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第七話 悪党の最期
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「まさか、信じていないのですか」
フード男の顔色が変わった。
そしてニヤリと狂気に満ちた笑いを浮かべた。
「本当は声に出さなくても命令は出来るのですが、わかりやすくなるように言ってあげましょう。その女の右腕を噛みちぎりなさい」
ドラゴンゾンビが頭を動かし、僕の腕めがけて口を開き近づいてくる。
だが、噛みつく前に停止した。
「ふふふ、本当は心の中で命じれば自由に操れるのだが、口に出して言ってやろう、そこの馬鹿を食ってしまえ」
僕は、右手を前に出してフードの男を指さした。
ドラゴンゾンビはその巨大な頭をフード男の方に動かした。
「やめろ、やめろー!!」
ドラゴンゾンビの口に手を当て必死に抵抗している。
「それは、僕じゃ無くてドラゴンに言ったらどうですか」
「くそー何故だー。私の階級はロードだぞ。お前はそれ以上だというのかーー。ぐああああああーー!!」
ドラゴンゾンビはフード男を一口で飲み込んだ。
フード男の絶叫を聞くと次々横穴から手下が出て来たので、ドラゴンゾンビに全部食べてもらった。
するとドラゴンゾンビの体が光り輝いた。
生者の肉を食べたのでクラスアップをしたらしい。
ゾンビの経験値を得る方法は、生者の肉を食うことか仲間のゾンビを増やすことなのだ。
ドラゴンゾンビは光輝きながら、どんどん縮んでいった。
そして一人の美女の姿になった。
その姿はローズと正反対に見えた。
優しげなローズの顔と比べると勝ち気なきつい顔立ち。
控えめな清楚なローズの体と比べると、巨乳に加え悩殺的な体つきだった。
ローズの体はエリサという賢者の体で、おそらくエリサさんは清楚で可憐な人なのだと思う。
ドラゴンゾンビは妖艶な美女という感じがする。
「ローズさん、そのドラゴンゾンビに下着と服を出してあげて下さい。さすがに裸は可哀想です」
「わ、私はユーリじゃ」
ドラゴンゾンビはユーリという名前らしい。
「ローズ、こっちのおちびちゃんはお湯で洗って服を着替えさせてあげて下さい」
「わ、わたしは、おちびちゃんじゃない、ヒュアだ」
ヒュアちゃんは、ピンク髪の美少女だ。
少し吊り目だが猫のように可愛い。
ローズさんがためらいも無く素っ裸にしている。
見ていられないので横穴に入ってみた。
横穴の中には、食べた物が投げ捨ててあり臭い。
その奥に裸の女性が六人いた。
ここで何があったのかを考えると気の毒でならない。
「ローズ、この中の女性も綺麗にして服を着させてあげて下さい」
「……」
ローズさんは返事をしてくれない。まだ怒っているようだ。
「ヒュアちゃん、中の女性は知っている人?」
「はい、私の使用人です。お姉様!」
さっきまでは表情の無い暗い顔をしていたが、可愛い服を着させてもらって表情が明るくなった。
「ん、ヒュアちゃん、お兄さんだよ僕」
「ぶーーーひーーー」
なんかローズが凄い勢いで吹き出している。
まあローズのご機嫌が治ったんならいいや。
横穴から、メイド服の美女が六人現れた。
「これで全員かな、そろったんなら帰りますか」
フード男の顔色が変わった。
そしてニヤリと狂気に満ちた笑いを浮かべた。
「本当は声に出さなくても命令は出来るのですが、わかりやすくなるように言ってあげましょう。その女の右腕を噛みちぎりなさい」
ドラゴンゾンビが頭を動かし、僕の腕めがけて口を開き近づいてくる。
だが、噛みつく前に停止した。
「ふふふ、本当は心の中で命じれば自由に操れるのだが、口に出して言ってやろう、そこの馬鹿を食ってしまえ」
僕は、右手を前に出してフードの男を指さした。
ドラゴンゾンビはその巨大な頭をフード男の方に動かした。
「やめろ、やめろー!!」
ドラゴンゾンビの口に手を当て必死に抵抗している。
「それは、僕じゃ無くてドラゴンに言ったらどうですか」
「くそー何故だー。私の階級はロードだぞ。お前はそれ以上だというのかーー。ぐああああああーー!!」
ドラゴンゾンビはフード男を一口で飲み込んだ。
フード男の絶叫を聞くと次々横穴から手下が出て来たので、ドラゴンゾンビに全部食べてもらった。
するとドラゴンゾンビの体が光り輝いた。
生者の肉を食べたのでクラスアップをしたらしい。
ゾンビの経験値を得る方法は、生者の肉を食うことか仲間のゾンビを増やすことなのだ。
ドラゴンゾンビは光輝きながら、どんどん縮んでいった。
そして一人の美女の姿になった。
その姿はローズと正反対に見えた。
優しげなローズの顔と比べると勝ち気なきつい顔立ち。
控えめな清楚なローズの体と比べると、巨乳に加え悩殺的な体つきだった。
ローズの体はエリサという賢者の体で、おそらくエリサさんは清楚で可憐な人なのだと思う。
ドラゴンゾンビは妖艶な美女という感じがする。
「ローズさん、そのドラゴンゾンビに下着と服を出してあげて下さい。さすがに裸は可哀想です」
「わ、私はユーリじゃ」
ドラゴンゾンビはユーリという名前らしい。
「ローズ、こっちのおちびちゃんはお湯で洗って服を着替えさせてあげて下さい」
「わ、わたしは、おちびちゃんじゃない、ヒュアだ」
ヒュアちゃんは、ピンク髪の美少女だ。
少し吊り目だが猫のように可愛い。
ローズさんがためらいも無く素っ裸にしている。
見ていられないので横穴に入ってみた。
横穴の中には、食べた物が投げ捨ててあり臭い。
その奥に裸の女性が六人いた。
ここで何があったのかを考えると気の毒でならない。
「ローズ、この中の女性も綺麗にして服を着させてあげて下さい」
「……」
ローズさんは返事をしてくれない。まだ怒っているようだ。
「ヒュアちゃん、中の女性は知っている人?」
「はい、私の使用人です。お姉様!」
さっきまでは表情の無い暗い顔をしていたが、可愛い服を着させてもらって表情が明るくなった。
「ん、ヒュアちゃん、お兄さんだよ僕」
「ぶーーーひーーー」
なんかローズが凄い勢いで吹き出している。
まあローズのご機嫌が治ったんならいいや。
横穴から、メイド服の美女が六人現れた。
「これで全員かな、そろったんなら帰りますか」
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