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第175話*
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「意地悪、せんで…っ、いっかい止めてっ…」
「ごめん修介、なんだか反応が凄く可愛い……舐めていい? 嫌だったらまた蹴飛ばしてもいいから」
(は、はぁ? 舐めるって、また胸を?)
かろうじて開いた目で景を見ながらそう思っていたら、景はくびれの辺りを小刻みに扱きつつ、自らの唇をそれに近づけていった。
舐めていいって、そこ?!
制止する間も無く、景は根元まで口の中に入れてしまった。
「あっ、……んんっ、んっ」
部屋に水音が響く。
きっと淫らな湿っぼい音をわざと鳴らしているのだ。
景はねっとりとした舌を巧みに使いながら、右手で緩く扱いていく。
俺は唇から漏れてしまう声を我慢しながら、離れるように景の頭を両手で押すけど、全くビクともしない。
「ん、ん……ぁっ、んぁ……ッ!」
咥えられたまま、先端を舌先で刺激されると腰がガクガクと震える。
何これ!
はぁはぁと息が上がって、甘く切ないような快感が押し寄せ、吐き出したい欲求が体の奥からせり上がって来てしまう。
膝を曲げたり伸ばしたりして快感を少しでも逃そうとするけれど、全く意味をなさない。
意識があやふやになる。
まずい。早くやめさせないと、このままじゃ……
「景っ! やめて……そんなん、されたら……ッ、おれ、もう……っ!」
口でどうにか荒く呼吸をしながら、頭を振りながら途切れ途切れに哀願した。身体中が熱くて堪らない。
「イキそうになる?」
景は俺の先端の窪みに舌先を埋めるようにしながら上目遣いでこちらを見ていたから、それだけで頭が沸騰してしまう。
カッコイイ……っ!
カッコイイけど……っ!
涙目になりながら、コクコクと頷くしかなかった。
これでやめてくれると思ったけど甘かった。
目の前にいる人はSだ。
景は舌を離して、笑顔で俺に囁いた。
「イッていいよ。我慢しないで」
ハッとしたのも束の間、窪みを人差し指の腹で擦りながら少しずつ動きを早めていく。
先程口に含まれたせいで余計に濡れて、卑猥な音が部屋に響いた途端、渦を巻いて押し寄せる感覚を止められなかった。
「えっ……ちょっ、景……あぁ……ッ、イ……ッ」
俺は我慢しきれずに、ビクビクと痙攣して、呆気なく景の手の中に欲を吐き出してしまった。
「……ん……ん、ん……ッ」
快楽の余韻に浸っていて頭がなかなか状況を理解出来ないでいると、自らの手の平から滴る液を見つめる景に気付いて、あっという間に現実に戻された。
「~~~~!」
「イッちゃったね。ほら、こんなに出た。修介、不感症なんかじゃないよ。むしろ感度良好な方だと思うけど」
景は横目でこっちを見ながら、肘の方まで垂れ流れた白濁の液をわざと見せつけてくる。
俺は咄嗟に景の手を両手で掴んでこちらに引き寄せた。
「あっ、ちょっと、溢れちゃうじゃない」
「景のバカ! 変態! ドS!!」
手から滴り落ちてポタリとシーツにシミを作り、俺の手にもそれは付いてしまったけれど、そんなの関係ない。
「酷い言われようだね。苦しそうだったからしてあげたのに」
「だっ、だからって、いきなりイかせるなんてっ!」
「大丈夫。まだまだ夜は長いんだから」
「答えになってへん!」
景はキーキー文句を言う俺を尻目に、やれやれといった感じで俺の手についた液体をティッシュで拭き取ってくれた。
「ごめん修介、なんだか反応が凄く可愛い……舐めていい? 嫌だったらまた蹴飛ばしてもいいから」
(は、はぁ? 舐めるって、また胸を?)
かろうじて開いた目で景を見ながらそう思っていたら、景はくびれの辺りを小刻みに扱きつつ、自らの唇をそれに近づけていった。
舐めていいって、そこ?!
制止する間も無く、景は根元まで口の中に入れてしまった。
「あっ、……んんっ、んっ」
部屋に水音が響く。
きっと淫らな湿っぼい音をわざと鳴らしているのだ。
景はねっとりとした舌を巧みに使いながら、右手で緩く扱いていく。
俺は唇から漏れてしまう声を我慢しながら、離れるように景の頭を両手で押すけど、全くビクともしない。
「ん、ん……ぁっ、んぁ……ッ!」
咥えられたまま、先端を舌先で刺激されると腰がガクガクと震える。
何これ!
はぁはぁと息が上がって、甘く切ないような快感が押し寄せ、吐き出したい欲求が体の奥からせり上がって来てしまう。
膝を曲げたり伸ばしたりして快感を少しでも逃そうとするけれど、全く意味をなさない。
意識があやふやになる。
まずい。早くやめさせないと、このままじゃ……
「景っ! やめて……そんなん、されたら……ッ、おれ、もう……っ!」
口でどうにか荒く呼吸をしながら、頭を振りながら途切れ途切れに哀願した。身体中が熱くて堪らない。
「イキそうになる?」
景は俺の先端の窪みに舌先を埋めるようにしながら上目遣いでこちらを見ていたから、それだけで頭が沸騰してしまう。
カッコイイ……っ!
カッコイイけど……っ!
涙目になりながら、コクコクと頷くしかなかった。
これでやめてくれると思ったけど甘かった。
目の前にいる人はSだ。
景は舌を離して、笑顔で俺に囁いた。
「イッていいよ。我慢しないで」
ハッとしたのも束の間、窪みを人差し指の腹で擦りながら少しずつ動きを早めていく。
先程口に含まれたせいで余計に濡れて、卑猥な音が部屋に響いた途端、渦を巻いて押し寄せる感覚を止められなかった。
「えっ……ちょっ、景……あぁ……ッ、イ……ッ」
俺は我慢しきれずに、ビクビクと痙攣して、呆気なく景の手の中に欲を吐き出してしまった。
「……ん……ん、ん……ッ」
快楽の余韻に浸っていて頭がなかなか状況を理解出来ないでいると、自らの手の平から滴る液を見つめる景に気付いて、あっという間に現実に戻された。
「~~~~!」
「イッちゃったね。ほら、こんなに出た。修介、不感症なんかじゃないよ。むしろ感度良好な方だと思うけど」
景は横目でこっちを見ながら、肘の方まで垂れ流れた白濁の液をわざと見せつけてくる。
俺は咄嗟に景の手を両手で掴んでこちらに引き寄せた。
「あっ、ちょっと、溢れちゃうじゃない」
「景のバカ! 変態! ドS!!」
手から滴り落ちてポタリとシーツにシミを作り、俺の手にもそれは付いてしまったけれど、そんなの関係ない。
「酷い言われようだね。苦しそうだったからしてあげたのに」
「だっ、だからって、いきなりイかせるなんてっ!」
「大丈夫。まだまだ夜は長いんだから」
「答えになってへん!」
景はキーキー文句を言う俺を尻目に、やれやれといった感じで俺の手についた液体をティッシュで拭き取ってくれた。
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