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ストック 

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「ああ 分かったって。どんな女のケツばっかり追っかけてるのかと思ったけど まあいいんじゃない?」

その瞬間 鈍い音を伴って凰雅さんの右手拳が篤史さんの鳩尾にはいり。
うっ とうづくまる。
流石にやり過ぎだと思って駆け寄ろうとすると凰雅さんが離してくれず

「手加減してやったけど次はねぇからな...お前に結の何が分かる...!」

横に居てもゾクリとする冷ややかな突き放した声を発した。

これには里美やビリーまでも息をのんだ。
 
それを破るように 明るい声で平井さんが

「ごめんね。こいつ酒癖悪いから。許して」なんてフォローしつつ連れだって行った。

酔っていたとして 
気心知れた中にも 私を値踏みする目が有るのだと知った。


その後の凰雅さんといったら 先程にも増してピッタリと寄り添い甲斐甲斐しく世話をしてくれて
周りは呆気にとられ私は恥ずかしくて。


当日は別人のように綺麗にしてもらった私をマスコミは美しいと絶賛していた。

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