ある女の異世界での活躍

オウガ

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爺ィの修業3

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爺ィの召喚獣に追いかけ回されて数時間………いや、半日?
日の出前から今の太陽の位置を考えて………うん、六時間?くらいかな?

カイとエカトルはもはや屍の様に倒れてピクリともしない。
私はかろうじて立っている状態……めっちゃ息上がってるけど……ここまで体力使うの久しぶりだわ






    「ほっほっほ、ほれほれ倒れてるひまなどないぞ?次の修業じゃ」
愉快そうにニヤニヤしている爺ィに対して私達は心一つになった。

 …………くたばれ、クソ爺ィ……










それから暫く無視を決め込んでたが爺ィの乗ってた馬が足蹴にして来そうだったのでカイとエカトルは子鹿のように立ち上がり私も倒れない様ゆっくり立ち上がり次の修業に向かった。
次の修業場は岩場で、何をするのかと思っていると精神集中だった。






カイとエカトルは普通の精神集中、まぁ座禅だね。
それに対して私は2人とは離れた場所に立たされた。


     「ではミチル用の精神集中の修業に入ろうかの。ほれ立ったまま精神集中じゃ」
爺ィに促され瞳を薄く開いて精神集中にはいろうとすると爺ィの馬が見えない攻撃をして来た。
      「うわ!何させてる!爺ィ!!」
      「ほっほっほ。何って……修業じゃよ?」
自分の髭を撫でつつ、首を傾げる爺ィ………可愛いとでも思ってんのか?

       「ほれ、集中じゃ、集中。攻撃を避けて集中じゃ。その岩からおりてはならんぞ。…それともこんな事もできんのか?お主の親、祖父は何を教えたのかの?」

爺ィの言葉にカチンと来た私はやってやら~!!とムキになり爺ィの煽りにムキになって修業にのめり込んだ







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