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登場人物等・書籍化関連

「最難関ダンジョン」2巻のウリ

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 皆様、ありがとうございます! お陰様で2巻を刊行することができました。応援してくださったご期待に応えられるように、今回もいろいろとウリを作りました。

 ちなみに、ウリを作ろうと頑張った1巻の時は、精神的な壁に何度もぶつかりました。
 今回は、壁(物理)にぶつけたようです。意識失っててよくわかりませんでしたが。
 幸い経過から見て大丈夫そうなのでご安心ください。WEB版の続きも書いていく予定です。



 さて、2巻の最大のウリは、WEB版とはストーリーが異なる書き下ろしになった点です。
 WEB版のストーリーを順番に書籍化するケースが多いので、第2、3章の書籍化をご期待してくださった方もいるかもしれません。その点につきましては、本当に申し訳ございません。
 編集様と相談した結果、今回のような形に決めました。
 なんの説明もないとご不満の方もいらっしゃると思うので、状況を説明いたします。少し長いので、興味のない方は読み飛ばしてください。


 最初に編集様から、第2、3章は展開の強引さや陰鬱さなどからストレス度が高いというご意見をいただきました。そして第4章の書籍化を提案されました。
 私も主要登場人物が半数くらい亡くなるという展開は、できれば後の方がいいと考えていたので、その提案を受け入れました。

 ただ、第4章を使用した場合、その部分が取り下げになります。
 第4章は連載中なので、取り下げで途中から読めなくなるケースを避けるため、今回のような書き下ろしになったのです。


 あらすじを読むと、第4章と似ていますが、取り下げになっていないことからもわかるように別のストーリーになっています。
 具体的にはフウマは新たな最難関ダンジョンに向けて、アイリーンを含むメンバーで旅立ちます。ちなみに当初、アイリーンは留守番役だったのですが、編集様のアイデアを取り入れさせていただき、同行することにしました。
 また、勇者パーティーも健在で、フウマ達のように『天涯』に向けて旅立ちます。


 1巻はWEB版で満足していた方も、2巻はオリジナルの展開ですので、気になる方はぜひ読んでみてください。
 校正を担当してくださった編集様のおかげで、2巻から入ってもかなり読みやすくなりました。


 また、2巻もイラストは布施龍太様が担当されています。表紙は珍しい構図とのことなので、目を引きやすいでしょう。暗色っぽいので、1巻より忍者らしい雰囲気が出ていると思います。

 個人的に一番の見所は、ついに描かれたアイリーンでしょうか。私の方でもコーデの提案をさせていただいたのですが、パーティー的なバランスなどを考えて、布施龍太様のアイデアの形となりました。お面といった小道具もあり、和のテイストが強めの格好となっています。ちょっとネタバレかもしれませんが、表紙に描かれているので大丈夫ですよね。
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