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エピローグ
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「そんなに夢中になって……おいしいの?」
「はい……すごくあまくてっ……おいしい、ですっ……」
「これを、下のお口でも味いたい?」
「……はい。はやく、ほしいですっ……」
ぎこちない舌使いで男のそれを一生懸命舐め続ける女を見下ろして、男は微笑んだ。
「じゃあ、ちゃんと言って。オレと、ひとつになりたいって」
「……先輩と、ひとつになりたい、です」
「わかった。……じゃあ、いくよ」
男は身体をずらして正常位の姿勢になると、女の濡れそぼった秘所に、みずからの肉棒の先端をあてがった。
そして、次の瞬間――。
平均をはるかに超えるサイズのそれを一気に、女の清らかな蜜壷の一番奥まで突き入れた。
「っ! 痛ッ、いたいっ!」
「だいじょうぶ。すぐによくなるから」
男の肉棒から溢れ出した我慢汁は、強力な催淫作用とともに鎮痛作用まで持っており、実際にそれを膣内に吸収した途端、女が感じる鋭い痛みは波のように引いていく。
「……っ、あぁんっ、あんっ! あぁああああんっ!!」
痛みを感じなくなると同時に、これまで経験したことのない、凄まじい快感が女の全身を貫き、あっという間に、なすすべもなく絶頂を迎える。
「やぁあっ、こわいっ、やだっ! すごい! こんなのっ、やだっ、すごいぃっ!」
女が叫んでビグンと身体を反らせると、男はさらに強く腰を振り始める。
「っ! ぁあっ、んぁあああっ! だめっ、今だめですっ! やだっ! ほんとに、だめっ! やだぁああっ!」
絶頂の真っ最中に、無理やりさらに上へとイかされて、女はベッドの上で痙攣しながら泣き叫ぶ。
「やだぁっ、これっ、だめですっ、おねがいっ! やめてっ、無理っ、無理だからっ! ほんとっ、おかしくなっちゃうぅっ!」
「だいじょうぶだよ。オレを信じて、自分のすべてを解放するんだ」
「んっぁあああああああんっ! やだやだぁっ! だめぇっ! これ、もうっ! あぁぁああああああああっ!!」
狂ったようにガクガク震える女が、無意識にぎゅっと膣を締めると、男の中でも急速に射精感が高まった。
「そろそろ、出すよ?」
「はいっ、はやくっ、おねがい、だからぁっ、もう、はやくしてぇっ!」
限界を超えた快感に苦しみ、泣き喚く女は、みずから脚を回して男の腰を挟み、一刻も早い射精を促す。
「……うっ、イクよ」
「ぁああああああーーーっっっ!!」
男が射精した瞬間、女はこれまで以上の凄まじい絶頂に達し、男の肉棒を咥えこんだままビクッビクッと何度も痙攣したあと、気を失った。
「ふう……。ようこそ、オレたちの世界へ」
男はまだ少しも萎えていない肉棒を女の体内からじゅぽりと引き抜いたあと、ため息をつきつつ、そそくさと服を着る。
「今夜は……あと三人はいけるか?」
ポケットからスマホを取り出し、ラインで他の仲間たちの今日の「成績」を確認する。
「みんな頑張ってる……オレも負けてられないな」
微笑んで呟き、ベッドで気絶したままの女に優しい口づけをすると、足早に部屋を出た。
(了)
「はい……すごくあまくてっ……おいしい、ですっ……」
「これを、下のお口でも味いたい?」
「……はい。はやく、ほしいですっ……」
ぎこちない舌使いで男のそれを一生懸命舐め続ける女を見下ろして、男は微笑んだ。
「じゃあ、ちゃんと言って。オレと、ひとつになりたいって」
「……先輩と、ひとつになりたい、です」
「わかった。……じゃあ、いくよ」
男は身体をずらして正常位の姿勢になると、女の濡れそぼった秘所に、みずからの肉棒の先端をあてがった。
そして、次の瞬間――。
平均をはるかに超えるサイズのそれを一気に、女の清らかな蜜壷の一番奥まで突き入れた。
「っ! 痛ッ、いたいっ!」
「だいじょうぶ。すぐによくなるから」
男の肉棒から溢れ出した我慢汁は、強力な催淫作用とともに鎮痛作用まで持っており、実際にそれを膣内に吸収した途端、女が感じる鋭い痛みは波のように引いていく。
「……っ、あぁんっ、あんっ! あぁああああんっ!!」
痛みを感じなくなると同時に、これまで経験したことのない、凄まじい快感が女の全身を貫き、あっという間に、なすすべもなく絶頂を迎える。
「やぁあっ、こわいっ、やだっ! すごい! こんなのっ、やだっ、すごいぃっ!」
女が叫んでビグンと身体を反らせると、男はさらに強く腰を振り始める。
「っ! ぁあっ、んぁあああっ! だめっ、今だめですっ! やだっ! ほんとに、だめっ! やだぁああっ!」
絶頂の真っ最中に、無理やりさらに上へとイかされて、女はベッドの上で痙攣しながら泣き叫ぶ。
「やだぁっ、これっ、だめですっ、おねがいっ! やめてっ、無理っ、無理だからっ! ほんとっ、おかしくなっちゃうぅっ!」
「だいじょうぶだよ。オレを信じて、自分のすべてを解放するんだ」
「んっぁあああああああんっ! やだやだぁっ! だめぇっ! これ、もうっ! あぁぁああああああああっ!!」
狂ったようにガクガク震える女が、無意識にぎゅっと膣を締めると、男の中でも急速に射精感が高まった。
「そろそろ、出すよ?」
「はいっ、はやくっ、おねがい、だからぁっ、もう、はやくしてぇっ!」
限界を超えた快感に苦しみ、泣き喚く女は、みずから脚を回して男の腰を挟み、一刻も早い射精を促す。
「……うっ、イクよ」
「ぁああああああーーーっっっ!!」
男が射精した瞬間、女はこれまで以上の凄まじい絶頂に達し、男の肉棒を咥えこんだままビクッビクッと何度も痙攣したあと、気を失った。
「ふう……。ようこそ、オレたちの世界へ」
男はまだ少しも萎えていない肉棒を女の体内からじゅぽりと引き抜いたあと、ため息をつきつつ、そそくさと服を着る。
「今夜は……あと三人はいけるか?」
ポケットからスマホを取り出し、ラインで他の仲間たちの今日の「成績」を確認する。
「みんな頑張ってる……オレも負けてられないな」
微笑んで呟き、ベッドで気絶したままの女に優しい口づけをすると、足早に部屋を出た。
(了)
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