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◇64 イベント来たァ!
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ピコン! ——
スマホが鳴った。
するとSNSに『Creature Union』と公式からの告知だった。
するとそこには、『初イベントの予定。今週開催』と書いてあった。と言うか、明後日だった。
「イベント? イベントってなにをするんだろう」
アキラはうつ伏せになりながら、ベッドの上でスマホを眺めていた。
しかしスクロールしていくと、公式ホームページの特設コーナーに飛んでいた。
鮮やかな色合いで、読みやすかったけど、ルールがごちゃごちゃしていた。
「メダル集めってことだよね?」
と言うわけで、それだけはわかりました。
アキラはそれだけわかったので、早速ゲームにログインして皆んなで相談をすることにしました。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ギルドホームにやって来たアキラは、フェルノと一緒にNightの話に耳を傾けた。
明後日のイベントについて、聞きに来たんだ。
すると、Night曰く、今回のイベントは初イベントと言うことで熱いらしく、だけどやることは簡単なメダル集めだった。
「一応聞くが、理解はしているのか?」
「メダル集めってことぐらいは」
「ルールがややこしすぎてさー、難しそうじゃないのー?」
「理解で来たら簡単だ。とにかく今回のイベントは、メダル集め。正確にはメダルの表面に描かれた星の数を競うイベントらしい」
なるほど、星の数が重要なんだ。
アキラはほぇーとなっていた。
それからNightがコホンと咳き込んで、二人はピシッとなった。
「今回のイベントの概要はこうだ。開催期間は一週間。特定のエリア内に、メダルが出現する。そのメダルを集め、表面に描かれた星の最終スコアでイベントの順位が決まるという、かなりシンプルなものだ」
「それは理解してるけどー。細かいルールが多いんだよー」
「そうだな。今回は、細かなルールが制定されている。例えば、一日に個人が獲得できるメダルの枚数には上限があり、一度手にしたメダルは捨てることができないので、リセマラができないんだ」
つまり効率よく集めるなんて手法は使えない。
そもそもこの手の書き方だと、手にするまでいくつ星が書いてあるのかもわからないことになる。
それに加えて、パーティーが完全有利になる仕様でもないのが、難しさを際立たせた。
「今回のイベントではソロもパーティーも関係ない。獲得したメダルは、獲得した段階でそのプレイヤー、もしくはパーティーのものになるが、パーティーの場合、人数に応じて個人の得られるスコアが下がる仕組みになっている」
「つまり、ソロと変わらないんだね」
「そう言うことになるな。加えれば、イベント期間中は、パーティー加入や脱退はできない仕組みになっていて、仮にしたとしても、その分のメダルスコアは変わらない。その点がかなり難しい。つまりやれることの幅が狭まるんだ」
「でも公平だよね」
「運ゲーだがな」
確かに手にするまでわからないんじゃ運ゲー感が漂う。
しかし、今回のイベントは楽しそう。
「ちなみに、今夏のイベントではメダルの奪い合いや独占は禁止されているから、初心者でも安心していいらしいぞ」
「じゃあ安心して遊べるね」
「よっしゃぁー。PvPなら負ける気ないけど、それならそれでオッケー」
「ランキング報酬も旨そうだ。上手くいけばかなり、資金が稼げるぞ」
「ランキングには興味ないけど、目標にはなるよね」
かなり好感触だった。
そのためにも準備しないといけないなと思いつつ、三人は相談していた。
今回のイベントで何処を回るのか、そして何枚メダルが手に入るのか、アキラの運はかなり高い、と言うことで、様々な思考を重ねていたが、とにもかくにも楽しむのが一番だった。
スマホが鳴った。
するとSNSに『Creature Union』と公式からの告知だった。
するとそこには、『初イベントの予定。今週開催』と書いてあった。と言うか、明後日だった。
「イベント? イベントってなにをするんだろう」
アキラはうつ伏せになりながら、ベッドの上でスマホを眺めていた。
しかしスクロールしていくと、公式ホームページの特設コーナーに飛んでいた。
鮮やかな色合いで、読みやすかったけど、ルールがごちゃごちゃしていた。
「メダル集めってことだよね?」
と言うわけで、それだけはわかりました。
アキラはそれだけわかったので、早速ゲームにログインして皆んなで相談をすることにしました。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ギルドホームにやって来たアキラは、フェルノと一緒にNightの話に耳を傾けた。
明後日のイベントについて、聞きに来たんだ。
すると、Night曰く、今回のイベントは初イベントと言うことで熱いらしく、だけどやることは簡単なメダル集めだった。
「一応聞くが、理解はしているのか?」
「メダル集めってことぐらいは」
「ルールがややこしすぎてさー、難しそうじゃないのー?」
「理解で来たら簡単だ。とにかく今回のイベントは、メダル集め。正確にはメダルの表面に描かれた星の数を競うイベントらしい」
なるほど、星の数が重要なんだ。
アキラはほぇーとなっていた。
それからNightがコホンと咳き込んで、二人はピシッとなった。
「今回のイベントの概要はこうだ。開催期間は一週間。特定のエリア内に、メダルが出現する。そのメダルを集め、表面に描かれた星の最終スコアでイベントの順位が決まるという、かなりシンプルなものだ」
「それは理解してるけどー。細かいルールが多いんだよー」
「そうだな。今回は、細かなルールが制定されている。例えば、一日に個人が獲得できるメダルの枚数には上限があり、一度手にしたメダルは捨てることができないので、リセマラができないんだ」
つまり効率よく集めるなんて手法は使えない。
そもそもこの手の書き方だと、手にするまでいくつ星が書いてあるのかもわからないことになる。
それに加えて、パーティーが完全有利になる仕様でもないのが、難しさを際立たせた。
「今回のイベントではソロもパーティーも関係ない。獲得したメダルは、獲得した段階でそのプレイヤー、もしくはパーティーのものになるが、パーティーの場合、人数に応じて個人の得られるスコアが下がる仕組みになっている」
「つまり、ソロと変わらないんだね」
「そう言うことになるな。加えれば、イベント期間中は、パーティー加入や脱退はできない仕組みになっていて、仮にしたとしても、その分のメダルスコアは変わらない。その点がかなり難しい。つまりやれることの幅が狭まるんだ」
「でも公平だよね」
「運ゲーだがな」
確かに手にするまでわからないんじゃ運ゲー感が漂う。
しかし、今回のイベントは楽しそう。
「ちなみに、今夏のイベントではメダルの奪い合いや独占は禁止されているから、初心者でも安心していいらしいぞ」
「じゃあ安心して遊べるね」
「よっしゃぁー。PvPなら負ける気ないけど、それならそれでオッケー」
「ランキング報酬も旨そうだ。上手くいけばかなり、資金が稼げるぞ」
「ランキングには興味ないけど、目標にはなるよね」
かなり好感触だった。
そのためにも準備しないといけないなと思いつつ、三人は相談していた。
今回のイベントで何処を回るのか、そして何枚メダルが手に入るのか、アキラの運はかなり高い、と言うことで、様々な思考を重ねていたが、とにもかくにも楽しむのが一番だった。
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