執着系上司の初恋

月夜(つきよ)

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絆を結う

指輪に込めた願い

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ユウマさん視点

「ご注文のお品をご確認ください。」
ダイヤモンドジュエリー専門店で、チーフと思われる年配の女性が差し出した黒い台座の上には店内のライトを浴びたきらめく一つのリング。
華へ贈るエンゲージリング。
これをやっと華に贈ることができる事にじいんと感動してしまう。
「とても綺麗ですね。随分と急がせてしまって・・、ありがとう。」
ふわりと感謝を込めて女性店員に微笑む。
「・・いえ。お二人の門出に当店の指輪をお選びいただき光栄です。」
俺の微笑にも表情を崩さないこの女性はきっとやり手なのだろう。
綺麗にネイルされた指先で、エンゲージリングを指差し、
「こちらの指輪に使われておりますダイヤモンドは素晴らしいものです。その石を当社の最高の技術で研磨させていただきました。
このような指輪をお客様にお届けできるのをとても嬉しく思います。」
そう、ベテランの店員であってもその輝きに見とれるダイヤモンドの輝き。
宝飾品など興味もなかった俺でさえ、その輝きに見惚れる。
無性透明な0.5カラットのダイヤは老舗の完璧なカッティング技術によりその眩さを最大限に伝える。
本当はもっと店を巡って品を見て・・と思っていたんだが・・。
この指輪に出逢えたことも運命だと思えたから。
「ご新婦様もきっとお喜びになると思います。」
満面の笑みを浮かべる女性店員。
「ええ。きっと。」
だらしない笑みがもれてしまうのは致し方ない事。
早くこの指輪を渡しに行かなくては。
美しい箱の中にしまわれた指輪を片手に店を出た。

ダイヤモンドジュエリーショップ店員の思い
ありがとうございましたと深々と頭を下げお客様をお見送りすると、さっとスタッフルームへと消える。
「・・なんなんだ。あのイケメンの溢れ出るエロスは・・。」
どっと疲労感を感じ、スタッフルームのソファにどさりと腰掛け天井を見上げる。
仕事上お客様は人生最良の時を迎えたカップルか、これから人生最大の一歩を踏み出すべく緊張して来店される男性が多い。
だから、あのやたらとイケメンのお客様カップルのラブラブぶりなど当店にとっては見慣れたはずなのに・・。
「見目良すぎるって罪よね。」
ため息を吐くようにして、あのカップルが最初に来た時を思い出す。
最初の来店はご新婦様と一緒に来られて、そのスマートな溺愛ぶりは目を引いた。
ぴったりと寄り添いご新婦様の腰を抱くようにしているのに、不思議といやらしさは感じられず、大事な愛しい人という想いが溢れ出た視線で見つめ合い、ご新婦様は恥ずかしげに視線を泳がす。
・・甘い。
このお客様に見惚れず、完璧に応対する為チーフである私の出番となった。
予約を頂いていた為、ソファへとご案内し指輪の要望などを聞きセットリングをお持ちしたところ、ご新婦様が一番最初に選んだ指輪が今日お渡ししたものだ。
この指輪の由来を聞いたお客様は・・
お二人とも真っ赤になった。
美男美女の照れ具合と言ったら、こちらがはちみつの海に溺れるようだった。。
そんなこちらの思いなど微塵も感じさせない応対には骨が折れる。
でも・・いいの。幸せの第一歩のお手伝いができれば。
多少の・・いやだいぶドロドロとした甘さが溢れていても、お客様が幸せならば本望だという事。
まあ、今日は・・愛されてしまうのでしょうね。


華視点
「どこも素敵でしたねぇ。なかなか決められないですね。」
「まあ、今日は見学って事でイメージを掴めたからいいんじゃない?」
休日に今日は午前午後とウエディングフェアの見学をして、結婚式ってどんな感じなのかを見学してきたんだけどどんな結婚式にしたいのか決められなかった。
ホテルも格調高い感じでそれはそれでいいな、一軒家ウェディングもアットホームな感じだし、教会チャペルも・・。
 話を聞けば聞くほど、食事は?ドレスは?招待客は?と決めなくちゃいけないことがいっぱい。
「何も今日決めなきゃいけないわけじゃないよ。それに今日は見れなかったけど、リゾート地で結婚式っていうのもあるし。」
ユウマさんは優しく微笑む。
私がいっぱいいっぱいになっても、こうして優しくリードしてくれるユウマさんにきゅんとしてしまう。
「・・ユウマさんのタキシード姿、かっこいいんだろうな。」
モデルとして新郎、新婦役の方が結婚衣装を着ていたが、きっとユウマさんが着たら、悶絶ものだろうな・・。
「くくっ。そこはさ、どんなウエディングドレス着ようかな!じゃないの?俺は華のウエディングドレス姿を早く見たいな。」
ユウマさんの甘い笑顔ぽっと顔を赤らめると、そっと耳元で囁かれる。
「見ちゃったら・・我慢出来ないけどね。」
ちゅっと耳にキス。
「っ!!ユ、ユウマさん!」
耳を手で塞いで抗議するが、
「今日はここでご飯食べよう。頑張ったご褒美だよ。」
そう言って連れてこられたのは大通りから一本入った道路沿いの洋風な一軒家レストラン。
暗くなってきた外から見ると、店内のオレンジの光が眩くてなんだかとっても温かみを感じる。
白い壁に一階の窓は5個あり、水色の窓枠がなんだか可愛いらしく、窓の下の様々な植物と相まってここだけ外国のようだ。上を見ると二階の一部は屋根がガラス張りのようで、室内の灯りが外へ漏れ出ていた。
「素敵なお店ですね。上の階は、屋根がガラス張り?なのかな?」
「あ、う、うん。そう。どうだろう?まあ、今日は寒いから、一階で食べようか。」
なんとなく?と思ったもののお店に入ると、店内は至る所にお花が飾られ、天井にはシャンデリア、全体的に白い内装に黒の椅子が並んでいた。
その厳かさにびっくりしていると、
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」
一瞬で訓練されたと分かるお辞儀で迎えてくれたウエイターさんに案内され、席に着く。
「では、コース料理をお持ちします。お飲み物はご注文のものをお持ちします。」
ユウマさんに確認してにこりと笑みを浮かべ戻っていくウエイターさん。
「驚いた?」
ニヤリと笑うユウマさん。
「もう、びっくりです。予約してくれてたんですね?」
「レストランウエディングの勉強にと思ってさ。」
なるほど、レストランウエディングか。
きらびやか過ぎるレストランに最初は緊張していたけど、出てくるお料理はとても趣向が凝らされ野菜がふんだんに使われていてお魚料理のソースまでどれも美味しかった。
「ほんと、どれも美味しかった!お店が素敵すぎて緊張してたのもすっかり忘れちゃいました。」
緊張より食い気が勝るなんて、自分の女子力の低さに苦笑いしてしまう。
「美味しいって喜んでくれるのが一番だよ。・・後はデザートだね。ちょっと、お手洗いに行ってくるよ。」
そう言うとさっと立ち上がり店内へ消えていくユウマさん。
・・これは・・お会計先にしちゃってるんだろうな。
スマートな大人の余裕だな・・。
グラスに残ったシャンパンを飲みながら、この経験値の差はどうにもならないよねぇとちょっと・・もやっとしてしまう。
「お客様、お連れ様が二階のお座席で星を見ながらデザートをとリクエストされましたので、ご案内いたします。」
先ほどのウエイターさんが爽やかな笑顔で言った。
ユ、ユウマさん!ちょっと素敵すぎです!
先ほどのもやっと感などすっかり忘れていそいそと両サイドにランプが飾られる階段を上ると、両開きのドアの前にはもう一人の店員さんがいた。
「中でお待ちです」
と左右の両開きのドアをそれぞれの店員さんが開けると・・
ドアからまっすぐ伸びる道には赤い布がひかれ、ところどころランプで灯がともされている。その道を中心に左右対称にベンチがならび、ベンチを飾る花々がランプの光に照らされて、その陰影がチャペルの荘厳さを際立たせる。
赤い道の先には、ユウマさんが天井がガラス張りの祭壇の前に立っていた。
驚きのあまり立ちすくむ私に、
「華、ここへ来て。」
ユウマさんの声がかかる。
そっと足を踏み出すと、後ろでドアが静かに閉まったのを感じた。
ゆっくりと、一歩づつ、一歩づつ歩むものの心臓が痛いくらい音を立てる。
なんとかユウマさんの前に立った時には、なんだか涙が出そうで何も言えなかった。
こんなんじゃ、結婚式の時泣いちゃうなぁ・・。
するとユウマさんはさっとひざまずき、指輪ケースを開けて
「結婚してください。」
と言った。
指輪ケースの中には、受け渡しはまだのはずのあの指輪。
「ふっく、、。もう、びっくりさせ過ぎ・・。」
ついに溢れ出ちゃう涙は止められない。
「ごめん。でも一生に一回だから、ちゃんとしたかったんだ。・・返事は?」
返事など知っているはずのユウマさんはとろけるような笑顔を向ける。
「はい!喜んで。」
ひざまずくユウマさんは指輪をケースから取り出して私の左の薬指にはめるとちゅっと指先にキスをした。
「これで華は俺と離れられないよ?」
私の手を握ったまま意地悪げに微笑み、すくっと立ち上がるユウマさん。
左手の薬指には、運命と思えた指輪。
一目見た時、きらめくダイヤモンドを囲う台座がコロンと丸くて、流線型のリングへと流れるようつながり、なんだか可愛いと思った。
店員さんにショーケースから取ってもらい指輪を手に取ると、台座からリングまで途切れることなく繋がり、その流れるようなデザインは・・
「こちらの指輪はリボンをデザインしたものです。ハンドファスティングをご存知でしょうか?」
店員さんの問いに首を振る。
「ハンドファスティングとはヨーロッパの伝統的な結婚式の儀式の一つで、挙式の時に新郎、新婦の手が離れないようリボンで二人の手を結びふたりの結婚の誓いとしたものです。
こちらの指輪はその伝統に従いリボンで結ばれるおふたりには永遠の絆ができると思いを込めて作られたもの・・です。」
店員さん、ほんとごめんなさい。
二人して指輪の説明を聞いて真っ赤になってしまった私たちはきっと不審人物だろう。
でも、あのえんじのリボンで結ばれた朝を言われているようで、なんだかとても恥ずかしかった。

「お店の人に無理言って早めに納品してもらったんだ。」
ユウマさんは私の指にはまった指輪をするりと撫でる。
「ありがとう。すごく・・嬉しい。」
目尻の涙をぬぐいつつ笑顔を向けると、首に優しく手を当てられ触れるような優しいキスをされた。
ぎゅっと私を抱きしめるユウマさんは、
「俺も・・嬉しい。」
と私の髪を撫でながら囁いた。

その後は、一階に戻ると店員さん達におめでとうと祝われ、気恥ずかしく思っていると、デザートはハッピーウエディングと書かれたケーキとユウマさんからは真っ赤なバラの花束をプレゼントされた。
嬉しくても涙って止まらない・・。
グスグス言いながらもケーキを食べる私をユウマさんは甘い笑顔で見つめてくれていた。
帰りのタクシーの中で真っ赤なバラを抱えた私はポツリと呟いた。
「こんなにしてもらっちゃって・・。もう、かっこよすぎです。私もらってばかりで・・。」
この気持ちをどうやって伝えたらいいんだろう。
「大丈夫。俺は後でとびきり甘いの味わうから。」
こそっと耳元で囁かれると、鈍い私でもなんとなく・・察しがつく。
こちらをからかうような笑みのユウマさんに顔を赤らめた私はどう映るのか。
「今日は・・離さないで。」
スッとユウマさんの息を吸う音。
恥ずかしすぎて顔は見れないけど、今日はユウマさんとずっと一緒にいたい。

バタンとドアが閉じると同時に、食べられちゃいそうなキス。
ユウマさんの片手は私の頭をつかんでいるけど、もう一方はガチャガチャといらただしげに鍵を締める。
この性急な感じがひどく愛おしい。
ユウマさんの首に両手を添え、甘く激しいキスに答える。
電気もつけない部屋は真っ暗でとても静か。
その室内は、キスの舌が絡み合う音と、二人の荒い吐息。
ユウマさんの手は私のコートを脱がし、私もユウマさんのコートをどうにか脱がそうとすると、ユウマさんはコートとジャケットを脱ぎ捨て、ユウマさんの手は背中からヒップを強めに愛撫しスカートの中に手が入ってくる。
私はユウマさんの肌に触れたくて、シャツのボタンをもどかしげに外していく。
キスが苦しい。
でも、もっと絡み合いたい。
玄関でこんな事ダメなのに・・でも、やめたくない。
このまま・・繋がりたい。
ユウマさんの手がガーターストッキングのレースに触れ、太ももを上る手はガーターベルトをなぞる。
「ユ、ユウマさん。」
キスだけで快感に溺れた目でユウマさんを見つめる。
「っ・・はあ、無理。とまれない。」
ユウマさんの手は、ショーツの中に入ってくる。
すると、
「あぁっ!」
「たまんねぇ。」
ユウマさんの興奮した掠れた声と私の淫らな水音が室内に響く。
ぐちゃぐちゃとかき回されると立っていられないぐらいの快感で、ユウマさんの首にしがみつく。
乱暴にショーツから左足が引き抜かれると、そのまま左足を抱えられ私の淫らな部分は外気にさらされる。
ユウマさんの指が私の立ち上がった突起をコリコリと押しつぶし、中もぐちゃぐちゃとかき回す。
「はあぁ!きもち・・いっ。」
「どんどん溢れてくる。もう、太ももまで・・。」
ユウマさんの視線は私のいやらしい場所を凝視する。
恥ずかしすぎるのに、ぐちゃぐちゃとされるのが気持ちよすぎて、喘ぐのをやめられない。
「はぁあっ。ユ、ユウマさん・・いっちゃう・・。」
太ももがビクビクと痙攣する。
もう立ってなんていられなくて壁に手をつき、ガーターベルトをした片足を持ち上げられた私は、ユウマさんに淫らな場所を見せつけるようだ。
ガチャガチャとベルトを外したユウマさんは、そのまま私を突きあげる。
「うわっあぁん。」
き、気持ちいい。
「くっ・・、はっ。良すぎ・・。」
苦しそうなユウマさんは、グリグリと奥までついてくる。
それを淫らに腰を揺らして喜んでしまう。
「華・・、エロい。」
苦笑しながらも、ズンズンと深く打ち付ける。
「だっ・・て、ユウマ・・んと一つに・・なりた・・。」
ずるりと抜かれるユウマさんのもの。
「はぁ、はぁ・・イクとこだった。」
苦しげに抱きしめてキスをするユウマさん。
「・・私、ユウマさんの赤ちゃん・・ほしい。」
するりと言葉が出たのは本心だから。
ぎゅっと強く抱きしめたユウマさんは、
「それ・・撤回不可だから。」
そう言うと、私を抱えて部屋を横切りベッドへとなだれ込んだ。
覆いかぶさったユウマさんは赤い目をしていた。
ほんと・・ユウマさんは・・私のこと好きなんだなと実感してしまう。
「ユウマさんとの赤ちゃん、きっとかわいいですよね?」
ふふっと笑うと、
「そんな笑ってていいの?これから孕ませちゃうんだけど。」
ニヤリと真っ赤な目で笑うユウマさんはエロいけど、なんだか愛おしい。
「・・宿して、くれる?」
きっと、私は幸せな顔をしている。
「ああ、きっと。」
ふわりと笑ったユウマさんは私を抱きしめ、首元の匂いを嗅ぎチュッとキスをする。
「私・・すごく幸せです。」
クスクス笑うと、ユウマさんは、
「まだまだ、これからだよ。」
と微笑んだ。
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