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◇50 何だか噂になってない?
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オロチコンダを討伐して、初めての土曜日。
明輝は寝ていた。
ベッドの上に横になり、動画ストリーミングサイトからイヤホンお通してラジオを聞いていた。
「ふはぁー。そろそろお昼ご飯作らないとなー」
ベッドから這い出て、リビングに降りようとした。
そんな中、突然明輝のスマホに着信があった。
メッセージが届いている。相手は、烈火からだった。
「烈火から? なにかな」
そう思って開くと、何だかテンションが高かった。
そこには、最近見ている深夜帯のアニメが超展開で盛り上がっている、完全に一人舞い上がり状態だった。
それに苦笑いをしている最中。
とある掲示板サイトではこんな噂が流れていた。
それは最近のCreatures Unionのことだった。
あまり読まないけど、そのスレッドの名前に、オロチコンダ討伐とあった。ひっそりとしている。
【NEW】毒大蛇討伐されたってよwww
01:名無しの剣士(仮)
最近オロチコンダが討伐されたってよ
02:名無しの剣士(仮)
ヤバくない?
03:何も知らない人
何がヤバいん?
04:何も知らない人
そもそもオロチコンダって?
05:自称賢者
≫01
マジですかw
06:名無しの剣士(仮)
毒大蛇
今まで倒されなかったモンスター
07:名無しの剣士(仮)
そいつが倒された
08:自称賢者
誰が倒したのでしょうか?
09:名無しの剣士(仮)
わからん
10:名無しの剣士(仮)
だから情報求む
11:何も知らない人
≫06
そんなのがいたんですか
12:何も知らない人
知らなかった
13:何も知らない人
でも一体誰が?
14:自称賢者
≫10
情報と言っても
15:何も知らない人
ログとかでないんですか?
16:自称賢者
≫15
それは出ませんよ
17:自称賢者
プライバシーがあるので特定はNG
18:自称賢者
そもそも不可能
解析も同じ
19:何も知らない人
それじゃあ手掛かりなしですね
20:自称賢者
そうですね
ですがそれも乙ですが
21:名無しの剣士(仮)
≫20
乙ってww
22:自称賢者
その方が面白いでしょう
23:自称賢者
ゆっくり応援していきましょう
24:何も知らない人
ゆっくりって
25:名無しの剣士(仮)
誰か教えてくれぇwww
できれば情報ぐらい
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
とある一室。
そこには最先端の技術が踏襲され、一人の女性が立派な椅子に腰掛け、作業をしていました。
コーヒーを飲みながらです。
「社長、今月も上々にございますね」
「ええ。思った以上に、世の中の信頼も獲得できているようです」
「いえ、社の働きの方が重要なのではないでしょうか?」
「それも一つです。ですが、一つのことだけに目線を向けるのは、あまりよくありませんよ、撫子さん」
「社長、本名で呼ぶのは……」
「いいではありませんか。それよりも、皆さんよく働いてくださって本当に助かるんですよ。ゲーム事業も上々です」
「はい。社長のお考えの通りですね」
「はい。最高のデータが取れています。それに、やっぱり私が見込んだだけのことはありました」
「社長これは?」
「プレイヤーの精神レベルですよ」
「うわぁ! このパーティーの数値だけ異常ですね。想定外の数値です」
「やっぱり、人間とは面白い生き物ですよね。これだけ成長できるからこそ、美しく、そして応援したくなるんです」
「まさか社長並みの天才が!」
「私は天才ではありませんよ。ただできることを、しているだけです。今私がすべきことのために、皆さんには、これから見頑張っていただけますか?」
「は、はい。喜んで!」
そんな時、彼女の腕のドライブが鳴った。
そこには彼女のもう一人の親友の名前が書いてある。
すぐに通話に出ると、彼女は嬉しそうに言葉を掛けた。
明輝は寝ていた。
ベッドの上に横になり、動画ストリーミングサイトからイヤホンお通してラジオを聞いていた。
「ふはぁー。そろそろお昼ご飯作らないとなー」
ベッドから這い出て、リビングに降りようとした。
そんな中、突然明輝のスマホに着信があった。
メッセージが届いている。相手は、烈火からだった。
「烈火から? なにかな」
そう思って開くと、何だかテンションが高かった。
そこには、最近見ている深夜帯のアニメが超展開で盛り上がっている、完全に一人舞い上がり状態だった。
それに苦笑いをしている最中。
とある掲示板サイトではこんな噂が流れていた。
それは最近のCreatures Unionのことだった。
あまり読まないけど、そのスレッドの名前に、オロチコンダ討伐とあった。ひっそりとしている。
【NEW】毒大蛇討伐されたってよwww
01:名無しの剣士(仮)
最近オロチコンダが討伐されたってよ
02:名無しの剣士(仮)
ヤバくない?
03:何も知らない人
何がヤバいん?
04:何も知らない人
そもそもオロチコンダって?
05:自称賢者
≫01
マジですかw
06:名無しの剣士(仮)
毒大蛇
今まで倒されなかったモンスター
07:名無しの剣士(仮)
そいつが倒された
08:自称賢者
誰が倒したのでしょうか?
09:名無しの剣士(仮)
わからん
10:名無しの剣士(仮)
だから情報求む
11:何も知らない人
≫06
そんなのがいたんですか
12:何も知らない人
知らなかった
13:何も知らない人
でも一体誰が?
14:自称賢者
≫10
情報と言っても
15:何も知らない人
ログとかでないんですか?
16:自称賢者
≫15
それは出ませんよ
17:自称賢者
プライバシーがあるので特定はNG
18:自称賢者
そもそも不可能
解析も同じ
19:何も知らない人
それじゃあ手掛かりなしですね
20:自称賢者
そうですね
ですがそれも乙ですが
21:名無しの剣士(仮)
≫20
乙ってww
22:自称賢者
その方が面白いでしょう
23:自称賢者
ゆっくり応援していきましょう
24:何も知らない人
ゆっくりって
25:名無しの剣士(仮)
誰か教えてくれぇwww
できれば情報ぐらい
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
とある一室。
そこには最先端の技術が踏襲され、一人の女性が立派な椅子に腰掛け、作業をしていました。
コーヒーを飲みながらです。
「社長、今月も上々にございますね」
「ええ。思った以上に、世の中の信頼も獲得できているようです」
「いえ、社の働きの方が重要なのではないでしょうか?」
「それも一つです。ですが、一つのことだけに目線を向けるのは、あまりよくありませんよ、撫子さん」
「社長、本名で呼ぶのは……」
「いいではありませんか。それよりも、皆さんよく働いてくださって本当に助かるんですよ。ゲーム事業も上々です」
「はい。社長のお考えの通りですね」
「はい。最高のデータが取れています。それに、やっぱり私が見込んだだけのことはありました」
「社長これは?」
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「うわぁ! このパーティーの数値だけ異常ですね。想定外の数値です」
「やっぱり、人間とは面白い生き物ですよね。これだけ成長できるからこそ、美しく、そして応援したくなるんです」
「まさか社長並みの天才が!」
「私は天才ではありませんよ。ただできることを、しているだけです。今私がすべきことのために、皆さんには、これから見頑張っていただけますか?」
「は、はい。喜んで!」
そんな時、彼女の腕のドライブが鳴った。
そこには彼女のもう一人の親友の名前が書いてある。
すぐに通話に出ると、彼女は嬉しそうに言葉を掛けた。
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