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フォークダンスで、絡まる指
しおりを挟む山の丘の高校では、毎年体育祭の最後に、全学年によるフォークダンスが行われる。
啓介は、今年この学校に入学した。成績は、中ぐらい。背は高いのだけが取り柄で、特別ひょうきんなこともなく、運動ができるわけでもない、普通の生徒だ。
音楽の授業で初めて聞いた校歌も、まるで軍歌のような曲調だった。
この学校には伝統があるなんてよく教師は言うけれど、過去の遺物がこびりついているような感じがする。そう、啓介は思った。
あえて言おう。今どき、こんな情報化社会に、フォークダンス、だ。
……男女が手をつなぐだって?
中学校の頃とは違い、思春期特有のフィーバーのような興奮はないが、それでも憧れの先輩や、ひそかに想いを寄せる者にとっては、胸の中がほわほわと温かくなるような、そして偶然を必然にしたくなるようなイベントだ。
もちろん、啓介のクラスも、明日の体育祭を迎えるにあたって、ポンポンとゴムまりが弾むような、明るく楽しげな雰囲気が漂っていた。啓介は誰と踊りたいというものはなかったけれども、その空気に包まれているだけで、なんだかこそばゆくて、心地良かった。
四時間目の体育の授業。
啓介のクラスは、男子が女子より二人多い。だから、必然的に男女ペアから溢れる男子が2人出る。背の順で男女一列に並び、余ってしまったのが啓介と聡だった。
「お前らのどっちかが、女子の列に並べ」
体育教師からの容赦のない指示が飛ぶ。誰だって、女子役なんてするのは嫌だろう。しかも、相手は聡だ。入学式から半年、授業こそサボることはないものの、寝ていることも多いし、休み時間は一人でいることもよく見かける。ただし、成績はめちゃくちゃいい。いつだって聡は、群を抜いていたが、それを鼻にかけることもなく、興味すらなさそうだった。
聡はとびきり顔がいい。だが眼光は鋭いし、あまりしゃべらないので友達は多くはなさそうだ。ぶっきらぼうな口調も重なって、みんな聡からは少し距離を置いていた。悪いやつじゃないのだけれど、何か近寄りがたいのだ。
——お前らと自分は、違う。彼の瞳はいつもそう言って、けん制しているような気がした。
啓介はというと、名前順も近いし、背の順も聡のひとつ前。特に、同じ班になることも何回かあったので、何回かは話している。
こないだの調理実習も一緒だったが、手際が良くてびっくりした。それを褒めると、少し目線を反らして、
「……弟、妹がたくさんいるから」
と、俯きながらぼそぼそ言っていた。
何故だかその一言だけで、啓介は聡のことが「いい人」だと思えるようになった。食べた後の片付けも、みんなに指示するのもテキパキとしてて、見ていて気持ちがいい。きっといいお兄ちゃんをしているに違いない。
啓介の目の前には、小さな弟や妹を膝にのせて、絵本を読んであげる川上くん像がほわほわと浮かんだ。
*
「……どうする」
啓介は聡の声ではっとした。そうだ、どちらかが女子の列に行かなくてはならないのだった。
でもまあ、所詮は練習なのだ。明日の体育大会本番には、男子の列に入ることだろう。
啓介は眉をへにゃりと下げて、聡に笑いかけた。
「いいよ、俺が女子の列に入る」
啓介はさっと一番背の高い女子の後ろに並んだ。啓介自身は意識していないけれど、優しい男なのだ。
聡は、はっとしたようだった。何か言おうとしたのか、薄く口を開けたが、啓介の目を見て、諦めたように再び静かに口を結んだ。
*
聡は、窓の外を眺めながら、ぼんやりと考え事をしていた。
入学して、半年。この高校には「近くだから」というだけで受験した。きっと成績だけでいけば、もっと偏差値の高いところも狙えただろう。
だが、聡には、大黒柱の母を支える、大事な仕事がある。
朝はチビどもの送り出し、夕方は夕飯の支度に洗濯物の取り入れ。大きい兄弟に小さな弟を風呂に入れてもらい、自分は一番最後に入って、湯を抜いた後にピカピカに磨く。
それが普通。それが当たり前。
部活動なんて、甘酸っぱい青春なんて、自分には縁遠いものだと思っていた。
——だって自分は、今ある家族が大事だから。大事だと、……思わなければならないから。
明日は体育祭。しかも最後の演目が全学年によるフォークダンスときた。休憩時間や、昼間に、色めき立った声で聡の名前が小さく呼ばれている。気づかないふりをしているが、自分の名前というのは往々にして耳に入ってくるものだ。
ふん、俺はお前らの暇つぶしのマスコットじゃねえんだよ。
中学の頃から、この見てくれのせいで、女の噂に巻き込まれることもしばしばだった。本当にもう、うんざりするほど、陰口を叩かれ、嫌味を言われるのは、それほど気にしない性質の聡であっても傷つくものだった。
だから。
誰とも必要最低限しか話さない。誰も聡に話しかけない。この目つきのせいで、周りを怖がらせているのかもしれないけれど、無用なトラブルはもうごめんだ。
聡は机に顔を伏せた。シャツの袖だけが、聡をふんわりと包んでくれる。
——……ああ、かったるい毎日。ゆっくりとした勉強の進度、のほほんとした同級生。
自分の求めているものが何かはわからなかったが、ここではきっと見つかりはしないだろう。
身体の中がぽっかりと空いたような、空しさが漂う。その度にそうじゃない、自分は生活の大変な中で高校にも行かせてもらい、かわいい弟や妹に囲まれて幸せなのだ、と思い直す。
三時間目の開始のチャイムとともに、聡はゆっくりと目を閉じた。
*
四時間目。
体育教師が、でっかいポーターブルスピーカーで、「オクラホマミキサー」をかける。フォークダンスを知らなくても、この曲ぐらいは聞いたことがある生徒も多いだろう。
体育委員の男女ペアがお手本を見せている。聡はフォークダンスを初めて見た。
なるほど、こりゃ女子生徒が黄色い声をあげるわけだ……。
図らずも俺の相手役を押し付けられたのは、皆にけいちゃんと呼ばれている生徒だった。特徴的な髪形に、いかつい風貌だが、笑うと八重歯がちらりと見えて幼い印象のある男子生徒だった。
いつだったろうか、調理実習でペペロンチーノを作った時に、頬を紅潮させて、目をきらきらさせて聡を褒めていた。何でも、あいつも料理が好きらしく、調理実習の後も色々と話し込んだと思う。
「俺、うれしいなあ。料理が好きな奴が友達に今までいなかったからさ、」
初めて同志を見つけたと言わんばかりに、両手をぎゅっと握ってぶんぶんと振り回してきたのにはびっくりした。
弟や妹以外に、手なんて握られたのはいつぶりだろう?
それに、友達だなんて。俺は、お前の友達にいつなったんだ?
簡単に垣根を飛び越えてくるような人間関係が、聡は苦手だったのに。
その時ばかりは、胸がちょっと温かくなって、ほこほこしたのを覚えている。
「……ほら、」
聡は啓介に手を差し出した。男同士だろうが何だろうが、手を握らなきゃ体育教師の求める指示には応えることができない。
「あ、ああ、……うん」
啓介はそっと手を差し出した。きゅっと握ると、少し汗ばんでいるのがわかる。
顔をあげると啓介とぴたりと目が合った。
ふるる、と漆黒の瞳が揺れている。
「ひゃあ、ごめん。……俺、結構手に汗かいちゃうから」
頬が赤い啓介を見て、聡は、思わず眉をひそめた。そのあとも、啓介の声を運動場の土を見ながら聞いた。
——俺が相手だから、嫌なんだろうか。当たり前だ、誰が好き好んで女子の列に入る?
ほんの少しだけ、胸の奥がうす暗くなる。
「……別に。迷惑かけてんのは俺の方だから」
「え? ……迷惑って、」
聡は何食わぬ顔で左手を伸ばして、啓介の手を自分の掌にちょん、と軽く乗せた。背後から右手を軽く握ると、啓介はくっと下を向いてしまった。
——やっぱり。嫌なんだ。
聡は、啓介の反応に悲しくなった。
こだわりのない自分が、女子役をすれば良かっただけなのに。幼稚園児じゃあるまいし、声を掛けることだなんて簡単なことなのに。
啓介が気を使って女子役を買って出てくれたのを、馬鹿みたいにぼうっと眺めていたのが、今更情けなく思えてきた。俺がやれば良かったんだ。腰の重い自分が鈍くさくて、情けない。
啓介の紙は、横は刈り上げられているものの頭の上は少し長く、お洒落なデザイナーのようにお団子に結ばれている。啓介の後頭部が下がると、白いうなじが聡の目の端に見えた。刈り込んであるうなじは、散髪したてなのか、きちんと整っている。それが、啓介の優しさと純真さを表しているようで、思わず聡はコクン、と喉を鳴らしてしまった。
啓介がぴくりと肩をゆらす。
――おい、何だよ。赤くなってんじゃねえか……。
水面に絵の具がぽたりと落ちていくように、ふよふよと啓介の首筋は桃色に染まっていく。
手をつないでる俺たちは、男同士なのに。
日差しが強くて、首全体が日焼けしてるだけだ、そう見えるだけなんて、聡は無理やり思うように頑張ってみる。
だが、妙に意識してしまってからはいけなかった。聡の右手に力が入ってしまうと、応えるようにわずかに啓介が小さくきゅっと握り返してくる。
聡の拍動は、ぴょん、と跳ねた。
体育教師の大きな声に従って、ステップを踏む。啓介の足の影のように、聡の足が同じように動く。くるりと対面して、またステップ。簡単な動きに、周りのペアから、きゃいきゃいと楽しそうな声が聞こえる。
だが、聡は何も話せなかった。対面してからずっと、啓介を見ていた。
そして、小汗をかいた啓介は、恥ずかしそうで、とても可愛らしかった。
「その動きのまま、女子は後方の男子とペアを変えろ」
無機質な体育教師の指示が飛んだ。
しっとりと汗ばんだ手が、ふっと離れる。秋の冷たい風がその間をひゅっと走り抜けた。
この気持ちはなんだろう。胸の奥が一瞬ひんやりした、この気持ちは。
ふいに近くから明るい声が聞こえる。
「けいちゃん、俺と踊ろうぜー!」
「あ、けいすけ~、照れてんの?顔真っ赤じゃねえかぁ」
自分から啓介が離れた瞬間に、周りの生徒はわいわいと話し始めた。
「いいなあ、私だってけいちゃんと踊りたぁい」
聡のペアとなった女子生徒もそれにつられて、軽口を言う。聡は、その様子をまたぼうっと眺めていた。
(……俺だって……、また啓介と)
聡は、ハッとした。
――今、俺は何を考えた? 俺だって、啓介と、だって?
四時間目終了五分前の、集合の号令がかかるまで、聡はからくり時計の人形のように、固まった表情でくるくると回り続けていた。
*
昼休みにも、談笑しながら啓介をからかう言葉が続く。
「啓介、すげぇかわいかったあ」
「手、汗びっしょりだったぞぉ、俺と踊った時」
「明日は私と踊ってよ? 予約しちゃうもんねー」
明日が体育祭だから、ほかの生徒のテンションも高めなのだろう。
あいつは眉を下げて笑っていたが、そこまでは嫌ではなさそうだ。
……でも。
……ほかの生徒の声が聞こえるたびに、胸の奥が、小さな針で刺したようにちくちく痛む。
聡は斜め後ろの席を振り返って、啓介の目を捉えた。
「なあ、」
「……うん? 何?」
あいつは少し右に頭を傾けて、わずかに微笑みかけてくれた。
「購買、行かねえか。……一緒に」
「購買? ……うん、いいよ」
急な提案にも関わらず、啓介は了承してくれた。聡はさっと立ち上がって、振り向かずに教室を出る。あとからガタガタと椅子の音が聞こえるのに、また聡の心臓がぴょん、と跳ねた。
*
「……ごめんね、気を使わせちゃって。俺、大丈夫だから」
「……いや」
俺は手にしていたペットボトルを渡した。
「……これ、お前にやる」
「いいよ、いいよ!川上くんが、気にすることじゃねえから!」
啓介は必死の形相で、両手を突き出してふるふると横に震わせた。
「違うんだよ、何でかわかんねえけど、」
(啓介が予約される? 俺は、お前を取られそうになったのが嫌だったから——)
聡は目を見開いて固まった。今の声は、間違いなく自分の胸の中からのささやきだった。
そんな、ばかな。この学校には、何もないはずなのに。
聡は、はあ、とため息をついて、口をクッと引き結ぶ。
「……あのよォ」
「うん」
聡は、ぐっと右手を啓介の胸の前に突き出した。思わず、といったようにペットボトルを受け取ってしまう。
「……お前が嫌じゃなかったら、あっちのベンチ、行かねえか」
聡はクッと五メートルほど離れた、楠の下のベンチを顎で指した。
「う、うん!……あの、ジュース、ありがと」
啓介はへへっと照れたように笑うと、聡より先にベンチへ駆け寄った。
その姿に、聡は目を細める。
運動場は、昼休みに軽いスポーツを楽しむ生徒の歓声で、キラキラしている。
(お前のことが、知りたい)
(お前にもっと、近づきたい)
ペットボトルの蓋が、カチリと開いた。
聡の心の声はまだ、たった五ートル先のベンチには届かなそうだ。
それでも、ぷちぷちと弾けるレモンの炭酸の喉越しが、今日は何故だか一段と旨かった。
*
五時間目。机に肘をついて、抜けるような青空を見る。
こんなにさわやかな午後だからか。それとも体育祭の前だからか。柄にもなく、聡の足元もそわそわとして、変な気分だった。
ちらりとななめ後ろを見る。
啓介は、眼鏡をかけてカリカリと真面目に板書を取っていた。
(……話したい)
聡がぼうっとその姿を眺めていた時だった。
授業の音も、窓の外の喧騒も、一瞬消え去ってしまう。そこだけがスローモーションのように、ぴたりと啓介の目と合った。
(わあっ……!!)
漆黒の視線は、決して鋭くはない。だが、隠していた聡の心を、ぷすりと差した気がした。
ガタン、と大きく椅子を揺らす。
へなへなと空気の抜ける、聡の心。
首も顔も耳も、聡は真っ赤に染まっていく。
「おい。……そこ、授業の邪魔をするなら出ていけ」
不機嫌な化学教師が、聡のほうを向いて言い放つ。
何だ何だと、生徒たちがわらわらと聡のほうへ向いて、様子を窺った。
啓介が口元に掌を立てて、内緒話をするように言った。
——川上くん、どうしたの? めちゃくちゃ顔が赤いけどーー
聡はあうあうと口を動かすが、うまく話せない。さらに息を吸うのも忘れていたので、喉がぐうっとしまって苦しかった。
——熱でもあるんじゃねえの?ーー
啓介がそろそろと手を伸ばし始める。
「バッ……ちが、お前授業中だろ、集中しろぉ」
聡は、啓介の手を丁重に丁重に押し込んで、今できる精一杯の文句を言う。
(あ、)
そっと触れた啓介の指は、フォークダンスをしたときみたいに、熱かった。
「はは、そうだね、ごめんごめん」
啓介は笑いながら、黒板のほうへ目線を静かに戻した。
……少し、落ち着かねと。拍動が耳の中でわんわんと鳴り響いて、めちゃくちゃうるさい。
聡はため息をついた。
啓介の近くの空気を全部吸いこむように胸を膨らます。そして、静かに静かに細く吐いていった。
聡は机に伏せながら、窓の外をぼうっと眺めた。空気が乾燥気味だが、空は青く青く抜けている。
——あ、珍しい。
少しぎざぎざしたような、ハートの形をした雲がぽっかりと浮いている。
離れたところから、小さな飛行機がその真ん中に向かってぐんぐんと進んでいた。その尻尾からもくもくと白い線が出ているのが可愛らしい。
聡の小さな弟なら、きっと手を叩いて喜ぶだろう。
青い空に真っ直ぐな一本線。
飛行機はハートの核を突き抜けた。
だが、弟のことを思い返していた聡が、気づいたときには遥か遠くへ消えてしまっていた。
……ハートに、矢が刺さる?
(啓介のことが、知りたい)
――ばァか。……まだ、そんなんじゃねよ。
負けず嫌いの一言を口にして、聡は少しだけ笑った。
――青い扉は、ようやく開き始めた。
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