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最終章

251.イチャラブ※

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 何度舐めても、何度吸っても飽きる事の無い愛莉の薄桃色の乳首を、口に含んで舌を動かす未来。


「あっ……あっ………」


 ヌルヌルとした熱い感触に包まれた未来の右手中指が、愛莉の膣内の深い所を往復する度に、クチュクチュと水音が二人の耳に届く。


「はぁはぁ……あっ……ああっ……」
「ちゅぷ……んん……ちゅぱ」


 未来がわざとらしく音を立てて愛莉の乳首を吸う。その度に愛莉の膣壁が未来の中指をきゅうきゅうと締め付ける。


「んっ……んッ……はっ…あッ……」


 以前は痛がっていた指の挿入だが、今ではもう痛みはなく快感だけをもたらしてくれる。
 未来も愛莉も以前は快感のほとんどを陰核クリトリスで得ていたが、こうして指を挿れるようになってからは、膣と陰核クリトリスの両方で快感を得る事が出来るようになり、性行為の快感が大きく広がった。

 一度愛莉の乳首から口を離し、自分の身体を足の方へと移動させながら、今度は愛莉の身体に舌を這わせる。その間も、膣口からは水音が鳴り響く。


「はっ…はっ……ああっ……あっ……」


 未来の熱い舌が下乳を通過し、へその周りを通過し、太ももへと到達する。そして一度太ももに軽くキスをし、その舌はピストン運動を繰り返す自分の指のすぐ上、柔らかな皮から顔を覗かせた硬い肉芽へと伸びる。


「ああ……ッ!!あっ!んんっ……ああッ」


 膣内と陰核を同時に刺激され、愛莉の細くて白い身体が弓なりにしなる。大量に溢れた愛液が未来の指で体外へと掻き出され、菊の紋を伝ってシーツを濡らす。
 舌先に感じる愛莉の硬い肉芽の感触。熱い膣内の上側を擦ってみれば、ザラザラとした感触が指先に伝わる。


「あんっ!あっ、あッ……あう……ッ!」


 次第に不鮮明になる頭の中。いつもこの時だけは、聡明な愛莉の脳も全ての思考を停止し、快感だけを享受する。


 ズチュ、ズチュ、ズチュ


「はッ……あっ!未……来……ああっ……イッ……イッちゃう……んんあっ!」
「ん……イッていいよ……くちゅ、ちゅぷ」


 ぷっくりと肥大した陰核クリトリスに更に勢い良く舌を這わせ、膣内のピストンを速めると、愛莉の下肢に力が入る。


「ああッ!んん……あっ!はぁはぁ……ああっ……イッ………イッちゃ………んん……あ、ああーーーッ!!」


 腰が浮かび上がり、そのまま激しく上下に動く。膣口からは未来の指を通ってビュッビュッと潮が放出され、その熱い雫が未来の双丘を濡らす。


「ん……愛莉のあったかい」


 潮を身体にかけられるなど、愛莉を心の底から愛している未来にとってはご褒美のようなものだ。胸に付着したその潮を指先で掬い、そのまま自分の口へと運ぶ。それは少ししょっぱいが、大好きな愛莉の味がした。


「はぁはぁはぁはぁ…………」


 ぐったりとして荒い呼吸を繰り返す愛莉に、くっつきながら胸に顔を埋める未来。自分のよりも柔らかくて大きな膨らみが、呼吸に合わせて上下する。


「はぁはぁ……未来……重い………」
「えへへ、もう少しだけ」


 こうして愛莉にくっついているのが好きだ。愛莉の体温を感じながら、こうしてじゃれつくのが好きだ。
 愛莉も口では重いなどと言っているが、本心では無い事ぐらい分かっている。だからこそ、すぐに愛莉の方から頭を抱きしめてくれる。


「むぐむぐ……愛莉のおっぱいで窒息する……」
「いいよ……そしたらわたしも未来のおっぱいに顔をうずめるから」
「あはは……あたしのおっぱいは顔をうずめられるほど大っきくないよ」
「じゃあ……こっちにしようかな」
「うひょえ!?」


 未来の頭から一度腕を離し、未来の尻に手を伸ばして撫でるように触ると、丸くて柔らかな感触が愛莉の手に伝わった。


「お、お尻は臭いから駄目だよー」
「臭くないよ。未来のお尻だもん」


 もう片方の腕を未来の背中へと回し、そのまま未来と一緒に横向きになると、尻に回していた手が前方へと回り込み、太ももの隙間から未来の性器ヴァギナへと伸ばす。
 既に開いている大陰唇を指で拡げ、膣口に指を這わせると、そこは大量の愛液でびっしょりと濡れていた。


「何でこんなに濡れてるの?」
「知ってるくせにー」


 愛莉もかなり濡れやすい体質だが、未来は愛莉以上に濡れやすい。いつも愛莉を愛撫しているだけで興奮して、大量の愛液を溢れさせている。

 そんなヌルヌルとした大量の愛液を指の腹に塗りたくり、そのまま皮に埋没している突起に指を伸ばす。


「あうっ!いきなりクリって……んんっ」


 未来の肉芽を撫で回しながら、自分の唇で未来の唇を塞ぐ愛莉。そのままぴちゃぴちゃ舌を絡ませ合い、互いの唾液を送り合う。
 

「はぁはぁ……んんっ……ぴちゃ……はぁ」


 激しく舌を犯されて興奮と快感が高まった未来の肉芽は、次第に硬く勃起して皮から顔を覗かせる。愛莉は一度指先を膣口へと戻し、再び未来の大量に溢れた蜜を指先に塗りつける。そのまま硬く肥大した秘豆に指を戻すと、コリコリと擦り上げる。


「んんっ!!はっ……ぴちゃ……あっ……はぁはぁ……んんッ!」


 ビクビクッと身体を痙攣させる未来。どうやら軽く絶頂してしまったらしい。

 積極的に愛莉を攻めるのは好きだが、積極的に愛莉に攻められるのはもっと好きだ。求められているのだと自覚出来るし、必要とされているのだと嬉しくなる。
 自分はどちらかと言うとSだと思っているが、愛莉の前ではMでもいいと思える。

 しかし、それは愛莉とて同じだ。未来に激しく攻められるのが大好きで、つい今しがたも激しく絶頂したばかり。なので今は心も身体も満たされていて、今度は自分が未来の心と身体を満たしてあげたくて、今は激しく未来を攻めている。
 元の世界に居た時は完全にMだった自分が、この世界に来て毎日未来と行為が出来るようになり、リーシャ、サフィー、エストとも身体を重ねる事で、今ではすっかりSでもいけるようになった。

 そんな愛莉は肉芽を刺激していた指を、未来の膣口へと充てがい、つぷっと進入を開始する。
 ソコはまるで完熟しきった桃肉のようにトロトロで、ヒダヒダの膣壁が愛莉の指を歓迎するようにきゅーっと締まる。ゆっくり抽挿を開始すると、すぐに卑猥な水音が部屋の中に響く。


 クチュ、クチュ、クチュ


「んんっ……あっ、あっ……ぴちゃ……はぁはぁ……」


 相変わらず舌をねっとりと絡ませながら、未来の膣内を指で擦る。最近Gスポットと呼ばれる場所を未来に開発され、自分も同じようにやってみたのだが、未来はソコよりもこうして普通に膣内全体を擦る方が気持ちいいらしい。
 自分にテクニックが無いからなのか、それとも未来の性感帯がGスポットでは無いのかは分からないが、それならそれで未来が気持ち良くなれるやり方で攻めればいい。

 
(指……もう一本入るかな……)


 一度アソコから中指を引き抜くと、中指全体に少し白く濁った愛液が付着していた。もちろん未来とディープなキスを続けている愛莉自身には見えないが、大量の愛液で中指が少しふやけているのは分かる。

 そして今度は人差し指も加えて、二本同時に膣内への挿入を試みる。


「んん……ッ!!あ……愛莉……う……あっ……」
「んっ……ぴちゃぴちゃ……はぁはぁ……キツいかな………」


 今まで指一本しか挿入した事の無い未来の膣内はまだ狭く、指二本挿れるとミチミチと音を立てているような気さえした。


「はぁはぁ!あ……ああっ……」


 しかし次第に膣壁が拡がり、愛莉の細くて長い指が二本とも埋没してゆく。そして遂には指の根本までズッポリと入り、未来の身体がゾクゾクッと震える。


「痛い……?」
「ううん……お腹の圧迫感が凄い……」
「動かして平気そう?」
「ん……いっぱい擦って……」


 未来に了承を貰い、ゆっくりと抽挿を再始動させる愛莉。


「うっ……あっ……ああっ……キ、キモチイイ……んんッ!」


 最初は窮屈だった狭い膣内は少しずつ拡がって行って、最初よりは抵抗が少なくなる。しかし未来自身に訪れる快感は今はまでよりも激しく、すぐに下肢に力が入った。


「あうっ……だめだめ!こんなのすぐにイッちゃう………ああっ、ああっ!!」


 突然グンッと腰が浮き上がり、激しく痙攣する。そのまま大量の潮を吹き出し、腰がビタビタと上下に跳ね続ける。


「ああっ!止まらないよぉぉーーーッ!!ひあぁぁぁーーーっ!!」


 潮が止まらないのは潮を吹いてもなお、愛莉がピストン運動を止めないからだ。まるで未来の中から全ての潮を搾り取るかのように、激しく抽挿を続ける。


「だめだめだめっ!!イッてるか……らぁ!またイッちゃ………ッッッ!!~~~~ッ、あああぁぁぁーーーッ!!」


 そして連続で達する絶頂。再び大量の潮を吹き出し、腰が大きく跳ねた。


「はぁはぁはぁはぁ!!ああっ……んあっ!はぁはぁ……!!」


 あまりにも激しい絶頂の余韻で、身体が何度も痙攣する。腰は自分の意志とは関係なく上下運動を繰り返し、目の奥では無数に星が瞬いている。


「はぁはぁッ!ああっ……ううっ……」


 こんなにも激しく絶頂したのは初めてだ。こんなにも気持ち良かったのも、こんなにも愛莉に激しく攻め立てられたのも初めてで、快感がいつまでも引いていかない。

 
「あ、愛莉……はぁはぁ……」
「ごめん未来……やり過ぎた……?」
「はぁはぁはぁ……明日から……魔車作り……はぁ……はぁ………頑張ってね……」
「え?………あ、うん………急にどうしたの?」
「だって……はぁはぁ………寝落ちする前に言っておかなきゃって………」


 思わず呆気にとられる愛莉。つまりそれは、これから寝落ちするまで行為を続けるという意味である。もちろん愛莉に異論は無いのだが、こんなに激しく絶頂した直後の発言とは思えない。


「はは……まだ足りないの?」
「気持ち良かったもん………愛莉にもしていい?」
「……うん。痛くないかな?」
「優しくするから」


 そう言って、何とか笑顔を作る未来。未だ絶頂の余韻が激しくて、額には玉汗が浮いている。
 ちょうどその時、隣から「あっ、あっ……リズちゃんソコ気持ちいい……!」というエストの声が聞こえてきた。


「あはは……エスト達も順調に愛を育んでるね」
「そうだね」


 帝国一の美少女、リズがどんな表情で喘いでいるのか気にならない訳では無い未来と愛莉だが、残念ながらその姿を見るのはエストにだけ許された特権だ。
 それよりもエストの声を聞き、何事かを思案する愛莉。


「愛莉……?」
「……ん?」
「今、何か考えてた?」
「あ、うん。魔車作りの前にやらなくちゃいけない事があるんだけどーーーー」


 そう言って愛莉は、未来に自分の考えている事を告げた。


 その後、再び二人の気持ち良さそうな嬌声が部屋の中に響いたのだったーーーー
 



 

 
 
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