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第284話
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「お前さ、なんでいきなり莉奈と仲良くなってんの? 店長までお前らの事疑ってたぜ?」
「まぁ、俺がいつでも話聞くって言うたからね……」
「彼氏の事だろ? それにしても修介にガンガン来るよな。莉奈の事嫌いじゃねーけど、たまにうぜーってなる時無いの? 莉奈の奴、あわよくば修介に乗り換えようとか思ってたりして」
「はぁ? んなわけないやろ。莉奈、彼氏のゆきちゃんの事めっちゃ好きなんやで。単に俺が話しやすいんちゃう? 俺も莉奈に気ぃ使ってへんから楽やし、別に迷惑とかは思ってへんよ?」
「へぇ。俺だったら嫉妬しちゃうなー。もしさとみちゃんが他の男とそんなに親密にしてたら」
え、嫉妬? その言葉にドキっとした。
「いや、俺、莉奈の事何とも思ってないで?」
「気持ちがどうこうじゃなくて、行動の問題じゃね? お前だって、景が女優と仲良く話してたらちょっとは嫌な気持ちになんだろ? 例え気持ちは一切ないって言われたとしてもさ」
それを聞いてハッとした。
隠しているわけじゃないけど、景には莉奈とこんなに話しているなんて事は言っていない。
というか、景は今忙しいから、俺からの連絡を控えている。迷惑を掛けないように。
うう、翔平に言われてなんだかソワソワしてきた。
まるで浮気でもしているような気分。
「まぁ、景は修介が女に興味無いって知ってるから、あんま関係ねーか? あいつ、そういうとこ案外あっさりしてそうだしな」
違うんだ翔平。
景は結構嫉妬深いんだ。
でも俺は景一筋だし、翔平の言うように女の子に興味はないって景は知っているし、事情を話せば分かってくれるかも。うん、きっとそう。
今度会える時に、さらっと言ってみよう。
莉奈の彼氏の話をして、景はどう思うかアドバイスをもらえばいいんだ。
そういえば最近、悲しいことに景より莉奈の方がよく電話しているかもしれない。
本当は景に電話したいけど、誕生日までの辛抱だ。
明日、翔平とプレゼントを買いに行く予定だし。
良いものが見つかるといいな。
翔平と俺は明日の時間を再確認して、途中の道で別れた。
「まぁ、俺がいつでも話聞くって言うたからね……」
「彼氏の事だろ? それにしても修介にガンガン来るよな。莉奈の事嫌いじゃねーけど、たまにうぜーってなる時無いの? 莉奈の奴、あわよくば修介に乗り換えようとか思ってたりして」
「はぁ? んなわけないやろ。莉奈、彼氏のゆきちゃんの事めっちゃ好きなんやで。単に俺が話しやすいんちゃう? 俺も莉奈に気ぃ使ってへんから楽やし、別に迷惑とかは思ってへんよ?」
「へぇ。俺だったら嫉妬しちゃうなー。もしさとみちゃんが他の男とそんなに親密にしてたら」
え、嫉妬? その言葉にドキっとした。
「いや、俺、莉奈の事何とも思ってないで?」
「気持ちがどうこうじゃなくて、行動の問題じゃね? お前だって、景が女優と仲良く話してたらちょっとは嫌な気持ちになんだろ? 例え気持ちは一切ないって言われたとしてもさ」
それを聞いてハッとした。
隠しているわけじゃないけど、景には莉奈とこんなに話しているなんて事は言っていない。
というか、景は今忙しいから、俺からの連絡を控えている。迷惑を掛けないように。
うう、翔平に言われてなんだかソワソワしてきた。
まるで浮気でもしているような気分。
「まぁ、景は修介が女に興味無いって知ってるから、あんま関係ねーか? あいつ、そういうとこ案外あっさりしてそうだしな」
違うんだ翔平。
景は結構嫉妬深いんだ。
でも俺は景一筋だし、翔平の言うように女の子に興味はないって景は知っているし、事情を話せば分かってくれるかも。うん、きっとそう。
今度会える時に、さらっと言ってみよう。
莉奈の彼氏の話をして、景はどう思うかアドバイスをもらえばいいんだ。
そういえば最近、悲しいことに景より莉奈の方がよく電話しているかもしれない。
本当は景に電話したいけど、誕生日までの辛抱だ。
明日、翔平とプレゼントを買いに行く予定だし。
良いものが見つかるといいな。
翔平と俺は明日の時間を再確認して、途中の道で別れた。
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