10 / 28
10 囚われる
しおりを挟む
想像していた通りだが、馬での移動は馬車より厳しかった。風があたるせいか酔いはしないが、落馬しないようにと力みすぎて、私はいくらも進まない内にへとへとになってしまった。
「力を抜いて。私に持たれていなさい」
眼鏡の男はそう言って私の背中を自分の胸に預けさせようとするが、体はそうそう言う事を聞くものではない。
しかも人目を避けるためか、街道ではなく林の中を進むものだから、当然足場は悪いし障害物だらけだ。巧みな手綱さばきで、鮮やかに木や枝を避けてくれるのだが、目の前に葉の生い茂った枝が迫る度に、体が強張ってしまう。
「あと、どのくらい移動するんですか?」
まさかずっと移動生活じゃないよな。
うんざりとして聞けば、眼鏡の男は少し首を傾げた。
「そうですね、明日の夕刻には着きますよ」
「今晩の宿なんかは……」
「ありません。夜間中移動しますから」
では休息は日中に? と思ったが、すぐに考えを改めた。街道を通るのさえ避けている彼らが、宿などとるはずもない。なら野宿か。というと、そういうわけでもないのだろうな。私は彼らの馬に括り付けられた少ない荷物を見て、ため息を吐いた。恐らくこの集団は睡眠などとらないのだろう。冬の終わりかけの、まだまだ寒いこの季節に野宿をするにはそれなりの装備が必要だ。明日の夕方までずっと移動するのだという結論に辿り着いた私は、また溜息を吐いた。
「辛いですか?」
「はあ、まあ」
辛いから降ろせと言ったら降ろしてくれるのだろうか。
「眠っていろ」
いつの間にか隣で手綱を握っていたイヴァンが、在り難いアドバイスを寄越す。
いつでもどこでも寝られた子供の頃なら可能だったかもしれないが、眠りの浅い今はとても無理だ。
「努力します」
そっけなく言い返すと、イヴァンは「ああ」と何かを思い出したように呟いた。
「お前、名はなんという」
「荷物に名前が必要ですか」
思わず聞き返すとイヴァンはにやりと笑う。
「ないのなら俺がつけてやろう」
結構です。きっととんでもない名前になるに決まっている。
しかし……と、私は考え込んだ。
ユーンの乙女の名は大礼の折に、公示されるために、国中に広く知れ渡っている可能性がある。
もし、私が乙女だと知れたなら、彼らは莫大な身代金を要求しようとは思わないだろうか。いや、それならまだいい。受け渡し時は絶交の捕縛チャンスだろうし、接触を持てば彼らが軍に勝てるとは思えない。だが、残念ながらそれは、きっと彼らにも分かっているだろう。
それよりも可能性が高いのは――――「サカキ・ケイコと申します」「どこかで聞いた名ですね。ああ、確か今代の乙女の一人がそんな名でしたか」「乙女? ちっ、面倒なのを引っ掛けちまったもんだ。おい、口封じに殺って埋めておけ」「イエッサー」――――脳内で音声化された想像に、私はぶるりと震えた。在り得る。大いに在り得る。
本名は駄目だ。
黙り込む私に、イヴァンが怪訝な目を向けているのに気付いて、慌てて口を開いた。
「相手に名を聞くときは、まず自身の名を告げてから……というのが私の国の礼儀なのですが」
使い古された陳腐な台詞だし、そもそも眼鏡の男が名を呼んでいるから、白髪の男がイヴァンというのだととうに分かってはいるが、是非とも改めて自己紹介していただきたい。その間に名前を考えておくから。
「はっ、よく口の回る餓鬼だ」
「口から先に生まれた。とよく言われます」
何が気に入ったのかイヴァンは声を上げて笑った。
「こいつは思わぬ拾い物をしたもんだ」
帰るまで退屈せずにすむ。とイヴァンはいたく上機嫌に言い放つ。
一頻り笑うと、イヴァンはペット兼荷物兼玩具に昇格した私を見て、口元を引き締めた。常に浮かべられている、顔面パンチをお見舞いしたくなるような、にやにや笑いが引っ込められると、精悍な容姿が際立って見える。
「これは礼儀を欠き申し訳ない。非常時ゆえ馬上での名乗りを許されよ」
はっ? 私は眉を顰めた。
お前はどこの武将だ。と、突っ込みたくなるような威風堂々とした態度をとった次の瞬間には、イヴァンは口元を緩め、今度は艶やかに微笑だ。
「私の名はイヴァンと申します。月明かりのもと咲く小さな花よ。あなたの秘められた芳香に惑わされ、その身を独占したいと欲する愚かな私めに、どうか御名を与えては下さいませんか?」
まるで思い人を前にした貴公子然とした態度に私は大いに引いた。どこまで人をおちょくれば気がすむのか。
しかも、「明るい日の光の下では霞んでしまうちっぽけな雑草のうえに、性的に未発達で匂いもしないお前を助けてやったんだから、お前はもう俺の物だ。分かったらさっさと名乗れよ」と言われたような気がするんだけど。
憮然として、今し方までの暴君めいた男とは別人のような、爽やかかつ色っぽいという器用な顔を見せるイヴァンを見詰めていると、頭上から静かな声がかかる。
「私はレオニードと申します。それで、あなたの名前は?」
イヴァンの人を食った怪演を、あっさり無視した眼鏡の男改めレオニードのシンプルな自己紹介に、私はご丁寧にどうもと頭を下げた。
半眼でレオニードを見るイヴァンの顔は、もう前の不遜な俺様に戻っている。
つっと、その目を向けられて、私は思いついた名を述べた。
「私は『殿・天晴れ』といいます。どうぞトノと呼んで下さい」
名の音を日本語でそう告げると、イヴァンは「名も変わっているな」とトノ=アッパレと口の中で繰り返した。笑い出さなかった自分を褒めてやりたい。
呼びやすく我ながらいいネーミングだと思う。これでいくら俺様な態度をとられて下僕のような扱いをされようが少しは腹もおさまるだろう。
「では、トノ。眠くなくても目を閉じていろ。目さえ閉じていれば餓鬼は眠れるものだ。今のままじゃもたねえぞ」
有難迷惑な助言に従い、私はそっと瞼を閉じた。
イヴァンの馬が離れていく気配がする。
レオニードにもたれ、眠る努力をしているふりをしながら、私は時折薄目を開けては、彼らをつぶさに観察した。
男達は全部で11人。何れも筋肉質な体をもち腰に剣を下げている。
動作は機敏で、長い時間を馬に揺られていても疲れを感じさせる者は一人もいなかった。
シルヴァンティエでは盗賊の質は随分と高いものらしい。日本と違い(重さにもよるが)罪を犯せば即切り殺されても文句の言えないここでは、逞しく図太い者だけが残るのかもしれないが。
レオニードの言葉どおり、夜通し、鬱々とした雰囲気の林の中を駆け、夜明け間近になって、漸く短い休憩が持たれた。
お手洗いに……と藪の中へと消えようとすると、すかさず「逃げようなんて考えるなよ。一人になれば昼を迎えるまでに獣の餌だ」と釘をさされる。
獣の餌とイヴァンのペット。どっちも御免こうむりたいが、どちらかを選ばなければならないとしたら、後者しか選択のしようがないだろう。
脅しなのか真実なのか、獣の影に怯えながら、私は素早く用を足すと、レオニードの元へ戻った。
休憩といっても、火を熾すでも、横になるでもなく、男達は馬の側に立ち、飲み食いをするだけだ。
「どうぞ」
レオニードが馬に括り付けられた袋を解き、筒に入った甘酸っぱい飲み物と、干し肉の欠片を渡してくれる。が、とてもじゃないが肉を食べる気にはなれなかった。
「ありがとうございます。あの、飲み物だけいただきます」
そう辞退して、干し肉を返そうとするとレオニードの顔が僅かに曇る。
受け取ってもらえぬ干し肉に戸惑っていると、背後に圧迫感のある大きな男が立った。
「無理やりにでも胃に収めろ」
イヴァンだった。
彼は背後から私を拘束すると、手の中から干し肉を奪う。何をする気なのかと見上げた視界に、歯で肉を噛み切る彼の顔が映る。
食べろと言った割りに自分で食うのか? と眉を寄せる私の口に、イヴァンはあろうことか、前歯で挟んでいた小さくなった肉を右手に持ち替えて押し込んだ。
塩辛い肉とともに太い指が口内に入り込む。頭を振って抵抗しようとすると、腰に回されていた腕を解かれて、顎を掴まれた。
「吐き出したら、次は咀嚼して口移しにしてやる」
未だかつてこんなに恐ろしい脅しを聞いたことはない。
私は目尻に涙を溜めながら、硬い肉を噛み、死ぬ気で飲み込んだ。
その様子に気を良くしたのかイヴァンがまた肉を噛み切り、口に押し込む。
結局私は、「自分で食べますから!」の一言も、言わせてもらえず、全ての肉をイヴァンの指で食べさせられたのだった。
ペット生活は思ったよりも苦い……
「力を抜いて。私に持たれていなさい」
眼鏡の男はそう言って私の背中を自分の胸に預けさせようとするが、体はそうそう言う事を聞くものではない。
しかも人目を避けるためか、街道ではなく林の中を進むものだから、当然足場は悪いし障害物だらけだ。巧みな手綱さばきで、鮮やかに木や枝を避けてくれるのだが、目の前に葉の生い茂った枝が迫る度に、体が強張ってしまう。
「あと、どのくらい移動するんですか?」
まさかずっと移動生活じゃないよな。
うんざりとして聞けば、眼鏡の男は少し首を傾げた。
「そうですね、明日の夕刻には着きますよ」
「今晩の宿なんかは……」
「ありません。夜間中移動しますから」
では休息は日中に? と思ったが、すぐに考えを改めた。街道を通るのさえ避けている彼らが、宿などとるはずもない。なら野宿か。というと、そういうわけでもないのだろうな。私は彼らの馬に括り付けられた少ない荷物を見て、ため息を吐いた。恐らくこの集団は睡眠などとらないのだろう。冬の終わりかけの、まだまだ寒いこの季節に野宿をするにはそれなりの装備が必要だ。明日の夕方までずっと移動するのだという結論に辿り着いた私は、また溜息を吐いた。
「辛いですか?」
「はあ、まあ」
辛いから降ろせと言ったら降ろしてくれるのだろうか。
「眠っていろ」
いつの間にか隣で手綱を握っていたイヴァンが、在り難いアドバイスを寄越す。
いつでもどこでも寝られた子供の頃なら可能だったかもしれないが、眠りの浅い今はとても無理だ。
「努力します」
そっけなく言い返すと、イヴァンは「ああ」と何かを思い出したように呟いた。
「お前、名はなんという」
「荷物に名前が必要ですか」
思わず聞き返すとイヴァンはにやりと笑う。
「ないのなら俺がつけてやろう」
結構です。きっととんでもない名前になるに決まっている。
しかし……と、私は考え込んだ。
ユーンの乙女の名は大礼の折に、公示されるために、国中に広く知れ渡っている可能性がある。
もし、私が乙女だと知れたなら、彼らは莫大な身代金を要求しようとは思わないだろうか。いや、それならまだいい。受け渡し時は絶交の捕縛チャンスだろうし、接触を持てば彼らが軍に勝てるとは思えない。だが、残念ながらそれは、きっと彼らにも分かっているだろう。
それよりも可能性が高いのは――――「サカキ・ケイコと申します」「どこかで聞いた名ですね。ああ、確か今代の乙女の一人がそんな名でしたか」「乙女? ちっ、面倒なのを引っ掛けちまったもんだ。おい、口封じに殺って埋めておけ」「イエッサー」――――脳内で音声化された想像に、私はぶるりと震えた。在り得る。大いに在り得る。
本名は駄目だ。
黙り込む私に、イヴァンが怪訝な目を向けているのに気付いて、慌てて口を開いた。
「相手に名を聞くときは、まず自身の名を告げてから……というのが私の国の礼儀なのですが」
使い古された陳腐な台詞だし、そもそも眼鏡の男が名を呼んでいるから、白髪の男がイヴァンというのだととうに分かってはいるが、是非とも改めて自己紹介していただきたい。その間に名前を考えておくから。
「はっ、よく口の回る餓鬼だ」
「口から先に生まれた。とよく言われます」
何が気に入ったのかイヴァンは声を上げて笑った。
「こいつは思わぬ拾い物をしたもんだ」
帰るまで退屈せずにすむ。とイヴァンはいたく上機嫌に言い放つ。
一頻り笑うと、イヴァンはペット兼荷物兼玩具に昇格した私を見て、口元を引き締めた。常に浮かべられている、顔面パンチをお見舞いしたくなるような、にやにや笑いが引っ込められると、精悍な容姿が際立って見える。
「これは礼儀を欠き申し訳ない。非常時ゆえ馬上での名乗りを許されよ」
はっ? 私は眉を顰めた。
お前はどこの武将だ。と、突っ込みたくなるような威風堂々とした態度をとった次の瞬間には、イヴァンは口元を緩め、今度は艶やかに微笑だ。
「私の名はイヴァンと申します。月明かりのもと咲く小さな花よ。あなたの秘められた芳香に惑わされ、その身を独占したいと欲する愚かな私めに、どうか御名を与えては下さいませんか?」
まるで思い人を前にした貴公子然とした態度に私は大いに引いた。どこまで人をおちょくれば気がすむのか。
しかも、「明るい日の光の下では霞んでしまうちっぽけな雑草のうえに、性的に未発達で匂いもしないお前を助けてやったんだから、お前はもう俺の物だ。分かったらさっさと名乗れよ」と言われたような気がするんだけど。
憮然として、今し方までの暴君めいた男とは別人のような、爽やかかつ色っぽいという器用な顔を見せるイヴァンを見詰めていると、頭上から静かな声がかかる。
「私はレオニードと申します。それで、あなたの名前は?」
イヴァンの人を食った怪演を、あっさり無視した眼鏡の男改めレオニードのシンプルな自己紹介に、私はご丁寧にどうもと頭を下げた。
半眼でレオニードを見るイヴァンの顔は、もう前の不遜な俺様に戻っている。
つっと、その目を向けられて、私は思いついた名を述べた。
「私は『殿・天晴れ』といいます。どうぞトノと呼んで下さい」
名の音を日本語でそう告げると、イヴァンは「名も変わっているな」とトノ=アッパレと口の中で繰り返した。笑い出さなかった自分を褒めてやりたい。
呼びやすく我ながらいいネーミングだと思う。これでいくら俺様な態度をとられて下僕のような扱いをされようが少しは腹もおさまるだろう。
「では、トノ。眠くなくても目を閉じていろ。目さえ閉じていれば餓鬼は眠れるものだ。今のままじゃもたねえぞ」
有難迷惑な助言に従い、私はそっと瞼を閉じた。
イヴァンの馬が離れていく気配がする。
レオニードにもたれ、眠る努力をしているふりをしながら、私は時折薄目を開けては、彼らをつぶさに観察した。
男達は全部で11人。何れも筋肉質な体をもち腰に剣を下げている。
動作は機敏で、長い時間を馬に揺られていても疲れを感じさせる者は一人もいなかった。
シルヴァンティエでは盗賊の質は随分と高いものらしい。日本と違い(重さにもよるが)罪を犯せば即切り殺されても文句の言えないここでは、逞しく図太い者だけが残るのかもしれないが。
レオニードの言葉どおり、夜通し、鬱々とした雰囲気の林の中を駆け、夜明け間近になって、漸く短い休憩が持たれた。
お手洗いに……と藪の中へと消えようとすると、すかさず「逃げようなんて考えるなよ。一人になれば昼を迎えるまでに獣の餌だ」と釘をさされる。
獣の餌とイヴァンのペット。どっちも御免こうむりたいが、どちらかを選ばなければならないとしたら、後者しか選択のしようがないだろう。
脅しなのか真実なのか、獣の影に怯えながら、私は素早く用を足すと、レオニードの元へ戻った。
休憩といっても、火を熾すでも、横になるでもなく、男達は馬の側に立ち、飲み食いをするだけだ。
「どうぞ」
レオニードが馬に括り付けられた袋を解き、筒に入った甘酸っぱい飲み物と、干し肉の欠片を渡してくれる。が、とてもじゃないが肉を食べる気にはなれなかった。
「ありがとうございます。あの、飲み物だけいただきます」
そう辞退して、干し肉を返そうとするとレオニードの顔が僅かに曇る。
受け取ってもらえぬ干し肉に戸惑っていると、背後に圧迫感のある大きな男が立った。
「無理やりにでも胃に収めろ」
イヴァンだった。
彼は背後から私を拘束すると、手の中から干し肉を奪う。何をする気なのかと見上げた視界に、歯で肉を噛み切る彼の顔が映る。
食べろと言った割りに自分で食うのか? と眉を寄せる私の口に、イヴァンはあろうことか、前歯で挟んでいた小さくなった肉を右手に持ち替えて押し込んだ。
塩辛い肉とともに太い指が口内に入り込む。頭を振って抵抗しようとすると、腰に回されていた腕を解かれて、顎を掴まれた。
「吐き出したら、次は咀嚼して口移しにしてやる」
未だかつてこんなに恐ろしい脅しを聞いたことはない。
私は目尻に涙を溜めながら、硬い肉を噛み、死ぬ気で飲み込んだ。
その様子に気を良くしたのかイヴァンがまた肉を噛み切り、口に押し込む。
結局私は、「自分で食べますから!」の一言も、言わせてもらえず、全ての肉をイヴァンの指で食べさせられたのだった。
ペット生活は思ったよりも苦い……
10
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。
異世界の美醜と私の認識について
佐藤 ちな
恋愛
ある日気づくと、美玲は異世界に落ちた。
そこまでならラノベなら良くある話だが、更にその世界は女性が少ない上に、美醜感覚が美玲とは激しく異なるという不思議な世界だった。
そんな世界で稀人として特別扱いされる醜女(この世界では超美人)の美玲と、咎人として忌み嫌われる醜男(美玲がいた世界では超美青年)のルークが出会う。
不遇の扱いを受けるルークを、幸せにしてあげたい!そして出来ることなら、私も幸せに!
美醜逆転・一妻多夫の異世界で、美玲の迷走が始まる。
* 話の展開に伴い、あらすじを変更させて頂きました。
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
皆で異世界転移したら、私だけがハブかれてイケメンに囲まれた
愛丸 リナ
恋愛
少女は綺麗過ぎた。
整った顔、透き通るような金髪ロングと薄茶と灰色のオッドアイ……彼女はハーフだった。
最初は「可愛い」「綺麗」って言われてたよ?
でも、それは大きくなるにつれ、言われなくなってきて……いじめの対象になっちゃった。
クラス一斉に異世界へ転移した時、彼女だけは「醜女(しこめ)だから」と国外追放を言い渡されて……
たった一人で途方に暮れていた時、“彼ら”は現れた
それが後々あんな事になるなんて、その時の彼女は何も知らない
______________________________
ATTENTION
自己満小説満載
一話ずつ、出来上がり次第投稿
急亀更新急チーター更新だったり、不定期更新だったりする
文章が変な時があります
恋愛に発展するのはいつになるのかは、まだ未定
以上の事が大丈夫な方のみ、ゆっくりしていってください
目が覚めたら男女比がおかしくなっていた
いつき
恋愛
主人公である宮坂葵は、ある日階段から落ちて暫く昏睡状態になってしまう。
一週間後、葵が目を覚ますとそこは男女比が約50:1の世界に!?自分の父も何故かイケメンになっていて、不安の中高校へ進学するも、わがままな女性だらけのこの世界では葵のような優しい女性は珍しく、沢山のイケメン達から迫られる事に!?
「私はただ普通の高校生活を送りたいんです!!」
#####
r15は保険です。
2024年12月12日
私生活に余裕が出たため、投稿再開します。
それにあたって一部を再編集します。
設定や話の流れに変更はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる