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第百七十話 この激豚が目に入らぬか
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「スケさん、カクさん、二人を頼む。目を離さないでやってくれ。俺はちょっと行ってくる。あれじゃあ、藤堂軍は全滅しちまうからな」
シュウ様は言い残すと,二階建ての家の屋根をちょっとした段差のように、ヒョイヒョイっと降りると、すごいスピードで走り出しました。
シュウ様が向う先を見ると、賊軍の巨大な黒い固まりが藤堂軍に向っています。
昔、アニメで見た、たたり神のようです。
違うのは頭の天辺が肌色で、カッパのお皿のようになっているところです。
体は巨大で、藤堂軍の兵士が小学生位の子供に見えます。
パパパパパーーンンン
藤堂軍が銃を発砲しましたが、黒い固まりにはまるで効かないようです。
しかも、弾切れの為かすぐに銃撃が止みました。
「ぎゃああああーーーーー!!!!!!!」
悲鳴が上がります。
黒い固まりは、藤堂軍の兵をつかみ、まるでぬいぐるみのように投げ飛ばします。
数メートル投げ上げられると、アスファルトの上にグシャリと落ち、骨を折ったりして重傷のようです。
皆、倒れたまま起き上がれません。
「俺達も行きましょう」
スケさんがそう言うと、屋根から二階のベランダへ飛び降りて、手を伸ばしてくれました。
私はスケさんの分厚い胸に飛び込みました。
ベランダからは部屋に入り、階段を降りて玄関から飛び出しました。
その間に、黒い固まりは藤堂軍の中央まで入り込み、まわりの兵士を次々投げ飛ばします。
すでに数百人の兵士が道路で動けなくなっています。
「いい加減にしねーか!!」
きゃーーっ!!
シュウ様の声がしました。
こ、声だけでもかっこいい!!
「すげー、あの兵士の密集をもう抜けちまったようだ。スケさんあんたなら出来るかい」
カクさんが、兵士の中を走り抜け、黒い固まりの前に出たシュウ様に驚いています。
「いや、出来る訳がない。それだけでもシュウ様の桁外れな強さが分かる」
「ぐわあああああーーーーー!!!」
黒い絡まりが凄い勢いで投げ飛ばされました。
一気に兵士の中から放り出され、藤堂軍の手前まで投げ飛ばされました。
でも、黒い固まりはうまく着地して、無傷なようです。
なんだか、かっこいいポーズを取っています。
余裕だったようです。
「て、てめーは何者だーーー!!!」
黒い固まりが大声を出しました。
兵士の固まりが二つに割れます。
その中央に、あの人です。
シュウ様です。
もう、かっこ良すぎます。
「俺の名は、豚ポーだ」
「なにー、豚にポークか」
「馬鹿野郎、豚にポークじゃ、豚と豚じゃねえか。ちがーう。豚にドラゴンで……はわわわ……」
うーーん、なにか言い間違えたみたいです。
顔が真っ赤になっています。
とてもかわいいです。
「豚にドラゴンなら、豚ゴンじゃねえか。まさかテメー大事な所で間違えたのか。間抜け野郎め!」
「うるせーー!!」
「て、てめーー、まさか、あんな駄目玉マンか?」
「はぁっ、それを言うならアンナメーダーマンだろうがーー」
「やっぱりかー!! くらいやがれーー!!!」
ちょっと待ってください。
速すぎて情報処理が追いつきません。
シュウ様はアンナメーダーマンなのですか。
木田家では有名なスーパーヒーロー。
一部の人しか知らされていない、その正体は木田家の大殿様です。
あの、黒い固まりはアンナメーダーマンを知っているようです。
何者なのでしょうか。
「カクさん!!」
「はい。奥方様。どうやらシュウ様の正体は、木田の大殿様のようですな」
カクさんも私と同じ考えのようです。
パアアアアアアアアアアァァァーーーーーーーーーーーーン!!!!
ものすごい音がしました。
シュウ様のまわりに、空気の波紋が見えました。
そして、黒い固まりの姿が一瞬消えて、シュウ様の前で崩れ落ちました。
黒い固まりがタックルを仕掛け、シュウ様がそれをかわし、黒い固まりの頭の天辺、肌色の所を平手打ちしたようです。
肌色の所が手のひらの形に真っ赤になっています。
たった一撃で黒い固まりは失神してしまったようです。
「すげー、平手打ちだなー」
「ああ、空気に揺らぎが見えた。人間業じゃねえ。さすが大殿様だ」
「うわああああーーーーー!!!!」
藤堂軍から歓声が上がりました。
「今だーー。ぶちころせーーー」
藤堂軍が、賊軍に襲いかかります。
賊軍は、黒い固まりが負けてしまった為、浮き足立っています。
「やめろーー!!」
シュウ様が、やめるように言っています。
でも、藤堂軍の声にかき消されます。
「やめなさーーーーい!!!!」
キイイイイイイイィィィィィィーーーーーーーンン
すごい声がしました。耳がキンキンします。
声の主は娘の楓音です。
これこそが、カノン砲です。
「しずまれーー!! しずまれーーー!!!!」
スケさんとカクさんが、大きな声を出しながら、シュウ様のそばに駆け寄ります。
私と楓音も遅れないようについて行きます。
「き、きさまーーー」
倒れていた。黒い固まりが気付いたようです。
そして、シュウ様のズボンに手を掛けました。
ビリッ
脱げそうになったズボンをシュウ様が押さえた為、破けてしまいました。
そして、中から『激豚』のパンツが顔を出しました。
この激豚こそが、大殿の証拠です。
「皆の者、この激豚が目に入らぬかーーー!! この方をどなたとこころえる。この方こそ関東木田家当主木田とう様にあらせられるぞーーー」
スケさんがいいました。
でも、あのドラマのように控えおろーは言いませんでした。
この勢力は、どちらも木田家とは別の勢力なので、控える必要は無いからです。
「皆の者、平伏せよーー!!」
藤堂家から、声がしました。
声の主は服装が高級です。
もしかしたら、藤堂家のお殿様でしょうか。
「てめー達も平伏しねーーかーー!!!」
黒い固まりまで言いました。
ここにいる一同が全員平伏しています。
立っているのは、シュウ様と私、娘の楓音とスケさん、カクさんだけです。
まるで、あのドラマみたいです。
「皆さん、平伏の必要はありません。藤堂家は、木田家の配下ではありません」
シュウ様は、賊軍に視線を移します。
「皆さんも、木田家とは関係がありません。平伏は必要ありませんよ」
さすがはシュウ様です。
丁寧な話し方がかっこいいです。落ち着きはらっている姿がかっこいいです。
藤堂の殿様も、黒い固まりも首を振りました。
どういうことでしょうか。
シュウ様は言い残すと,二階建ての家の屋根をちょっとした段差のように、ヒョイヒョイっと降りると、すごいスピードで走り出しました。
シュウ様が向う先を見ると、賊軍の巨大な黒い固まりが藤堂軍に向っています。
昔、アニメで見た、たたり神のようです。
違うのは頭の天辺が肌色で、カッパのお皿のようになっているところです。
体は巨大で、藤堂軍の兵士が小学生位の子供に見えます。
パパパパパーーンンン
藤堂軍が銃を発砲しましたが、黒い固まりにはまるで効かないようです。
しかも、弾切れの為かすぐに銃撃が止みました。
「ぎゃああああーーーーー!!!!!!!」
悲鳴が上がります。
黒い固まりは、藤堂軍の兵をつかみ、まるでぬいぐるみのように投げ飛ばします。
数メートル投げ上げられると、アスファルトの上にグシャリと落ち、骨を折ったりして重傷のようです。
皆、倒れたまま起き上がれません。
「俺達も行きましょう」
スケさんがそう言うと、屋根から二階のベランダへ飛び降りて、手を伸ばしてくれました。
私はスケさんの分厚い胸に飛び込みました。
ベランダからは部屋に入り、階段を降りて玄関から飛び出しました。
その間に、黒い固まりは藤堂軍の中央まで入り込み、まわりの兵士を次々投げ飛ばします。
すでに数百人の兵士が道路で動けなくなっています。
「いい加減にしねーか!!」
きゃーーっ!!
シュウ様の声がしました。
こ、声だけでもかっこいい!!
「すげー、あの兵士の密集をもう抜けちまったようだ。スケさんあんたなら出来るかい」
カクさんが、兵士の中を走り抜け、黒い固まりの前に出たシュウ様に驚いています。
「いや、出来る訳がない。それだけでもシュウ様の桁外れな強さが分かる」
「ぐわあああああーーーーー!!!」
黒い絡まりが凄い勢いで投げ飛ばされました。
一気に兵士の中から放り出され、藤堂軍の手前まで投げ飛ばされました。
でも、黒い固まりはうまく着地して、無傷なようです。
なんだか、かっこいいポーズを取っています。
余裕だったようです。
「て、てめーは何者だーーー!!!」
黒い固まりが大声を出しました。
兵士の固まりが二つに割れます。
その中央に、あの人です。
シュウ様です。
もう、かっこ良すぎます。
「俺の名は、豚ポーだ」
「なにー、豚にポークか」
「馬鹿野郎、豚にポークじゃ、豚と豚じゃねえか。ちがーう。豚にドラゴンで……はわわわ……」
うーーん、なにか言い間違えたみたいです。
顔が真っ赤になっています。
とてもかわいいです。
「豚にドラゴンなら、豚ゴンじゃねえか。まさかテメー大事な所で間違えたのか。間抜け野郎め!」
「うるせーー!!」
「て、てめーー、まさか、あんな駄目玉マンか?」
「はぁっ、それを言うならアンナメーダーマンだろうがーー」
「やっぱりかー!! くらいやがれーー!!!」
ちょっと待ってください。
速すぎて情報処理が追いつきません。
シュウ様はアンナメーダーマンなのですか。
木田家では有名なスーパーヒーロー。
一部の人しか知らされていない、その正体は木田家の大殿様です。
あの、黒い固まりはアンナメーダーマンを知っているようです。
何者なのでしょうか。
「カクさん!!」
「はい。奥方様。どうやらシュウ様の正体は、木田の大殿様のようですな」
カクさんも私と同じ考えのようです。
パアアアアアアアアアアァァァーーーーーーーーーーーーン!!!!
ものすごい音がしました。
シュウ様のまわりに、空気の波紋が見えました。
そして、黒い固まりの姿が一瞬消えて、シュウ様の前で崩れ落ちました。
黒い固まりがタックルを仕掛け、シュウ様がそれをかわし、黒い固まりの頭の天辺、肌色の所を平手打ちしたようです。
肌色の所が手のひらの形に真っ赤になっています。
たった一撃で黒い固まりは失神してしまったようです。
「すげー、平手打ちだなー」
「ああ、空気に揺らぎが見えた。人間業じゃねえ。さすが大殿様だ」
「うわああああーーーーー!!!!」
藤堂軍から歓声が上がりました。
「今だーー。ぶちころせーーー」
藤堂軍が、賊軍に襲いかかります。
賊軍は、黒い固まりが負けてしまった為、浮き足立っています。
「やめろーー!!」
シュウ様が、やめるように言っています。
でも、藤堂軍の声にかき消されます。
「やめなさーーーーい!!!!」
キイイイイイイイィィィィィィーーーーーーーンン
すごい声がしました。耳がキンキンします。
声の主は娘の楓音です。
これこそが、カノン砲です。
「しずまれーー!! しずまれーーー!!!!」
スケさんとカクさんが、大きな声を出しながら、シュウ様のそばに駆け寄ります。
私と楓音も遅れないようについて行きます。
「き、きさまーーー」
倒れていた。黒い固まりが気付いたようです。
そして、シュウ様のズボンに手を掛けました。
ビリッ
脱げそうになったズボンをシュウ様が押さえた為、破けてしまいました。
そして、中から『激豚』のパンツが顔を出しました。
この激豚こそが、大殿の証拠です。
「皆の者、この激豚が目に入らぬかーーー!! この方をどなたとこころえる。この方こそ関東木田家当主木田とう様にあらせられるぞーーー」
スケさんがいいました。
でも、あのドラマのように控えおろーは言いませんでした。
この勢力は、どちらも木田家とは別の勢力なので、控える必要は無いからです。
「皆の者、平伏せよーー!!」
藤堂家から、声がしました。
声の主は服装が高級です。
もしかしたら、藤堂家のお殿様でしょうか。
「てめー達も平伏しねーーかーー!!!」
黒い固まりまで言いました。
ここにいる一同が全員平伏しています。
立っているのは、シュウ様と私、娘の楓音とスケさん、カクさんだけです。
まるで、あのドラマみたいです。
「皆さん、平伏の必要はありません。藤堂家は、木田家の配下ではありません」
シュウ様は、賊軍に視線を移します。
「皆さんも、木田家とは関係がありません。平伏は必要ありませんよ」
さすがはシュウ様です。
丁寧な話し方がかっこいいです。落ち着きはらっている姿がかっこいいです。
藤堂の殿様も、黒い固まりも首を振りました。
どういうことでしょうか。
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