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小等部
私達の前世の関係が‥‥‥え?
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「ここならいいですね。安心して話が出来ます」
あの後、パーティー会場での、以上の話はやめようと提案して、場所を移動するとこにした。
さすが金持ちのパーティーと言えばいいのか、「休む部屋が欲しい」と言った家に、必要なら2・3部屋の割合で、スイートルームが割り振られている。
今は、私の家に割り振られた、スイートルームにいる。防音機能も万能だし、明桜さんには、さっき部屋で休むと言ってきた。
「‥‥‥」
「ねぇ、乃々華。なんでそんなに離れてるの?なんで蘭夜ちゃんは乃々華にくっついてるの?」
「私が知るわけないでしょ?こっちは、会場出てからされるがままにここに座ってるんだから」
そう。私は、会場から出て、2人の元へ向かうと、すぐに乃々華の後ろに隠れて、スイートルームまで向かった。
だってさ~?あの『王子スマイル』が、予想以上に私にダメージなんだもん。できるだけ距離が取りたくてしょうがないんだよ。
今は、菊弥は、テレビの前のソファーに座っており、私と乃々華は、隣の和室の部屋に座っている。
最低限のマナーとして、お茶とお菓子は出したよ?
「‥‥‥」
「あの~‥‥蘭夜ちゃん?乃々華の後からで出来てから、一緒にお話しましょ?(ニコッ)」
「ヒッ!そのスマイルやめて!」
ヤバい!距離をとっても、菊弥のカリスマオーラで『王子スマイル』がはっきり見えてしまう!
「‥‥そこまで嫌がられると、さすがに傷つくぞ?俺‥‥‥はぁー」
ん?今口調変わらなかった?口調変わった方が、親しみやすそうだったけど‥‥
「‥‥ん?どうしました?(ニコッ)」
「ピャ!」
ヤバい。口調のことでボーと菊弥を見てたら、油断していて、急に『王子スマイル』が出たから、変な声でちゃったよ‥‥はず。
「‥‥あぁー‥‥何この可愛い生き物」
「僕に聞かないでください」
「‥‥だよね。よし。大丈夫だよ?何かあったら、私が守ってあげるから、ね?ほら、抱っこしてあげるから前、おいで?」
乃々華は、そう言って、私に手を差し伸べてきた。
なんだろう。懐かしい‥‥
私は、なんか懐かしいような感じがしてその手を取ってしまう。
「‥‥よし!話し合いを始めよう!」
私が乃々華の膝の上に来て、お菓子などをつまみ、落ち着いた頃を見計らって、乃々華がそう言い放った。
「‥‥‥」
「そう睨むなよな?菊弥。こうなった原因は、お前自身だからな?」
「‥‥‥‥わかっますよ‥‥でも、羨ましいんだよ(ボソッ)」
ん?最後の方が聞こえなくて、気になるが、なんか聞かなくてよかった気もする‥‥不思議だ。
「さっそく本題に入るが、まずは、今の私たちの関係から話すか?」
「あ、それより、あなた達も転生者なのかかま気になります」
ずっと気になっていた、『転生者』という単語。信じられなくて、スルーしていたが、どうしても気になってしまう。今確認するタイミングだろうと思い、質問してみる。
「あ、そこから?OK説明しよう!‥‥菊弥が!」
「なっ!なんでそこで俺なんだよ!!アンタはいつもそうだ!面倒ごとは俺に擦り付けて、自分はいつも逃げる!!いい加減にその癖直せよな!」
「えぇ~!?嫌だよ~!てか、そう言いつつも、最後には私が言ったことちゃんとするのが、お前だろ?いつもありがとう♪」
「つ~~!!」
ねぇみんな。今菊弥は、一人称を『俺』って言ったよね?言ったよね!?え?さっきまで『僕』って言ってなかった?言ってなかった!?それと、今私の前で繰り広げられている喧嘩は何?てか、私の質問は?
私が混乱しているあいだに、2人は言い争いをやめていた。
そして、菊弥は、ソファーに倒れるように座り込んだ。
「‥‥はぁー、 転生しても、アンタにはかなう気がしないぞ?」
「当たり前だろ?お前が俺に勝とうなんざ、無限年早いわ!わははははは!」
そう言って、腕を組んで胸を張る乃々華。口調もなんか変わっいるような‥‥‥なにこれ。
「はぁー‥‥‥で、『僕達が転生者か?』っていう質問だったよね?」
あ、口調が戻った。さっきの争いで疲れているのか、笑顔がない。私にとっては、『王子スマイル』がないから、うれしい限りだけどね。
「そうだよ。僕達は、蘭夜ちゃんと同じで転生者だよ。これは、証拠もないから、信じてもらうしかないけどね。あ、でも前世の記憶を言い合えば、わかるか」
そう言ってくる菊弥は、真剣そのものだった。これは、信じても大丈夫だろう。
それに、同じ転生者がいた方が私も秘密を共有できて、精神的に楽になるしね。
「で!前世の私達の関係だけどーー」
「ーーあともう一つあります。あなた達は、ここが乙女ゲームの世界と知っているんですか?」
「うん。知っているよ?ま、僕達は、前世でそのゲームをプレーは、していなくてね?かろうじて覚えている情報を共有している感じかな?」
なるほど。つまり、私しかこの世界の元の乙女ゲームをプレーしたことがないということか。
「ねぇ?もうそろそろ私達の前世の関係ーー」
「もう1つ、気になったことがあります。私達の他に転生者がいる可能性は、ありますか?」
私達の他に転生者がいるとすれば、そいつが私の邪魔をしてくる可能性が出てくる。そうなることになれば、その前に、排除しなければならない。
「ない‥‥と言えば嘘になるのかな?そればかりは、断言は出来ないんだよ。でも、その可能性は限りなく低いよ。これは、断言出来る」
「ねぇねぇ~。そろそろ前世の関係をーー」
「ーーなぜ低いと断言出来るんですか?いないとは、断言ができないのに」
なぜいないとは、断言できないのに確率が低いとは断言出来るのか。不思議でたまらない。
何か、転生する条件があって、それに当てはまる人物は、数が少ないから断言出来るの?わからないことが多すぎる。
「ねぇねぇ~。それは、後にして、私達の関係ーー」
「ーーそれは、転生する時の状態に条件がつくからなんだ。これは、間違いない。なんなら僕が保証する」
よし、間違っていたら、菊弥に責任を取ってもらおう。
さて、そろそろ‥‥
「‥‥乃々華さん?なんで私を抱きしめて俯いているんですか?」
私の『なぜ低いと断言出来るのか』という質問の時に、私を抱きしめて俯き始めた。
なぜか、うめき声も聞こえてくる。
「うぅー。もう二人共、私の話に気づかないで話すんだもん。乃々華ちゃん拗ねるよ」
「ん?『気づかない』というのは、「前世の私達の関係を説明しようとしていた奴かい?」(ですか?」
菊弥と言葉が被ったのが、嫌だったので、ひと睨みしてから乃々華に視点を戻した。
「え!?2人とも気づいていた上で‥‥私の言葉を‥‥‥」
「ん?邪魔してたよ?」
「まー‥‥そうですね。邪魔してました」
「な!そんな!!」
今度は言葉は被らなかったが、考えが一緒だった。
‥‥嫌だな。考え方変えようかな。
私達の言葉を聞いて、何やら震えている乃々華。
やばい。やり過ぎたかな?これは、謝ったほうがいいか。
「あのー‥‥乃々華さーー」
「ーーもう知らない!せっかく蘭夜の前世の凛子と私達の前世は、血の繋がった家族だって教えたかったのに!!‥‥あ」
「「「‥‥‥‥」」」
なんと言えばいいだろう。漫画なら、"しーん"という言葉が似合う状態だった。
あの後、パーティー会場での、以上の話はやめようと提案して、場所を移動するとこにした。
さすが金持ちのパーティーと言えばいいのか、「休む部屋が欲しい」と言った家に、必要なら2・3部屋の割合で、スイートルームが割り振られている。
今は、私の家に割り振られた、スイートルームにいる。防音機能も万能だし、明桜さんには、さっき部屋で休むと言ってきた。
「‥‥‥」
「ねぇ、乃々華。なんでそんなに離れてるの?なんで蘭夜ちゃんは乃々華にくっついてるの?」
「私が知るわけないでしょ?こっちは、会場出てからされるがままにここに座ってるんだから」
そう。私は、会場から出て、2人の元へ向かうと、すぐに乃々華の後ろに隠れて、スイートルームまで向かった。
だってさ~?あの『王子スマイル』が、予想以上に私にダメージなんだもん。できるだけ距離が取りたくてしょうがないんだよ。
今は、菊弥は、テレビの前のソファーに座っており、私と乃々華は、隣の和室の部屋に座っている。
最低限のマナーとして、お茶とお菓子は出したよ?
「‥‥‥」
「あの~‥‥蘭夜ちゃん?乃々華の後からで出来てから、一緒にお話しましょ?(ニコッ)」
「ヒッ!そのスマイルやめて!」
ヤバい!距離をとっても、菊弥のカリスマオーラで『王子スマイル』がはっきり見えてしまう!
「‥‥そこまで嫌がられると、さすがに傷つくぞ?俺‥‥‥はぁー」
ん?今口調変わらなかった?口調変わった方が、親しみやすそうだったけど‥‥
「‥‥ん?どうしました?(ニコッ)」
「ピャ!」
ヤバい。口調のことでボーと菊弥を見てたら、油断していて、急に『王子スマイル』が出たから、変な声でちゃったよ‥‥はず。
「‥‥あぁー‥‥何この可愛い生き物」
「僕に聞かないでください」
「‥‥だよね。よし。大丈夫だよ?何かあったら、私が守ってあげるから、ね?ほら、抱っこしてあげるから前、おいで?」
乃々華は、そう言って、私に手を差し伸べてきた。
なんだろう。懐かしい‥‥
私は、なんか懐かしいような感じがしてその手を取ってしまう。
「‥‥よし!話し合いを始めよう!」
私が乃々華の膝の上に来て、お菓子などをつまみ、落ち着いた頃を見計らって、乃々華がそう言い放った。
「‥‥‥」
「そう睨むなよな?菊弥。こうなった原因は、お前自身だからな?」
「‥‥‥‥わかっますよ‥‥でも、羨ましいんだよ(ボソッ)」
ん?最後の方が聞こえなくて、気になるが、なんか聞かなくてよかった気もする‥‥不思議だ。
「さっそく本題に入るが、まずは、今の私たちの関係から話すか?」
「あ、それより、あなた達も転生者なのかかま気になります」
ずっと気になっていた、『転生者』という単語。信じられなくて、スルーしていたが、どうしても気になってしまう。今確認するタイミングだろうと思い、質問してみる。
「あ、そこから?OK説明しよう!‥‥菊弥が!」
「なっ!なんでそこで俺なんだよ!!アンタはいつもそうだ!面倒ごとは俺に擦り付けて、自分はいつも逃げる!!いい加減にその癖直せよな!」
「えぇ~!?嫌だよ~!てか、そう言いつつも、最後には私が言ったことちゃんとするのが、お前だろ?いつもありがとう♪」
「つ~~!!」
ねぇみんな。今菊弥は、一人称を『俺』って言ったよね?言ったよね!?え?さっきまで『僕』って言ってなかった?言ってなかった!?それと、今私の前で繰り広げられている喧嘩は何?てか、私の質問は?
私が混乱しているあいだに、2人は言い争いをやめていた。
そして、菊弥は、ソファーに倒れるように座り込んだ。
「‥‥はぁー、 転生しても、アンタにはかなう気がしないぞ?」
「当たり前だろ?お前が俺に勝とうなんざ、無限年早いわ!わははははは!」
そう言って、腕を組んで胸を張る乃々華。口調もなんか変わっいるような‥‥‥なにこれ。
「はぁー‥‥‥で、『僕達が転生者か?』っていう質問だったよね?」
あ、口調が戻った。さっきの争いで疲れているのか、笑顔がない。私にとっては、『王子スマイル』がないから、うれしい限りだけどね。
「そうだよ。僕達は、蘭夜ちゃんと同じで転生者だよ。これは、証拠もないから、信じてもらうしかないけどね。あ、でも前世の記憶を言い合えば、わかるか」
そう言ってくる菊弥は、真剣そのものだった。これは、信じても大丈夫だろう。
それに、同じ転生者がいた方が私も秘密を共有できて、精神的に楽になるしね。
「で!前世の私達の関係だけどーー」
「ーーあともう一つあります。あなた達は、ここが乙女ゲームの世界と知っているんですか?」
「うん。知っているよ?ま、僕達は、前世でそのゲームをプレーは、していなくてね?かろうじて覚えている情報を共有している感じかな?」
なるほど。つまり、私しかこの世界の元の乙女ゲームをプレーしたことがないということか。
「ねぇ?もうそろそろ私達の前世の関係ーー」
「もう1つ、気になったことがあります。私達の他に転生者がいる可能性は、ありますか?」
私達の他に転生者がいるとすれば、そいつが私の邪魔をしてくる可能性が出てくる。そうなることになれば、その前に、排除しなければならない。
「ない‥‥と言えば嘘になるのかな?そればかりは、断言は出来ないんだよ。でも、その可能性は限りなく低いよ。これは、断言出来る」
「ねぇねぇ~。そろそろ前世の関係をーー」
「ーーなぜ低いと断言出来るんですか?いないとは、断言ができないのに」
なぜいないとは、断言できないのに確率が低いとは断言出来るのか。不思議でたまらない。
何か、転生する条件があって、それに当てはまる人物は、数が少ないから断言出来るの?わからないことが多すぎる。
「ねぇねぇ~。それは、後にして、私達の関係ーー」
「ーーそれは、転生する時の状態に条件がつくからなんだ。これは、間違いない。なんなら僕が保証する」
よし、間違っていたら、菊弥に責任を取ってもらおう。
さて、そろそろ‥‥
「‥‥乃々華さん?なんで私を抱きしめて俯いているんですか?」
私の『なぜ低いと断言出来るのか』という質問の時に、私を抱きしめて俯き始めた。
なぜか、うめき声も聞こえてくる。
「うぅー。もう二人共、私の話に気づかないで話すんだもん。乃々華ちゃん拗ねるよ」
「ん?『気づかない』というのは、「前世の私達の関係を説明しようとしていた奴かい?」(ですか?」
菊弥と言葉が被ったのが、嫌だったので、ひと睨みしてから乃々華に視点を戻した。
「え!?2人とも気づいていた上で‥‥私の言葉を‥‥‥」
「ん?邪魔してたよ?」
「まー‥‥そうですね。邪魔してました」
「な!そんな!!」
今度は言葉は被らなかったが、考えが一緒だった。
‥‥嫌だな。考え方変えようかな。
私達の言葉を聞いて、何やら震えている乃々華。
やばい。やり過ぎたかな?これは、謝ったほうがいいか。
「あのー‥‥乃々華さーー」
「ーーもう知らない!せっかく蘭夜の前世の凛子と私達の前世は、血の繋がった家族だって教えたかったのに!!‥‥あ」
「「「‥‥‥‥」」」
なんと言えばいいだろう。漫画なら、"しーん"という言葉が似合う状態だった。
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