異世界帰還組の英雄譚〜ハッピーエンドのはずだったのに故郷が侵略されていたので、もう一度世界を救います〜

〈異世界帰還後に彼等が初めて会ったのは、地球ではありえない異形のバケモノたち〉

 異世界から帰還した四人を待っていたのは、新たな戦争の幕開けだった。

 六年前、米原孝弘たち四人の男女は事故で死ぬ運命だったが異世界に転移させられた。
 世界を救って欲しいと無茶振りをされた彼等は、世界を救わねばどのみち地球に帰れないと知り、紆余曲折を経て異世界を救い日本へ帰還した。

 これからは日常。ハッピーエンドの後日談を迎える……、はずだった。

 しかし。

 彼等の前に広がっていたのは凄惨な光景。日本は、世界は、異世界からの侵略者と戦争を繰り広げていた。

 彼等は故郷を救うことが出来るのか。
 血と硝煙。数々の苦難と絶望があろうとも、ハッピーエンドがその先にあると信じて、四人は戦いに身を投じる。
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