100 / 161
第3章 アーサー王伝説編
100話 それぞれの想い
しおりを挟む
「後は……モードレッドが反乱してアーサー王を倒すのか」
グリムは相変わらず否定的な感情を抱いたままだった。
今の彼女がモードレッドに勝てるのか……
勝てたとしても彼女はこの世界と共に消えていなくなってしまう……
グリムが一人頭の中で葛藤している、その時だった。
「……マーリン、お前ならどこかで見ているんだろう」
ランスロットは魔術師の名を叫んだ。しばらくするとグリムとランスロットの前に1羽の蝶々がひらひらと現れた。
「ここには俺たち以外誰もいない。その蝶の姿だと会話できる相手も限られるんだろ。魔法で元の姿にでもなったらどうだ」
「……そうだね」
蝶々は少年の姿に変わりながらランスロットの言葉に相槌を打つ。玉座の間でも見た淡い青色の髪の少年がその場に現れた。
「世界を見渡せるお前の事だ。どうせアーサー王の正体にもとっくに気が付いていたんだろ?」
「君ほど早く確信には至らなかったけどね」
マーリンは頭を軽く掻きながらそう言った。
「でもいいのかい?これでこの世界の人間同士で王様が死んだことを認識しあってしまった」
「いくら互いに隠し合ったとしても、崩壊はもう食い止めることは出来ないだろ?」
「それでも進行を遅らせることは出来たかもしれない」
二人の会話を聞いていたグリムだがマーリンの言うことはもっともだった。この世界において重要な役割を持っていた二人がアーサー王の死を共有しあうのは世界が崩壊する速度に影響を与えないとは言い切れない。
「それでも、今から願いすることはお前にしか頼めないからな」
「……ボクに?」
マーリンはきょとんとした顔になる、ランスロットはグリムと倒れているサンドリオンを一瞬だけ見つめるとゆっくりと理由を語り始めた。
物語は最終局面に向けて動き出そうとしていた。
◇
「魔法でランスロットをアーサー王に変える?」
驚きの声を上げたのはマーリンだった。グリムもランスロットの提案を聞いた瞬間言葉を失ってしまう。
「それは確かに可能だけど……いったいどうしてさ?」
「決まっている、俺がアーサー王の変わりにカムランの丘でモードレッドを倒すからだ」
「……な」
ランスロットの提案にマーリンは口を開けて固まってしまう。
「……そんな事出来るわけないだろ!」
正気を取り戻したマーリンがランスロットを責め立てた。
「どうしてそう言い切れる?」
「お前は「ランスロット」というこの世界で重要な役割を持った人間だ。そんな人間が主役を並行して演じられるわけがない」
「ふつうに考えたらそうだな、だが……」
ランスロットは自身の胸の中から1枚の「頁」を取り出すとそこに描かれた騎士ランスロットについての役割について読み上げた。
「この世界のアーサー王伝説という物語の中で、俺に明確に与えられた役割はこの場でアーサー王と和解をするまでだ。後の事は何も載っていない、つまり……」
「……物語の終わりまでアーサー王を演じても物語に支障はない」
グリムの回答にランスロットはその通りだと告げる。それはグリムがシンデレラの世界や赤ずきんの世界で行った作戦と同じ方法だった。
「「白紙の頁」を持った彼女がアーサー王をここまで演じて見せたんだ……俺にできない道理はないだろう?」
「そ……それは」
マーリンは言葉に詰まった。
確かに今の今まで彼女はアーサー王としてここまで世界を進行させた。しかしそれは役割を持たない外の世界からやってきた彼女が行ったからかもしれない。
実際にその世界の住人でいて更に重要な役割を持っていたランスロットにできる保証はどこにもない。しかし……
「確かにそれは不可能ではない」
グリムは口を開く。グリムは実際に生まれ育った最初の世界で重要な役割を与えられた人物が別の主要な役割を演じた姿を目撃している。
なんの偶然か、白雪姫の世界と今のこのアーサー王伝説の物語の現状はあまりにも酷似していた。
「でも、それなら君じゃなくて、それこそ彼女やグリムが演じればいいじゃないか」
マーリンがランスロットに言葉を返す。確かにその通りではあった。
「それはだめだ」
ランスロットがはっきりと否定する。
「理由はいくつかある。一つ目は彼女では実力が圧倒的に不足しているという点だ。今のモードレッドは本物のアーサー王に肩を並べるほど力をつけている。俺に手も足も出なかった彼女では絶対にあいつには勝てない」
グリムとマーリン、サンドリオンはそれをどうにかしようと玉座の間に集まって考えていただからだ彼の話す内容はもっともだった。
「そ、それならグリムはどうだい、アーサー王の力を得たグリムなら出来るだろ」
「アーサー王の力を得た?」
マーリンの言葉にランスロットは食いついた。マーリンは一瞬しまったといった表情をするが、グリムが無言で首を縦に振ったのを確認して仕方がないようにグリムの持つ能力について彼に説明をした。
「そうか……グリムは「白紙の頁」の所有者でもなかったんだな」
話を聞き終えると意外にもあっさりとした感想を漏らした。先ほどの激昂した態度からもっと詰め寄られかねないと思っていたが、今は本物のアーサー王との約束が最優先にしているのかもしれない。
「二つ目の理由だが、今のグリムには実力があっても覚悟がない」
「覚悟だって?」
マーリンが聞き返す。グリムを見た後、倒れているサンドリオンの方を向きながらランスロットは口を開いた。
「彼女ならアーサー王の遺志を継いでこの世界の終幕まで付き合うだろう。しかしグリムは違う。彼はこの世界と共にその生を終えるつもりはない」
そうだろう?とランスロットはグリムに視線を送る。
グリムはゆっくりと首を縦に振って肯定した。
「覚悟があっても実力が伴わない女と、実力があっても覚悟の無い男……そしてこの場にはもう一人、その両方を持った男がいるだろう?」
わざとらしくランスロットはアピールする。マーリンはそれを聞いて目をつむるとはっきりと聞こえるほどに大きく深いため息を漏らした。
「それでランスロットはグリムではなく、ボクに頼ろうとしたわけだ」
その通りだとランスロットは笑う。そしてグリムの方に体を向きなおすと視線を合わせた。
「グリム、お前は彼女を連れて一刻も早くこの世界から離れろ」
「この世界から?」
「グリムがいなくなったら君のかけた魔法だと解けちゃうからね」
それでボクにお願いしたというわけさ、とマーリンは説明する。
「彼女を連れて行っていいのか?」
グリムの問いにランスロットは首をかしげるが、すぐに何かを理解したのか大笑いをした。
「お前にとって彼女は大切な存在かもしれないんだろ?それなら責任をもってこの世界から連れ出して見せろ」
他人の色恋沙汰にはあまり口を出すつもりはないけどよ、とランスロットはからかってくる。
「……他人の妻には手を出す癖に」
マーリンのつっこみに「うるせーよ」とランスロットは言葉を返した。
「それじゃ、僕からは約束通りこれを返すよ」
マーリンはそう言うとグリムの目の前に赤色の宝石を出現させた。
「これは……?」
「君が持っていたガラスの靴の形を魔法で変えてみたんだ。これなら君が所持している「頁」のようにその髪留めに当てはめられるよ」
マーリンの言う通り髪留めの開いていた箇所に赤色の宝石はぴったりと当てはまった。
「ただし、一度でも元のガラスの靴に戻したら二度とその形には戻らないからね」
「ありがとう、助かる」
ガラスの靴の片割れを持ち続けるのは苦労していたのでマーリンの工夫は素直にありがたかった。
「本当は君がアーサー王として役割を果たすまで返すつもりはなかったんだけどなぁ」
マーリンはボソリととんでもない事を言う。
「お前は相変わらず人の心が無さすぎる」
「王妃を寝取った人間にはそんなこと言われたくないなー」
ランスロットとマーリンがぎゃーぎゃーと口論する。仲が良いのか悪いのか分からないように見えたが、あれだけ互いに言いたいことを言い合えるのは良いほうだとグリムは結論付けた。
「近くの厩舎に馬と馬車を用意してある、グリムは騎乗の経験あるか?」
「大丈夫だ」
白雪姫の世界で王子様の役割をこなすために練習していた過去がある為、最低限は可能だった。
「それじゃ、ここでお別れかな」
マーリンが両手を叩きながら締めようとする。
「そうだ、グリム、もし彼女が起きたらこれを渡してくれ」
「ん?」
マーリンは魔法で目の前に1つの封筒を出現させる。
「アーサー王が彼女に綴った手紙だ」
「……わかった、必ず渡すよ」
最後にランスロットから別れの言葉と手紙を受け取るとグリムは馬車を使ってこの世界にある境界線を目指し始めた。
グリムは相変わらず否定的な感情を抱いたままだった。
今の彼女がモードレッドに勝てるのか……
勝てたとしても彼女はこの世界と共に消えていなくなってしまう……
グリムが一人頭の中で葛藤している、その時だった。
「……マーリン、お前ならどこかで見ているんだろう」
ランスロットは魔術師の名を叫んだ。しばらくするとグリムとランスロットの前に1羽の蝶々がひらひらと現れた。
「ここには俺たち以外誰もいない。その蝶の姿だと会話できる相手も限られるんだろ。魔法で元の姿にでもなったらどうだ」
「……そうだね」
蝶々は少年の姿に変わりながらランスロットの言葉に相槌を打つ。玉座の間でも見た淡い青色の髪の少年がその場に現れた。
「世界を見渡せるお前の事だ。どうせアーサー王の正体にもとっくに気が付いていたんだろ?」
「君ほど早く確信には至らなかったけどね」
マーリンは頭を軽く掻きながらそう言った。
「でもいいのかい?これでこの世界の人間同士で王様が死んだことを認識しあってしまった」
「いくら互いに隠し合ったとしても、崩壊はもう食い止めることは出来ないだろ?」
「それでも進行を遅らせることは出来たかもしれない」
二人の会話を聞いていたグリムだがマーリンの言うことはもっともだった。この世界において重要な役割を持っていた二人がアーサー王の死を共有しあうのは世界が崩壊する速度に影響を与えないとは言い切れない。
「それでも、今から願いすることはお前にしか頼めないからな」
「……ボクに?」
マーリンはきょとんとした顔になる、ランスロットはグリムと倒れているサンドリオンを一瞬だけ見つめるとゆっくりと理由を語り始めた。
物語は最終局面に向けて動き出そうとしていた。
◇
「魔法でランスロットをアーサー王に変える?」
驚きの声を上げたのはマーリンだった。グリムもランスロットの提案を聞いた瞬間言葉を失ってしまう。
「それは確かに可能だけど……いったいどうしてさ?」
「決まっている、俺がアーサー王の変わりにカムランの丘でモードレッドを倒すからだ」
「……な」
ランスロットの提案にマーリンは口を開けて固まってしまう。
「……そんな事出来るわけないだろ!」
正気を取り戻したマーリンがランスロットを責め立てた。
「どうしてそう言い切れる?」
「お前は「ランスロット」というこの世界で重要な役割を持った人間だ。そんな人間が主役を並行して演じられるわけがない」
「ふつうに考えたらそうだな、だが……」
ランスロットは自身の胸の中から1枚の「頁」を取り出すとそこに描かれた騎士ランスロットについての役割について読み上げた。
「この世界のアーサー王伝説という物語の中で、俺に明確に与えられた役割はこの場でアーサー王と和解をするまでだ。後の事は何も載っていない、つまり……」
「……物語の終わりまでアーサー王を演じても物語に支障はない」
グリムの回答にランスロットはその通りだと告げる。それはグリムがシンデレラの世界や赤ずきんの世界で行った作戦と同じ方法だった。
「「白紙の頁」を持った彼女がアーサー王をここまで演じて見せたんだ……俺にできない道理はないだろう?」
「そ……それは」
マーリンは言葉に詰まった。
確かに今の今まで彼女はアーサー王としてここまで世界を進行させた。しかしそれは役割を持たない外の世界からやってきた彼女が行ったからかもしれない。
実際にその世界の住人でいて更に重要な役割を持っていたランスロットにできる保証はどこにもない。しかし……
「確かにそれは不可能ではない」
グリムは口を開く。グリムは実際に生まれ育った最初の世界で重要な役割を与えられた人物が別の主要な役割を演じた姿を目撃している。
なんの偶然か、白雪姫の世界と今のこのアーサー王伝説の物語の現状はあまりにも酷似していた。
「でも、それなら君じゃなくて、それこそ彼女やグリムが演じればいいじゃないか」
マーリンがランスロットに言葉を返す。確かにその通りではあった。
「それはだめだ」
ランスロットがはっきりと否定する。
「理由はいくつかある。一つ目は彼女では実力が圧倒的に不足しているという点だ。今のモードレッドは本物のアーサー王に肩を並べるほど力をつけている。俺に手も足も出なかった彼女では絶対にあいつには勝てない」
グリムとマーリン、サンドリオンはそれをどうにかしようと玉座の間に集まって考えていただからだ彼の話す内容はもっともだった。
「そ、それならグリムはどうだい、アーサー王の力を得たグリムなら出来るだろ」
「アーサー王の力を得た?」
マーリンの言葉にランスロットは食いついた。マーリンは一瞬しまったといった表情をするが、グリムが無言で首を縦に振ったのを確認して仕方がないようにグリムの持つ能力について彼に説明をした。
「そうか……グリムは「白紙の頁」の所有者でもなかったんだな」
話を聞き終えると意外にもあっさりとした感想を漏らした。先ほどの激昂した態度からもっと詰め寄られかねないと思っていたが、今は本物のアーサー王との約束が最優先にしているのかもしれない。
「二つ目の理由だが、今のグリムには実力があっても覚悟がない」
「覚悟だって?」
マーリンが聞き返す。グリムを見た後、倒れているサンドリオンの方を向きながらランスロットは口を開いた。
「彼女ならアーサー王の遺志を継いでこの世界の終幕まで付き合うだろう。しかしグリムは違う。彼はこの世界と共にその生を終えるつもりはない」
そうだろう?とランスロットはグリムに視線を送る。
グリムはゆっくりと首を縦に振って肯定した。
「覚悟があっても実力が伴わない女と、実力があっても覚悟の無い男……そしてこの場にはもう一人、その両方を持った男がいるだろう?」
わざとらしくランスロットはアピールする。マーリンはそれを聞いて目をつむるとはっきりと聞こえるほどに大きく深いため息を漏らした。
「それでランスロットはグリムではなく、ボクに頼ろうとしたわけだ」
その通りだとランスロットは笑う。そしてグリムの方に体を向きなおすと視線を合わせた。
「グリム、お前は彼女を連れて一刻も早くこの世界から離れろ」
「この世界から?」
「グリムがいなくなったら君のかけた魔法だと解けちゃうからね」
それでボクにお願いしたというわけさ、とマーリンは説明する。
「彼女を連れて行っていいのか?」
グリムの問いにランスロットは首をかしげるが、すぐに何かを理解したのか大笑いをした。
「お前にとって彼女は大切な存在かもしれないんだろ?それなら責任をもってこの世界から連れ出して見せろ」
他人の色恋沙汰にはあまり口を出すつもりはないけどよ、とランスロットはからかってくる。
「……他人の妻には手を出す癖に」
マーリンのつっこみに「うるせーよ」とランスロットは言葉を返した。
「それじゃ、僕からは約束通りこれを返すよ」
マーリンはそう言うとグリムの目の前に赤色の宝石を出現させた。
「これは……?」
「君が持っていたガラスの靴の形を魔法で変えてみたんだ。これなら君が所持している「頁」のようにその髪留めに当てはめられるよ」
マーリンの言う通り髪留めの開いていた箇所に赤色の宝石はぴったりと当てはまった。
「ただし、一度でも元のガラスの靴に戻したら二度とその形には戻らないからね」
「ありがとう、助かる」
ガラスの靴の片割れを持ち続けるのは苦労していたのでマーリンの工夫は素直にありがたかった。
「本当は君がアーサー王として役割を果たすまで返すつもりはなかったんだけどなぁ」
マーリンはボソリととんでもない事を言う。
「お前は相変わらず人の心が無さすぎる」
「王妃を寝取った人間にはそんなこと言われたくないなー」
ランスロットとマーリンがぎゃーぎゃーと口論する。仲が良いのか悪いのか分からないように見えたが、あれだけ互いに言いたいことを言い合えるのは良いほうだとグリムは結論付けた。
「近くの厩舎に馬と馬車を用意してある、グリムは騎乗の経験あるか?」
「大丈夫だ」
白雪姫の世界で王子様の役割をこなすために練習していた過去がある為、最低限は可能だった。
「それじゃ、ここでお別れかな」
マーリンが両手を叩きながら締めようとする。
「そうだ、グリム、もし彼女が起きたらこれを渡してくれ」
「ん?」
マーリンは魔法で目の前に1つの封筒を出現させる。
「アーサー王が彼女に綴った手紙だ」
「……わかった、必ず渡すよ」
最後にランスロットから別れの言葉と手紙を受け取るとグリムは馬車を使ってこの世界にある境界線を目指し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
隣国が戦を仕掛けてきたので返り討ちにし、人質として三国の王女を貰い受けました
しろねこ。
恋愛
三国から攻め入られ、四面楚歌の絶体絶命の危機だったけど、何とか戦を終わらせられました。
つきましては和平の為の政略結婚に移ります。
冷酷と呼ばれる第一王子。
脳筋マッチョの第二王子。
要領良しな腹黒第三王子。
選ぶのは三人の難ありな王子様方。
宝石と貴金属が有名なパルス国。
騎士と聖女がいるシェスタ国。
緑が多く農業盛んなセラフィム国。
それぞれの国から王女を貰い受けたいと思います。
戦を仕掛けた事を後悔してもらいましょう。
ご都合主義、ハピエン、両片想い大好きな作者による作品です。
現在10万字以上となっています、私の作品で一番長いです。
基本甘々です。
同名キャラにて、様々な作品を書いています。
作品によりキャラの性格、立場が違いますので、それぞれの差分をお楽しみ下さい。
全員ではないですが、イメージイラストあります。
皆様の心に残るような、そして自分の好みを詰め込んだ甘々な作品を書いていきますので、よろしくお願い致します(*´ω`*)
カクヨムさんでも投稿中で、そちらでコンテスト参加している作品となりますm(_ _)m
小説家になろうさん、ネオページさんでも掲載中。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる