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駆け出し冒険者の章
24.異世界の朝
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見慣れない部屋の窓から柔らかな陽光が室内を照らす。
屋根の上で囀る小鳥の声が、一日の始まりを告げているような爽やかな気持ちにさせる。
隣を見れば、そこには裸で気持ちよさそうにぐっすりと眠っている愛しい未来の姿。柔らかな双丘、引き締まって括れた腰回り、鍛えられ余分な肉が全て削ぎ落とされた細い足、そして恥丘に生える直線的な陰毛。
同じ女性から見ても羨むほどにスタイルのいい幼馴染、そして恋人の一糸纏わぬ姿を視界の端に収めながら、愛莉は自分のステータスの一点を凝視していた。
『合成:複数の素材を合わせて一つの物を錬金する事が出来る』
(スキルにも説明文出るんだ……)
現在のステータスを確認した際、昨日はSPやMPに気を取られていて忘れていたが、【合成】という見慣れないスキルを見つけ、そう言えばレベルが上がった時に覚えたんだっけ、でもどんなスキルだろう?と凝視していると、スキルの説明文が現れた。おそらくは鑑定眼のレベルが上がった事が原因だろうと結論付け、そして合成の説明文を読む限り自分が思っていた通りの能力だった。
(つまり、このスキルが無いと一種類の素材からしか錬金出来無いんだ)
この合成を会得する前に愛莉が錬金術で作った物は、木の枝から作った木刀と、落ちている石から作った石刀のみ。合成のスキルが無くても作れる物だったので問題は無かったのだ。
しかし今日錬金しようとしているのは『魔法鞄』。作る為に必要な素材は鞄(おそらく材質は布でも革でも良いと愛莉は踏んでいる)とスライムの魔石(大)の二種類。この合成のスキルを会得していなければ、挑戦すら出来なかった物である。
(成功するかどうかは錬金術のレベルと、もしかして合成のレベルも重要になるのかな?)
現在の錬金術のレベルは十二。合成のレベルは六だ。このレベルで成功するのかどうか、それは試してみなければ分からない。分からないが、出来れば成功して欲しい。大量のモンスターの素材を持ち運べるようになれば、一日に稼げる額も大きく変わる。そうすれば生活も安定するし、生活が安定すれば心に余裕も出来る。
(今は目先の事でいっぱいだもんね……元の世界に帰る方法を探すのは、もっと落ち着いてから)
ちらりと、隣で気持ちよさそうに眠る未来を見つめる。そう言えばこうして未来の寝顔を見るのなんて、いつぶりだろうか。中学三年の時はクラスが違ったので、修学旅行でも同じ部屋にはならなかった。なので、小学生の時の修学旅行以来かもしれない。
あれから四年、男の子に間違えられていた未来は、顔も身体も立派な女性へと成長した。同じ女性の自分から見ても、ましてや恋人だからとか好きだからという贔屓目を抜きにしても、本当に美人だと思う。
中学三年になり、何人かの男子生徒に告白されたのを知っている。高校に入っても、他校の男子生徒に告白されたのを知っている。そしてその度に不安になる。いつか未来にも好きな異性が出来て、自分の元を去ってしまうのではないかと。
今の未来の瞳には望月愛莉しか映っていないが、いつかその瞳には違う人物が映り込むのではないか、未来が誰かに告白される度にそんな漠然とした不安が押し寄せる。
(未来……)
そっと未来の寝顔に顔を近づけ、半開きの唇に自分の唇を重ねる。未来のぷっくりとした弾力のある唇の感触が、愛莉の唇に伝わる。
「ん……んん……」
唇を重ねると、未来がモゾモゾと動き始める。そしてゆっくりと瞼を開くと、視界には目を閉じている愛莉の姿が映り込んで来た。
「んん……?んんぅ?」
愛莉の名を呼ぼうとしたが、唇が塞がれているので上手く発音出来ない。未来が起きたので、愛莉はそっと唇を離した。
「おはよ未来」
「うん……おはよー……」
まだ眠いのか、上半身を起こしても少し寝ぼけ眼の未来。何となく自分の唇を指でなぞり、首を傾げて愛莉を見つめる。
「もしかしてキスしてた?」
「うん、してたよ」
当然の事のように肯定する愛莉。柔らかに微笑みながら未来を見つめ返す。その表情に未来はドキッとして、少しだけ頬を染めた。
「そっか。えへへ、愛莉のキスで目を覚ますなんて今日はいい日になりそう!」
「いい日にしようね。今日は忙しくなりそうだから」
お互いベッドの上で女の子座りをしながら向かい合う。どちらも一糸纏わぬ姿。未来の視線が、愛莉の足の間に向かう。自分よりも短い愛莉の陰毛は、一直線に生えている自分のよりも少し横に広がるように生えている。未来も愛莉も完全に生え揃っている訳ではなく、まだ発展途中の中高生らしい未熟な生え方だ。
「もう……どこ見てるの未来」
「あはは……つい……ってか先に起きてたのに何で裸なの?」
「だって、どうせ未来しか居ないし」
それはつまり、未来になら身体の何処をいつ見られても構わないという事だ。先に起きたからといって一人だけ下着を着けたり、服を着たりするのは何となく他人行儀だと愛莉なりに思っての事だ。
「そっか。ってかさ、お互い裸だとしたくなっちゃうね!」
それは愛莉も同じ気持ちだ。出来ればこのまま身体を重ねたいが、残念ながら今日は朝から忙しいのでその時間は無い。
「うん。もっとしたくなっちゃう前に服着よっか」
焦らなくてもいい。元の世界に帰るまで、毎日この部屋で一緒に寝起きする生活が続くのだ。時間の無い時に無理やりしなくても、これから時間はたっぷりとある。ラブホテル代の都合から、月に一度しか出来なかった昨日までの生活とは違うのだから。
昨日一日着用していた下着を身に着ける未来と愛莉。ブラジャーはともかく、同じパンツを履くのは正直不衛生で気が乗らなかったが、これしか持っていないので仕方がない。まさかズボンの下に何も履かない訳にもいかないのだ。
「やっぱり……先ずは下着だよね……」
「うん……下着と服、あとはお風呂に持って行く為の着替え入れる鞄と、魔法鞄の為の鞄だね」
本当は今日一日である程度の生活用品を揃えようと思っていたのだが、魔法鞄作りの為のスライム狩りと、リーシャの召喚獣を探しに昨日のグリーグの森へと行かなければならない。なので緊急では無い物の買い物は明日以降に持ち越しだ。
着替えを終えた二人はお互いの服やら髪をチェックする。部屋には姿見など無いので自分の全体像を確認出来ない。一応愛莉がリュックにコンパクトと簡単なメイク道具を持っていたので櫛を取り出す。そして未来の髪を梳かし始めた。
「はあ、やっぱり愛莉は流石だよねー。あたしメイクしないから櫛とか持ち歩いてないし」
「わたしもそんなにしないよ。ってか知ってるよね?」
未来は普段から完全にノーメイク。愛莉もせいぜいリップを塗る程度だが、念の為に簡単なメイク道具を持ち歩いている。とは言え、ほとんど使う機会も無いし百均で買った安い品だ。女子高生なのにメイク道具の一つも持っていないと、周りにそう思われるのが嫌で持っているに過ぎない。そういう周りの目を気にする卑屈な自分があまり好きではなかった。
その点、未来は興味の無い物には一切手を出さない。周りにどう思われても常に自分の道を貫いていて、その結果周りに変な目で見られる事も無い。未来はこういうキャラだとしっかり確立されている。そんな未来が、愛莉にはまぶしかった。
「行こっか。リーシャとサフィー、もう入口で待ってるかも」
朝ごはんを一緒に食べに行く約束をしている。昨日晩ごはんを食べた店はあくまで晩ごはんだけのお店で、朝ごはんを食べる店はまた違うのだとの事だった。
愛莉がドアノブに手を掛けると、その手の上に未来が手を重ねて来た。どうしたのかと思い、後ろを振り返った瞬間ーーーー
「ん………」
未来が愛莉に唇を重ねて来た。少し驚く愛莉だが、目を閉じて未来の唇を受け入れる。未来のいい匂いが愛莉の鼻孔を優しくくすぐった。
そのまましばらく唇を重ね合い、程なくして未来の方から唇を離す。
「………未来?」
「えへへ、夜まで我慢出来ないから」
そう言ってはにかむ未来は、どうしようもなく可愛くて、どうしようもなく愛おしかった。
「これで夜まで我慢出来る?」
「うん!愛莉分吸収完了!」
「ぷっ……愛莉分だって」
自分が未来にとっての栄養分なのだと言われて、愛莉の心が幸せで満たされる。未来が先ほど今日はいい一日になると言ったが、それは愛莉にとっても同じだった。
そして、二人は元気に部屋を出る。今日から本格的に、未来と愛莉の異世界生活が始まるのだ。
屋根の上で囀る小鳥の声が、一日の始まりを告げているような爽やかな気持ちにさせる。
隣を見れば、そこには裸で気持ちよさそうにぐっすりと眠っている愛しい未来の姿。柔らかな双丘、引き締まって括れた腰回り、鍛えられ余分な肉が全て削ぎ落とされた細い足、そして恥丘に生える直線的な陰毛。
同じ女性から見ても羨むほどにスタイルのいい幼馴染、そして恋人の一糸纏わぬ姿を視界の端に収めながら、愛莉は自分のステータスの一点を凝視していた。
『合成:複数の素材を合わせて一つの物を錬金する事が出来る』
(スキルにも説明文出るんだ……)
現在のステータスを確認した際、昨日はSPやMPに気を取られていて忘れていたが、【合成】という見慣れないスキルを見つけ、そう言えばレベルが上がった時に覚えたんだっけ、でもどんなスキルだろう?と凝視していると、スキルの説明文が現れた。おそらくは鑑定眼のレベルが上がった事が原因だろうと結論付け、そして合成の説明文を読む限り自分が思っていた通りの能力だった。
(つまり、このスキルが無いと一種類の素材からしか錬金出来無いんだ)
この合成を会得する前に愛莉が錬金術で作った物は、木の枝から作った木刀と、落ちている石から作った石刀のみ。合成のスキルが無くても作れる物だったので問題は無かったのだ。
しかし今日錬金しようとしているのは『魔法鞄』。作る為に必要な素材は鞄(おそらく材質は布でも革でも良いと愛莉は踏んでいる)とスライムの魔石(大)の二種類。この合成のスキルを会得していなければ、挑戦すら出来なかった物である。
(成功するかどうかは錬金術のレベルと、もしかして合成のレベルも重要になるのかな?)
現在の錬金術のレベルは十二。合成のレベルは六だ。このレベルで成功するのかどうか、それは試してみなければ分からない。分からないが、出来れば成功して欲しい。大量のモンスターの素材を持ち運べるようになれば、一日に稼げる額も大きく変わる。そうすれば生活も安定するし、生活が安定すれば心に余裕も出来る。
(今は目先の事でいっぱいだもんね……元の世界に帰る方法を探すのは、もっと落ち着いてから)
ちらりと、隣で気持ちよさそうに眠る未来を見つめる。そう言えばこうして未来の寝顔を見るのなんて、いつぶりだろうか。中学三年の時はクラスが違ったので、修学旅行でも同じ部屋にはならなかった。なので、小学生の時の修学旅行以来かもしれない。
あれから四年、男の子に間違えられていた未来は、顔も身体も立派な女性へと成長した。同じ女性の自分から見ても、ましてや恋人だからとか好きだからという贔屓目を抜きにしても、本当に美人だと思う。
中学三年になり、何人かの男子生徒に告白されたのを知っている。高校に入っても、他校の男子生徒に告白されたのを知っている。そしてその度に不安になる。いつか未来にも好きな異性が出来て、自分の元を去ってしまうのではないかと。
今の未来の瞳には望月愛莉しか映っていないが、いつかその瞳には違う人物が映り込むのではないか、未来が誰かに告白される度にそんな漠然とした不安が押し寄せる。
(未来……)
そっと未来の寝顔に顔を近づけ、半開きの唇に自分の唇を重ねる。未来のぷっくりとした弾力のある唇の感触が、愛莉の唇に伝わる。
「ん……んん……」
唇を重ねると、未来がモゾモゾと動き始める。そしてゆっくりと瞼を開くと、視界には目を閉じている愛莉の姿が映り込んで来た。
「んん……?んんぅ?」
愛莉の名を呼ぼうとしたが、唇が塞がれているので上手く発音出来ない。未来が起きたので、愛莉はそっと唇を離した。
「おはよ未来」
「うん……おはよー……」
まだ眠いのか、上半身を起こしても少し寝ぼけ眼の未来。何となく自分の唇を指でなぞり、首を傾げて愛莉を見つめる。
「もしかしてキスしてた?」
「うん、してたよ」
当然の事のように肯定する愛莉。柔らかに微笑みながら未来を見つめ返す。その表情に未来はドキッとして、少しだけ頬を染めた。
「そっか。えへへ、愛莉のキスで目を覚ますなんて今日はいい日になりそう!」
「いい日にしようね。今日は忙しくなりそうだから」
お互いベッドの上で女の子座りをしながら向かい合う。どちらも一糸纏わぬ姿。未来の視線が、愛莉の足の間に向かう。自分よりも短い愛莉の陰毛は、一直線に生えている自分のよりも少し横に広がるように生えている。未来も愛莉も完全に生え揃っている訳ではなく、まだ発展途中の中高生らしい未熟な生え方だ。
「もう……どこ見てるの未来」
「あはは……つい……ってか先に起きてたのに何で裸なの?」
「だって、どうせ未来しか居ないし」
それはつまり、未来になら身体の何処をいつ見られても構わないという事だ。先に起きたからといって一人だけ下着を着けたり、服を着たりするのは何となく他人行儀だと愛莉なりに思っての事だ。
「そっか。ってかさ、お互い裸だとしたくなっちゃうね!」
それは愛莉も同じ気持ちだ。出来ればこのまま身体を重ねたいが、残念ながら今日は朝から忙しいのでその時間は無い。
「うん。もっとしたくなっちゃう前に服着よっか」
焦らなくてもいい。元の世界に帰るまで、毎日この部屋で一緒に寝起きする生活が続くのだ。時間の無い時に無理やりしなくても、これから時間はたっぷりとある。ラブホテル代の都合から、月に一度しか出来なかった昨日までの生活とは違うのだから。
昨日一日着用していた下着を身に着ける未来と愛莉。ブラジャーはともかく、同じパンツを履くのは正直不衛生で気が乗らなかったが、これしか持っていないので仕方がない。まさかズボンの下に何も履かない訳にもいかないのだ。
「やっぱり……先ずは下着だよね……」
「うん……下着と服、あとはお風呂に持って行く為の着替え入れる鞄と、魔法鞄の為の鞄だね」
本当は今日一日である程度の生活用品を揃えようと思っていたのだが、魔法鞄作りの為のスライム狩りと、リーシャの召喚獣を探しに昨日のグリーグの森へと行かなければならない。なので緊急では無い物の買い物は明日以降に持ち越しだ。
着替えを終えた二人はお互いの服やら髪をチェックする。部屋には姿見など無いので自分の全体像を確認出来ない。一応愛莉がリュックにコンパクトと簡単なメイク道具を持っていたので櫛を取り出す。そして未来の髪を梳かし始めた。
「はあ、やっぱり愛莉は流石だよねー。あたしメイクしないから櫛とか持ち歩いてないし」
「わたしもそんなにしないよ。ってか知ってるよね?」
未来は普段から完全にノーメイク。愛莉もせいぜいリップを塗る程度だが、念の為に簡単なメイク道具を持ち歩いている。とは言え、ほとんど使う機会も無いし百均で買った安い品だ。女子高生なのにメイク道具の一つも持っていないと、周りにそう思われるのが嫌で持っているに過ぎない。そういう周りの目を気にする卑屈な自分があまり好きではなかった。
その点、未来は興味の無い物には一切手を出さない。周りにどう思われても常に自分の道を貫いていて、その結果周りに変な目で見られる事も無い。未来はこういうキャラだとしっかり確立されている。そんな未来が、愛莉にはまぶしかった。
「行こっか。リーシャとサフィー、もう入口で待ってるかも」
朝ごはんを一緒に食べに行く約束をしている。昨日晩ごはんを食べた店はあくまで晩ごはんだけのお店で、朝ごはんを食べる店はまた違うのだとの事だった。
愛莉がドアノブに手を掛けると、その手の上に未来が手を重ねて来た。どうしたのかと思い、後ろを振り返った瞬間ーーーー
「ん………」
未来が愛莉に唇を重ねて来た。少し驚く愛莉だが、目を閉じて未来の唇を受け入れる。未来のいい匂いが愛莉の鼻孔を優しくくすぐった。
そのまましばらく唇を重ね合い、程なくして未来の方から唇を離す。
「………未来?」
「えへへ、夜まで我慢出来ないから」
そう言ってはにかむ未来は、どうしようもなく可愛くて、どうしようもなく愛おしかった。
「これで夜まで我慢出来る?」
「うん!愛莉分吸収完了!」
「ぷっ……愛莉分だって」
自分が未来にとっての栄養分なのだと言われて、愛莉の心が幸せで満たされる。未来が先ほど今日はいい一日になると言ったが、それは愛莉にとっても同じだった。
そして、二人は元気に部屋を出る。今日から本格的に、未来と愛莉の異世界生活が始まるのだ。
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