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第322話*
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「あんっ! 景っ……触って……っ!むりっ」
「もっとよく見せて。その扇情的な顔。僕にだけ見せるんだよ」
「あ、んぁっ……っ……」
どくん、と胸が鳴って、景への愛しさが止まらなくなって、指をぎゅっと締め付けながら動きに合わせて必死で腰を振った。
イきたくてもなかなかイけないじれったさから、もうこのままどうなってもいい、変な顔見られても、景の体に白い液を飛ばしても、もう何でもいいって思ってしまった。
「ほら、イって。僕の顔見ながら、いつもみたいに愛してるって言いながらイって」
「あっ、あっ……愛してるっ、景っ……」
泣きながらいつもみたいに恥ずかしい台詞を何度も言って、白濁の液を飛ばした。
景の体に倒れ込んで、ふと視線を滑らせると、さっき俺が付けたキスマークが少し濃くなっていたから嬉しくなった。
* * *
「修介、これからはちゃんと言ってね。迷惑だなんて思わないから」
セックスを終えた後、何処か清々しい様子で景は俺に言った。
さっきのエッチの話じゃなくて喧嘩の事だよな、と一応頭を整理させて、ベッドに横になりながら景と手を繋いだ。
「うん! 言う。ちゃんと、景に言う」
「ありがと。僕、ちゃんと修介の事守るから……ずっと……」
景は満足そうに笑って、なんだか幸せそうに瞳を閉じた。
そのまま規則正しく呼吸を繰り返しているなと思っていたら、景は安心したのか、珍しく寝てしまった。
俺はその寝顔を見つめながら心に誓う。
もう絶対に、この人を不安にさせたくない。
喧嘩したらいつも景から謝ってくれるけど、受け身なのもそろそろ卒業しよう。
その前に、景とは喧嘩なんてしたくない。ちゃんと気持ちを伝えていこう。
景が嫌だと思う事は、もうしない。
そうやって誓いながら景のおでこにキスを落としたのに、俺は数時間後、いとも簡単にその誓いを破ってしまうのだった。
「もっとよく見せて。その扇情的な顔。僕にだけ見せるんだよ」
「あ、んぁっ……っ……」
どくん、と胸が鳴って、景への愛しさが止まらなくなって、指をぎゅっと締め付けながら動きに合わせて必死で腰を振った。
イきたくてもなかなかイけないじれったさから、もうこのままどうなってもいい、変な顔見られても、景の体に白い液を飛ばしても、もう何でもいいって思ってしまった。
「ほら、イって。僕の顔見ながら、いつもみたいに愛してるって言いながらイって」
「あっ、あっ……愛してるっ、景っ……」
泣きながらいつもみたいに恥ずかしい台詞を何度も言って、白濁の液を飛ばした。
景の体に倒れ込んで、ふと視線を滑らせると、さっき俺が付けたキスマークが少し濃くなっていたから嬉しくなった。
* * *
「修介、これからはちゃんと言ってね。迷惑だなんて思わないから」
セックスを終えた後、何処か清々しい様子で景は俺に言った。
さっきのエッチの話じゃなくて喧嘩の事だよな、と一応頭を整理させて、ベッドに横になりながら景と手を繋いだ。
「うん! 言う。ちゃんと、景に言う」
「ありがと。僕、ちゃんと修介の事守るから……ずっと……」
景は満足そうに笑って、なんだか幸せそうに瞳を閉じた。
そのまま規則正しく呼吸を繰り返しているなと思っていたら、景は安心したのか、珍しく寝てしまった。
俺はその寝顔を見つめながら心に誓う。
もう絶対に、この人を不安にさせたくない。
喧嘩したらいつも景から謝ってくれるけど、受け身なのもそろそろ卒業しよう。
その前に、景とは喧嘩なんてしたくない。ちゃんと気持ちを伝えていこう。
景が嫌だと思う事は、もうしない。
そうやって誓いながら景のおでこにキスを落としたのに、俺は数時間後、いとも簡単にその誓いを破ってしまうのだった。
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