ら小物であることを証明してしまったね。
「つまりあいつらは弱い者いじめが好きなだけなのさ、本当に戦いの好きなやつは強いやつに会いに行くもんさ」
結構余裕になってきたばあちゃんが横やりを入れてくる。
ほんと君ら戦うの好きな。
でも気持ちはわからなくはない。
雑魚狩りは作業だがボス戦は興奮するみたいなものだろう。
そこからの戦闘はクレオのペースだった。
そもそも日本刀というのは接近戦に強いんだ。
それにクレオは何というか自分で言う通り、刃物との相性が本当に良くて、どんな刃物を持ってもその刃物の理想とする振り方ができる。そういう子のようだ。
それに少し慣れると敵の持っている刃物の動きも把握しているような…
両手で刀を構え、小刻みに動かして相手の短剣をはじく、いなす。
正眼で刀を構えると刀が邪魔で、相手は思うように切り込めないんだよね。
今までは強い敵と戦う機会がなかったから、あまり考えずにふるっていた刀が、ここにきてすごく効率的になった。
そのうち一つの流派とかできてしまいそうな勢いだ。
だけど、クレオって本当は魔法種族のはずなんだよ。
空を飛んで空からというアドバンテージで魔法を撃ちおろす。そういう種族のはずなんだけど…
「あっ」
敵⑥から声が漏れた。
攻めあぐねていた敵⑥が無理な体制から攻撃をかけ体制をくずしたのだ。
そして忘れてはいけない。クレオの頭の角は天翼族の証。彼女は腰に見えない羽をもち、それによって空中での姿勢制御を可能にする生き物だ。
つまりバランス崩したりしないの。
これだけでもすごいアドバンテージだよ。
チーンという音とともに敵⑥の短剣が切れた。
「お見事」
材質の面からも負ける要素はないんだけど、それでも剣として確立した武器を破壊できるのはクレオの技量のおかげだ。
オリハルコンの剣を持っているからと言って魔鋼の剣をすぱすぱ切れたりはしないんだよ普通は。リンゴ切るわけじゃないんだから。
そして敵⑥は戦闘中にあっけにとられるという致命的なミスを犯した。
戦いの中で戦いを忘れてはいかんのですよ。
「ぎいやあぁぁぁぁっ」
そのまま背中に一撃。
本来なら骨を断つというのは難しいのだが、クレオほど刃物の振り方を知っているものはなかなかない。
刀は深々と敵⑥を切り裂き、胴を半分ほど切り裂いてわきに抜けた。
心臓まで破壊された完全な致命傷だ。
「おい、ディア坊。私にも剣を一本作ってくんな」
ばあちゃんまだ敵がいるんだからまじめに戦闘して。
「それにしても面白い娘だ、少し鍛えてやるかね」
クレオもそこで恍惚とした表情するのやめて。
さて、モース君から支援要請が出たところで…どうするか?
とりあえず聖水を散布してみよう。
聖水というか魔力水?
俺の収納に入っている水のうち俺の魔力にさらされて魔力を帯びた水のことだ。
練成術上は魔力飽和水というらしいが俺の場合、強い冥属性を帯びてしまう。
死の属性というと忌避感があるかもしれないが、冥は世界の循環と調和をつかさどる属性で、裏返ると命属性でもある。
この属性を帯びた水は穢れをはらい、調和を整える指向があるので基本的に聖水と言っていいだろう。
メイヤ様直接というほどではないが、結構いいものなのだ。
そして俺の魔導器に組み込まれている宝具『流竜珠』は水をつかさどる宝具だ。
魔力飽和水を霧状にして周囲に漂わせることは難しくない。というか簡単だ。
では散布!
《ぬおぉぉぉぉぉっ。みなぎってきたであります!》
モース君の泣き声。『パオォォォッ』というホルンのような音が響きわたる。
属性エネルギーが補給できるようになってモース君は邪気によるダメージに対抗できるようになった。減った以上にかいふ回復するのだ、ほぼ無敵状態といっていい。これで心配はないだろう。
元気に地面を踏みしめ、鼻を振り回して敵を打ちのめしている。
ルトナやフフル達はモース君のことを知っているから全然気にしてないが、ばあちゃんやお姫様グループはモース君のことが気になるようだ。
だが現在は戦闘中。そこを追求する余裕は…
「なんなんだいあのけったいな動物は!」
あっ、でも、突っ込みを入れる余裕はあったか。さすがばあちゃん。
それに敵の動きが少し悪くなっているような気がするな。
調和を乱し停滞させることが本質の邪壊思念にとって調和を整える世界の力は天敵みたいなものだからね。
体の中にまで影響はないけれど、外に滲み出し、攻撃にプラスαをつけるあの霧はちゃんとダメージをうける。
攻撃力低下、強化率低下。地味にいい援護だな。
「ふう…少し楽になりました。
それに傷も治っていきます」
命の水だからね地味に回復の効果もあるんだよ。
「はっ、それは俺も同じだろ? 俺の傷も治っていくぜ」
そんな会話に引かれて視線を動かすとそこではクレオが敵…⑥かな。それと対峙していた。
結構苦戦していたようだ。
「クレオ、大丈夫だよ。敵の傷も治るけど、その分そいつらに力を与えているその力も相殺されるから、焦らずに行きな。そうすりゃそいつらもただの人だよ」
こいつらの力は調和を乱した違法改造のような物だ。
悪霊に取り憑かれてパワーアップしているようなものなのだ。
治るのは何も肉体だけではない。
「え?」
「あ゛?」
二人がそろって変な声をあげた。
そして敵⑥は周囲を見回し、周りで戦っている仲間たちの周囲で何かがぱちぱちと崩れていくのに気が付いたようだ。
そう、それが委員会とかからもらった力が消滅していくそのさまだ。
このまま邪壊思念を浄化できてこいつらを地獄に回収できると簡単なんだけど…そうもいかないんだろうなあ…
だがこれでクレオのほうは流れが変わった。
相手は短剣使いで両手持ち。どうしても攻撃速度で負けていたのだが相手がドンドン弱体化しているのだ。おまけにクレオ自身は回復し、調子が良くなっている。
この霧って地味にいい仕事するな…
にしてもクレオは結構傷だらけだった。というか今も傷ができている。
弱くなったと言ってもいきなり圧倒できるような物ではない。ダメージはあるのだ。
だがクレオはほとんど気にしていない。
霧のおかげですぐに治っていると言うのもあるけど…
軽い傷とかつくとなんか妙に艶めかしい表情をしている。
相手を切ったときとかも…
「ところでお前、なんでそっち側にいるんだ? お前明らかに俺たちの同類だろうに」
敵⑥はいったん下がると短剣で牽制しながらクレオに話しかけた。
「お前は人を切るのが大好きですって顔に書いてあるぜ」
キョトンとした顔で首を傾げ、そして次に嫣然と微笑んだ。
「素敵なお誘いです…一見」
おいおい。
「でもお断りします。私は人を切るのが好きなんじゃなくて、素晴らしい剣がその能力を余すところなく発揮するのを見るのが好きなんです。
それにどうせ切るなら、魔物ですとか、あなたたちですとか、切り甲斐のある獲物を切りたいじゃないですか?
弱いもの相手にしかいい気になれないなんて、つまらない人生です。
それは小物の喜びだと思いますよ?」
「てめえ…」
顔を真っ赤にしてブルブル震えている敵⑥。
自ら小物であることを証明してしまったね。
「つまりあいつらは弱い者いじめが好きなだけなのさ、本当に戦いの好きなやつは強いやつに会いに行くもんさ」
結構余裕になってきたばあちゃんが横やりを入れてくる。
ほんと君ら戦うの好きな。
でも気持ちはわからなくはない。
雑魚狩りは作業だがボス戦は興奮するみたいなものだろう。
そこからの戦闘はクレオのペースだった。
そもそも日本刀というのは接近戦に強いんだ。
それにクレオは何というか自分で言う通り、刃物との相性が本当に良くて、どんな刃物を持ってもその刃物の理想とする振り方ができる。そういう子のようだ。
それに少し慣れると敵の持っている刃物の動きも把握しているような…
両手で刀を構え、小刻みに動かして相手の短剣をはじく、いなす。
正眼で刀を構えると刀が邪魔で、相手は思うように切り込めないんだよね。
今までは強い敵と戦う機会がなかったから、あまり考えずにふるっていた刀が、ここにきてすごく効率的になった。
そのうち一つの流派とかできてしまいそうな勢いだ。
だけど、クレオって本当は魔法種族のはずなんだよ。
空を飛んで空からというアドバンテージで魔法を撃ちおろす。そういう種族のはずなんだけど…
「あっ」
敵⑥から声が漏れた。
攻めあぐねていた敵⑥が無理な体制から攻撃をかけ体制をくずしたのだ。
そして忘れてはいけない。クレオの頭の角は天翼族の証。彼女は腰に見えない羽をもち、それによって空中での姿勢制御を可能にする生き物だ。
つまりバランス崩したりしないの。
これだけでもすごいアドバンテージだよ。
チーンという音とともに敵⑥の短剣が切れた。
「お見事」
材質の面からも負ける要素はないんだけど、それでも剣として確立した武器を破壊できるのはクレオの技量のおかげだ。
オリハルコンの剣を持っているからと言って魔鋼の剣をすぱすぱ切れたりはしないんだよ普通は。リンゴ切るわけじゃないんだから。
そして敵⑥は戦闘中にあっけにとられるという致命的なミスを犯した。
戦いの中で戦いを忘れてはいかんのですよ。
「ぎいやあぁぁぁぁっ」
そのまま背中に一撃。
本来なら骨を断つというのは難しいのだが、クレオほど刃物の振り方を知っているものはなかなかない。
刀は深々と敵⑥を切り裂き、胴を半分ほど切り裂いてわきに抜けた。
心臓まで破壊された完全な致命傷だ。
「おい、ディア坊。私にも剣を一本作ってくんな」
ばあちゃんまだ敵がいるんだからまじめに戦闘して。
「それにしても面白い娘だ、少し鍛えてやるかね」
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