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第2章メルン編
第二部・マックス 6話
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「なんだ、ガキ」
言い争いを始めそうな3人に声をかけたリオに対し、最初に帰ってきたのは酒を煽り続けていた男性のその台詞だった。
「アニキ、女の子にガキは失礼ですぜ?せめて可愛いお嬢さんじゃないと」
「・・・失礼なのはあなたもだけど?」
リオのことをガキと呼んだ男性に訂正させるような台詞を口にした仲間の男性に対し、殺気に近いオーラをぶつけるリオ。
すると男性はリオが何に対して怒っているのか見当をつけたらしく、すぐに謝罪の言葉を口にする。
「わ、悪い・・・でも、これだけ可愛いと将来もいじられ続けるから、あまり気にしないようにした方がいいよ」
そうして男性が、リオに対して「耐性をつけろ」と口にする。するとリオは殺気のようなオーラを間違えようのない殺気へと変化させていく。
「・・・本気で言ってるの?」
「本気だ。・・・おそらく、今までも間違われ続けてきたんだろう?」
「・・・そうだけど?」
「本気」と口にした男性に対して不機嫌そうな表情を浮かべるリオ。対する男性は、言葉を選びながらリオに伝えたいことを口にする。
「嫌なんだろうが・・・いちいち怒ってたら、いざという時に戦えないぞ?怒るというのは一番体力を使うんだから」
不機嫌そうなリオに正面から相対しながら諭すような台詞を口にする男性。そしてリオの方はというと、今までリオを女子と間違えてきた存在とは異なる気がしたのか、男性の言葉に耳を傾ける姿勢を示していた。
「・・・どういうこと?」
「そのままの意味だよ。怒るというのは精神力も使うからね、周りに気を遣うのと変わらないくらい大変なんだ。・・・君も、出来る限り周りに気を使いたくはないだろう?」
男性の説明に対しリオが頷く。
冒険者や傭兵は傲慢な人間が多いと言われているが、そう映る理由はほぼストレスからくるものである。生死を賭けた戦いをする彼らは、ストレスのはけ口として周りへ強く当たったり適当なことを口にすることが多く、それらがよく冒険者や傭兵に関するトラブルへと発展する要因の1つであったりする。
それに対し思うところがあったのか、リオが口を開く――と思いきや、その背後に居たマックスが口を開いた。
「確かに、変な気は使いたくねえな」
「・・・だろう?」
リオではなく後方に居たマックスがそう口にしたことによって一瞬口をつぐんだ男性だったが、何事も無かったかのようにそう口にする。
「そうかなぁ・・・?」
一方、リオというと男性の台詞に対して懐疑的な台詞を口にしていた。というのも、リオがジン達と行動を共にしていた時は、最年少であり家族同然であったリオを優先的に考える風潮があった為、比較的リオは優遇されていたという過去があった。
そして実現不可能なことでも「大鷲の翼」というパーティ名と、そのリーダーであるジンの名前を使えばどうとでもなっていたため、冒険者としては破格ではあるが、リオは意外にも不便したことが無かったのである。
だがそれを知らないマックスと男性が驚愕した表情を浮かべると――
「「今からでも気を使う苦労は覚えた方が良い」ですよ」
と口にしたのだった。
それに対するリオの答えはというと――
「・・・そうなの?」
という一言であった。
先ほども述べた通り、リオは「大鷲の翼」の面々に面倒を見られたにも関わらず、意外にも世間知らずなのである。――その理由は、ジン達が厳しくしていると思いながらも甘やかしていたからなのだが、当の本人はそれを知らない為、現在のような「ある意味困った状態」となっていたのであった。
そんなリオに対して頷くことで肯定するマックス達。
「――ていうか、本来の目的を忘れてませ・・・ないか?」
「あ、そうだ。・・・おばさん、隣の建物にいるふぐおを・・・」
「ああ、それならそこにいるよ」
マックスに元々の目的を忘れていることを指摘されたリオが口を開くと、女将の女性が宿屋の入り口付近を指す。
そしてその先をリオとマックスが追うと、そこには中型犬ほどの大きさにサイズを小さくしたふぐおがいた。
「フグウ」
リオとマックスと視線が合ったのだろう、2人の姿を見ながらふぐおが不満気な鳴き声を上げる。
「・・・いつからここに?」
不満気な鳴き声を上げたふぐおに驚きながらリオが女性にそう尋ねると――
「ああ、それならさっき自分で入ってきたよ」
と口にする。
「・・・え?」
「だから、自分で入って来てたよって」
女性の口にした台詞が信じられなかった様子のリオが困惑した声を上げると、女性は再度同じことを口にする。と同時に――
「自分でドアを開けられるなんて、頭のいい子だねえ」
自身で扉を開いて宿屋の中へ入ってきたふぐおを褒める台詞を口にする。そして当のふぐおはというと、女性の台詞を聞いて自慢げな表情を浮かべていた。
「・・・そういえば初めてあった時よりもかなり小さくなってるね?ちゃんとご飯を貰ってるのかい?」
「フグ」
「そうかい、そうかい。ちゃんと貰っているんなら大丈夫だね。・・・あ、そうだ、このくらいの大きさだったら部屋で寝れるんじゃないかい?」
「え・・・あ、うん、多分。・・・じゃなくって、おばさん、ふぐおの言いたいことが分かるの?」
まるで会話をしているかのようなやり取りを見せられたリオが驚いた表情を浮かべながら女性に尋ねる。すると女性の方は「この子はかなり分かりやすい子だからね」と口にする。
(あれ、さっきふぐおも部屋で寝れるって言ってたよね?)
そこでリオは元々女性に声をかけた目的も達成していることに気づいたリオは、念のため女性に確認を取るために口を開く。
「それと、ふぐおも部屋に行っていいの?」
「構わないよ。元々隣の物置に居たのは、この子が部屋どころかこっちの建物にすら入れなかったからだろう?」
リオの台詞に対しそう答える女性。するとふぐおの方を向き――
「それに、こんなに可愛ければ、この飲んだくれの相手にもなるだろうしね。・・・ということで、頼むよ」
先ほど言い争いに発展しそうになった男性の暇つぶし相手になってくれと口にする。
(・・・ふぐおの性格だと、承諾し無さそうだけど・・・)
それを聞いたリオは、ふぐおの性格を踏まえながらそう内心で呟く。そして当のふぐおはというと、リオの予想を裏切るように女性の台詞に頷き、男性の暇つぶしの相手をすることを承諾する。
(・・・ふぐお、実は弱みでも握られてるのかな・・・・・・?)
ふぐおの予想外の行動に疑いを抱くリオ。だがふぐおの方は特に弱みを握られている訳でも無い。また、リオは知らないことだが、ふぐおと女将の女性は意外にも仲が良かったりする。――ちなみに2人が仲良くなった理由は、女性が宿屋の仕事に疲れた時、宿屋に置いていかれていたふぐおを相手に愚痴っていたからだったりする。
「あ、一応言っておくけど、弱みなんて握ってないから。・・・しかし、この子の表情に考えが出やすい癖はキミ譲りなんだね」
「え、そうなの?」
思考をいきなり口にされたことと、ふぐおの表情の分かりやすさの理由を口にした女性に対して驚いた表情を浮かべるリオ。
よく他人から思っていることを指摘される人がいるが、意外にも、自分自身の考えが顔に出てるかは本人からは分かりにくい。なぜなら自分の顔は見えない上に、思考が表情に出やすいタイプの人間はほぼ無意識の内に顔に出ているからである。
さらにどんな思考が表情に出ているかは、無意識の内に動いている表情筋や表情の陰り具合、瞳の向いている方向や明暗によって判別できる。さらにこれは、人間だけでなく多くの生物に言える事でもある。
「・・・やっぱりオレ以外にも思ってる人が・・・」
「・・・マックスさん?」
「い、いや、なんでも・・・」
女性との会話の最中にぼそりと呟くマックス。だがリオにはその声が聞こえていたらしく、マックスの名前を呼ぶと当のマックスは黙りこくってしまう。
「いや、なんて言ったのか聞きたかっただけなんだけど・・・。よく聞こえなかったから・・・」
だがリオの方は、マックスが何かを口にしたことまでは分かっていたが、内容までは聞こえていなかったようだった。だがマックスの方はリオのその台詞を詰問する台詞だと感じたらしく。
「な、なにも言ってません!リオさんの悪口なんて」
「リオさんは無しだよね?・・・罰として、今言ってたことを教えて」
パーティを組む際に決めた条件の1つを破ったらしく、罰として先ほど口にした内容を丸々話す羽目になったのだった。
言い争いを始めそうな3人に声をかけたリオに対し、最初に帰ってきたのは酒を煽り続けていた男性のその台詞だった。
「アニキ、女の子にガキは失礼ですぜ?せめて可愛いお嬢さんじゃないと」
「・・・失礼なのはあなたもだけど?」
リオのことをガキと呼んだ男性に訂正させるような台詞を口にした仲間の男性に対し、殺気に近いオーラをぶつけるリオ。
すると男性はリオが何に対して怒っているのか見当をつけたらしく、すぐに謝罪の言葉を口にする。
「わ、悪い・・・でも、これだけ可愛いと将来もいじられ続けるから、あまり気にしないようにした方がいいよ」
そうして男性が、リオに対して「耐性をつけろ」と口にする。するとリオは殺気のようなオーラを間違えようのない殺気へと変化させていく。
「・・・本気で言ってるの?」
「本気だ。・・・おそらく、今までも間違われ続けてきたんだろう?」
「・・・そうだけど?」
「本気」と口にした男性に対して不機嫌そうな表情を浮かべるリオ。対する男性は、言葉を選びながらリオに伝えたいことを口にする。
「嫌なんだろうが・・・いちいち怒ってたら、いざという時に戦えないぞ?怒るというのは一番体力を使うんだから」
不機嫌そうなリオに正面から相対しながら諭すような台詞を口にする男性。そしてリオの方はというと、今までリオを女子と間違えてきた存在とは異なる気がしたのか、男性の言葉に耳を傾ける姿勢を示していた。
「・・・どういうこと?」
「そのままの意味だよ。怒るというのは精神力も使うからね、周りに気を遣うのと変わらないくらい大変なんだ。・・・君も、出来る限り周りに気を使いたくはないだろう?」
男性の説明に対しリオが頷く。
冒険者や傭兵は傲慢な人間が多いと言われているが、そう映る理由はほぼストレスからくるものである。生死を賭けた戦いをする彼らは、ストレスのはけ口として周りへ強く当たったり適当なことを口にすることが多く、それらがよく冒険者や傭兵に関するトラブルへと発展する要因の1つであったりする。
それに対し思うところがあったのか、リオが口を開く――と思いきや、その背後に居たマックスが口を開いた。
「確かに、変な気は使いたくねえな」
「・・・だろう?」
リオではなく後方に居たマックスがそう口にしたことによって一瞬口をつぐんだ男性だったが、何事も無かったかのようにそう口にする。
「そうかなぁ・・・?」
一方、リオというと男性の台詞に対して懐疑的な台詞を口にしていた。というのも、リオがジン達と行動を共にしていた時は、最年少であり家族同然であったリオを優先的に考える風潮があった為、比較的リオは優遇されていたという過去があった。
そして実現不可能なことでも「大鷲の翼」というパーティ名と、そのリーダーであるジンの名前を使えばどうとでもなっていたため、冒険者としては破格ではあるが、リオは意外にも不便したことが無かったのである。
だがそれを知らないマックスと男性が驚愕した表情を浮かべると――
「「今からでも気を使う苦労は覚えた方が良い」ですよ」
と口にしたのだった。
それに対するリオの答えはというと――
「・・・そうなの?」
という一言であった。
先ほども述べた通り、リオは「大鷲の翼」の面々に面倒を見られたにも関わらず、意外にも世間知らずなのである。――その理由は、ジン達が厳しくしていると思いながらも甘やかしていたからなのだが、当の本人はそれを知らない為、現在のような「ある意味困った状態」となっていたのであった。
そんなリオに対して頷くことで肯定するマックス達。
「――ていうか、本来の目的を忘れてませ・・・ないか?」
「あ、そうだ。・・・おばさん、隣の建物にいるふぐおを・・・」
「ああ、それならそこにいるよ」
マックスに元々の目的を忘れていることを指摘されたリオが口を開くと、女将の女性が宿屋の入り口付近を指す。
そしてその先をリオとマックスが追うと、そこには中型犬ほどの大きさにサイズを小さくしたふぐおがいた。
「フグウ」
リオとマックスと視線が合ったのだろう、2人の姿を見ながらふぐおが不満気な鳴き声を上げる。
「・・・いつからここに?」
不満気な鳴き声を上げたふぐおに驚きながらリオが女性にそう尋ねると――
「ああ、それならさっき自分で入ってきたよ」
と口にする。
「・・・え?」
「だから、自分で入って来てたよって」
女性の口にした台詞が信じられなかった様子のリオが困惑した声を上げると、女性は再度同じことを口にする。と同時に――
「自分でドアを開けられるなんて、頭のいい子だねえ」
自身で扉を開いて宿屋の中へ入ってきたふぐおを褒める台詞を口にする。そして当のふぐおはというと、女性の台詞を聞いて自慢げな表情を浮かべていた。
「・・・そういえば初めてあった時よりもかなり小さくなってるね?ちゃんとご飯を貰ってるのかい?」
「フグ」
「そうかい、そうかい。ちゃんと貰っているんなら大丈夫だね。・・・あ、そうだ、このくらいの大きさだったら部屋で寝れるんじゃないかい?」
「え・・・あ、うん、多分。・・・じゃなくって、おばさん、ふぐおの言いたいことが分かるの?」
まるで会話をしているかのようなやり取りを見せられたリオが驚いた表情を浮かべながら女性に尋ねる。すると女性の方は「この子はかなり分かりやすい子だからね」と口にする。
(あれ、さっきふぐおも部屋で寝れるって言ってたよね?)
そこでリオは元々女性に声をかけた目的も達成していることに気づいたリオは、念のため女性に確認を取るために口を開く。
「それと、ふぐおも部屋に行っていいの?」
「構わないよ。元々隣の物置に居たのは、この子が部屋どころかこっちの建物にすら入れなかったからだろう?」
リオの台詞に対しそう答える女性。するとふぐおの方を向き――
「それに、こんなに可愛ければ、この飲んだくれの相手にもなるだろうしね。・・・ということで、頼むよ」
先ほど言い争いに発展しそうになった男性の暇つぶし相手になってくれと口にする。
(・・・ふぐおの性格だと、承諾し無さそうだけど・・・)
それを聞いたリオは、ふぐおの性格を踏まえながらそう内心で呟く。そして当のふぐおはというと、リオの予想を裏切るように女性の台詞に頷き、男性の暇つぶしの相手をすることを承諾する。
(・・・ふぐお、実は弱みでも握られてるのかな・・・・・・?)
ふぐおの予想外の行動に疑いを抱くリオ。だがふぐおの方は特に弱みを握られている訳でも無い。また、リオは知らないことだが、ふぐおと女将の女性は意外にも仲が良かったりする。――ちなみに2人が仲良くなった理由は、女性が宿屋の仕事に疲れた時、宿屋に置いていかれていたふぐおを相手に愚痴っていたからだったりする。
「あ、一応言っておくけど、弱みなんて握ってないから。・・・しかし、この子の表情に考えが出やすい癖はキミ譲りなんだね」
「え、そうなの?」
思考をいきなり口にされたことと、ふぐおの表情の分かりやすさの理由を口にした女性に対して驚いた表情を浮かべるリオ。
よく他人から思っていることを指摘される人がいるが、意外にも、自分自身の考えが顔に出てるかは本人からは分かりにくい。なぜなら自分の顔は見えない上に、思考が表情に出やすいタイプの人間はほぼ無意識の内に顔に出ているからである。
さらにどんな思考が表情に出ているかは、無意識の内に動いている表情筋や表情の陰り具合、瞳の向いている方向や明暗によって判別できる。さらにこれは、人間だけでなく多くの生物に言える事でもある。
「・・・やっぱりオレ以外にも思ってる人が・・・」
「・・・マックスさん?」
「い、いや、なんでも・・・」
女性との会話の最中にぼそりと呟くマックス。だがリオにはその声が聞こえていたらしく、マックスの名前を呼ぶと当のマックスは黙りこくってしまう。
「いや、なんて言ったのか聞きたかっただけなんだけど・・・。よく聞こえなかったから・・・」
だがリオの方は、マックスが何かを口にしたことまでは分かっていたが、内容までは聞こえていなかったようだった。だがマックスの方はリオのその台詞を詰問する台詞だと感じたらしく。
「な、なにも言ってません!リオさんの悪口なんて」
「リオさんは無しだよね?・・・罰として、今言ってたことを教えて」
パーティを組む際に決めた条件の1つを破ったらしく、罰として先ほど口にした内容を丸々話す羽目になったのだった。
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ゾロ目やキリのいい数字は崩すもの、ということで感想・お気に入り登録、お願いします!好きなだけ感想とお気に入り登録お願いします♪良ければTwitterもやってますので、そちらもお願いします。更新情報などをいち早くお届け中です♪https://twitter.com/nukomaro_ryuryuアルファポリスでは他に「My Diary」を、小説家になろうで「種族・烏で進む自由な物見生活」を掲載中です!どちらも作者マイページから飛べますので、ぜひ!
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