34 / 37
第2章 黒領主の旦那様
34 お元気で!
しおりを挟む
――帰国するまで、残り三日となっていた――
試練をクリアしたことで魔法の勉強もお母様に合格をいただき、ウィンドラ公国での時間の過ごし方に余裕が出た。
とりあえず、お世話になったコテージを自分たちの手で磨き、少しずつ荷物を纏めている。
「状況が良い方向に変化しても、お母様と会える時間は変わらないのよね」
『公務に費やす時間はどうにもならないよ~』
『ムー』
その小さな手で、隙間の掃除を手伝ってくれているココとムムに癒される。
ユージーンも「公国で頼まれていたことをすっかり忘れていた」と、今はコテージを出ていた。
「クローディア様、いらっしゃいますか?」
寂しくなっていたところに来客があった。ニナさんの声だ。
「時間があったので、少しずつ帰国の準備をしておりました」
「もしよろしければ、街をご案内しようかと思いまして。いかがでしょうか?」
一人の時間をもて余していたので、とても素敵な申し出だった。二つ返事でニナさんに「是非」と返事をし、街中に出るのを渋るココとムムに留守を楽しんで私は初めてウィンドラ公国の街に繰り出した。
「ロシスターの皆さんへ、お土産を買いたいと考えていたので助かりました。何かオススメはありますか?」
「そうですね。飛竜関係のアイテムやお酒が特産品です。騎士家系のロシスターの皆様には喜ばれると存じます。見に行ってみましょう」
あとは別便で、留守を守ってくれている使用人の皆に名産品を手配したら完璧かしら。――あ!?
「お母様は、何が好きかしら? 貴重な時間をいただいて忙しくさせてしまったから、何か御礼がしたいの」
「レイラ様はあまり物欲がありません。女性らしい物も好まれないので、なかなか手強いのです。ですが、断言できます――」
クイっとニナさんが眼鏡を上げる。ゴクリと喉が鳴ってしまった。身を固め、ニナさんの回答を待つ。
「クローディア様からの贈り物でしたら、全てお喜びになるでしょう」
緊迫感からのできるメイドスマイル。身体の力が抜けた。その言葉が嬉しくて、なんだかフワフワした気分になる。
長年近くに居たニナさんがそう言ってくれるのなら、間違いないだろう。
「それなら、お母様に刺繍を施した贈り物をしてみようかしら……」
今までお祖父様やコンラッドさんの目を気にして、イスティリアを想起させる物はお母様の周囲にはないと予想する。
先ほど荷物を整理していて、箱を開けなかったハイドコットンの枕カバーがあることに気づいていた。
枕が変わるとなかなか寝つけず、領特産の長繊維の細糸で織った柔らかい生地が自慢のカバーを持ってきたのだ。
お母様の指導が激しく、お世話になることなくぐっすり眠りにつけていたから、今回は出番がなかった。
「ハイドコットンの枕カバーに、ハイド家の家門を刺繍をしたら喜んでくれるかしら?」
「それは大層お喜びになるかと存じます」
幸い、ハイド家の歴史は古い方なので紋章はシンプルだ。手を動かし続ければ、出立まで間に合うはず。
計画が固まり、手芸用品店を訪れた後はコテージでひたすら作業に没頭した――
この季節にしては穏やかな日差しが心地よい暖かな午後。暖炉前に椅子を置いて一針一針刺す。ポカポカしてきて、目蓋が重い。
お母様は公務で忙しく、共に過ごせる時間は少なく感じてしまったりもするが、それでも毎日時間をやり繰りしては会ってくれる。
いくら鍛えていると言われても、母が無理をし過ぎていないか心配だ。
「夜直を支配す宵時神――我が魔力と命を引き換えに癒しを与えよ――――か……」
手仕事を続けながら、お母様から教えて貰った禁忌の魔法を呟いていた。
針を刺し、しばらく会えぬ母に想いを馳せながら――
「――ディア……。風邪をひくよ?」
「……ユージーン。お帰りなさい。作業の途中で眠ってしまったみたい。どうしても、完成の目処を立てたくて」
「起こしてごめん。でも、もう九割完成に見えるよ? 今日は眠った方がいい。万が一またここで眠ったら、今度は有無を言わさず俺の布団に連れていくからね!」
「はいッ! 至急寝仕度します! おやすみなさい、ユージーン」
慌てて私は片付け湯に入り、部屋に入って布団に潜った。
「ゆっくりおやすみ、クローディア」
愛しい人に挨拶し、眠りにつけるっていいな。目覚めたらまた、一番最初におはようと言えるんだ。
私はフカフカの寝具に包まれ、目を閉じた。ウィンドラの枕も悪くない――
そして、とうとう私とユージーンがイスティリア王国に帰る日がやってきた。
「ココとムムをよろしくね。これからは公直属の飛竜でやり取りしましょう」
「いつか落ち着いたら、お母様もイスティリアに来てくださいますか?」
母は少しだけ逡巡した後、こう答えた。
「そうね。必ず行くわよ。クライヴのお墓にも行かないとね」
「その時はご案内しますね。ご公務で無理をなさいませんように。お体を大切にしてください」
ニナさんが眼鏡の奥をハンカチで拭っている。母も私も涙は見せず、笑顔で抱き合った。
だってまた会えるから。今度からはいつでもたった一日で、ウィンドラ公国の母に会いに来られるんだから。
飛竜の背に乗った私とユージーンに、母はいつまでも手を振ってくれていた。
「お母様、お元気で!」
飛竜の加護で風圧は感じないのだが、ユージーンが後ろからしっかりと私を抱きしめてくれた。お母様に会えた喜びと、愛する人に守られている安らぎで、私は多幸感に包まれながらウィンドラ公国をあとにした。
またこの時も、私は周囲の人たちの想いに気づいていなかったのだ――
試練をクリアしたことで魔法の勉強もお母様に合格をいただき、ウィンドラ公国での時間の過ごし方に余裕が出た。
とりあえず、お世話になったコテージを自分たちの手で磨き、少しずつ荷物を纏めている。
「状況が良い方向に変化しても、お母様と会える時間は変わらないのよね」
『公務に費やす時間はどうにもならないよ~』
『ムー』
その小さな手で、隙間の掃除を手伝ってくれているココとムムに癒される。
ユージーンも「公国で頼まれていたことをすっかり忘れていた」と、今はコテージを出ていた。
「クローディア様、いらっしゃいますか?」
寂しくなっていたところに来客があった。ニナさんの声だ。
「時間があったので、少しずつ帰国の準備をしておりました」
「もしよろしければ、街をご案内しようかと思いまして。いかがでしょうか?」
一人の時間をもて余していたので、とても素敵な申し出だった。二つ返事でニナさんに「是非」と返事をし、街中に出るのを渋るココとムムに留守を楽しんで私は初めてウィンドラ公国の街に繰り出した。
「ロシスターの皆さんへ、お土産を買いたいと考えていたので助かりました。何かオススメはありますか?」
「そうですね。飛竜関係のアイテムやお酒が特産品です。騎士家系のロシスターの皆様には喜ばれると存じます。見に行ってみましょう」
あとは別便で、留守を守ってくれている使用人の皆に名産品を手配したら完璧かしら。――あ!?
「お母様は、何が好きかしら? 貴重な時間をいただいて忙しくさせてしまったから、何か御礼がしたいの」
「レイラ様はあまり物欲がありません。女性らしい物も好まれないので、なかなか手強いのです。ですが、断言できます――」
クイっとニナさんが眼鏡を上げる。ゴクリと喉が鳴ってしまった。身を固め、ニナさんの回答を待つ。
「クローディア様からの贈り物でしたら、全てお喜びになるでしょう」
緊迫感からのできるメイドスマイル。身体の力が抜けた。その言葉が嬉しくて、なんだかフワフワした気分になる。
長年近くに居たニナさんがそう言ってくれるのなら、間違いないだろう。
「それなら、お母様に刺繍を施した贈り物をしてみようかしら……」
今までお祖父様やコンラッドさんの目を気にして、イスティリアを想起させる物はお母様の周囲にはないと予想する。
先ほど荷物を整理していて、箱を開けなかったハイドコットンの枕カバーがあることに気づいていた。
枕が変わるとなかなか寝つけず、領特産の長繊維の細糸で織った柔らかい生地が自慢のカバーを持ってきたのだ。
お母様の指導が激しく、お世話になることなくぐっすり眠りにつけていたから、今回は出番がなかった。
「ハイドコットンの枕カバーに、ハイド家の家門を刺繍をしたら喜んでくれるかしら?」
「それは大層お喜びになるかと存じます」
幸い、ハイド家の歴史は古い方なので紋章はシンプルだ。手を動かし続ければ、出立まで間に合うはず。
計画が固まり、手芸用品店を訪れた後はコテージでひたすら作業に没頭した――
この季節にしては穏やかな日差しが心地よい暖かな午後。暖炉前に椅子を置いて一針一針刺す。ポカポカしてきて、目蓋が重い。
お母様は公務で忙しく、共に過ごせる時間は少なく感じてしまったりもするが、それでも毎日時間をやり繰りしては会ってくれる。
いくら鍛えていると言われても、母が無理をし過ぎていないか心配だ。
「夜直を支配す宵時神――我が魔力と命を引き換えに癒しを与えよ――――か……」
手仕事を続けながら、お母様から教えて貰った禁忌の魔法を呟いていた。
針を刺し、しばらく会えぬ母に想いを馳せながら――
「――ディア……。風邪をひくよ?」
「……ユージーン。お帰りなさい。作業の途中で眠ってしまったみたい。どうしても、完成の目処を立てたくて」
「起こしてごめん。でも、もう九割完成に見えるよ? 今日は眠った方がいい。万が一またここで眠ったら、今度は有無を言わさず俺の布団に連れていくからね!」
「はいッ! 至急寝仕度します! おやすみなさい、ユージーン」
慌てて私は片付け湯に入り、部屋に入って布団に潜った。
「ゆっくりおやすみ、クローディア」
愛しい人に挨拶し、眠りにつけるっていいな。目覚めたらまた、一番最初におはようと言えるんだ。
私はフカフカの寝具に包まれ、目を閉じた。ウィンドラの枕も悪くない――
そして、とうとう私とユージーンがイスティリア王国に帰る日がやってきた。
「ココとムムをよろしくね。これからは公直属の飛竜でやり取りしましょう」
「いつか落ち着いたら、お母様もイスティリアに来てくださいますか?」
母は少しだけ逡巡した後、こう答えた。
「そうね。必ず行くわよ。クライヴのお墓にも行かないとね」
「その時はご案内しますね。ご公務で無理をなさいませんように。お体を大切にしてください」
ニナさんが眼鏡の奥をハンカチで拭っている。母も私も涙は見せず、笑顔で抱き合った。
だってまた会えるから。今度からはいつでもたった一日で、ウィンドラ公国の母に会いに来られるんだから。
飛竜の背に乗った私とユージーンに、母はいつまでも手を振ってくれていた。
「お母様、お元気で!」
飛竜の加護で風圧は感じないのだが、ユージーンが後ろからしっかりと私を抱きしめてくれた。お母様に会えた喜びと、愛する人に守られている安らぎで、私は多幸感に包まれながらウィンドラ公国をあとにした。
またこの時も、私は周囲の人たちの想いに気づいていなかったのだ――
1
お気に入りに追加
537
あなたにおすすめの小説
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
早稲 アカ
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
【完結】好きになったら命懸けです。どうか私をお嫁さんにして下さいませ〜!
金峯蓮華
恋愛
公爵令嬢のシャーロットはデビュタントの日に一目惚れをしてしまった。
あの方は誰なんだろう? 私、あの方と結婚したい!
理想ドンピシャのあの方と結婚したい。
無鉄砲な天然美少女シャーロットの恋のお話。
冷酷王子が記憶喪失になったら溺愛してきたので記憶を戻すことにしました。
八坂
恋愛
ある国の王子であり、王国騎士団長であり、婚約者でもあるガロン・モンタギューといつものように業務的な会食をしていた。
普段は絶対口を開かないがある日意を決して話してみると
「話しかけてくるな、お前がどこで何をしてようが俺には関係無いし興味も湧かない。」
と告げられた。
もういい!婚約破棄でも何でも好きにして!と思っていると急に記憶喪失した婚約者が溺愛してきて…?
「俺が君を一生をかけて愛し、守り抜く。」
「いやいや、大丈夫ですので。」
「エリーゼの話はとても面白いな。」
「興味無いって仰ってたじゃないですか。もう私話したくないですよ。」
「エリーゼ、どうして君はそんなに美しいんだ?」
「多分ガロン様の目が悪くなったのではないですか?あそこにいるメイドの方が美しいと思いますよ?」
この物語は記憶喪失になり公爵令嬢を溺愛し始めた冷酷王子と齢18にして異世界転生した女の子のドタバタラブコメディである。
※直接的な性描写はありませんが、匂わす描写が出てくる可能性があります。
※誤字脱字等あります。
※虐めや流血描写があります。
※ご都合主義です。
ハッピーエンド予定。
【完結】妖精姫と忘れられた恋~好きな人が結婚するみたいなので解放してあげようと思います~
塩羽間つづり
恋愛
お気に入り登録やエールいつもありがとうございます!
2.23完結しました!
ファルメリア王国の姫、メルティア・P・ファルメリアは、幼いころから恋をしていた。
相手は幼馴染ジーク・フォン・ランスト。
ローズの称号を賜る名門一族の次男だった。
幼いころの約束を信じ、いつかジークと結ばれると思っていたメルティアだが、ジークが結婚すると知り、メルティアの生活は一変する。
好きになってもらえるように慣れないお化粧をしたり、着飾ったりしてみたけれど反応はいまいち。
そしてだんだんと、メルティアは恋の邪魔をしているのは自分なのではないかと思いあたる。
それに気づいてから、メルティアはジークの幸せのためにジーク離れをはじめるのだが、思っていたようにはいかなくて……?
妖精が見えるお姫様と近衛騎士のすれ違う恋のお話
切なめ恋愛ファンタジー
中将閣下は御下賜品となった令嬢を溺愛する
cyaru
恋愛
幼い頃から仲睦まじいと言われてきた侯爵令息クラウドと侯爵令嬢のセレティア。
18歳となりそろそろ婚約かと思われていたが、長引く隣国との戦争に少年兵士としてクラウドが徴兵されてしまった。
帰りを待ち続けるが、22歳になったある日クラウドの戦死が告げられた。
泣き崩れるセレティアだったが、ほどなくして戦争が終わる。敗戦したのである。
戦勝国の国王は好色王としても有名で王女を差し出せと通達があったが王女は逃げた所を衛兵に斬り殺されてしまう。仕方なく高位貴族の令嬢があてがわれる事になったが次々に純潔を婚約者や、急遽婚約者を立ててしまう他の貴族たち。選ばれてしまったセレティアは貢物として隣国へ送られた。
奴隷のような扱いを受けるのだろうと思っていたが、豪華な部屋に通され、好色王と言われた王には一途に愛する王妃がいた。
セレティアは武功を挙げた将兵に下賜されるために呼ばれたのだった。
そしてその将兵は‥‥。
※作品の都合上、うわぁと思うような残酷なシーンがございます。
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※頑張って更新します。
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
ぽっちゃりな私は妹に婚約者を取られましたが、嫁ぎ先での溺愛がとまりません~冷酷な伯爵様とは誰のこと?~
柊木 ひなき
恋愛
「メリーナ、お前との婚約を破棄する!」夜会の最中に婚約者の第一王子から婚約破棄を告げられ、妹からは馬鹿にされ、貴族達の笑い者になった。
その時、思い出したのだ。(私の前世、美容部員だった!)この体型、ドレス、確かにやばい!
この世界の美の基準は、スリム体型が前提。まずはダイエットを……え、もう次の結婚? お相手は、超絶美形の伯爵様!? からの溺愛!? なんで!?
※シリアス展開もわりとあります。
【完結】お見合いに現れたのは、昨日一緒に食事をした上司でした
楠結衣
恋愛
王立医務局の調剤師として働くローズ。自分の仕事にやりがいを持っているが、行き遅れになることを家族から心配されて休日はお見合いする日々を過ごしている。
仕事量が多い連休明けは、なぜか上司のレオナルド様と二人きりで仕事をすることを不思議に思ったローズはレオナルドに質問しようとするとはぐらかされてしまう。さらに夕食を一緒にしようと誘われて……。
◇表紙のイラストは、ありま氷炎さまに描いていただきました♪
◇全三話予約投稿済みです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる