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28.居場所込み
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「ただいま戻りました」
その声にオルフィールさんが振り返ると、団員を引き連れたガイアスさんが立っていた。
「お疲れ様です、ガイアス団長」
《ガイアスさんってこっちの騎士団の団長だったのか》
それは知らなかったので普通に驚いた。
〉つまり、レインの兄は曾祖父さんのところの騎士団の団長に稽古をつけてもらってたわけか
〉スゴい稽古相手だな
〉豪華だよな
《そんなガイアスさん相手にあれだけ上から目線で強気でいけるあの兄って………》
いや。もしかしたらあの兄も知らなかった可能性も………ないか。あの兄なら誰が相手でもあんな態度とりそうだし。
〉ある意味大物だなwww
〉怖いもの知らずwww
〉ただのバカwww
〉ヒドい言われようwww
〉でも否定出来ね~www
〉擁護も出来ね~www
〉手の施しようがね~www
〉ご愁傷様ですwww
《合掌》
俺は心の中で手を合わせた。多分、リスナー達も手を合わせてくれているだろう。
「いえ。今回のモンスター退治の訓練はそれほどモンスターと遭遇しなかったのでそれほど疲れていませんね」
「そうですか」
「それで、オルフィールが抱えているレイン様の人形はなんですか?」
あの兄の稽古のために家に来ることのあるガイアスさんは俺型ドローンの姿で誰かを理解してくれた。なので、
「お久しぶりです。ガイアスさん」
手を振って挨拶をすると、ガイアスさんやその後ろにいた騎士達は驚きの表情で固まった。
〉さすがの騎士団長でもこれは驚くか
〉それだけありえないな魔法をレインは使ってるってことでしょうね
〉バケモノめ
〉このチートヤロウ
《いや、初期ステータスはMPが高いぐらいでそんなチートってほどじゃなかっただろうが!》
スキルだってそんなスゴいモノがあったわけじゃないし。
〉確かに
〉そうだったな
〉でも、そのステータスでもここまでみんなが驚くことが出来るってことは………
〉前世の記憶があること自体がチートか!
〉それだ!
〉レインが使ってる魔法も漫画やアニメなんかが元になってるはずだし!
〉ドローンだって前世の記憶がなければ思いつくはずもない魔法だしな!
〉やっぱりチートじゃねーか!
〉ご都合主義ね!
それについては否定しないし、コメントする気はない。
だって、なにか言ったところで炎上するのは目に見えてるし、いちいち火に油を注ぐことはないだろう。
そして、リスナー達を無視するためにまずは目の前で固まっているガイアスさんに戻ってきてもらわないといけないので、
「ガイアスさ~ん」
固まっているガイアスさんに手を振って呼びかける。
というか、そろそろ戻ってきて俺に頬ずりをしてくるオルフィールさんを止めてほしい。ハァハァという息づかいに危機感を覚えてくる。
「はっ!すまない。
と、これはどういう状況なんだ?」
俺に頬ずりするオルフィールさんという状況に、戻ってきたガイアスさんは戸惑っていた。
「とりあえず、話をしたいのでオルフィールさん止めてくれませんか?」
〉どこまでも欲望に素直なオルフィールwww
〉頬ずりしながらかなりヤバい顔になってるwww
〉そんな顔しちゃダメだろwww
〉危なすぎるwww
さらに激しくなる頬ずりに苦笑しながら俺はそうお願いした。
どうにかオルフィールさんの頬ずりを止めてもらい、俺のことについては今度曾祖父さんに説明する時に一緒に話をするということで納得してもらい、今夜のアジト制圧の作戦会議が始まった。
「さて、それで今回制圧するアジトの場所はどこですか?」
机に広げられた地図に全員の視線が集まる中、オルフィールさんは二箇所のアジトの場所を順に指さした。俺型ドローンを抱きながら。
〉頬ずりは止まったけど離さないwww
〉この作戦会議終わったらお持ち帰りする気じゃね?
〉確実にしそうだな
〉するでしょうね
〉どうするんだ?レイン
《考えはあるから大丈夫だ》
なので、今は作戦会議のほうに集中する。
「この二箇所ですね。二箇所の地下は隠し通路で繋がっているので、同時に制圧しないといけません」
「そして、これが内部構造です」
俺が立体映像を作り出すと、団員達から驚きの声が上がったが、ガイアスさんが手を上げるとピタッと止まった。
〉おぉー!
〉見事な統率!
〉一瞬で静かにするとは!
〉さすが騎士団長!
〉カッコいいー!
ホントにカッコいい。
《やっぱり目指すならあの親みたいな大人じゃなくてこういう大人になりたいよな》
〉言えてる
〉強くてカッコいい
〉理想の男性よね
〉リスナーの変態達とは大違い
〉なんだと!
〉変態で何が悪い!
〉男は大抵変態だぞ!
〉そうだそうだ!
〉そうかもしれないけど度合いが違うのよ
〉それにカッコよさも
〉あんた達にガイアスみたいなカッコよさがあるとでも言うの?
〉ある!
〉あるとも!
〉もちろん!
〉www
〉www
〉www
〉www
〉せめてなんかコメントで返してくれ!
〉wwwだけはキツいって!
女性陣に変態達が軽くあしらわれてるのを横目に見ながら進んでいく作戦会議の方も見る。
「中の造りは一般の住宅と変わりなさそうですが、やはり住宅街の中というのは面倒ですね」
「はい。周りの住宅に被害を出さずに制圧するのはなかなか骨が折れそうです」
《だよな~》
歓楽街とか裏路地の家でももちろん周りに被害を出さないように制圧しなければいけないんだけど、普通の住宅街だと住人の住居率も上がるため、余計に被害が出やすいのだ。
〉相手がヤケになって家に火をつけたりしただけでもスゴい被害出そうだな
〉自爆とかされたら目も当てられないだろ
《それは最悪のケースだろうけど、ありえないなとも言えないからな~》
俺が見た限りでは武器関係のモノは少なかったが、その中に爆発するような武器が無かったのかと聞かれると、こちらの武器の種類などを知っているわけではないので無いとは言いきれない。
「レイン様。アジトに何人くらい居るかわかりますか?」
「俺が見た時は多分20人も居なかったと思います」
「20人ですか」
ガイアスさんは立体映像を見ながら少し考えた。
「レイン様。建物内の人が居る場所を探って、この内部構造にその場所を示すことは出来ますか?」
「えぇ。出来ますよ」
「今夜の制圧作戦に同行することは?」
「出来ますね」
多分、曾祖父さんに話すと止められそうだけど、黙って行けばいいか。そうすることでガイアスさん達の被害が減るんだし、あとから報告したところでそんなに怒られることはないだろう。
〉なるほど
〉レインに同行してもらって人の場所を把握してから突入するってわけか
〉そしたら制圧も早く出来るだろうな
〉いい考えだな
「では、建物内を探るためにはどこまで近づけばいいのですか?」
「それでしたら、ここからでも出来ますよ」
俺の答えにみんなが息を飲んだ。
しかし、ガイアスさんはすぐに考えをまとめたのか俺を見てきた。
「レイン様、同行はいいので今夜7時にここで人の居場所込みの内部構造を見せてください。あとは私達だけで対応いたします」
一瞬、最後まで同行すると言いかけたが、ガイアスさんの目を見た俺は黙った。
ガイアスさんの目は、ここから先は自分達の領域であり、俺が入ってくるべき場所ではないと言っているようだった。
なので、素直に頷くことにした。
「わかりました」
「では、今夜7時に人込みの内部構造を確認したあと、1班は西の建物の制圧、2班は東の建物の制圧、3班は外での見張りでいきます」
『はい!』
「相手は裏の組織です。追い詰められたらなにをしてくるかはわからないので最後まで気を引き締めて、油断なく作戦を実行するように!」
『はい!』
「それじゃあ夜7時にここに集合で。解散」
ガイアスさんがそう言った瞬間に俺はドローンを一度ノミサイズまで小さくして高く浮き上がると、そこでもう一度自分の形に戻した。
「あぁ~!」
こちらへ手を伸ばしながら叫ぶオルフィールさんと、それをみながら苦笑するガイアスさんや騎士達を見ながら「それでは今夜に」と言ってから俺はドローンを消した。
その声にオルフィールさんが振り返ると、団員を引き連れたガイアスさんが立っていた。
「お疲れ様です、ガイアス団長」
《ガイアスさんってこっちの騎士団の団長だったのか》
それは知らなかったので普通に驚いた。
〉つまり、レインの兄は曾祖父さんのところの騎士団の団長に稽古をつけてもらってたわけか
〉スゴい稽古相手だな
〉豪華だよな
《そんなガイアスさん相手にあれだけ上から目線で強気でいけるあの兄って………》
いや。もしかしたらあの兄も知らなかった可能性も………ないか。あの兄なら誰が相手でもあんな態度とりそうだし。
〉ある意味大物だなwww
〉怖いもの知らずwww
〉ただのバカwww
〉ヒドい言われようwww
〉でも否定出来ね~www
〉擁護も出来ね~www
〉手の施しようがね~www
〉ご愁傷様ですwww
《合掌》
俺は心の中で手を合わせた。多分、リスナー達も手を合わせてくれているだろう。
「いえ。今回のモンスター退治の訓練はそれほどモンスターと遭遇しなかったのでそれほど疲れていませんね」
「そうですか」
「それで、オルフィールが抱えているレイン様の人形はなんですか?」
あの兄の稽古のために家に来ることのあるガイアスさんは俺型ドローンの姿で誰かを理解してくれた。なので、
「お久しぶりです。ガイアスさん」
手を振って挨拶をすると、ガイアスさんやその後ろにいた騎士達は驚きの表情で固まった。
〉さすがの騎士団長でもこれは驚くか
〉それだけありえないな魔法をレインは使ってるってことでしょうね
〉バケモノめ
〉このチートヤロウ
《いや、初期ステータスはMPが高いぐらいでそんなチートってほどじゃなかっただろうが!》
スキルだってそんなスゴいモノがあったわけじゃないし。
〉確かに
〉そうだったな
〉でも、そのステータスでもここまでみんなが驚くことが出来るってことは………
〉前世の記憶があること自体がチートか!
〉それだ!
〉レインが使ってる魔法も漫画やアニメなんかが元になってるはずだし!
〉ドローンだって前世の記憶がなければ思いつくはずもない魔法だしな!
〉やっぱりチートじゃねーか!
〉ご都合主義ね!
それについては否定しないし、コメントする気はない。
だって、なにか言ったところで炎上するのは目に見えてるし、いちいち火に油を注ぐことはないだろう。
そして、リスナー達を無視するためにまずは目の前で固まっているガイアスさんに戻ってきてもらわないといけないので、
「ガイアスさ~ん」
固まっているガイアスさんに手を振って呼びかける。
というか、そろそろ戻ってきて俺に頬ずりをしてくるオルフィールさんを止めてほしい。ハァハァという息づかいに危機感を覚えてくる。
「はっ!すまない。
と、これはどういう状況なんだ?」
俺に頬ずりするオルフィールさんという状況に、戻ってきたガイアスさんは戸惑っていた。
「とりあえず、話をしたいのでオルフィールさん止めてくれませんか?」
〉どこまでも欲望に素直なオルフィールwww
〉頬ずりしながらかなりヤバい顔になってるwww
〉そんな顔しちゃダメだろwww
〉危なすぎるwww
さらに激しくなる頬ずりに苦笑しながら俺はそうお願いした。
どうにかオルフィールさんの頬ずりを止めてもらい、俺のことについては今度曾祖父さんに説明する時に一緒に話をするということで納得してもらい、今夜のアジト制圧の作戦会議が始まった。
「さて、それで今回制圧するアジトの場所はどこですか?」
机に広げられた地図に全員の視線が集まる中、オルフィールさんは二箇所のアジトの場所を順に指さした。俺型ドローンを抱きながら。
〉頬ずりは止まったけど離さないwww
〉この作戦会議終わったらお持ち帰りする気じゃね?
〉確実にしそうだな
〉するでしょうね
〉どうするんだ?レイン
《考えはあるから大丈夫だ》
なので、今は作戦会議のほうに集中する。
「この二箇所ですね。二箇所の地下は隠し通路で繋がっているので、同時に制圧しないといけません」
「そして、これが内部構造です」
俺が立体映像を作り出すと、団員達から驚きの声が上がったが、ガイアスさんが手を上げるとピタッと止まった。
〉おぉー!
〉見事な統率!
〉一瞬で静かにするとは!
〉さすが騎士団長!
〉カッコいいー!
ホントにカッコいい。
《やっぱり目指すならあの親みたいな大人じゃなくてこういう大人になりたいよな》
〉言えてる
〉強くてカッコいい
〉理想の男性よね
〉リスナーの変態達とは大違い
〉なんだと!
〉変態で何が悪い!
〉男は大抵変態だぞ!
〉そうだそうだ!
〉そうかもしれないけど度合いが違うのよ
〉それにカッコよさも
〉あんた達にガイアスみたいなカッコよさがあるとでも言うの?
〉ある!
〉あるとも!
〉もちろん!
〉www
〉www
〉www
〉www
〉せめてなんかコメントで返してくれ!
〉wwwだけはキツいって!
女性陣に変態達が軽くあしらわれてるのを横目に見ながら進んでいく作戦会議の方も見る。
「中の造りは一般の住宅と変わりなさそうですが、やはり住宅街の中というのは面倒ですね」
「はい。周りの住宅に被害を出さずに制圧するのはなかなか骨が折れそうです」
《だよな~》
歓楽街とか裏路地の家でももちろん周りに被害を出さないように制圧しなければいけないんだけど、普通の住宅街だと住人の住居率も上がるため、余計に被害が出やすいのだ。
〉相手がヤケになって家に火をつけたりしただけでもスゴい被害出そうだな
〉自爆とかされたら目も当てられないだろ
《それは最悪のケースだろうけど、ありえないなとも言えないからな~》
俺が見た限りでは武器関係のモノは少なかったが、その中に爆発するような武器が無かったのかと聞かれると、こちらの武器の種類などを知っているわけではないので無いとは言いきれない。
「レイン様。アジトに何人くらい居るかわかりますか?」
「俺が見た時は多分20人も居なかったと思います」
「20人ですか」
ガイアスさんは立体映像を見ながら少し考えた。
「レイン様。建物内の人が居る場所を探って、この内部構造にその場所を示すことは出来ますか?」
「えぇ。出来ますよ」
「今夜の制圧作戦に同行することは?」
「出来ますね」
多分、曾祖父さんに話すと止められそうだけど、黙って行けばいいか。そうすることでガイアスさん達の被害が減るんだし、あとから報告したところでそんなに怒られることはないだろう。
〉なるほど
〉レインに同行してもらって人の場所を把握してから突入するってわけか
〉そしたら制圧も早く出来るだろうな
〉いい考えだな
「では、建物内を探るためにはどこまで近づけばいいのですか?」
「それでしたら、ここからでも出来ますよ」
俺の答えにみんなが息を飲んだ。
しかし、ガイアスさんはすぐに考えをまとめたのか俺を見てきた。
「レイン様、同行はいいので今夜7時にここで人の居場所込みの内部構造を見せてください。あとは私達だけで対応いたします」
一瞬、最後まで同行すると言いかけたが、ガイアスさんの目を見た俺は黙った。
ガイアスさんの目は、ここから先は自分達の領域であり、俺が入ってくるべき場所ではないと言っているようだった。
なので、素直に頷くことにした。
「わかりました」
「では、今夜7時に人込みの内部構造を確認したあと、1班は西の建物の制圧、2班は東の建物の制圧、3班は外での見張りでいきます」
『はい!』
「相手は裏の組織です。追い詰められたらなにをしてくるかはわからないので最後まで気を引き締めて、油断なく作戦を実行するように!」
『はい!』
「それじゃあ夜7時にここに集合で。解散」
ガイアスさんがそう言った瞬間に俺はドローンを一度ノミサイズまで小さくして高く浮き上がると、そこでもう一度自分の形に戻した。
「あぁ~!」
こちらへ手を伸ばしながら叫ぶオルフィールさんと、それをみながら苦笑するガイアスさんや騎士達を見ながら「それでは今夜に」と言ってから俺はドローンを消した。
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