【遺稿】ティッシュの花
春先に父が突然亡くなった。私と父の関係は最悪だった。だから私は寂しくも悲しくもなかった。その父の遺品を整理していた時に見つけた古いスマホ。小説投稿サイトのアプリに父が書いたであろう短編小説を見つけた。何も遺してくれなかった父が遺した小説「ティッシュの花」。その貧乏くさいタイトルに嫌悪感を抱きながらも、私は何故かその話に引き込まれていく。
家族がバラバラになり、仕事にもとん挫した娘が、生きることに迷う最中に出会った父の遺稿。そして、その遺稿を読んだことをきっかけに変わり始める娘の今を描く。
家族がバラバラになり、仕事にもとん挫した娘が、生きることに迷う最中に出会った父の遺稿。そして、その遺稿を読んだことをきっかけに変わり始める娘の今を描く。
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不器用な父親がやっとの思いで打ち上げた花火が、家族の未来にアカリを照らしてくれると言えばよいか、心が温かくなるお話です。
父親が夢に見た光景、ティッシュの花である花筏の中を縦横無尽に動き回っているのは、実はイザワ君の下で働く、娘の生き生きとした姿だったのかなぁ、なんて思いました。
感想ありがとうございました。
花火を打ち上げる仕事も、倉庫の仕事も、電話をかける仕事も、データ入力も、景品配りも、受付やご案内業務も、引越しの手伝いも、どんな仕事もそれはとても些細なことかも知れませんが、誰かのために必要なことで、だからこそ付加価値が生まれるのだと思います。
生前は分かり合えなかった父と娘も、この物語のように、仕事を通じて繋がることが出来たなら、それはそれでちゃんと意味のある親子だったんじゃないかなと、希望を込めてそう思うのです。
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございました。
ご意見とても勉強になります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
最新話まで読みました!
とても読みやすく、あまり小説を読まない私でも楽しく読めました!
ありがとうございます。
月末までに完結を目指して書いていきますので、ぜひぜひ最後までどうぞ宜しくお願いします。
退会済ユーザのコメントです
ありがとうございます。
今月末までに完結させるべく頑張っていますので、引き続き応援宜しくお願い致します。
ゆっくり読んでみようかと思いましたが、一気に読んでしまいました!
何だか身につまされるというか、どう表現したらいいのか分かりませんが、じわ~っと心に沁みるお話でした!
面白かったです!
感想をいただけてとても嬉しいです。
ありがとうございました。
第2章も頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。
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