27 / 44
第5章 神殿のダンジョン
25話
しおりを挟む
「皆さん、こんにちは! 葵です。今日はこの神殿のダンジョンにやって来ました~」
葵がドローンに向かって挨拶をすると、隣にいるセリナも同じように丁寧にお辞儀をする。
「セリナです。このダンジョンは葵さんと出会えた場所なのでよく覚えています。今日もよろしくお願いします!」
〈よっしゃ~ 一番乗りだ!〉
〈やった~ 今日も楽しみだ!〉
〈本当だ! このダンジョンって2人が出会った場所じゃん!〉
〈懐かしいダンジョンだな~〉
〈今日も楽しみです。頑張って下さい!〉
〈今日はどんな冒険が待ってるんだ?〉
〈魔王が何か仕掛けてる? 楽しみすぎる!〉
〈この2人を見ていると癒される~〉
〈今回も無双撃が見られるか?〉
「では、早速ダンジョンに挑んでいきますが、せっかくなので、質問に答えようと思います! どんどん質問して下さい!」
突如始まった質問コーナーにも関わらず、コメント欄に2人に関する興味深い質問が流れる。葵とセリナはダンジョンに足を踏み入れると、雑魚敵を倒しながらコメント欄に目を通した。
「セリナちゃんに早速質問が来てるよ。えっと、好きな食べ物はなんですか? だって」
「好きな食べ物ですか? そうですね……葵さんの手料理ならなんでも好きです! 特に生姜焼きが美味しかったです!」
〈いいな~ 食べてみたいな~〉
〈生姜焼きって美味しいよね~〉
〈葵ちゃんお料理が上手だよね!〉
〈私も葵ちゃんの手料理が食べたい!〉
〈前回のローストビーフも食テロだったよね〉
〈葵ちゃん、いいお嫁さんになるだろうな〉
「生姜焼き、確かに私も好きだよ。さてと、次の質問が……私にだね。『今まで一番怖かった事はなんですか?』怖かったことね……」
葵は正面から飛びかかってきたゴブリンを、銀の槍で一突きして倒すと、ぽつりと話し始めた。
「やっぱり、以前このダンジョンに来た時に、宝箱のトラップにかかって地下深くに飛ばされた時かな? あの時は本気で死んだと思ったよ」
葵は当時のことを思い出すように目を細めると、じっとセリナの顔を見つめて微笑んだ。
「でも、そのおかげでセリナちゃんに会えたと思えば、よかったな~ って思うよ」
「葵さん……私も葵さんに出会えて本当によかったです!」
セリナの目には優しい光が宿り、葵の表情も柔らかく和んでいる。2人はしばらく無言で見つめ合い、心の中で言葉にならない感謝の気持ちと絆を確かめ合っていた。
〈ねぇ、今聞いた? 2人の友情が素敵すぎる!〉
〈やばい、泣きそう……本当にいいコンビだね〉
〈もっと2人の話が聞きたい!〉
〈応援してます。ずっと2人を応援します!〉
〈何これ、尊すぎでしょ〉
葵はコメント欄を見て視聴者の反応に気づき、少し照れくさそうに笑って次の質問に答えた。
「えっと何々?『2人は家ではどう過ごしていますか?』だって」
セリナは目を閉じて唸ると、普段の家で過ごす時の様子を思い出しながら答えた。
「えっと、まず家に帰ってきたら、機材を片付けて、葵さんの作る夜ご飯をいただきます。これが本当にどれも絶品で……その後は2人で食器を片付けて、お風呂に入って、背中を洗い合って……」
〈えっ、何? 2人でお風呂に入っているの?〉
〈仲良しだね!〉
〈羨ましいな~〉
〈証拠の動画はありませんか(笑〉
〈なんかもう、カップルじゃん!〉
セリナはコメント欄の反応に気づいていないのか、さらに視聴者が喜びそうな返答をする。
「それでお風呂に入った後は、髪を手入れしてもらって、今日の反省会をしながら一緒のベッドで寝ています」
〈完全にカップルじゃん(笑〉
〈もう、付き合っちまえよ!〉
〈いいな~ 羨ましい!〉
〈証拠画像はありませんか(2回目〉
〈家でもイチャコラしてるのか~〉
〈甘えん坊なセリナちゃん、見てみたいな〉
コメント欄は2人の私生活を想像しながら、どんどん盛り上がっていく。葵はコメントを見ると、顔を赤らめながら微笑んだ。
「みんな、誤解しないでよ!」
「そっそうですよ!」
隣にいるセリナも照れくさそうに頬を赤く染める。葵は気を取り直すように咳払いすると、質問コーナーを再開した。
「さとて、次が……『今後2人で一緒にやりたい事はなんですか?』だって」
「2人でやりたい事ですか……そうですね~ 朝も少し話してましたが、葵さんと一緒にショッピングモールに行ってみたいです!」
「そうだったね、じゃあ、今度の休みに行ってみようか」
「はい!」
セリナはパァッと明るい笑みを浮かべると、子供のようにぴょんぴょんと跳ねる。その動きに合わせて長い髪も元気よく跳ねた。
〈喜んでいるセリナちゃん可愛い!〉
〈なるほど、次はショッピングデートか~〉
〈もう完全にカップルじゃん!〉
〈いいな~ それ動画配信してほしい!〉
〈羨ましいな~〉
〈ショッピングモールっていいよね〉
「さてと、次が最後くらいかな? えっと……『葵さんが動画配信を始めたきっかけはなんですか』そういえばまだ話していなかったかな?」
「私も気になります! どうして葵さんはダンジョン配信を始めたのですか?」
セリナも興味深そうに目を輝かせる。葵は小さく唸ると、ぽつり、ぽつりと話し始めた。
「実は私のお母さんもダンジョン配信をしていたの。まぁ、あまり人気は出なかったけどね……」
葵は苦笑いを浮かべながらも懐かしむように続きを語る。
「でもね、すごく楽しそうだったの。ダンジョンにはいろんな発見があってどれも魅力的で……」
一瞬、葵の言葉が途切れる。彼女は視線を落として手元の銀の槍をじっと見つめた。
「でも……ある日、お母さんが事故で死んじゃったの。魔物に襲われてる人を助けようとしたらそのまま……」
葵の表情は徐々に曇り、セリナは心配そうに葵の顔を覗き込む。
「大丈夫です、私が側にいるので葵さんは1人じゃありません! それに天国にいるお母様も見ていると思いますよ!」
気がつくと葵はセリナに抱きしめられていた。不思議な安心感に包まれて暗くなりかけた気持ちが暖かくなる。
「私ね……お母さん目指して登録者数100万人を叶えてあげたいの。だから代わりにダンジョン配信を初めて……」
「きっと葵さんなら叶えられます! 私も協力しますね」
「うん、ありがとう、セリナちゃん!」
葵はニコッと微笑んでセリナを見つめる。もうその表情にはいつもの明るい雰囲気が戻っていた。
【5000円】〈葵ちゃん、真面目だな~(泣〉
【4000円】〈俺たちはいつまでもついていきます!〉
【12000円】〈2人なら絶対に100万人いけます!〉
【10000円】〈これからも応援します!〉
【15000円】〈きっと天国のお母さんも見てるよ!〉
【3000円】〈セリナちゃんいいこと言うな~(涙〉
【6000円】〈2人の会話が尊い。これからも応援し続けます!〉
その後も視聴者とのやり取りをして、気がつくと魔王が待っている大広間までたどり着いた。明らかに道中とは違って強そうな魔物の気配を感じる。
葵とセリナは小さく頷くと、質問コーナーをやめて気を引き締めた。すると、大広間に魔王の笑い声が響いた。
葵がドローンに向かって挨拶をすると、隣にいるセリナも同じように丁寧にお辞儀をする。
「セリナです。このダンジョンは葵さんと出会えた場所なのでよく覚えています。今日もよろしくお願いします!」
〈よっしゃ~ 一番乗りだ!〉
〈やった~ 今日も楽しみだ!〉
〈本当だ! このダンジョンって2人が出会った場所じゃん!〉
〈懐かしいダンジョンだな~〉
〈今日も楽しみです。頑張って下さい!〉
〈今日はどんな冒険が待ってるんだ?〉
〈魔王が何か仕掛けてる? 楽しみすぎる!〉
〈この2人を見ていると癒される~〉
〈今回も無双撃が見られるか?〉
「では、早速ダンジョンに挑んでいきますが、せっかくなので、質問に答えようと思います! どんどん質問して下さい!」
突如始まった質問コーナーにも関わらず、コメント欄に2人に関する興味深い質問が流れる。葵とセリナはダンジョンに足を踏み入れると、雑魚敵を倒しながらコメント欄に目を通した。
「セリナちゃんに早速質問が来てるよ。えっと、好きな食べ物はなんですか? だって」
「好きな食べ物ですか? そうですね……葵さんの手料理ならなんでも好きです! 特に生姜焼きが美味しかったです!」
〈いいな~ 食べてみたいな~〉
〈生姜焼きって美味しいよね~〉
〈葵ちゃんお料理が上手だよね!〉
〈私も葵ちゃんの手料理が食べたい!〉
〈前回のローストビーフも食テロだったよね〉
〈葵ちゃん、いいお嫁さんになるだろうな〉
「生姜焼き、確かに私も好きだよ。さてと、次の質問が……私にだね。『今まで一番怖かった事はなんですか?』怖かったことね……」
葵は正面から飛びかかってきたゴブリンを、銀の槍で一突きして倒すと、ぽつりと話し始めた。
「やっぱり、以前このダンジョンに来た時に、宝箱のトラップにかかって地下深くに飛ばされた時かな? あの時は本気で死んだと思ったよ」
葵は当時のことを思い出すように目を細めると、じっとセリナの顔を見つめて微笑んだ。
「でも、そのおかげでセリナちゃんに会えたと思えば、よかったな~ って思うよ」
「葵さん……私も葵さんに出会えて本当によかったです!」
セリナの目には優しい光が宿り、葵の表情も柔らかく和んでいる。2人はしばらく無言で見つめ合い、心の中で言葉にならない感謝の気持ちと絆を確かめ合っていた。
〈ねぇ、今聞いた? 2人の友情が素敵すぎる!〉
〈やばい、泣きそう……本当にいいコンビだね〉
〈もっと2人の話が聞きたい!〉
〈応援してます。ずっと2人を応援します!〉
〈何これ、尊すぎでしょ〉
葵はコメント欄を見て視聴者の反応に気づき、少し照れくさそうに笑って次の質問に答えた。
「えっと何々?『2人は家ではどう過ごしていますか?』だって」
セリナは目を閉じて唸ると、普段の家で過ごす時の様子を思い出しながら答えた。
「えっと、まず家に帰ってきたら、機材を片付けて、葵さんの作る夜ご飯をいただきます。これが本当にどれも絶品で……その後は2人で食器を片付けて、お風呂に入って、背中を洗い合って……」
〈えっ、何? 2人でお風呂に入っているの?〉
〈仲良しだね!〉
〈羨ましいな~〉
〈証拠の動画はありませんか(笑〉
〈なんかもう、カップルじゃん!〉
セリナはコメント欄の反応に気づいていないのか、さらに視聴者が喜びそうな返答をする。
「それでお風呂に入った後は、髪を手入れしてもらって、今日の反省会をしながら一緒のベッドで寝ています」
〈完全にカップルじゃん(笑〉
〈もう、付き合っちまえよ!〉
〈いいな~ 羨ましい!〉
〈証拠画像はありませんか(2回目〉
〈家でもイチャコラしてるのか~〉
〈甘えん坊なセリナちゃん、見てみたいな〉
コメント欄は2人の私生活を想像しながら、どんどん盛り上がっていく。葵はコメントを見ると、顔を赤らめながら微笑んだ。
「みんな、誤解しないでよ!」
「そっそうですよ!」
隣にいるセリナも照れくさそうに頬を赤く染める。葵は気を取り直すように咳払いすると、質問コーナーを再開した。
「さとて、次が……『今後2人で一緒にやりたい事はなんですか?』だって」
「2人でやりたい事ですか……そうですね~ 朝も少し話してましたが、葵さんと一緒にショッピングモールに行ってみたいです!」
「そうだったね、じゃあ、今度の休みに行ってみようか」
「はい!」
セリナはパァッと明るい笑みを浮かべると、子供のようにぴょんぴょんと跳ねる。その動きに合わせて長い髪も元気よく跳ねた。
〈喜んでいるセリナちゃん可愛い!〉
〈なるほど、次はショッピングデートか~〉
〈もう完全にカップルじゃん!〉
〈いいな~ それ動画配信してほしい!〉
〈羨ましいな~〉
〈ショッピングモールっていいよね〉
「さてと、次が最後くらいかな? えっと……『葵さんが動画配信を始めたきっかけはなんですか』そういえばまだ話していなかったかな?」
「私も気になります! どうして葵さんはダンジョン配信を始めたのですか?」
セリナも興味深そうに目を輝かせる。葵は小さく唸ると、ぽつり、ぽつりと話し始めた。
「実は私のお母さんもダンジョン配信をしていたの。まぁ、あまり人気は出なかったけどね……」
葵は苦笑いを浮かべながらも懐かしむように続きを語る。
「でもね、すごく楽しそうだったの。ダンジョンにはいろんな発見があってどれも魅力的で……」
一瞬、葵の言葉が途切れる。彼女は視線を落として手元の銀の槍をじっと見つめた。
「でも……ある日、お母さんが事故で死んじゃったの。魔物に襲われてる人を助けようとしたらそのまま……」
葵の表情は徐々に曇り、セリナは心配そうに葵の顔を覗き込む。
「大丈夫です、私が側にいるので葵さんは1人じゃありません! それに天国にいるお母様も見ていると思いますよ!」
気がつくと葵はセリナに抱きしめられていた。不思議な安心感に包まれて暗くなりかけた気持ちが暖かくなる。
「私ね……お母さん目指して登録者数100万人を叶えてあげたいの。だから代わりにダンジョン配信を初めて……」
「きっと葵さんなら叶えられます! 私も協力しますね」
「うん、ありがとう、セリナちゃん!」
葵はニコッと微笑んでセリナを見つめる。もうその表情にはいつもの明るい雰囲気が戻っていた。
【5000円】〈葵ちゃん、真面目だな~(泣〉
【4000円】〈俺たちはいつまでもついていきます!〉
【12000円】〈2人なら絶対に100万人いけます!〉
【10000円】〈これからも応援します!〉
【15000円】〈きっと天国のお母さんも見てるよ!〉
【3000円】〈セリナちゃんいいこと言うな~(涙〉
【6000円】〈2人の会話が尊い。これからも応援し続けます!〉
その後も視聴者とのやり取りをして、気がつくと魔王が待っている大広間までたどり着いた。明らかに道中とは違って強そうな魔物の気配を感じる。
葵とセリナは小さく頷くと、質問コーナーをやめて気を引き締めた。すると、大広間に魔王の笑い声が響いた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
五年目の浮気、七年目の破局。その後のわたし。
あとさん♪
恋愛
大恋愛での結婚後、まるまる七年経った某日。
夫は愛人を連れて帰宅した。(その愛人は妊娠中)
笑顔で愛人をわたしに紹介する夫。
え。この人、こんな人だったの(愕然)
やだやだ、気持ち悪い。離婚一択!
※全15話。完結保証。
※『愚かな夫とそれを見限る妻』というコンセプトで書いた第四弾。
今回の夫婦は子無し。騎士爵(ほぼ平民)。
第一弾『妻の死を人伝てに聞きました。』
第二弾『そういうとこだぞ』
第三弾『妻の死で思い知らされました。』
それぞれ因果関係のない独立したお話です。合わせてお楽しみくださると一興かと。
※この話は小説家になろうにも投稿しています。
※2024.03.28 15話冒頭部分を加筆修正しました。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
お兄ちゃんの装備でダンジョン配信
高瀬ユキカズ
ファンタジー
レベル1なのに、ダンジョンの最下層へ。脱出できるのか!?
ダンジョンが現代に現れ、ライブ配信が当たり前になった世界。
強さに応じてランキングが発表され、世界的な人気を誇る配信者たちはワールドクラスプレイヤーと呼ばれる。
主人公の筑紫春菜はワールドクラスプレイヤーを兄に持つ中学2年生。
春菜は兄のアカウントに接続し、SSS級の激レア装備である【神王の装備フルセット】を持ち出してライブ配信を始める。
最強の装備を持った最弱の主人公。
春菜は視聴者に騙されて、人類未踏の最下層へと降り立ってしまう。しかし、危険な場所に来たことには無自覚であった。ろくな知識もないまま攻略し、さらに深い階層へと進んでいく。
無謀とも思える春菜の行動に、閲覧者数は爆上がりする。
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
私から略奪婚した妹が泣いて帰って来たけど全力で無視します。大公様との結婚準備で忙しい~忙しいぃ~♪
百谷シカ
恋愛
身勝手な理由で泣いて帰ってきた妹エセル。
でも、この子、私から婚約者を奪っておいて、どの面下げて帰ってきたのだろう。
誰も構ってくれない、慰めてくれないと泣き喚くエセル。
両親はひたすらに妹をスルー。
「お黙りなさい、エセル。今はヘレンの結婚準備で忙しいの!」
「お姉様なんかほっとけばいいじゃない!!」
無理よ。
だって私、大公様の妻になるんだもの。
大忙しよ。
転生チートは家族のために~ユニークスキルで、快適な異世界生活を送りたい!~
りーさん
ファンタジー
ある日、異世界に転生したルイ。
前世では、両親が共働きの鍵っ子だったため、寂しい思いをしていたが、今世は優しい家族に囲まれた。
そんな家族と異世界でも楽しく過ごすために、ユニークスキルをいろいろと便利に使っていたら、様々なトラブルに巻き込まれていく。
「家族といたいからほっといてよ!」
※スキルを本格的に使い出すのは二章からです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる