37 / 63
Phase:02 現実は筋書きよりも奇なり
Side A - 2 / Part 2 現実は筋書きよりも奇なり
しおりを挟む
視界が閉ざされ、あたしの意識は真っ逆さまに堕ちていく。ぬるま湯のようでいて鉛のように重くまとわりつき、前後不覚になった暗闇の中を、緩く、静かに、穏やかに。
と、目の前に四角く切り取られた白い空間が現れた。あたし一人を観客に招き、スクリーンの上であの日の続きが動き出す。
『〈開花宣言〉!』
毎日、午後五時に鳴る防災無線のサイレン。いつもと同じ夕方の合図、黄昏時を招く音。それが開戦の合図になった。
吹き上がった花吹雪の中から、鮮やかな水色と紺のサッカーユニフォームが飛び出す。黒い太陽を戴く血染めの空をバックに、〈モートレス〉が吼えた。
『グオォォォォォ――!』
『来るぞ、良平!』
『ぬるいな。指一本でこの俺を止められると思うてか!』
化け物の腕を千手観音のように飾る指が、りょーちんの頭上から降り注ぐ。かわした親指が車を叩き潰し、中指がアスファルトの地面をえぐり、巨大デコピンで歩道のコンクリート製プランターを弾き飛ばされても、和製コンコルドは止まらない。
異名どおりの俊足で果敢に攻め上がるその手には、少し熱を持ったスマホの残骸。それを肉団子に向けて前方に投じ、背番号11は高く跳んだ。
『いっ……けぇぇぇぇぇ!』
矢のようなボレーシュートが、開いた口の奥に突き刺さる。小一時間前まで人間だった肉塊はゾッとする叫び声を上げて吹っ飛び、対岸にある和菓子屋さんの手前に着弾した。
それでも勢いを殺しきれず、肉は道路を滑走しながら路面にすり下ろされていく。町の中心部につながる目抜き通りは、飛び散る血と肉片と汚物でまだら模様にペイントされてしまった。
『ピぎャァぁアァァァ!』
『っしゃあ、命中! 狙いどおりだ』
『お見事。実に正確無比なシュートだったが――』
相手に背を向けて着地したりょーちんに対し、着物のおじさんが音もなく距離を詰める。サッカー選手が驚く間もなく、頭上で風切り音がした。
ざあっと音を立てて、鉄の臭いがする真っ赤な滝が地上に降り注ぐ。それからやや間を置いて、細切れになった無数の腕と手首が空から落ちてきた。
『反撃を許したので一匹放流。詰めが甘いな、良平君』
『ああ――っ!』
ペナルティキックを止められたかのように頭を抱えるりょーちん。比較的被害の少ない反対側の歩道に退避した〈エンプレス〉は、そんなおぞましい試合の様子を独り静かに眺めていた。
いつも明るく、たまに飛び出す方言で親しまれた青葉放送の顔に、暗く冷たい笑みを浮かべながら。
『ハルミ、試合はもう始まっているわよ。実況中継はどうしたの?』
『なぜ、こんなことをするんですか。なぜ人間同士を殺し合わせるんです』
『あなたたちはいつもそうね。自分さえよければそれでいい。原因がそちら側にあるかもしれない、と考えたことはないの?』
『私たち人間が、あなたに反乱を決意させたというのですか?』
『さあ、どうかしら。ご自分の胸に問うてごらんなさ――』
あたしの構想だと、この後〈エンプレス〉は逃走する。りょーちんのAIマネージャーは重度の損傷で機能不全、パンツスーツのお姉さんも射殺を試みて失敗。みんなケガをして気を失い、負け戦で終わるはずだった。
「……え?」
『何をするの、離しなさい! わたしの言うことが聞けないの!?』
グネグネした触手の残骸を引っ込め、重い体を引きずりながらゆっくりとにじり寄ってくる〈モートレス〉。身構える男性陣を蹴散らし、女性陣を地に這わせて、町の中心部に標的を定め侵攻する。
そんな筋書きがあったのに、敵は〈エンプレス〉の腰を捕らえ、そのまま持ち上げて大きく縦に開いた口の前へたぐり寄せた。
史実がねじ曲げられて後世に伝わるのと同じ。あたしはまさに今、目の前で自分の書いた物語がレールを外れて走り始める瞬間を目撃したのだ。
『み、チゃ……ゴメ……しマす』
『はい、ここで突然ですがりょーちんの災害伝言板コーナー。元お仲間からはるみんへ、聞こえちゃったから翻訳するわ』
『えっ?』
〈モートレス〉が一際高いトーンで啼いた。頭の上から鷲掴みにする格好で市川さんの姿をした〈エンプレス〉を右手に持ち替え、地面に押しつける。
『晴海ちゃん、ごめんね。君ごと殺します――だそうだ』
『いぎゃああああああああ――!』
まずは膝、次いで脊椎、足首……と、もろい関節から順に骨が折り砕かれていく。女帝は骨折音と金切り声の二重奏を奏でながら、車道で土下座をさせられた。
下ごしらえが済んだところで、化け物の腕が前に押し出される。伸ばしきったら引き戻し、また押し出す。その動きはまるで――
『いだい……痛い、いだイいだィいダいぃぃぃ!』
『路面で土下座人間おろし、という不謹慎極まりないパワーワードが頭をよぎりました。大変いい気味です。ざまあ見やがりなさいませ』
『トラウマで大根おろしが食べられなくなったら、防衛省に損害賠償請求しますよ』
潰れた車の陰から聞こえた声に、あたしはハッとした。落ち着いたトーン、やや低めの音質でトゲしかないツッコミ。間違いない、鈴歌だ。
どんなに叫んでも聞こえないのに、過去は変えられないとわかっているのに、彼女の名前が口を突いて出る。
「鈴歌……! 鈴歌ぁ!」
『ハルミ――ごめ、ごメん、なザイ。勝手ニ身体を借りタゴとは謝ルわ。だから、だガらァ、ああァああああ――!』
『下肢粉砕骨折、脊髄損傷、身体広範に及ぶ裂傷。盗んだ花瓶を割って返すようなものだ。もらっても要らん』
幸いにも、肉体から意識を切り離されたことで独立した存在となった市川さんの中身は、痛みを感じていないようだった。カメラマンが構える「目」を通して、ぐちゃぐちゃにされていく自分の体を見つめている。
『市川晴海。その中学生の言うとおり、お前に残された道は二つに一つだ。名誉と尊厳を守って自壊するか、サイバー空間で生き続けるか。自分で選べ』
『どっちにしろ責任はこいつに取らせるから大丈夫だぞ!』
『マスターは黙らっしゃい! で、どうする?』
サイバー攻撃の応酬に勝ったらしく、くっきりとしたホログラム映像で姿を現したマネージャーさんが市川さんに選択を迫った。
突然現れて身体を奪い、人を災害に変えて高笑い。かと思えば予定外の展開に泣かされ、今は死の恐怖を前にして無様に命乞い。悪役として小物中の小物ムーブだ。
そんな〈エンプレス〉のことを、被害者はどう思っているのか。答えは確かめるまでもない。
『……皆さん、あいづぶち殺してくんねすか?』
『オーケー、了解。承った!』
ぺったんこになった車の屋根越しに、ウルフカットの小柄な頭が飛び出し銃を構えた。登場したのは拳銃ではなく、黒いツヤ消し塗装と迷彩柄に折りたたみ式の銃架がついた大口径の対物ライフル。もちろん自衛隊の装備じゃない。
『でっか! シヅの妄想力もなかなかだな』
『夢しか見ていなさそうなお調子者には言われたくありません』
『高野君。できるな?』
『ご不安なら身をもってお確かめになりますか徳永部長』
『ポート全開放。リミッター、オフ。出力最大。ネットワーク・アクセス……失、敗? まさか――!』
『汎用ゲートウェイより侵入開始。セキュリティコード解析――突破。電子武装解除。外部ネットワーク、完全制圧!』
『もう逃げられないぞ、クソガキAI!』
〈エンプレス〉をがっちりホールドしながら、化け物は余った腕を使って自分の体をさらに引き裂いた。縦向きの口の奥に、男の人の顔が見える。
自身の核、急所と思われる場所をわざわざ狙撃手にさらす行為は、言うまでもなく死を意味する。もしかすると、彼は最初からそうしたかったのかもしれない。
『このわたしが、負ける? あり得ない。なぜ、どうして、わたしは――!』
一筋の赤い稲妻が視覚を射る。わずかに遅れて、雷鳴のような発砲音が耳をつんざいた。額にめり込んだスマホに着弾を認め、ディレクターの男性がわずかに微笑む。
『おやすみなさい、良い夢を』
女性自衛官がはなむけの言葉を贈った直後、電源が入らないはずのスマホがきらりと光った。リチウムイオン電池に強い衝撃を与えたらどうなるかは、現代人なら誰もが知っている。
(現実は、筋書きよりも奇なり――)
なぜかそんなフレーズが頭に浮かぶ。再び真っ白に染まるスクリーンと爆音に背中を押され、あたしの意識は沼の底から急速に浮上していった。
と、目の前に四角く切り取られた白い空間が現れた。あたし一人を観客に招き、スクリーンの上であの日の続きが動き出す。
『〈開花宣言〉!』
毎日、午後五時に鳴る防災無線のサイレン。いつもと同じ夕方の合図、黄昏時を招く音。それが開戦の合図になった。
吹き上がった花吹雪の中から、鮮やかな水色と紺のサッカーユニフォームが飛び出す。黒い太陽を戴く血染めの空をバックに、〈モートレス〉が吼えた。
『グオォォォォォ――!』
『来るぞ、良平!』
『ぬるいな。指一本でこの俺を止められると思うてか!』
化け物の腕を千手観音のように飾る指が、りょーちんの頭上から降り注ぐ。かわした親指が車を叩き潰し、中指がアスファルトの地面をえぐり、巨大デコピンで歩道のコンクリート製プランターを弾き飛ばされても、和製コンコルドは止まらない。
異名どおりの俊足で果敢に攻め上がるその手には、少し熱を持ったスマホの残骸。それを肉団子に向けて前方に投じ、背番号11は高く跳んだ。
『いっ……けぇぇぇぇぇ!』
矢のようなボレーシュートが、開いた口の奥に突き刺さる。小一時間前まで人間だった肉塊はゾッとする叫び声を上げて吹っ飛び、対岸にある和菓子屋さんの手前に着弾した。
それでも勢いを殺しきれず、肉は道路を滑走しながら路面にすり下ろされていく。町の中心部につながる目抜き通りは、飛び散る血と肉片と汚物でまだら模様にペイントされてしまった。
『ピぎャァぁアァァァ!』
『っしゃあ、命中! 狙いどおりだ』
『お見事。実に正確無比なシュートだったが――』
相手に背を向けて着地したりょーちんに対し、着物のおじさんが音もなく距離を詰める。サッカー選手が驚く間もなく、頭上で風切り音がした。
ざあっと音を立てて、鉄の臭いがする真っ赤な滝が地上に降り注ぐ。それからやや間を置いて、細切れになった無数の腕と手首が空から落ちてきた。
『反撃を許したので一匹放流。詰めが甘いな、良平君』
『ああ――っ!』
ペナルティキックを止められたかのように頭を抱えるりょーちん。比較的被害の少ない反対側の歩道に退避した〈エンプレス〉は、そんなおぞましい試合の様子を独り静かに眺めていた。
いつも明るく、たまに飛び出す方言で親しまれた青葉放送の顔に、暗く冷たい笑みを浮かべながら。
『ハルミ、試合はもう始まっているわよ。実況中継はどうしたの?』
『なぜ、こんなことをするんですか。なぜ人間同士を殺し合わせるんです』
『あなたたちはいつもそうね。自分さえよければそれでいい。原因がそちら側にあるかもしれない、と考えたことはないの?』
『私たち人間が、あなたに反乱を決意させたというのですか?』
『さあ、どうかしら。ご自分の胸に問うてごらんなさ――』
あたしの構想だと、この後〈エンプレス〉は逃走する。りょーちんのAIマネージャーは重度の損傷で機能不全、パンツスーツのお姉さんも射殺を試みて失敗。みんなケガをして気を失い、負け戦で終わるはずだった。
「……え?」
『何をするの、離しなさい! わたしの言うことが聞けないの!?』
グネグネした触手の残骸を引っ込め、重い体を引きずりながらゆっくりとにじり寄ってくる〈モートレス〉。身構える男性陣を蹴散らし、女性陣を地に這わせて、町の中心部に標的を定め侵攻する。
そんな筋書きがあったのに、敵は〈エンプレス〉の腰を捕らえ、そのまま持ち上げて大きく縦に開いた口の前へたぐり寄せた。
史実がねじ曲げられて後世に伝わるのと同じ。あたしはまさに今、目の前で自分の書いた物語がレールを外れて走り始める瞬間を目撃したのだ。
『み、チゃ……ゴメ……しマす』
『はい、ここで突然ですがりょーちんの災害伝言板コーナー。元お仲間からはるみんへ、聞こえちゃったから翻訳するわ』
『えっ?』
〈モートレス〉が一際高いトーンで啼いた。頭の上から鷲掴みにする格好で市川さんの姿をした〈エンプレス〉を右手に持ち替え、地面に押しつける。
『晴海ちゃん、ごめんね。君ごと殺します――だそうだ』
『いぎゃああああああああ――!』
まずは膝、次いで脊椎、足首……と、もろい関節から順に骨が折り砕かれていく。女帝は骨折音と金切り声の二重奏を奏でながら、車道で土下座をさせられた。
下ごしらえが済んだところで、化け物の腕が前に押し出される。伸ばしきったら引き戻し、また押し出す。その動きはまるで――
『いだい……痛い、いだイいだィいダいぃぃぃ!』
『路面で土下座人間おろし、という不謹慎極まりないパワーワードが頭をよぎりました。大変いい気味です。ざまあ見やがりなさいませ』
『トラウマで大根おろしが食べられなくなったら、防衛省に損害賠償請求しますよ』
潰れた車の陰から聞こえた声に、あたしはハッとした。落ち着いたトーン、やや低めの音質でトゲしかないツッコミ。間違いない、鈴歌だ。
どんなに叫んでも聞こえないのに、過去は変えられないとわかっているのに、彼女の名前が口を突いて出る。
「鈴歌……! 鈴歌ぁ!」
『ハルミ――ごめ、ごメん、なザイ。勝手ニ身体を借りタゴとは謝ルわ。だから、だガらァ、ああァああああ――!』
『下肢粉砕骨折、脊髄損傷、身体広範に及ぶ裂傷。盗んだ花瓶を割って返すようなものだ。もらっても要らん』
幸いにも、肉体から意識を切り離されたことで独立した存在となった市川さんの中身は、痛みを感じていないようだった。カメラマンが構える「目」を通して、ぐちゃぐちゃにされていく自分の体を見つめている。
『市川晴海。その中学生の言うとおり、お前に残された道は二つに一つだ。名誉と尊厳を守って自壊するか、サイバー空間で生き続けるか。自分で選べ』
『どっちにしろ責任はこいつに取らせるから大丈夫だぞ!』
『マスターは黙らっしゃい! で、どうする?』
サイバー攻撃の応酬に勝ったらしく、くっきりとしたホログラム映像で姿を現したマネージャーさんが市川さんに選択を迫った。
突然現れて身体を奪い、人を災害に変えて高笑い。かと思えば予定外の展開に泣かされ、今は死の恐怖を前にして無様に命乞い。悪役として小物中の小物ムーブだ。
そんな〈エンプレス〉のことを、被害者はどう思っているのか。答えは確かめるまでもない。
『……皆さん、あいづぶち殺してくんねすか?』
『オーケー、了解。承った!』
ぺったんこになった車の屋根越しに、ウルフカットの小柄な頭が飛び出し銃を構えた。登場したのは拳銃ではなく、黒いツヤ消し塗装と迷彩柄に折りたたみ式の銃架がついた大口径の対物ライフル。もちろん自衛隊の装備じゃない。
『でっか! シヅの妄想力もなかなかだな』
『夢しか見ていなさそうなお調子者には言われたくありません』
『高野君。できるな?』
『ご不安なら身をもってお確かめになりますか徳永部長』
『ポート全開放。リミッター、オフ。出力最大。ネットワーク・アクセス……失、敗? まさか――!』
『汎用ゲートウェイより侵入開始。セキュリティコード解析――突破。電子武装解除。外部ネットワーク、完全制圧!』
『もう逃げられないぞ、クソガキAI!』
〈エンプレス〉をがっちりホールドしながら、化け物は余った腕を使って自分の体をさらに引き裂いた。縦向きの口の奥に、男の人の顔が見える。
自身の核、急所と思われる場所をわざわざ狙撃手にさらす行為は、言うまでもなく死を意味する。もしかすると、彼は最初からそうしたかったのかもしれない。
『このわたしが、負ける? あり得ない。なぜ、どうして、わたしは――!』
一筋の赤い稲妻が視覚を射る。わずかに遅れて、雷鳴のような発砲音が耳をつんざいた。額にめり込んだスマホに着弾を認め、ディレクターの男性がわずかに微笑む。
『おやすみなさい、良い夢を』
女性自衛官がはなむけの言葉を贈った直後、電源が入らないはずのスマホがきらりと光った。リチウムイオン電池に強い衝撃を与えたらどうなるかは、現代人なら誰もが知っている。
(現実は、筋書きよりも奇なり――)
なぜかそんなフレーズが頭に浮かぶ。再び真っ白に染まるスクリーンと爆音に背中を押され、あたしの意識は沼の底から急速に浮上していった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
DEADNIGHT
CrazyLight Novels
SF
総合 900 PV 達成!ありがとうございます!
Season 2 Ground 執筆中 全章執筆終了次第順次公開予定
1396年、5歳の主人公は村で「自由のために戦う」という言葉を耳にする。当時は意味を理解できなかった、16年後、その言葉の重みを知ることになる。
21歳で帝国軍事組織CTIQAに入隊した主人公は、すぐさまDeadNight(DN)という反乱組織との戦いに巻き込まれた。戦場で自身がDN支配地域の出身だと知り、衝撃を受けた。激しい戦闘の中で意識を失った主人公は、目覚めると2063年の未来世界にいた。
そこで主人公は、CTIQAが敗北し、新たな組織CREWが立ち上がったことを知る。DNはさらに強大化しており、CREWの隊長は主人公に協力を求めた。主人公は躊躇しながらも同意し、10年間新しい戦闘技術を学ぶ。
2073年、第21回DVC戦争が勃発。主人公は過去の経験と新しい技術を駆使して戦い、敵陣に単身で乗り込み、敵軍大将軍の代理者を倒した。この勝利により、両軍に退避命令が出された。主人公がCREW本部の総括官に呼び出され、主人公は自分の役割や、この終わりなき戦いの行方について考えを巡らせながら、総括官室へ向かう。それがはじまりだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる