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本編
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「レ~ン!朝だぞ!起きろ~」
「ん~」
声が聞こえる。誰だっけ。とても心地いい声だから、起きる気にもなれない。
「レ~ン‥‥‥って、まだ布団の中かよ。お前そんなに寝起き悪かったのか?」
声がギシギシという音と共に近づいて来た。眠い私はそれを無視して眠り続ける。
というか、頭は半起きだけど起きてる。でも、瞼が開かないんだよ~。
「おいレン~‥‥起きてくれよ」
「んんー‥‥スースー」
揺すってくる手は暖かく、眠い私にとっては逆効果。すぐに寝息をかき始める。
「‥‥‥なぁ~‥俺、一人でご飯なんて嫌だぜ?」
心地いい声の主が、泣きそうな声でそう言ってきた。
ご飯?ご飯って朝ご飯?そう言えばお腹空いたかも‥‥でも眠い。
「‥‥はぁー。なら俺も寝る!少し奥いけよ。ほら」
「んん~」
背中を押されて壁に体が当たったところで、背中の方から暖かい熱が伝わってきた。
‥‥気持ちいい‥‥‥猫みたい。
「んん‥‥にぇこ~‥‥‥スースー」
「ん?」
私の思考はブラックアウトした。
☆★☆★☆★☆★☆★
「おい!何をしている!」[ドガン!]
すごい音がして、私は起こされた。
てか、この音扉壊れたんじゃね?
「ん~‥‥誰?」
「っ!まだ寝ていたのか?今何時だと思っている!もうとっくに8の鐘がなったぞ!」
あ、『8の鐘』とは、日本で言う8時のことである。
この世界でも一日は24時間と考えられており、1時間ごとに鐘がなる。これは田舎にはないが、王都や協会などがある街には絶対に鐘が鳴るらしい。
‥‥ん?8の鐘?
「っ!やば!寝坊した!早く行かなきゃ!ってん?」
今日は朝から訓練があり、集合は6の鐘が鳴るまでに集合だ。
私は急いで起き上がろうとする。が、何かが腰回りに引っかかり立ち上がれなかった。
何かあると思い、横を見ると。そこにはレクターがいた。
「ぎゃあああ!なんでお前がここにいるんだよ!」
「ブフォ!」
私が居る部屋は、前回も言ったように四人部屋。四人のうち二人は到着が遅れているようでまだおらず、実質私とレクター二人で使っている部屋。ベットは二段ベットで、私は上になった。レクターは私の下だ。
私は二段ベットの上からレクターを蹴り落とした。下からドシンと音がしたが、どこか変なところを打ったような音は聞こえなかったので、良しとしておこう。
え?『いやいや。心配しろよ』って?大丈夫!この世界の住人は、身体能力は低いくせに体は丈夫だから、この位で怪我はしない!
「いって~‥‥なんだよレン!蹴り落とすことは無いだろ!?」
そう言いながら顔を下から覗かせるレクターには、傷一つ見当たらず、いつものイケメン顔だった。
ほらな?いつものムカつくほどのイケメン顔だよ。この野郎。
「フン!勝手に布団に入ってきてたお前が悪い!てか、なんで一緒に寝てるんだよ!」
「一人でごご飯に行くのが寂しかったか!」
畜生~。いい笑顔で言い切りやがって。そんな笑顔で言われると、つい「あ、そうだったの?ならいいや」と言ってしまいそうになるだろうが!このイケメン野郎!
「だったら俺を起こせばいい話だろ!?なんで一緒になって寝てるんだよ!」
「だって‥‥レンがあまりにも気持ちよさそうに寝てたから‥‥‥つい」
レクターは目元だけ見せるように高さを下げ、捨てられた子犬のような目で私を見てくる。
っ~!だからその目やめろっての!レクターみたいな清楚系イケメンがそんな顔をすると、罪悪感が出てくるんだよ!
「‥‥仲がいいのはいい事だが、そろそろいいか?お前達」
「「あ、サレス団長。いつからそこに?」」
「最初からだ!」
私とレクターのハモリに素早くツッコミを入れてくるサレス。
どうやら私達はサレスのことを忘れて喧嘩をしていたらしい。
「レムン!お前は朝飯を食べた後昨日できなかった絆作りだ!いつまでも寝てないでさっさと着替えて食堂に来い!レクター!お前もだ!」[バタン!]
「「‥‥‥行っちゃった」」
サレスが去ってしまい、部屋には寝巻きの私とレクターだけになった。
「‥‥サレス団長なんか機嫌悪くなかったか?」
少しの間どちらも動かなかったが、先に動いたのはレクターだった。
確かに。サレスは昨日最後に会った時よりも格段に不機嫌だった。何かあったのかな?
「レクター。昨日あの後何かあった?」
「ん~‥‥特に何もなかったな。しいていえば、食堂でご飯を食べてる時に、サレス団長が何回かため息ついてたぐらいか?」
レクターの詳しい話によると、サレスは昨日の夕食時、部下になにか聞かれたりすれば普段通りに答えていたが、ふとした瞬間にボーッとして、次はため息を繰り返していたらしい。
いや、絶対に何かあっただろ。それ。
「まぁ、俺達が口出すことじゃないか‥‥さ!レクター。部屋の外に出てくれ」
「あ~。はいはい。分かったから押すな押すな」
私はレクターの背中を押して部屋の外に追いやった。
いくら私の体が退化しているからって、中身は高校生の女子だ。中学時代なら、まだそれほど男女意識がなかったから直ぐに着替えられたかもしれないが、高校生ともなるとそうもいかない。
ん?ならなんでこんな男しかいない場所に入ったのかって?‥‥‥はい。正直に言いましょう。
私は普通の人より、性別学上の男女の意識が乏しい。
家では普通に下着で風呂から上がってくるし、教室で体操服に着替えたりもする。普段着は全てズボンだし、スカートなんて制服以外持っていない。持ってる漫画は少女漫画より少年漫画の方が多い。
まぁ、はっきり言って男性脳に近いってことだ。
「さて。さっさと着替えますか」
部屋の鍵をかけ、誰もいなくなった部屋で私は素早く着替えを済ました。
「[ガチャ]お待たせレクター。さ、行こっか」
「ん?了解!」
既に着替えを済まして私の横で寝ていたレクターと共に、私は食堂へと向かった。
ガヤガヤ ガヤガヤ
食堂は8の鐘が過ぎたというのに、騎士でごった返していた。
食堂は長く太い木を半分に切って整えたような机が十数個並び、一つのテーブルに椅子が18個ぐらいついている。
料理は奥にあるカウンターに行き、受け付けの人に注文すると番号札が貰えるので、それを受け取り番号が呼ばれるまで待つ。食べ終わった食器はそのままにしておくと、ここで働いている女性のスタッフにより片付けられる。そういう仕組みだ。
「レン。場所取りしておいてくれ」
「了解~」
ただ今カウンターでは、ゴチムチマッチョでごった返しているから、力の強い私が言った方がいいのだろうが、この前私が行ったら、身長が足りなくてマッチョ達に隠れてしまい全然前に進めなかった。
そういう経緯から、身長も高く私が鍛えたので普通よりも力があり。なおかつ本気を出せば大きな声が出せるレクターが料理を取りに行くことになった。
「お、いいところ発見~」
私は窓側の席が空いているのを見つけた。
そこは日当たりがよく風通しも良いのに人があまりいなかった。席もテーブル一つ分全てが空いている。
私がなんの迷いもなしにそこに座ると、何故か周りからチラチラと見られ始めるし、コソコソと話している様子も見え始めた。
何?もしかして今日の試合のことかな。その事ならそっとしておいて欲しいんだけどな~。
「おい」
「はい」
声をかけられたのでそちらを向くと、そこには料理を乗せたトレーを持ったスラッとしたこれまたイケメンが立っていた。
‥‥‥この世界ってこうもイケメンが多いものなの?
「何か御用ですか?」
「‥‥‥俺が怖くないのか?」
「‥‥は?」
「ん~」
声が聞こえる。誰だっけ。とても心地いい声だから、起きる気にもなれない。
「レ~ン‥‥‥って、まだ布団の中かよ。お前そんなに寝起き悪かったのか?」
声がギシギシという音と共に近づいて来た。眠い私はそれを無視して眠り続ける。
というか、頭は半起きだけど起きてる。でも、瞼が開かないんだよ~。
「おいレン~‥‥起きてくれよ」
「んんー‥‥スースー」
揺すってくる手は暖かく、眠い私にとっては逆効果。すぐに寝息をかき始める。
「‥‥‥なぁ~‥俺、一人でご飯なんて嫌だぜ?」
心地いい声の主が、泣きそうな声でそう言ってきた。
ご飯?ご飯って朝ご飯?そう言えばお腹空いたかも‥‥でも眠い。
「‥‥はぁー。なら俺も寝る!少し奥いけよ。ほら」
「んん~」
背中を押されて壁に体が当たったところで、背中の方から暖かい熱が伝わってきた。
‥‥気持ちいい‥‥‥猫みたい。
「んん‥‥にぇこ~‥‥‥スースー」
「ん?」
私の思考はブラックアウトした。
☆★☆★☆★☆★☆★
「おい!何をしている!」[ドガン!]
すごい音がして、私は起こされた。
てか、この音扉壊れたんじゃね?
「ん~‥‥誰?」
「っ!まだ寝ていたのか?今何時だと思っている!もうとっくに8の鐘がなったぞ!」
あ、『8の鐘』とは、日本で言う8時のことである。
この世界でも一日は24時間と考えられており、1時間ごとに鐘がなる。これは田舎にはないが、王都や協会などがある街には絶対に鐘が鳴るらしい。
‥‥ん?8の鐘?
「っ!やば!寝坊した!早く行かなきゃ!ってん?」
今日は朝から訓練があり、集合は6の鐘が鳴るまでに集合だ。
私は急いで起き上がろうとする。が、何かが腰回りに引っかかり立ち上がれなかった。
何かあると思い、横を見ると。そこにはレクターがいた。
「ぎゃあああ!なんでお前がここにいるんだよ!」
「ブフォ!」
私が居る部屋は、前回も言ったように四人部屋。四人のうち二人は到着が遅れているようでまだおらず、実質私とレクター二人で使っている部屋。ベットは二段ベットで、私は上になった。レクターは私の下だ。
私は二段ベットの上からレクターを蹴り落とした。下からドシンと音がしたが、どこか変なところを打ったような音は聞こえなかったので、良しとしておこう。
え?『いやいや。心配しろよ』って?大丈夫!この世界の住人は、身体能力は低いくせに体は丈夫だから、この位で怪我はしない!
「いって~‥‥なんだよレン!蹴り落とすことは無いだろ!?」
そう言いながら顔を下から覗かせるレクターには、傷一つ見当たらず、いつものイケメン顔だった。
ほらな?いつものムカつくほどのイケメン顔だよ。この野郎。
「フン!勝手に布団に入ってきてたお前が悪い!てか、なんで一緒に寝てるんだよ!」
「一人でごご飯に行くのが寂しかったか!」
畜生~。いい笑顔で言い切りやがって。そんな笑顔で言われると、つい「あ、そうだったの?ならいいや」と言ってしまいそうになるだろうが!このイケメン野郎!
「だったら俺を起こせばいい話だろ!?なんで一緒になって寝てるんだよ!」
「だって‥‥レンがあまりにも気持ちよさそうに寝てたから‥‥‥つい」
レクターは目元だけ見せるように高さを下げ、捨てられた子犬のような目で私を見てくる。
っ~!だからその目やめろっての!レクターみたいな清楚系イケメンがそんな顔をすると、罪悪感が出てくるんだよ!
「‥‥仲がいいのはいい事だが、そろそろいいか?お前達」
「「あ、サレス団長。いつからそこに?」」
「最初からだ!」
私とレクターのハモリに素早くツッコミを入れてくるサレス。
どうやら私達はサレスのことを忘れて喧嘩をしていたらしい。
「レムン!お前は朝飯を食べた後昨日できなかった絆作りだ!いつまでも寝てないでさっさと着替えて食堂に来い!レクター!お前もだ!」[バタン!]
「「‥‥‥行っちゃった」」
サレスが去ってしまい、部屋には寝巻きの私とレクターだけになった。
「‥‥サレス団長なんか機嫌悪くなかったか?」
少しの間どちらも動かなかったが、先に動いたのはレクターだった。
確かに。サレスは昨日最後に会った時よりも格段に不機嫌だった。何かあったのかな?
「レクター。昨日あの後何かあった?」
「ん~‥‥特に何もなかったな。しいていえば、食堂でご飯を食べてる時に、サレス団長が何回かため息ついてたぐらいか?」
レクターの詳しい話によると、サレスは昨日の夕食時、部下になにか聞かれたりすれば普段通りに答えていたが、ふとした瞬間にボーッとして、次はため息を繰り返していたらしい。
いや、絶対に何かあっただろ。それ。
「まぁ、俺達が口出すことじゃないか‥‥さ!レクター。部屋の外に出てくれ」
「あ~。はいはい。分かったから押すな押すな」
私はレクターの背中を押して部屋の外に追いやった。
いくら私の体が退化しているからって、中身は高校生の女子だ。中学時代なら、まだそれほど男女意識がなかったから直ぐに着替えられたかもしれないが、高校生ともなるとそうもいかない。
ん?ならなんでこんな男しかいない場所に入ったのかって?‥‥‥はい。正直に言いましょう。
私は普通の人より、性別学上の男女の意識が乏しい。
家では普通に下着で風呂から上がってくるし、教室で体操服に着替えたりもする。普段着は全てズボンだし、スカートなんて制服以外持っていない。持ってる漫画は少女漫画より少年漫画の方が多い。
まぁ、はっきり言って男性脳に近いってことだ。
「さて。さっさと着替えますか」
部屋の鍵をかけ、誰もいなくなった部屋で私は素早く着替えを済ました。
「[ガチャ]お待たせレクター。さ、行こっか」
「ん?了解!」
既に着替えを済まして私の横で寝ていたレクターと共に、私は食堂へと向かった。
ガヤガヤ ガヤガヤ
食堂は8の鐘が過ぎたというのに、騎士でごった返していた。
食堂は長く太い木を半分に切って整えたような机が十数個並び、一つのテーブルに椅子が18個ぐらいついている。
料理は奥にあるカウンターに行き、受け付けの人に注文すると番号札が貰えるので、それを受け取り番号が呼ばれるまで待つ。食べ終わった食器はそのままにしておくと、ここで働いている女性のスタッフにより片付けられる。そういう仕組みだ。
「レン。場所取りしておいてくれ」
「了解~」
ただ今カウンターでは、ゴチムチマッチョでごった返しているから、力の強い私が言った方がいいのだろうが、この前私が行ったら、身長が足りなくてマッチョ達に隠れてしまい全然前に進めなかった。
そういう経緯から、身長も高く私が鍛えたので普通よりも力があり。なおかつ本気を出せば大きな声が出せるレクターが料理を取りに行くことになった。
「お、いいところ発見~」
私は窓側の席が空いているのを見つけた。
そこは日当たりがよく風通しも良いのに人があまりいなかった。席もテーブル一つ分全てが空いている。
私がなんの迷いもなしにそこに座ると、何故か周りからチラチラと見られ始めるし、コソコソと話している様子も見え始めた。
何?もしかして今日の試合のことかな。その事ならそっとしておいて欲しいんだけどな~。
「おい」
「はい」
声をかけられたのでそちらを向くと、そこには料理を乗せたトレーを持ったスラッとしたこれまたイケメンが立っていた。
‥‥‥この世界ってこうもイケメンが多いものなの?
「何か御用ですか?」
「‥‥‥俺が怖くないのか?」
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* R15は保険ですが、戦闘というか流血表現がありますのでご注意下さい
(主人公による戦闘はありません。ほのぼの日常です) *
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どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
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