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皇女との邂逅の章
145.初めての※
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リーシャと唇を重ねながら、リーシャの太ももに片手を掛けて細い太ももを広げてゆくサフィー。
(ど……どうしよう……本当にあたしの指を………リーシャの膣内に!?)
緊張、期待、不安、恐怖、好奇心
様々な感情がない混ぜになって、サフィーの心を揺さぶる。
女性にとって膣内に何かを入れるというのは、特別な意味を持つ。肉体的な意味として、そこに何かを入れるという行為は、子孫を残す為の行為。だが当然、同性でそれは叶わない。なので同性でその行為を行うというのは、本来の目的から外れた行為だ。
「んん……」
リーシャと舌を絡ませながら…サフィーは自身の指でリーシャの性器をなぞる。既に大量の愛液が溢れ出たソコは、サフィーが指を動かす度にピチャピチャと卑猥な水音を立てた。
「う……ん………はぁ……あっ……」
リーシャから溢れ出た愛液でサフィーの指も濡れている。これなら挿れても大丈夫かな?と思いつつも、リーシャが痛がるのではと思うと、なかなか指を進められない。
(うう………本当にいいの……?大事な所なのよ………?)
女性にとって性器、その中でも膣内というのは何物にも替えられない特別な場所だ。
子を宿す為に、男性の性器と繋がる為の器官。初心なサフィーとて、それぐらいの知識は持っている。
なので男性嫌いな自分は、膣内に何かを入れる事など一生無いと思っている。そして、もちろん愛しのリーシャも。
「はぁはぁ………サフィー………」
それなのに、リーシャ自身が望んでいる。膣内に指を挿れてと。繋がりたいのだと。きっとそれは、たとえ処女膜が破れなかったとしてもリーシャにとっては初体験、そして自分にとってはリーシャの初めてを奪うという行為だ。
「本当に……いいの……?」
「ええ………来てサフィー………」
額に汗を浮べながらも優しく微笑むリーシャを見て、サフィーは覚悟を決める。ゆっくりと表面をなぞり、膣口を探り当てる。
「痛かったら言ってよね……すぐやめるから」
「ふふ……じゃあ言わない。やめてほしく無いもの」
悪戯っぽくそんな事を言うリーシャに、サフィーは「ふぅ……」と息をつく。そして覚悟を決めて、少しずつ指を進め始めた。
「ん………あっ………」
少し挿れただけで、リーシャのぬるぬるとした愛液の感触が指に伝わる。
(うわぁ……ぬるぬるしてて………でも温かい………)
少しずつ、少しずつ、サフィーの細い指がリーシャの膣内へと飲み込まれてゆく。そして指を進める度に薄桃色の膣壁が、まるで生き物のようにサフィーの指を締め付けてくる。
「はぁはぁはぁ……サフィー……ああっ……」
「うう………キツい……」
既に中指の半分ほどがリーシャの体内へと入っている。しかし今の所、リーシャに痛がる様子は無い。
逆にサフィーの方は緊張で心臓が爆発しそうだった。今、愛しのリーシャと本当の意味で繋がっている。まだ指の半分ほどだが、物理的に繋がっているのだ。女性同士の自分とリーシャが。
「はぁはぁはぁ……リーシャ……痛くない……?」
「んん……平気よ……んっ……もっと奥まで来て……」
目を瞑ってサフィーに身を委ねているリーシャ。気持ちいいのか、それとも少し痛いのか、身体が時折ピクッと反応する。
その度にサフィーは一度指を止めるのだが、リーシャが大丈夫そうだと分かると再び指を進める。指を挿れられている方のリーシャも、指を挿れている方のサフィーも、かなり呼吸が荒くなっていた。
「んんあっ……サフィーの……はぁはぁ……指の感触が……あっ………わ、分かる……わ……んんっ」
「はぁはぁ……もう少し……もう少しで………」
そして遂に、サフィーの一番長い中指が根本まで飲み込まれた。相変わらずきゅうきゅうと膣壁が指を締め付けて来るが、リーシャの膣内は驚くほどに温かい。
「リーシャ……全部……入ったわよ……」
「嬉しい……サフィーと一つになれたのね……」
リーシャの綺麗な瞳から、涙がスーッと流れた。その表情は幸せに満ちた表情をしていて、それを見たサフィーも涙を流す。
「うん……繋がってるわよ……あたし達」
「サフィーの指……凄く温かい………」
しばらくそのままお互いを見つめ合うリーシャとサフィー。サフィーは吸い込まれるようにリーシャに顔を近づけ、そのまま唇を重ねる。
「んん……んっ……」
「ん………ん……ふ……」
しばらく舌と舌を絡ませ、やがてサフィーが唇を離す。するとリーシャは蕩けた表情を浮かべて、サフィーに声を掛けた。
「指……動かしてサフィー……」
「………うん」
温かいリーシャの膣内で、サフィーがゆっくりと指を動かす。まずは引き抜く方へ、そして半分ほど来たら再び奥へ。溢れた愛液のお陰で、指は驚くほど滑らかに動く。
「はっ……ああっ……んん……あっ、ああっ」
「はぁはぁ……だ、大丈夫?痛くない?」
「うん……うっ……き、気持ち……いいの……あっ……」
初めて感じる膣内での快感。それは乳首や陰核を刺激されて感じる快感とは、また別の快感。
「あっ、あっ、んん……ッ!はっ、あっ、ひぅ!」
だんだんと嬌声が大きくなるリーシャ。見ていて、本気で感じている事がサフィーにも伝わる。なので、抽挿の速度を少しずつ上げてゆく。もちろん膣内を傷つけないように慎重に。
「ああっ!サ、サフィー………んんっ!き、気持ちいい………はうっ!」
くちゅ、くちゅ、くちゅ
いつの間にか結合部からは水音が生まれる。それがサフィーを興奮させ、更に息が荒くなる。
「はぁはぁはぁはぁ…………」
絶頂て欲しい。このままリーシャを絶頂せたい。そんな思いでいっぱいになるサフィーの心の中。
「ああっ!あっ、あっ、あんっ!わ、わたし……はぁはぁ……気持ち良すぎて……ああっ」
「はぁはぁ……うん……イキそう……?」
「ああっ、サフィーサフィー!んんっ!!」
「イッてリーシャ……!いっぱい出して!」
くちゅくちゅくちゅくちゅ!
抽挿を繰り返しながら、指の先を少し曲げる。するとぬるぬるとした感触とは別の、少しザラザラした感触を感じた。そこを撫でた途端、リーシャの腰が大きく浮く。
「あああっ!!ソコだめ!だめよサフィーッ!!ああっ、ああっ!イッ………」
今まで見た事もない程に乱れたリーシャ。大きく腰を浮かせたまま、サフィーの指で淫らに乱れる。
「だめよぉぉーーっ!!ああっ!サフィー!サフィー!イッイクッ!イッちゃう!!あああぁぁぁーーーッ!!!!」
大きく開かれた足。浮いた腰。膣口に飲み込まれたサフィーの指。繰り返される抽挿。やがて、リーシャは今まで感じた事がない程の快感に飲み込まれ、そしてーーーーー
「イッちゃうイッちゃうイッちゃう!!あああぁぁぁぁーーーーーッ!!!!」
ビクンッビクンッビクンッと、何度も大きく跳ね上がるリーシャの身体。驚いたサフィーが膣内から指を引き抜いた瞬間、可憐なリーシャの綺麗な膣口から、大量の体液が噴き出した。
「あああっ!!あああっ!!」
今までに見た事も無いくらいの大量の潮吹き。と同時に、リーシャは意識を手放した。
ーーそして数分後、何とか意識が戻ったリーシャは、呆然と天井を見上げていた。
「ごめんねリーシャ………やり過ぎたよね……」
まさかあんなにも乱れるなんて。あんなにも大量の潮を吹くなんて。リーシャを幸せで満たさないといけなかったのに、これでは台無しだと落ち込むサフィー。
「サフィー………」
そんなサフィーに、天井を見上げたままのリーシャが声を掛ける。
「ん………」
怒られるかもしれないとビクビクするサフィーを尻目に、リーシャは一言だけ呟いた。
「ありがとう………」
「………え?」
礼を言われた。何故?何故あんな事をされたのにお礼を?そんな気持ちでいっぱいになるサフィー。
「えっとね……すごく気持ち良かったの……それにすごく………幸せだったわ」
「え……本当に……?」
「ええ……お布団汚してしまって……謝るのはわたしの方よね………」
「そ、そんなの全っ然気にしないわ!リーシャのなら汚くないし!って言うかむしろ……」
「え?何か言ったサフィー?」
「な、何でもないわ!」
リーシャの体液なのだから汚い筈が無い。むしろ、リーシャの匂いに包まれていると思えば逆に幸せなぐらいだと、サフィーは内心で思ったがもちろん言わない。
「リーシャ………もう平気?」
それはもちろん、カロンの件に対しての事だ。この一件は必ずリーシャの中で心の傷として残るだろう。
ならばその心の傷を、いつでも隣で癒やしてあげよう。何度思い出しても、何度でも忘れさせてあげよう。サフィーはそう決心していたのだがーーーーー
「ふふ……もう忘れちゃった。サフィーのお陰ね」
「早っ!嘘よね!?」
「あら、上書きしてくれたのよね?もしかして自信無い?」
「そ、そんな訳………そ、そうよね!今のエッチで上書き完了よね!」
リーシャの本心は分からない。そんなに簡単に忘れられる事では無いだろう。でもひとまずは大丈夫そうだ、もういつものリーシャだとサフィーは胸を張った。
「いっぱい声出したからお腹空いちゃったわ~。お風呂も入りたいわよね」
「お、奢るわ!何でも好きな物食べて!」
「あら、いいの?サフィーが奢ってくれるなんて初めてよね」
それぐらい何でも無い。自分の為に高い金払って贈り物をしてくれたリーシャに比べれば、全然何てこと無い。
「任せといて。何なら高級な料理屋でもいいわ」
「ふふ、セセラちゃんの所でいいわよ~。そうそう、みんなも誘いましょうよ」
「えっ!?もしかして………みんなの分もあたしが奢るの!?」
「そうよ~。アイリはわたしに贈り物の助言をくれたでしょう?ミクとエストはサフィーが殺人犯になる前に止めてくれたのだから、きちんとお礼しないとね」
そう言って微笑むリーシャを見て、敵わないなぁと口端を緩めるサフィー。先ほどはリーシャを気遣って皆に「今日は別行動」と言ったが、この様子なら大丈夫そうだ。
「それはそうと……リーシャに聞きたい事があるんだけど……」
「あら、何かしら?」
「あの……えと………その……」
「ん?」
「その……な、膣内って………そんなに気持ちいいの……?」
思わず呆けるリーシャ。だが次の瞬間には楽しそうな表情を浮かべる。
「ふふ、気になるの~?」
「そりゃあ……あんなに気持ち良さそうなリーシャ………初めて見たし」
気にならない筈が無い。とは言え、自分が膣内に何かを挿れるなど想像すらした事も無かった。一生無縁だと思っていたのだがーーーーー
「じゃあ……今から挿れてみる?わたしの指で良ければなのだけど」
「なっ!?い、今はいいわ!まだ心の準備が………」
真っ赤な顔をしながら大きな声を上げるサフィー。そしてベッドから降りると、そそくさと下着を身に着ける。
「あら~、いつならいいの~?」
「………今夜……それまでに心の準備しておくわよ……」
「ふふ、楽しみにしてるわね。でもわたしの指でいいのかしら?」
「今さらそれ聞く!?」
下着を身に着けながら、再度大きな声を上げるサフィーと、自分もベッドから降りて下着を身に着けるリーシャ。
「冗談よ。ねぇサフィー」
「………ん?」
服を着ながら、リーシャの方を振り向くサフィー。そんなサフィーの耳元で、リーシャが呟いた。
「愛してる」
ーーーーーと。
(ど……どうしよう……本当にあたしの指を………リーシャの膣内に!?)
緊張、期待、不安、恐怖、好奇心
様々な感情がない混ぜになって、サフィーの心を揺さぶる。
女性にとって膣内に何かを入れるというのは、特別な意味を持つ。肉体的な意味として、そこに何かを入れるという行為は、子孫を残す為の行為。だが当然、同性でそれは叶わない。なので同性でその行為を行うというのは、本来の目的から外れた行為だ。
「んん……」
リーシャと舌を絡ませながら…サフィーは自身の指でリーシャの性器をなぞる。既に大量の愛液が溢れ出たソコは、サフィーが指を動かす度にピチャピチャと卑猥な水音を立てた。
「う……ん………はぁ……あっ……」
リーシャから溢れ出た愛液でサフィーの指も濡れている。これなら挿れても大丈夫かな?と思いつつも、リーシャが痛がるのではと思うと、なかなか指を進められない。
(うう………本当にいいの……?大事な所なのよ………?)
女性にとって性器、その中でも膣内というのは何物にも替えられない特別な場所だ。
子を宿す為に、男性の性器と繋がる為の器官。初心なサフィーとて、それぐらいの知識は持っている。
なので男性嫌いな自分は、膣内に何かを入れる事など一生無いと思っている。そして、もちろん愛しのリーシャも。
「はぁはぁ………サフィー………」
それなのに、リーシャ自身が望んでいる。膣内に指を挿れてと。繋がりたいのだと。きっとそれは、たとえ処女膜が破れなかったとしてもリーシャにとっては初体験、そして自分にとってはリーシャの初めてを奪うという行為だ。
「本当に……いいの……?」
「ええ………来てサフィー………」
額に汗を浮べながらも優しく微笑むリーシャを見て、サフィーは覚悟を決める。ゆっくりと表面をなぞり、膣口を探り当てる。
「痛かったら言ってよね……すぐやめるから」
「ふふ……じゃあ言わない。やめてほしく無いもの」
悪戯っぽくそんな事を言うリーシャに、サフィーは「ふぅ……」と息をつく。そして覚悟を決めて、少しずつ指を進め始めた。
「ん………あっ………」
少し挿れただけで、リーシャのぬるぬるとした愛液の感触が指に伝わる。
(うわぁ……ぬるぬるしてて………でも温かい………)
少しずつ、少しずつ、サフィーの細い指がリーシャの膣内へと飲み込まれてゆく。そして指を進める度に薄桃色の膣壁が、まるで生き物のようにサフィーの指を締め付けてくる。
「はぁはぁはぁ……サフィー……ああっ……」
「うう………キツい……」
既に中指の半分ほどがリーシャの体内へと入っている。しかし今の所、リーシャに痛がる様子は無い。
逆にサフィーの方は緊張で心臓が爆発しそうだった。今、愛しのリーシャと本当の意味で繋がっている。まだ指の半分ほどだが、物理的に繋がっているのだ。女性同士の自分とリーシャが。
「はぁはぁはぁ……リーシャ……痛くない……?」
「んん……平気よ……んっ……もっと奥まで来て……」
目を瞑ってサフィーに身を委ねているリーシャ。気持ちいいのか、それとも少し痛いのか、身体が時折ピクッと反応する。
その度にサフィーは一度指を止めるのだが、リーシャが大丈夫そうだと分かると再び指を進める。指を挿れられている方のリーシャも、指を挿れている方のサフィーも、かなり呼吸が荒くなっていた。
「んんあっ……サフィーの……はぁはぁ……指の感触が……あっ………わ、分かる……わ……んんっ」
「はぁはぁ……もう少し……もう少しで………」
そして遂に、サフィーの一番長い中指が根本まで飲み込まれた。相変わらずきゅうきゅうと膣壁が指を締め付けて来るが、リーシャの膣内は驚くほどに温かい。
「リーシャ……全部……入ったわよ……」
「嬉しい……サフィーと一つになれたのね……」
リーシャの綺麗な瞳から、涙がスーッと流れた。その表情は幸せに満ちた表情をしていて、それを見たサフィーも涙を流す。
「うん……繋がってるわよ……あたし達」
「サフィーの指……凄く温かい………」
しばらくそのままお互いを見つめ合うリーシャとサフィー。サフィーは吸い込まれるようにリーシャに顔を近づけ、そのまま唇を重ねる。
「んん……んっ……」
「ん………ん……ふ……」
しばらく舌と舌を絡ませ、やがてサフィーが唇を離す。するとリーシャは蕩けた表情を浮かべて、サフィーに声を掛けた。
「指……動かしてサフィー……」
「………うん」
温かいリーシャの膣内で、サフィーがゆっくりと指を動かす。まずは引き抜く方へ、そして半分ほど来たら再び奥へ。溢れた愛液のお陰で、指は驚くほど滑らかに動く。
「はっ……ああっ……んん……あっ、ああっ」
「はぁはぁ……だ、大丈夫?痛くない?」
「うん……うっ……き、気持ち……いいの……あっ……」
初めて感じる膣内での快感。それは乳首や陰核を刺激されて感じる快感とは、また別の快感。
「あっ、あっ、んん……ッ!はっ、あっ、ひぅ!」
だんだんと嬌声が大きくなるリーシャ。見ていて、本気で感じている事がサフィーにも伝わる。なので、抽挿の速度を少しずつ上げてゆく。もちろん膣内を傷つけないように慎重に。
「ああっ!サ、サフィー………んんっ!き、気持ちいい………はうっ!」
くちゅ、くちゅ、くちゅ
いつの間にか結合部からは水音が生まれる。それがサフィーを興奮させ、更に息が荒くなる。
「はぁはぁはぁはぁ…………」
絶頂て欲しい。このままリーシャを絶頂せたい。そんな思いでいっぱいになるサフィーの心の中。
「ああっ!あっ、あっ、あんっ!わ、わたし……はぁはぁ……気持ち良すぎて……ああっ」
「はぁはぁ……うん……イキそう……?」
「ああっ、サフィーサフィー!んんっ!!」
「イッてリーシャ……!いっぱい出して!」
くちゅくちゅくちゅくちゅ!
抽挿を繰り返しながら、指の先を少し曲げる。するとぬるぬるとした感触とは別の、少しザラザラした感触を感じた。そこを撫でた途端、リーシャの腰が大きく浮く。
「あああっ!!ソコだめ!だめよサフィーッ!!ああっ、ああっ!イッ………」
今まで見た事もない程に乱れたリーシャ。大きく腰を浮かせたまま、サフィーの指で淫らに乱れる。
「だめよぉぉーーっ!!ああっ!サフィー!サフィー!イッイクッ!イッちゃう!!あああぁぁぁーーーッ!!!!」
大きく開かれた足。浮いた腰。膣口に飲み込まれたサフィーの指。繰り返される抽挿。やがて、リーシャは今まで感じた事がない程の快感に飲み込まれ、そしてーーーーー
「イッちゃうイッちゃうイッちゃう!!あああぁぁぁぁーーーーーッ!!!!」
ビクンッビクンッビクンッと、何度も大きく跳ね上がるリーシャの身体。驚いたサフィーが膣内から指を引き抜いた瞬間、可憐なリーシャの綺麗な膣口から、大量の体液が噴き出した。
「あああっ!!あああっ!!」
今までに見た事も無いくらいの大量の潮吹き。と同時に、リーシャは意識を手放した。
ーーそして数分後、何とか意識が戻ったリーシャは、呆然と天井を見上げていた。
「ごめんねリーシャ………やり過ぎたよね……」
まさかあんなにも乱れるなんて。あんなにも大量の潮を吹くなんて。リーシャを幸せで満たさないといけなかったのに、これでは台無しだと落ち込むサフィー。
「サフィー………」
そんなサフィーに、天井を見上げたままのリーシャが声を掛ける。
「ん………」
怒られるかもしれないとビクビクするサフィーを尻目に、リーシャは一言だけ呟いた。
「ありがとう………」
「………え?」
礼を言われた。何故?何故あんな事をされたのにお礼を?そんな気持ちでいっぱいになるサフィー。
「えっとね……すごく気持ち良かったの……それにすごく………幸せだったわ」
「え……本当に……?」
「ええ……お布団汚してしまって……謝るのはわたしの方よね………」
「そ、そんなの全っ然気にしないわ!リーシャのなら汚くないし!って言うかむしろ……」
「え?何か言ったサフィー?」
「な、何でもないわ!」
リーシャの体液なのだから汚い筈が無い。むしろ、リーシャの匂いに包まれていると思えば逆に幸せなぐらいだと、サフィーは内心で思ったがもちろん言わない。
「リーシャ………もう平気?」
それはもちろん、カロンの件に対しての事だ。この一件は必ずリーシャの中で心の傷として残るだろう。
ならばその心の傷を、いつでも隣で癒やしてあげよう。何度思い出しても、何度でも忘れさせてあげよう。サフィーはそう決心していたのだがーーーーー
「ふふ……もう忘れちゃった。サフィーのお陰ね」
「早っ!嘘よね!?」
「あら、上書きしてくれたのよね?もしかして自信無い?」
「そ、そんな訳………そ、そうよね!今のエッチで上書き完了よね!」
リーシャの本心は分からない。そんなに簡単に忘れられる事では無いだろう。でもひとまずは大丈夫そうだ、もういつものリーシャだとサフィーは胸を張った。
「いっぱい声出したからお腹空いちゃったわ~。お風呂も入りたいわよね」
「お、奢るわ!何でも好きな物食べて!」
「あら、いいの?サフィーが奢ってくれるなんて初めてよね」
それぐらい何でも無い。自分の為に高い金払って贈り物をしてくれたリーシャに比べれば、全然何てこと無い。
「任せといて。何なら高級な料理屋でもいいわ」
「ふふ、セセラちゃんの所でいいわよ~。そうそう、みんなも誘いましょうよ」
「えっ!?もしかして………みんなの分もあたしが奢るの!?」
「そうよ~。アイリはわたしに贈り物の助言をくれたでしょう?ミクとエストはサフィーが殺人犯になる前に止めてくれたのだから、きちんとお礼しないとね」
そう言って微笑むリーシャを見て、敵わないなぁと口端を緩めるサフィー。先ほどはリーシャを気遣って皆に「今日は別行動」と言ったが、この様子なら大丈夫そうだ。
「それはそうと……リーシャに聞きたい事があるんだけど……」
「あら、何かしら?」
「あの……えと………その……」
「ん?」
「その……な、膣内って………そんなに気持ちいいの……?」
思わず呆けるリーシャ。だが次の瞬間には楽しそうな表情を浮かべる。
「ふふ、気になるの~?」
「そりゃあ……あんなに気持ち良さそうなリーシャ………初めて見たし」
気にならない筈が無い。とは言え、自分が膣内に何かを挿れるなど想像すらした事も無かった。一生無縁だと思っていたのだがーーーーー
「じゃあ……今から挿れてみる?わたしの指で良ければなのだけど」
「なっ!?い、今はいいわ!まだ心の準備が………」
真っ赤な顔をしながら大きな声を上げるサフィー。そしてベッドから降りると、そそくさと下着を身に着ける。
「あら~、いつならいいの~?」
「………今夜……それまでに心の準備しておくわよ……」
「ふふ、楽しみにしてるわね。でもわたしの指でいいのかしら?」
「今さらそれ聞く!?」
下着を身に着けながら、再度大きな声を上げるサフィーと、自分もベッドから降りて下着を身に着けるリーシャ。
「冗談よ。ねぇサフィー」
「………ん?」
服を着ながら、リーシャの方を振り向くサフィー。そんなサフィーの耳元で、リーシャが呟いた。
「愛してる」
ーーーーーと。
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